遂に1セット売れました!Scan-Speak Ellipticor 84mm ミッドドーム『D8404/552000』
JUGEMテーマ:オーディオDIY
おそらく、当ショップでは永久に売れないだろうと思っていた『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』84mm ミッドドームが遂に売れました!
圧倒的な存在感が凄いです、隣りに並べた『5F/8422T01 』5cmフルレンジが、本当に小さく見えますね!
1Euro=160円時代の『Scan-Speak』は本当の「High-End」スピーカーユニットになってしまいましたね。これでは、日本の『自作スピーカー』愛好家の皆さんには手の出ない『高値の花』になってしまいそうで、当ショップも先行きが心配です。
しかも、既に来月からは値上げせざるを得ない状況ですから、なおさらですね。
そんな時代にあっても、既成メーカー以上のスピーカー・システムを作りたいと言う『High-End DIY User』様も必ずいるものですね。
下の画像は、そんな『High-End DIY User』のお一人であるNkさんの『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』を使用したシステムの画像を送っていただいたものです。
Nkさんはこのシステムを『楕円三兄弟』と呼んでいるようですが、たしかに凄い兄弟ですね。
長男のウーファーは『 Scan-Speak 18WE/4542T00』を、「長々胴太鼓」の胴部分を使ったエンクロージャーに取り付けているそうです。
側面からの画像が無いから良く分からないのですが、次男『D8404/552000』と三男『D3404/552000』も、それぞれ独立したチャンバーに入っているようで、それらを分厚い平面バッフルに取り付けているのだと思われます。
本当に凄いシステムだと思いますね。
右の画像は、『 Ellipticor D8404/552000』を購入する前に、使用されていた『Accuton』のセラミックミッドレンジだそうですが、ユニットも凄いのですが、そのチャンバーも物凄いものですね。
どういう造りかは分かりませんが、高そうなことは間違いなさそうです。
そして、現在は、このチャンバーに次男の『 Ellipticor D8404/552000』を入れて、使っているようで、時々、入れ替えて聴いているそうですが、何ともうらやましいシステムですね。
おそらく、三男の『D3404/552000』も、同じようなチャンバーに入っているものと思われます。
これだけでも凄いのですが、さらに凄いことは、このシステムには、『楕円三兄弟』の他に、その父親もいたのです。
それが下の画像ですが、何と、このシステムは、実は4Wayシステムだったのです。
このウーファーも凄いもので、『Accuton』のセラミック・ドーム ウーファーだそうです。
という訳で、上の画像が、Nkさんのオーディオルームの全貌ですが、何から何まで、Nkさんのこだわりが感じられるものばかりで、羨ましいばかりで、コメントのしようも有りません。
とりあえず、Nkさんから頂いた素晴らしいコメントが有りますので、ここに、ご紹介します。
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このバッフルにはAccutonのミッド C90-6-724 も搭載できるように設計していまして、D8404/
Scan-Speak Ellipticor D8404/
最後に、Nkさんはご自身でブログを運営しているそうなので、是非、訪問して、その素晴らしいオーディオシステムに触れてみてください。
タイトル: Scan-Speak Ellipticor 楕円三兄弟 ようこそわが家へ
何と、このNkさんのレビューコメントに対して、『Scan-Speak』の責任者である"Jann U. Evers"さんから、コメントを頂きましたので、ここに、ご紹介いたします。
『日本語訳 by きよし』
親愛なる常夫さん
前回のご連絡からかなり時間が経ちましたが、またご連絡をいただけて大変うれしく思います。
この素晴らしいレビューを私たちと共有していただき、誠にありがとうございます。このような素晴らしいコメントに私たちの心は温かくなりました。
「D8404/662000」を設計するに際して、私たちは、世界最高級の『究極』とも言うべきミッドレンジを創るという目標を掲げていました。それは、 リスナーがオーディオ システムを通じて録音された音を聞いて印象を得るようなものではなく、リスナーに、実際のライブコンサートを聴いているような体験を与えることの出来るものです。
そして、この方は、この『D8404/552000』ミッドレンジによって、私たちが期待していた通りの経験をしているようですが、私たちは、この実現をお手伝いできたことに感謝するとともに光栄に思います。
日本語でこの投稿に返信する方法がわからないので、上記のテキストを翻訳してアップロードするのを手伝っていただければ幸いです。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
このページを見たJannさんから、またまた、新しいコメント(広州オーディオショウへの招待メッセージ)のようなものですが、が送られてきましたので、以下、追加しました。
『日本語訳 by きよし』
これを見てとてもうれしいです
さらに11月 24 日〜 26 日に開催される中国広州オーディオ ショーへの参加に合意したこともお伝えしたいと思います。
そこでは、 Troels Gravesen (デンマークの有名なDIY スピーカービルダー:きよし注)が設計したEllipticor A50を展示およびデモします 。
これは、Ellipticor の素晴らしいデモ プラットフォームです。(D2404、D8404、21WEおよび38WE)。これらのスピーカーは、ドイツのミュンヘンのHigh-Endショウ、米国の Axpona、デンマークの SoundSociety ですでにデモを行いました。
今度はアジアでのデモになります。
そして、私はそのデモで、来場者の皆様が、かつて経験したことの無い『常識』を超えたサウンドを体験することを、ここに約束することを恐れません。
リスナーの皆様は、これまでのラウド・スピーカーでは聴いたことのない『明瞭さ』、『正確さ』、『細部表現』のすべてを体験することでしょう、、、、、
皆さんや日本の他の人々が広州で私たちに参加する機会があることを願っています。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
【Ellipticor A50】Scan-SPeakのオーディオショウ用のデモ機、Troels Gravesen の製作による
Hypexのアンプ画像を送っていただきました!
