JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先週は、新潟の冬とは思えない程の『異常過ぎる快晴』に誘われて、こちらへ来て4回目となる『西山行き』(田中角栄記念館)訪問に出かけて来ました。
今回は『令和6年能登半島地震』の被害状況の様子見を兼ねて、北陸自動車道は通らず、地震の被害が大きかった新潟市西区の海岸通り(国道402号線)から南下するコースを選んでみましたが、地震の被害とは裏腹に、本当に素晴らしい青空が広がっていました。(画像は、寺泊付近の海岸から見た佐渡島ですが、薄っすらと見えるのが分かるでしょうか?)
スマホの画像では、肉眼で見るほどの迫力が伝わらないのが残念ですが、こちらへ来て6年目にして、初めて見る絶景に感動させられましたね。
『田中角栄記念館』へは、今回で4回目となる訪問でしたが、残念ながら3月まで休館ということでした。『行き当たりバッ旅!』の報いなので、仕方ありませんが、お隣の『西遊館』も閉館していたので、大好きな『周恩来』さんの写真も見ることが出来ませんでした。
いずれにしても、この時期に、こんなに雪が少ないのは異常です。こう話してくれたのは、記念館のそばで営業している『にしざわ酒店』の四代目店主さんでした。
私は『下戸』なので、酒屋さんには縁が無く、これまで一度も立ち寄ったことがなかったのですが、今回は、何も見ることが出来なかったので、せめて、酒屋さんにでも立ち寄ってみようと思って、立ち寄ってみたのですが、それが『大正解』でした。
お店に入って、最初に目に飛び込んできたのが、右の画像の『日産の名車を味わう!!』というポスターでした。
『一体、なんなんですか、これは?!』
私は思わず、お店の方に聞いていました。
『カキノタネですよ、日産のエンジニアの方が設計したものだそうですがね。』
と、四代目店主が事も無げに、答えてくれたのですが、歳のせいで頭の回転が鈍くなっている私には、とっさには、意味が分からず、
『えっ、何で?何で、日産のエンジニアが柿の種を?設計した??』
『それが、何で、こんなところにあるの?』
その後、落ち着いて店主さんの話を聞いたところによると、神奈川県にある会社が日産のエンジニアに依頼して、日産自動車のモデルを象ったカキノタネの設計と、それを製造するための金型を製作し、それを新潟の小千谷にある竹内製菓さんに頼んで焼いてもらって出来たのが『新型カキノタネ』だと言うことでした。
ポスターの前のかごに入っている缶ビールのような容器に入っているのが『新型カキノタネ』でした。
残念ながら、ここには2個しか残っていなかったのですが、実際には、(A)(B)(C)の3種類のバージョンが有ったのです。
その後、何とか3種類のバージョンをそろえたいと、いろいろと、探し回った結果、当ショップからも意外と近いところにある『新潟ふるさと村』というコンベンションセンターで、大々的に売られていることが分かり、さっそく、3種類のバージョンで10個ほどをゲットしました。
それが、左の画像ですが、この『新型カキノタネ』には日産の歴代の名車から選んだ『23』車種と、日産の開発拠点のある伊勢原にちなんだ『大山』の24種類の異なるデザインのカキノタネが含まれているようです。
なぜ、私たちがこの『柿の種』という新潟では最もポピュラーなお菓子に、これ程入れ込んだのかと言えば、当ショップの『社外取締まり』である元『SONY』の橋本さんが『柿の種』の大の付くファンで、こちらへ遊びに来たときは、いろんな店を回っては、珍しい『柿の種』を探しているので、私たちも、常日頃から、何か新しい『柿の種』は無いかと注意を払っているためなのです。
と同時に、今回の『柿の種』は、他の二人の方にも、是非、届けてあげたいと思ったからなのです。
一人は、当ショップの古くからのユーザーさんはよくご存じだと思われる、私たちとは20年来の付き合いのある『豊田高専 放送研究部』出身の健一郎君で、彼は現在、実際に日産で車を設計しているので、この日産の『新型カキノタネ』を送ってあげれば喜んでくれるのではないかと期待したからです。ひょっとすると、既に知っているかもしれませんが、それでも、嫌がることは無いでしょう。