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最近、売れ行き好調なHypexアンプですが、ユーザーのStさんから、自作スイッチング電源を使用した『UcD180HG』ステレオアンプの画像を送っていただきました。
私たちも、昔は、こうした汎用のスイッチング電源と大容量ブロック・コンデンサーを利用して、簡単に、+/-電源を作っていたのを思い出しました。
Stさんのコンデンサーは、スーパー・キャパシタと言うのでしょうか、すごい数のコンデンサーが並んでいますね。アンプのつくりもしっかりしていますし、いろいろと工夫の跡も見えますが、さぞかし、力強いサウンドを聴かせているのでしょうね。一度、聴かせていただきたいと思います。
電源は「アナログ」電源に限るとよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか?私自身も、『LM3886』アンプ時代にはトロイダル・トランスを使用したアナログ電源を作っていましたが、まさに、一世を風靡した『Sonic Impact』以降は、簡単なせいもあって、デジタル電源派になっています。
特に、その後の『Ice Power』は、アンプと電源が同一の基板上に実装されていたので、簡単なデジタル電源すら作る必要が無くなったせいもあって、現在の『Hypex』の時代になってからも、『Hypex』製の完成品のスイッチング電源を使用するようになりました。
ただし、ただ、それだけでは面白くないので、『BSN オリジナル Hypex』アンプには、大容量のブロック・コンデンサーや、10μF程度の大型のオイル・コンを追加したりして、いろいろなバリエーションのサウンドを楽しんでいます。
左の画像は、当ショップのリファレンス・アンプとなっている『NC400』ステレオアンプです。
このアンプの電源は、『Hypex』製のスイッチング電源『SMPS1200A400』1台を、『HYPEX NC400 コネクションキット』を使用して、2台の『NC400アンプ』に接続しています。
また、コンデンサーには、某メーカーのスーパーコンピューターに使用されていたという10万(?)μFのブロックコンデンサーを使用しています。
(あまり意味は無い?)
ところで、近日中に、待望の『Hypex用ウッド・シャシー』を販売いたします。タイプは、小さな「Cube」デザインの真四角のアンプと、真空管アンプにも使うことのできる、標準サイズの長方形のアンプの2種類を発売する予定です。
この「Cube」タイプのアンプケースは北海道の『滝澤ベニヤ』さんの
「ペーパーウッド」を、蟻継加工で組み立て、一升ますのような雰囲気を出そうと思っています。
危険防止のため、アンプの周りを透明のアクリルでカバーしていますが、電源が入ると、赤と青のLEDがアクリルカバーを通して、きれいに見えます。
プロトタイプなので塗装はしていませんが、天然の「U-OIL」などで塗装すると、「ペーパーウッド」の美しさが際立つようになりますよ。
左の画像は、いわゆる標準サイズのウッドケースで、300Bのシングルアンプや、EL34のPPアンプなども組めるようなサイズになっています。
トップのプレートは、2mm厚のステンレス製で、「燕・三条」製らしく、ピカピカに磨いてみようと思っています。
勿論、『Hypex』製のアンプ用としては『UcD700HG』のステレオ・アンプまでが組めるような大きさとなっています。
危険防止用に、アクリル製の透明カバーで全体をカバーする予定です。
先週末は、鎌倉のYbさん宅へ『AudioNirvana』の300Bシングルアンプの貸出しに行ってきました!
先週末は、「『Audio Nirvana』の300Bアンプを試聴させてもらえませんか?」と言うYbさんのリクエストに応えて、鎌倉のご自宅に届けて来ました。
鎌倉と言う近場と言うことも有って、貸し出しすることにしたのですが、同時に、Ybさんの所有している『QUAD』の「コンデンサースピーカー」も、一度、聴いてみたいと思ったからでした。
上の画像は、その「コンデンサースピーカー」ですが、私のイメージしていた古い英国製の『QUAD』ではなく、ドイツ『QUAD』で新しく復刻したものだそうで、全く、新しいスピーカーでした。
私が『QUAD』の「コンデンサースピーカー」を聴いたのは、私が20代の頃の経験しかなく、当時の私は『岩崎JBL』信者だったので、その頃は、残念ながら『JBL』以外のスピーカーは目(耳)に入らなかったので、あまり、良い印象は有りませんでした。特に、英国製のスピーカーなどは。
まず最初に、Ybさん宅のシステムで、聴かせていただいた印象では、昔のイメージとは違って、結構、クリアーで、しかも、実在感の有る音でした。使用しているシステムは、『LINN』のネットワーク・プレーヤーを、『EAR』の真空管プリアンプと、メインアンプの組み合わせと言う、これまた、結構、『Hi-End』なシステムだったからかもしれません。
続いて、持参した『Audio Nirvana』製の300Bシングルアンプでの試聴を行いましたが、音を出した瞬間、目の前に、より一層クリアーで、切れの良い、それでいて、滑らかなサウンドが、部屋いっぱいに広がり、Ybさんも、「うちのシステムとは、全く、違った音ですが、これはこれで、大変、魅力的な音ですね。」と、かなり良い評価をいただきました。
特に、広いサウンド・ステージと、深い奥行き感の表現力には、感心されたようで、私に同行していただいていた『ヒロ・ミュージック』さんの印象では、『アンプの表現力と言うより、『QUAD』のコンデンサースピーカーの性能を、上手く引き出している、と言ったほうが適切かもしれない。』と、回りくどい言い方でしたが、褒めていただいているのは間違いなさそうでした。
最後に、Ybさんのお好きなドイツオペラをかけていただきましたが、その、女性の力強く、それでいて、つややかで、滑らかに広がるソプラノの美しさに、思わず、聴き入ってしまいました。
Ybさん宅に着くまでは、クラシックしか聴かないと言うYbさんの好みとは、180度異なった音ではないかと心配していたのですが、これはこれで、クラシック派の方にも十分納得していただける音だと分かったのは、本当に収穫でしたね。
今後も、色々な方に、試聴していただき、『Audio Nirvana』の「300Bシングルアンプ」の音の良さをアピールして行きたいと思いました。
全国のユーザーさまにお知らせいたします。
いよいよ、納得のいく「鉄芯入りコイル」を発売することが出来るようになりました。
右の画像がその「Steel Laminate Core Coil」で、透過性の高い合金鋼を採用したラミネート・コアに、15AWGのOFC単線を巻くことによって、より高い伝導率と、ごく、低い直流抵抗値を可能にしています。
まず最初は、1.0mH〜6.0mHまでの9種類のバリエーションから始めますが、徐々に、扱う範囲も拡大していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
お買い求めは、
『横浜ベイサイドネット.JP店』
http://baysidenet.jp/shopbrand/ct502/
および、
『横浜ベイサイドオーディオ』店
http://www.audio.bayside-mall.jp/shopbrand/ct301/
ちなみに、今回のコイルも、『YBN岡山』の野郷さんに、テストをしていただきましたが、彼の厳しいチェックにも合格したようなので、安心してお使いいただけると思います。
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先週は、大型のスピーカーの組み立てや、NHK放送技研見学、など相変わらず忙しい日々が続いています
先週の木曜日(5月27日)は、『IDEC 横浜』の藤田さんに案内していただいて、世田谷にある「NHK放送技術研究所」の『技研公開2015』と言うイベントへ出かけて来ました。
オーディオ業界と同じく、若い人達の「テレビ離れ」が加速しているらしく、TV業界でも、危機感を持って、新しい技術の開発や、新しい番組などの開発に力を入れているような気がしました。
上の画像は、次世代の『8Kテレビ』ですが、ただ単に、画像が美しく、大画面になっているだけではなく、手前に見える「タブレット端末」をコントローラーとして使うことによって、『ブロードキャスト(テレビ電波)』と『インターネット(データ通信)』の「ハイブリット」化を実現することによって、ますます『インタラクティブ(双方化)』が進むようです。
「見るテレビから、参加するテレビ」とすることによって、視聴者の「テレビ離れ」などに対抗して行くのでしょうか?
左の画像は、大正時代のラジオと放送用のマイクだそうです。
右上の着物を着た女性がアナウンサーのようですが、当時は、まだ、洋服を着る習慣が無かったのでしょうか?
最近のテレビを見ていて感じることは、
画像の進歩に音の進歩が追い付いていないのではないかという点です。それどころか、画像の進歩に反比例して、悪くなっているような気がしますね。
今から、十数年前『横浜ベイサイドネット』は、当初、「SHARP」の電気店としてスタートしたのですが、その当時販売していた『液晶テレビ』は、アルミ・ダイキャスト製のスピーカーボックスが付属していたように思います。
今回の見学は、『音質』をどう進化させようとしているのか、と言う点に焦点を当てて、見学させていただいたのですが、『22.2チャンネル』サウンドシステムと言う、極めて立体的なサウンドを聴かせていただくことが出来ましたが、『サウンド・クオリティ』の進化と言う観点、つまり、『ハイ・レゾ』音源等への進化と言うことには、まだまだ、なっていないような気がしました。
超特大『154インチ有機ELテレビ』で、美しい『8K放送』による『オーケストラ』番組を、『ハイレゾ(24bit/96kHz)』の音質の『サラウンド』システムで視聴することが出来るようになるのは、何時のことでしょうかね?
先週末は、当ショップとしても、久々の『トールボーイ型3Wayシステム』の製作の依頼を受け、私も気合を入れることになりました。
依頼主のTrさんは、『横浜ベイサイドネット 伊勢佐木長者町』店開店時からのユーザーさんで、当時は、大学院に通う学生さんでしたが、今では、社会人となり、結婚されて、名古屋に住んでいるのですが、わざわざ、『YBAプレミアクラブ』会員になっていただいています。
今回、組み立てまでの依頼を受けたのは、Trさんがマンション購入を機に、これまで収集していた、当ショップの『訳有り特価品』を使って、現在のシステムを、トールボーイ・システムにアップグレードすることにしたからだそうです。
マルチアンプで鳴らすそうなので、残念ながら、ネットワークは製作していませんので、実際の音を聴くことが出来ないので、何とも言えませんが、『SEAS』のマグネシウム・コーン ウーファーの『W22EX001』と、『Dayton Audio』のミッド・ドーム『RS52AN-8』と、同じく『Dayton Audio』の「ハイル・ドライバー」『AMT1-4』の組み合わせが、どんな音になるのか、実際に、『お宅訪問』に出かけて来たい気がしています。
リア・パネルは、いたってシンプルで、『Dayton Audio』の「バインディング・ポスト」『BPA-38G』を、3セット取り付けているだけです。
始めたばかりの『BSNオリジナル・ケーブル』ですが、さっそく、『YBAプレミアクラブ』会員のSkさんに、デジタル・ケーブルの1mバージョンのご注文をいただきました。
Skさんの好みは良く知っているので、モニターしていただいていたのですが、案の定、お買い上げいただけたと言う訳です。
『早速のご対応ありがとうございます。
お送りいただいたのが、ブログでも話題になっていたケーブルですね。
昨夜、接続して少し試聴してみましたが
ボーカルなどが息遣いまで生き生きしてきますね。
低音はちょっと強くなりすぎの感ありですがウッドベースがまろやかな印象。
ただ、太くて短いので設置にはすこし難ありでした。』