もう一人の方は、当ショップのスペシャルユーザーであるFjさんで、特に日産ファンと言う訳ではないのですが、私に『NISSAN R390GT1』の超精密モデルを作っていただいたお礼と言う訳ですが、この方は、それ以外にも、いろいろな『限定品』を収集する趣味もお持ちなので、よろこんでいただけると思います。
ところで、今回のブログについて、私を『意気消沈』させるアクシデントが起きてしまいました。
今日の数時間を費やして、渾身の力を込めて投稿した超長編の投稿記事が、他のブラウザで『下書き』状態のまま開いていたこのページを、誤って『下書き』状態で上書きしてしまったために、消えてしまったのです。
新しい記事を投稿したのが夕方の5時ころで、誤って、『下書き』状態で上書きしたのが夜の10時ころだったので、その間の5時間ほどの間に、アクセスしていただいた方は、その貴重な『元の記事』を読むことが出来たと思いますが、その記事をもう一度書き直すほどの気力がなくなってしまったのが残念です。
それでも、何時か、気力が充実したときに、再度、書いてみたいと思います。
]]>
JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
今月号の『stereo』誌は、この時期にしては珍しい『DIYスピーカー』関連記事が満載です。
と言うのも、『ONTOMO MOOK 2023年度版 ウェブコー編』の発売時期が遅れに遅れて、昨年末ぎりぎりの発売となったために、それに関連するスピーカーボックスや、アクセサリーなどの発売も遅れてしまって、記事の掲載も今月号になってしまったようですね。
それも『ONTOMO MOOK』に『Wavecor』のスピーカーユニットが採用されたことも有って『ウェブコーで楽しむ自作スピーカー』と言う特集迄組んでいただいたようで本当に有難いですね。
『横浜ベイサイドネット』の20周年記念として『自作スピーカー』ユーザー様向けに、『Wavecor』のアラン社長にお願いして、作りやすさを前面に打ち出した『円形フランジ』型の小口径ユニットを開発・販売したことが、こうした状況が生まれることになったのではないかと、思いきって実行して良かったと思っています。
左の画像は、当ショップの『20周年記念モデル』ユニットと、『ONTOMO MOOK 2023年度版』の付録ユニットのどちらにも対応出来るように制作した『BSN 白樺合板ボックス・キット(Sタイプ)』ですが、このキットの製作記事も掲載されていますよ。
その他、石田先生によるオリジナルデザインの『無共振ボックス』の製作記事をはじめ、生形先生のユニークなデザインの『PAW PAW JAM』ボックスの製作記事など、楽しさ満載の特集ページとなっています。
その他、生形先生と飯田有抄さんと編集部の皆さんによる、付録ユニットに対応した各社製作・販売中のエンクロージャーキットの試聴記事なども有って、読みどころ満載となっているだけでなく、ボックスキットを購入する上での参考にもなりますよ。
是非、お買い求めいただき、『Wavecor(ウェブコー)』と言うユニットメーカーのすばらしさを知っていただきたいですね。
この『BSN 白樺合板ボックス・キット(Sタイプ)』を試してみたいと思われる方はクリックしてください。
『横浜ベイサイドネット』の商品ページへジャンプします。
]]>
JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
この前、オーディオラックとサブウーファーの画像を送っていただいたFJ様から、新たに、AVルームの全体の画像をお送りいただきましたので、ご紹介いたします。
Fj様は、数年前に当ショップの『YBAプレミアクラブ有料会員』に加入され、別の部屋の2Wayシステムを製作されたのですが、そのボックスのデザインやサウンドが大変気に入ったそうで、今度は、この部屋の『AVシステム』の製作を依頼してきたのでした。