と言うSkさんのご希望で、1mの長さにしたのですが、50cmバージョンと比べると、だいぶ軟らかく、扱いやすくなったようです。
この製品は、1mまでのご指定長さで製作する『受注製品』として、販売することに決定しました。
お値段は、50cmまでの長さの製品で、39,800円(税込)で、1mまでの長さの製品が、49,800円(税込)となっています。
ケーブルの構造自体は、『ヒロ・ミュージック』さんが五十万円程で販売していたものとほとんど同じだそうです(巻いているレイヤー数は半分)で、RCAプラグには、『ヒロ・ミュージック』の高級な「PCOCC」製のプラグを使用しています。
ただし、商品の完成度は、製作を始めたばかりなので、少々、劣ります。
その分、お値段は、十分の一程になっていますので、『PCオーディオや、CDの音は、細くて嫌だ!』とお嘆きの皆様に、是非、お試しいただけますよう、お願いいたします。
50cmのデジタル・ケーブルは、試聴いただけるサンプル品も用意していますので、興味のある方は、お申し込みください。
右の画像は、『Firestone Audio』の新製品で、真空管プリアンプの『FireBoy』とアナログ・パワーアンプの『FireJoe』です。
その他、DSD対応DACの『FireGirl』もですそうですが、まだ、当ショップには届いていません。
真空管プリアンプの『FireBoy』は、WiFi対応となっていますので、ワイヤレスで音を飛ばすことが出来るようなので、『PCオーディオ』がより、簡単に出来るようになりそうです。
と言うことで、WiFiレシーバーと、アンプ内蔵の「パワード・スピーカー」を作ろうと言うことになり、その設計と、ユニットやパーツの供給を当ショップが担当し、『Firestone Audio』がそれに、アンプを組み込み、スピーカー・ボックスも台湾で製作し、『Firestone Audio』と『Baysidenet』のコラボレーション製品として、世界中で販売しようと言うことになりました。
取り敢えず、『Wavecor』の「FR070WA01」を使った2Wayと、『Dayton Audio』の「RS100P-4」を使った2Wayの2種類のプロトタイプを製作してみました。
どちらも、『Peerless』の3.5インチのパッシブ・ラジエターを利用した『ドロンコーン』方式として、そのサイズからは、想像出来ないほどの低音を再生することに、成功しました。
「FR070WA01」を使ったバージョンは、その小さなサイズを生かすために、『YBAプレミアクラブ』会員のImさんのアイデアをお借りして、パッシブ・ラジエターをサイド・パネルに取り付け、小さなフロント・パネルとし、コンパクトさを生かすデザインとしています。
「RS100P-4」を使ったモデルは、ボトム・プレートにパッシブ・ラジエターを取り付け、目立たないデザインとしています。
どちらのモデルを採用するかは、『Firestone Audio』のWong社長さんに任せるつもりです。
「FR070WA01」を使ったバージョン。7cmウーファーとは思えない低音が出ますよ。
パッシブ・ラジエターをサイドに取り付け、フロント・パネルを小さくすることに成功しています。
「RS100P-4」を使ったモデルは 、丸みを帯びたデザインとするために、敢えて、MDF仕様としています。
仕上げは、「ピアノ・ブラック」が似合いそうです。
右の画像は、「RS100P-4」を、高級ユニットである『ScanSPeak』の「10F/8414G10」に取り換えたりしてみたところです。
価格の問題が無ければ、このユニットで決まりなのですが、、、、
こちらは、箱にお金がかかりそうなので、「RS100P-4」を採用することになると思いますね。
当ショップで計画している『パッシブ・ラジエターキット』は、『ScanSPeak』の5cmと10cmユニット用のフロント・バッフルを用意する予定です。
その他にも、「FR070WA01」をはじめ、『Dayton Audio』や『Peerless』や『Aurasound』の2インチ用など、10cm口径以下のユニット用に、たくさんの種類の『パッシブ・ラジエターキット』を販売する予定ですので、お楽しみに!
次回は、『パッシブ・ラジエターキット』の詳しい内容について、発表する予定ですので、お楽しみに!
美人JAZZシンガー、三善香里さんを応援します!
先週は、『PLKT5 MKII』の納品と、ユーザーのアレックスさん宅の『JBLシステム』のリニューアルに出かけて来ました。
上の『PLKT5 MKII』は、東京にお住まいの美人JAZZシンガーである、三善香里さんのご希望を取り入れて製作したもので、先週、彼女のお住まいに納品に出かけて来ました。
私がドイツに出張したり、彼女が韓国に演奏に出掛けたりと、なかなか、日程の調整がつかなかったのですが、何とか、5月中の納品はクリアー出来ました。なにより、音を出した瞬間から、『良い音』と評価していただけたのが、有り難かったですね。
と言うのも、彼女がお店に来て、いくつかのシステムを試聴した上で、当ショップのスピーカーキットの中でも、比較的、音の柔らかい『クラシック』向けとして、設計している、この『PLKT5 MKII』を選択していただいたことから、エージング中に聴いても、有る程度の柔らかさを発揮出来るよう、ネットワークを少々、変更したのですが、それが、上手く、気に入ってもらえたようで、ホッとしました。
標準の『PLKT5 MKII』のネットワーク部品は、Daytonのコンデンサーや、抵抗を使用するのですが、三善様用に、ウーファーのコイルを「P-コア」に、ツィーターのコンデンサーには、『Jantzen Z-STD』を採用し、セメント抵抗は、『Jantzen プレート抵抗』にグレードアップし、数値も、少々変えました。
その結果、よりソフトで、ゆったりとした音になったのではないかと思います。
ダイアナ・クラールなどのCDで試聴した後で、彼女自身の『Alfie(アルフィー)』と言うタイトルのCDをかけたのですが、今度は、私がビックリ!
『音が良いですね。』『ええ、音にこだわって、すべて、アナログで作りました。でも未だにそれを越えられないんです。』との答えを聞いて、彼女の『音』に対するこだわりが感じられ、嬉しくなりました。
使用しているアンプ「SONY TA-3120F」を見ただけでも、その違いが分かりますね。それでも、あえて、利便性の面からも、コストの面からも、『PCオーディオ』をお勧めして来ました。
『Fire Stone』のもっともローコストで使い易い『Black Key(ブラック・キー)』をノートPCにつなぎ、i-tunesでリッピングすれば、簡単に音が出せることを教えてあげたのです。
右のCDは彼女の『Black Bird(ブラックバード)』と言うタイトルのCDです。 レーベルは「プレシャスレコーズ 」と言うそうで、聞いたことが無い方が多いと思いますが、それもそのはず、彼女が一人で立ち上げたレーベルだそうです。 私は、彼女の名前がオーナーと同じ「かおり」同志なので、と言う訳では無く、かつまた、彼女が若くて美人だから、と言う訳でも無く、近頃、本当に、珍しく『根性』の有る女性だと言うことで、『横浜ベイサイドネット』で、彼女を応援することに決めました。
と言う訳で、彼女にお願いして、「プレシャスレコーズ 」のCDを当ショップでも販売させていただくことになりました。
先週末にご来店いただいたお客様にも聴いていただきましたが、評判は大変良かったです。きっと売れるのではないかと思います。
早く、販売を開始したいですね。
彼女のCDを聴いて、彼女のファンになっていただき、みんなで応援してあげましょう!
そして、7月2日(水)は、彼女のライブ・コンサートが東横線の学芸大学駅近くのライブハウス『珈琲美学』であるそうです。
当然ですが、私たちは、当日は定休日なので、聴きに行きます。
ユーザーの皆さんも、是非、ご一緒しましょう!
『珈琲美学』は、駅のそばなので、みんなで電車で行きましょう!
三善香里ライブコンサート イン 珈琲美学
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三善 香里 (vo) 瀬田創太 (p) 寺尾陽介 (b) 河村亮 (ds)
■日時:7月2日(水)18:30開場/1stステージ:19:30/2ndステージ:21:00
■場所:Jazz Live Spot - 珈琲美学
■東京都目黒区鷹番2−19−20 第2ベルウッドビルB1
■TEL. 03-3710-1695
■リンク:http://www.jazz.co.jp/LiveSpot/coffeebigaku_schedule.html?num=1
最後に、もうベイサイドネットではおなじみになってしまっている、ロシア人のユーザー、アレックスさんの『JBL』システムです。
今回の改造のポイントは、システム全体のリーニューアルとして、スピーカー・ボックス全体を『ピアノブラック』塗装で仕上げたことと、300B真空管アンプによる『バイアンプ構成』にしたことです。
ところで、先週、珍しく、豊田高専放送研究部の元部長のMrさんが来店され、偶然、アレックスさんと対面することになりました。
ベイサイドネットの古くからのユーザーさんは良く知っているのですが、この「バックロード・ホーン」システムは、今から、9年程前に、当時、放送研究部の部長だったMrさんが、当ショップのために、設計・製作したもので、長い間、当ショップの『看板スピーカー』として、店内に、重低音を轟かせていましたが、数年前に、アレックスさんにお譲りし、今でも、気に入っていただき、大事に使っていただいているのです。
これは、Mrさんにとっても、嬉しいことだとおもいますね。
今回、300B真空管アンプによる「バイアンプ」化に伴って、ネットワークも見直し、コンデンサーを『RIKE』に交換しました。
ミュンヘンで、ゲオルクさんに直接聞いた話では、『RIKE』のオイルコンデンサーは、エージングに200時間程かかるそうなので、今後、どのように変わっていくのか、アレックスさんの評価が楽しみです。
ジャカルタからのメール!