その時は、ウーファーを『Audio Technology』の「5H52-4」とし、ツィーターには『Scan-Speak』の「D3004/664000」ベリリウム・ドームを採用し、ブランドとしては『世界最強のコンビ』を採用したので、悪いはずはなかったのですが、残念ながら『Audio Technology』にはサブウーファーが無いので、今回は『Scan-Speak Revelator』シリーズで統一することにしました。
上の画像を見ればお分かりのように、正面の壁際には75インチの液晶(?)テレビが鎮座しているため、メインスピーカーは天吊りタイプとしています。
ウーファーは「18W/4531G00」でツィーターは「D3004/664000」のバスレフタイプとしていますが、左右対称に配置できるのは、オーダーメード・システムの大きなアドバンテージで、既成品のスピーカーには出来ない芸当ですね。
左の画像が、『Scan-Speak』のメインシステムですが、天吊りの荷重負荷を考慮して、フロントバッフル以外は、15mmの白樺合板としていますが、内部の補強を強化して、M8のボルト・ナットで固定するようにしていますので、少々の地震ではビクともしないようになっています。
ボックスの仕上げは、艶消しのウレタン・ブラック塗装仕上げとなっています。
これをご覧のユーザー様で、これと同等のスピーカーシステムを作って欲しいと思われる方は、お問い合わせください。
『YBAプレミアクラブ有料会員』様向けに、44万円(1ペア:税込)で製作いたします。
次回のブログから、順次、センタースピーカーや、サブウーファー、リアスピーカーなどの詳細につい説明する予定なので、興味のある方は、お楽しみに!
それにしても、私のために、私の大好きな『フォードGT40』の美しい画像を見せていただいて、有難いです。
]]>
JUGEMテーマ:オーディオDIY
このプロジェクトを、やるにしろ、断るにしろ、直接会ったうえで結論を出そうと考え、最後のつもりで『音楽之友社』へ出かけたのですが、この時、当時の『ONTOMO MOOK』の責任者だったOy様から、この『ONTOMO MOOK』を始めた端緒からの長い歴史についてのお話を聞かされ、Oy様の『ONTOMO MOOK』にかけた、並々ならぬ情熱と『日本のDIYスピーカーの火は消したくない!』という切実な思いに共感し、気が付いたら、後先考えずに引き受けていました。
その後も、さまざまな紆余曲折を経て、実際に『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』が発売されたのは、遅れに遅れた12月半ばでした。
残念ながら、Oy様はその発売日を待たずに『音楽之友社』を退職されたのですが、『もう少し早くできていれば、、、』という思いはありましたが、『ウクライナ危機』などの影響で、あの中国といえどもサプライチェーンが大混乱していた中で、アランをはじめ
『Wavecor』の全員が必死で頑張ってくれたおかげで、何とか、2023年中に発売することが出来たのです。
当ショップにとっては、これで責任が果たせた訳ではなく、何とか、この『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』が、完売するよう、微力ながら販売に協力することにしました。
日本全国の『横浜ベイサイドネット』のユーザー様に、この『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』を購入していただけるようお願いしたいと思います。
ご購入は、下記リンクからお願いします。
https://www.baysidenet.jp/c-item-detail?ic=9784276963696
]]>
JUGEMテーマ:オーディオDIY
当ショップにも、多くのユーザー様から今回の地震に対するご心配のメールや電話などをいただきましたことを、この場でお礼いたします。幸い当ショップの有る新潟市西蒲区中之口付近では地震の影響はほとんど有りませんでした。
ただ、今回の地震では、石川県や富山県の能登半島付近で大きな被害が出ているようで、当ショップのユーザー様もおられますので、本当に心配です。事態の推移を見守りながら、もう少し落ち着いた状況になった時に連絡してみたいと思っています。