ジャカルタに赴任中のNgさんから、Ngさんの手作りデスクトップ・スピーカーの画像が届きました。
今年の3月、ユーザーのNgさんから『今、ジャカルタにいるんですが、こちらで面白い太鼓を見つけたので、改造してオリジナルのスピーカーを作りたいので、協力してほしい。』と言う電話が入って、驚いたのですが、別に、ジャカルタに送る訳では無く、一時帰国した時に受け取りたいとの話でした。
消費税税率引き上げ前の超過密スケジュール中でしたが、Ngさんは建設会社の社員と言うことも有って、ご自分でCAD図面を書き、私は、NCデータに変換してカットするだけの簡単な作業でしたので、引き受けましたが、色々と、問題が起き、カット材料をお渡しできたのが、Ngさんがジャカルタへ戻る直前に、お店まで取りに来ていただくと言う、ギリギリのタイミングでお渡しすることになりご迷惑をお掛けしましたが、あちらで、無事に完成させることが出来たようで、この画像を見て、私も、ほっとしました。
左の画像を見ると、スピーカーボックス本体の形状が良く分かりますが、
インドネシアの伝統的な太鼓だそうですが、なかなか、音にも良さそうな気がしますね。
Ngさんのメールをご紹介します。
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お世話になります。ジャカルタのNgです。
おかげさまでインドネシア太鼓スピーカーは大成功でした。
意外に低音がよく出ています。
非常に気に入りました。
ひとつだけ失敗がありました。私が作成したCADデータの問題なのですが、ターミナルカップのサイズを外観の数値を入力していたために、かなり削って、入れ込みました。内側の外寸を入力すべきでした。
後ほど完成写真をお送りします。
いろいろとありがとうございました。
次はアンプの改造に着手しています。
また分からないことがありましたら教えて頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
右の画像は『小倉格子』と呼ばれている、組み木細工のひとつですが、昨年、東京で行われていた「インテリア・ショー」で偶然見つけたものです。
この日本の伝統的な工芸技術を、当ショップのスピーカーシステムに利用出来ないかと、いろいろと考えていたのですが、今度、
滝澤ベニアさんの美しい『ペーパーウッド』と組み合わせて、日本的なデザインのスピーカーシステムを作って、発表したいと思っています。
このシステムは、オーナーの希望で、これまでの『バンブー・ミニ』や、『キューブキット』に代わる、自作スピーカー初心者の方や、女性の方を対象にした、『作り易く美しい、しかも音の良い』スピーカーキットとして製作・販売を予定しています。
出来れば、今月末に出典する予定の上海の展示会で、オーナー自身が発表する予定です。
『世界から横浜へ!横浜から世界へ!』
先週は46cmサブウーハーボックスの調整で大変でした!
先週、何とかUdさんの『Dayton Audio RSS460HO-4』用のサブウーハーボックスが完成しました。
Udさんは超の付く『低音フェチ』のようで、46cm一発では満足出来ないようですが、このウーハー2発を鳴らせば、おそらく、隣近所からクレームが来るのは『火を見るより明らか!』なので、ご自分の部屋の中に、『Yamaha』製の防音室を持ち込んで、その中に入れて、AVソフトを大音量で楽しみたいようですが、果たして!?
『怖いもの見たさ』では無く、製造者責任として、このサブウーハーが、きちんと、所定の能力を発揮して、Udさんが満足していただけるかどうか、確認するためにお宅訪問を兼ねて、お伺いして来ます。
今回は、『艶消しブラック塗装仕上げ』ですが、こんなに大きなスピーカーボックスの塗装は、当ショップでは無理なので、『かがみクラフト』さんにお願いして、塗装していただきましたが、それにしても、ひとりでハンドリングするのは大変だったようです。
下の画像を見れば、その大きさが一目で分かると思います。バッフルに、ちょこんと載っているのが、同じRSシリーズの『Dayton Audio RS100-4』ですが、とても同じ働きをするものとは思えませんね。
Dayton Audio RSシリーズ、スピーカーユニット
『RSS460HO-4』
『RS100-4』
日々、スピーカーシステム製作に追われていて、他のことをする余裕が全く無いと言った状況ですが、既に納品されたスピーカーの評価や、画像などが、ユーザー様から送られてくるのは、どんな時でも嬉しいですね。 先日、栃木のThさん宅に納品した『Wavecor』の2Way積層スピーカーの画像が送られて来ました。
この積層材には、滝澤ベニアさんの『ペーパーウッド(白樺)』を使用して、より積層面の美しさを強調しています。
Thさんにも気に入っていただけたようで、今度、この『ペーパーウッド(白樺)』を使用した『積層スピーカーキット』を発売しようと言うことになりました。
以前、岡山の家具屋『テオリ』さんにお願いして、竹の圧縮材を使用した『バンブー・ミニ キット』を発売したことも有りましたが、その時は、積層の美しさよりも、製作することの簡単さに『焦点』を当てていたのですが、『ペーパーウッド(白樺)』を使用することによって、作り易さの上に、美しさも加わるので、『バンブー・ミニ キット』以上に、女性の方や初心者の方に受けるのではないかと考えています。
問題は、その高い材料費をどうするかと言った難しさは有りますが、『AZiS』ブランドのように、高くても人気の有る製品も有ることなので、何とかなるのではないかと考えています。
勿論、ユニットには、『ScanSpeak』のOEMバージョンを使用することに決めています。
King2さん宅訪問
先月『YBN オリジナル ギターアンプ』の試作機を引き取りにお伺いしたKing2さん宅の『お宅訪問』記です。
上の画像は、KIng2さんが製作した『金田アンプ』です。当ショップは、最初、伊勢佐木長者町の近く(山田町)に店舗を開いたのですが、お店の近くに、偶然、あの『OTLアンプ』で有名な宮崎さんが住んでいて、時々、お店にも顔を出していただいていたことから、宮崎さんは、当ショップのユーザーさんからも、『God Hand』とか『魂の伝道師』とか呼ばれて人気が有ったせいか『金田アンプ』ファンは少なかったようです。
King2さんは、そんな数少ない『金田アンプ』ファン(信者ではないようです!?)で、お店にも、良く超コンパクトな真空管アンプなどを持参して、皆さんに披露していました。
当時のKing2さんの作品で、『SonicImpact』のデジタルアンプ基板を利用した真空管プリアンプ内蔵超小型プリメインアンプです。
奥の方に、真空管の頭が見えると思います。ちなみに、フィルターのコイルも大型のトロイダル・コアに交換していました。
アンプ作りが得意なKing2さんですが、勿論、アンプだけではなく、スピーカーにも彼のオリジナリティーは十分に発揮されています。
King2さんのメインスピーカーは、タンノイのコアキシャル・スピーカーですが、何と、彼は、そのホーン・ツィーターを外して、VifaのXT25「リングラジエター」に交換してしまったそうです。
しかも、これだけでは低音が不足するらしく、その下にもうひとつウーファーを追加しています。
そのウーファーシステムがこの『JBL 4312』から、JBLユニットを全て撤去し、エレボイの12インチ用のウーファーボックスにしてしまったと言うものです。
大胆不敵と言うしかないですね。
「Hi-Vi」のリボンツィーターは、今はダミーとなっていて、ScanSpeakの「アペリオディック・ベント」は、空気容量不足対策として使用しているようです。
これだけ柔軟な発想で、ユニークなシステムを構築されているKing2さんですが、その反面、音楽は、『オリジナル・レコード』のJAZZ・ROCKしか聴かないと言う『石頭』でもありますが、確かに、コールマン・ホーキンスの『ジェリコの戦い』冒頭の力強いベースは、私が今まで聴いていた音とは、一味違うものでした。
その原因が、『オリジナル・レコード』によるものなのか、King2さんのユニークなシステムによるものかはわかりませんが、両方の相乗効果によるもので有ることは明らかですね。
右の画像は、有名なキング・クリムゾンの『UK オリジナル』だそうですが、残念ながら、私自身は、『オリジナル・レコード』そのものには、あまり関心が有りません。
確かに『よい音』を追求する上においては、必要なことには間違いなさそうですが、、、、
それでも、アルバート・アイラーの『ラストレコーディング』だけでも、オリジナルを手に入れたいと思い、『TOP 10 Club』さんに探していただいています。
『アナログ再生』に命を賭けている(?)King2さんは、カートリッジまで改造していて、『金田』式電流伝送システムになっているそうです。
詳しいことは、残念ながら私には分かりませんが、ここまでやる、その『情熱』には、頭が下がりますね。聴き忘れましたが、シェルもセラミック風でした。
最後に、右の画像は、懐かしい『ラックス』のツインアーム・プレーヤーで、彼のメイン・プレーヤーだそうです。
プラッターは、特注した「セラミック」製に取り替えているそうです。
それ以外にも、当ショップで製作した『フィンランドバーチ』の積層キャビネットに入れ替えた『SP10(20?)』も予備で置いていましたので、今後、どんなにオーディオ業界が変遷しようとも、Knig2さんの『アナログ・ライフ』には、まったく影響はなさそうです。
最後まで、『マイペース』で『DIYオーディオ』を満喫していくことでしょう。
うらやましい限りですね。
今回、King2さんには『YBN オリジナル ギターアンプ』を設計・製作していただいたことも有って、ついでに『お宅訪問』させていただいたのですが、結構、長いご紹介記事になったのは、私には、King2さんの『DIYオーディオ・ライフ』が『DIYオーディオ・ファン』の『理想的な姿』に見えたからなんです。
『ブランド信仰』でも『特定のアンプ信者』でも無く、勿論、骨董趣味の『コレクター』でもなさそうで、『良いものは良い』『駄目なものは駄目』と言ったご自分の感性(経験値)にしたがって、「タンノイ」だろうが「JBL」だろうが、好きなように改造してしまうなど、『下取り価格』ばかり気にしている『エセ・マニア』とは『次元』の違う『本物のオーディオファン』ではないかと思いますね。
今回の『お宅訪問』は、これまでと違って、かなり詳しくご紹介させていただきましたが、もしも、これで、Knig2さんからクレームが来なければ、今後は、もう少し、ひとりひとりに焦点を当てて、その方の『オーディオライフ』の全体像が分かるような紹介記事にしていきたいと思います。
新年早々に届いた当ショップへのプレゼント(?)
新年早々に、デンマークのScanSpeakから卓上カレンダーが送られて来ました。ScanSPeakのユニットとデンマークの風景画像が印刷されていて、一年中飽きずに眺められそうです。
それにしても、卓上カレンダーとは言え、日本で見かけるものと比べると2倍くらいの大きさで、流石は、北欧、バイキングの国のカレンダーだけのことは有るなと、妙に納得しています。
今日のブログの本題は、カレンダーでは無く、お二人のユーザーさまから送られてきた「自作スピーカーシステム」についてです。
最初の作品は、もう当ショップではすっかりおなじみの大阪の中島先生の作品です。考えてみれば、先生との付き合いも長く、『横浜ベイサイドネット元町・中華街店』の時からのお付き合いなので、かれこれ8年ほどにもなりますね。その間、送られてきた作品の数は、正確には覚えていませんが、20セット近いと思います。
今では、プロのスピーカー工房になり、『ゆらぎ苑』と言うブランド名でスピーカーシステムの販売もされています。
左のスピーカーは、最新作のスピーカーシステムで、無指向性スピーカーなのですが、ウーファーだけを上に向け、ツィーターは、普通のスピーカーのように、正面に付けていると言ったデザインになっています。
おそらく、こんなシステムは『世界初』ではないかと思いますね。
中島先生は、本当にユニークな発想で、次々と、『風変わりなシステム』を作られて来ましたが、どのスピーカーもいい音がするのも、本当に不思議でしたが、今回の最新作も、これまで通り、否、これまで以上に良い音がします。本当に驚きですね。