ところで、昨年は『音楽之友社』様と『Wavecor』社と『横浜ベイサイドネット』の3社の協力で『ONTOMO MOOK 2023年版ウェブコー編』を無事出版することが出来ました。
このプロジェクトは、2022年夏頃に『横浜ベイサイドネット』の20周年記念の一環として『STEREO』誌の吉野編集長さんのご提案に賛同して、協力させていただくことにしたのですが、当社のような小さな会社にとっては、本当に大変な仕事でした。
何しろ、これまでの『MOOK』本で採用されていたユニットのほとんどは、そのブランドのメーカーが直接提供していたようですが、当然ながら当社はメーカーでは無いので、まず、どのブランドのユニットを採用するかを3社ほどに絞り、次に、そのメーカーへ協力を要請し、価格交渉などを経て『音楽之友社』様のご予算内に収めると言う作業をそれぞれ行い、最終的に『Wavecor』社に決めたのですが、それまでですでに半年近くかかってしまいました。
そのころから、円安が急激に加速して行き、125円前後だったレートが22年の終盤は145円付近まで下落したために、一時はこのプロジェクトを取り下げようと考えたのですが、23年初頭には135円台まで回復したので、23年の8月頃に『MOOK』本を発売するためのレッドラインを2月末と決め、その時の円のレートが125円前後まで戻っていたら、正式にスタートすることにして、そうでなければ、取りやめにしたいと言うことになりました。
ところが、2月になっても円安は戻らず、それどころか、円はさらに下落する状況になったために、残念ながらこのプロジェクトは取り止めにしようと考えていましたが、6月頃になって吉野編集長さんから、再度、何とかなりませんか?と言うお話があったので、このプロジェクトを、やるにしろ、断るにしろ、直接会ったうえで結論を出そうと考え、最後のつもりで『音楽之友社』へ出かけたのでした。
話が長くなったので、この続きは次回に持ち越しといたします。
話は変わりますが、新年早々、当ショップのユーザー様から素晴らしい画像をお送りいただきましたので、ご紹介したいと思います。
上の画像は、当ショップのユーザーFj様のAVシステムのテレビ置き台兼センタースピーカーとサブウーファーの置き台のようですね。センタースピーカーとサブウーファーは、当ショップで製作したものですが、テレビ台は、Fj様がご自分で製作されたもののようです。
シナアピトンを使った、なかなかユニークで素晴らしいデザインだと思いますね。少ない材料で、強度的にも問題無さそうだし、センタースピーカーのフロントバッフルの傾斜に合わせて、サイドパネルを斜めにカットしている辺りは、センスの良さを感じますね。
画像の上辺にチラッと見えるテレビは、近々75インチの大型テレビに乗せ換えるそうです。そのために大型のテレビ台を作ったそうです。
このFj様は、プラモデル作りにも凝っていて、画像に見える赤いフェアレディも、おそらく、物凄く手の込んだ造りになっていると思います。と言うのは、私にも、一台作っていただいたから分かるのですが、それが、下の画像の『NISSAN R390GT1』で、その細部まで作り込んだ出来栄えは、素晴らしいの一言です。
このモデルは、試聴室に展示していますので、ご来店いただいた方にはお見せしていますので、興味のある方は、是非、ご来店の上、ご鑑賞ください。
今年は、20年間の間に溜まりに溜まった蓄積疲労をいやすために、9日間と言う長い休暇を取らせていただきました。ユーザーの皆様には、大変なご迷惑をお掛けしましたが、なにとぞご容赦ください。
また、今年1年、よろしくお願いいたします。
横浜ベイサイドネット
代表取締:吉川かおり
オーディオ担当:西川常夫
ベイサイドキャット:のびこ
]]>
イベントは『ステレオ時代』誌の牧野さんと『STEREO』誌の吉野さんによるトークショウのようなスタイルで進行すると言う、肩の凝らないアットホームで楽しいイベントだったのですが、ただし、会場になっていたのは『ステレオ時代』の出版元の三栄様のイベントホールのような広い会場だったので、こんな小口径(Sd:21cm2=直径:約5.2cm)のスピーカーでまともな音で鳴らすことが出来るのか、お集まりいただいている50名ほどのお客さん全員に、きちんと20kHzまでの帯域を聴かせることが出来るのかと、実際に音出しされるまでは正直不安になりました。