これは、出来れば、『実用新案』など取られた方が良いのではないかと思いますね、本当に、昨今は、節操なく何でも真似する『プライドもへちま』もない人たちも多いですから。
次の作品は、四国のNsさんの陶器製のスピーカーで、『nk式スピーカー』と言う名前が付いているそうです。
この方は、このスピーカーで特許を取られているようです。
デザインは、ちょっと太めの『砲弾型』で、白地に綺麗な花模様が施されていますので、女性の方にも、喜ばれそうですね。
これは、当ショップのオーナーのコンセプトにも合いそうです。
当ショップの『バンブー・ミニ』と比較してみましたが、本当に陶器のキャビネットらしい、すがすがしい清楚な響きが感じられて、聴き易いシステムになっていると思います。
Nsさんのお勧めは、耳から50cmほどの距離で聴くのがベストのようで、ソースには高音質・高性能な『ハイレゾ音源』が最適だそうです。確かに、PCオーディオ用にピッタリなシステムではないかと思います。
ただ一つ、製品として『難点』を挙げれば、スピーカーケーブルの取り出し方法に、もう一工夫有ればと、少々、残念な気がします。
陶器製スピーカーと言えば、現在は、聖新さんの『オプティミスタ』が有名ですが、昔は『フラゴン』が有名でしたね。
実は私も『横浜ベイサイドネット伊勢佐木長者町店』を手伝い始めたころに、作ったことも有りました。
左の画像は、Auraの2インチを使用した、陶器製のスピーカー。
笠間焼の先生に焼いていただいたものです。
残念なことに、今では、この画像しか残っていません。
右の画像は、益子焼の先生に焼いていただいた『スピーカーキャビネット(?)』です。
小さいほうには、『Hi-Vi』のフルレンジを入れていました。残念ながら、これも、今では紛失しています。
大きいほうには、10cm程度のフルレンジを入れて、『フラゴン』のようなスピーカーにしたいと思っていますが、未だに、手が付けられずに、このキャビネットは、最後の2個を確保しています。
残りは、どうしてもと言われて、お譲りしてしまいました。
いずれにしても、『陶器製スピーカー』と言うのは、スピーカーのエンクロージャとしては、角「かど」の無いデザインが容易に作れると言うメリットは大きいと思うので、今後も、色々なデザインの製品が出てくるのではないかと思いますね。
私は、今年は、陶器製では無く、金属を使用した『ダイキャスト』製のスピーカー・キャビネット作りに挑戦したいと思っています。
先週末は栃木のユーザー様宅へスピーカーを納品して来ました。
ユーザーのTHさんは、当ショップがお世話になっているGMO MakeShopのWebデザインの責任者でもありますが、当ショップで打ち合わせをした際に、奥様が運営されている「ベビーマッサージ」のためのスタジオに設置するスピーカーを作って欲しいと言うことで、小さなお子様やお母様方にも違和感の無い優しいデザインのスピーカーシステムとして製作したものです。
昨日は納品だけで、実際の壁掛け工事や配線工事については、お家を建てられた業者さんにお願いしているそうなので、残念ながら、壁に取り付けた状態の画像は撮れませんでしたが、せっかくなので、完成した画像は、お送りしていただくことになりました。
それにしても、このスタジオは、お子様たちの遊び場(?)でも有ることから、柔らかい杉材を多用しているそうですが、滝沢ベニア様の白樺合板に和紙をラミネートしている『ペーパーウッド』を使用した『積層』構造によって、このスタジオの内装に上手くマッチしたスピーカーシステムになったのではないかと、『自我じーさん』しています。
当ショップのユーザーさんでもある「昭立工業」のStさんにお願いして、壁掛け用の金具を製作していただきました。
いつも、手間の掛かる一点ものの製作で、本当に、お世話になっています。
完成写真は撮れませんでしたが、取りあえず、『お宅訪問』用の記念写真は撮らせていただきました。
Macを使ったPCオーディオ・システム
■PC:MacBook
■アンプ:
Firestone Rubby
■スピーカー:
WAvecor 積層スピーカー
デザインにもサウンドにもご満足頂き、ピースサインをいただいたThさん夫妻です。
また、今週は、当ショップの定休日(水曜日)を利用して、久しぶりに、秋葉原の『コイズミ無線』様に納品と、『Wavecor』のデモ用スピーカーの展示をお願いするために、お伺いして来ました。
先月末で『ラジオストアー』店が閉店になったばかりで、店内のレイアウト変更でおいそがしそうでしたが、取り合えず、持参した『Wavecor』の2Wayシステムを展示させていただきました。
当ショップでも展示とデモを行っていますが、ご来店いただいた方々の評価は大変良いので、コイズミ無線様でも、是非、デモしていただきたいと、無理を言って、お願いしたのですが、快く、了解していただきました。
と言うことで、秋葉原へお出かけの際には、是非、コイズミ無線様にお立ち寄りいただき、『Wavecor』のニューモデルをお聴きになっていただきたいと思います。
それだけではなく、今後は、当ショップが製作している『白樺合板』を使用したスピーカーボックス・キットの販売も、合わせてお願いしています。
興味のある方は、一度、お尋ねしてください。
急なお知らせで申し訳有りませんが、安くて音が良いと評判の「ミニ エアーモーション・ツィーター」『AMT Mini-8』の仕様が急に変更されましたので、ご連絡いたします。
追加になったアルミ製のフェースプレートと、取付け用M3ボルトとナット
従来の『AMT Mini-8』は、ユニットの取付け用ねじ穴が無く、皆さん取付けには一工夫されていたのですが、当然ながら、アメリカ本国でも不評だったらしく、今回、急にフロント・プレートと取付け用ボルト・ナットが2本追加されるようになり、お値段が3,980円(税込)から4,480円(税込)に値上げになりましたので、ご了承願います。
もう既に、フェースプレートが付いていないバージョンをご購入いただいた方も多いのですが、本当に、申し訳ありませんが、ご了承ください。
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