いよいよ、吉野編集長さんが『MOOK』本のスピーカーの音を聴かせる段になり、その前に、今回のスピーカーを提供している『Wavecor(ウェブコー)』と言うメーカーの紹介をしてほしいと言うことで、私が、『Wavecor(ウェブコー)』の説明を少しした後で、緊張の試聴が始まりました。上の画像の右端に見えているMDFの小さなスピーカーボックスがその試聴用スピーカーです。
右の画像が、その会場の様子ですが、応募してこられた50名様程の方が、広い会場に目いっぱいに広がっているので、
試聴用スピーカーの置かれている場所や、その大きさ(小ささ?)が、いかに不釣り合いなものかが分かると思います。
それでも、流石は編集長さんで、この広い会場を考慮してだと思いますが、最初に選んだ曲は、クラシック調(?)の、音場形のソースだったので、それなりに空間表現の有る、少しおとなし目の音でなってくれたので、ほっとすることが出来ました。
その後のソースに対しても、薄いMDFのボックスの良さも出て、多少の箱なりによる低音の出方で、このサイズとは思えないほどの量感も出ていたと思いました。
(自画じーさん!?)でもなく、色々なソースを試したり、昨年の『Mark Audio』製のスピーカーとの比較試聴なども行った結果、牧野さんからは『Wavecor』の方が私には良かったと言っていただけたので、私の独りよがりでもなっかたと思っています。
その他に、当ショップが、20周年記念として限定発売しているフルレンジユニット『FR85CU02』用に、39,800円(予価:税込)の白樺バージョンのボックスを発売する予定なので、その試作品も聴いていただきました。
(フランジの寸法はどちらも同じ85mmなので、ボックスには互換性が有ります。)
こちらのボックスは、12mm厚の白樺合板を採用し、リアパネルと、フロントバッフル用の補強フレームは、共に「大入れ継ぎ」方式で、しっかりと天板、底板、側板に食い込ませて強度を上げ、フロントバッフルは、その補強フレームと周りのボックス本体に接着して、少々の入力にはビクともしない強度を持たせました。その上、ボックス本体は、精密な『留め継ぎ』加工でしっかりと組立られ、内部の補強には15?厚のMDFで万全の振動対策を施しています。
そのため、エージングもままならない新品状態のフェライトバージョンの『ONTOMO MOOK』スピーカーには、ボックスの強度が強すぎて、若干細めの音になっていたような気がしましたが、この状態で聴かせていただいた城達也さんの『ジェットストリーム』のすがすがしく、さわやかな音が、凄く新鮮に感じられたのは、やはり、このユニットの良さではないかと自信も持てました。
いずれにしても、『ONTOMO MOOK』スピーカーの発売には、もう少し時間が有るので、何とか、『ONTOMO MOOK』スピーカー専用の白樺合板のボックスも作って、発売したいと思いました。おそらく、9?の白樺合板で作る方が、ゆとりの有る低音になるような気がします。
今年の『ONTOMO MOOK』をご購入していただけるご購入者様には、当ショップからも、付録スピ−カー専用の白樺合板バージョンのボックスを発売したいと思いますので、ご期待ください。
ところで、今日は大切なイベントなので遅れてはいけないと思い、かなり早めに新宿へ着いたので、思いついて歌舞伎町でもぶらついてみようと思い行ってみました。考えてみれば、東京へは、これ迄何度も来ていましたが、新宿、それも歌舞伎町を歩くのは、ひょっとすると50年前の学生時代以来かなと思いつつ、なつかしさが湧いてくると同時に、昔入っていた『JAZZ喫茶』にでも行ってみようと思ったのですが、全く、昔の面影が感じられず、歌舞伎町の広場がどこにあるのかも分かりませんでした。
『10年はひと昔』と言うことからすれば『50年は五昔』と言うことになるので、まさに『令和の浦島太郎』状態と言ってもよさそうですね。それでも、何とか歌舞伎町を離れた伊勢丹の側に合った『DUG』を見つけることが出来、学生時代の雰囲気を懐かしむことが出来ました。
そもそも、50年前頃の10月21日と言う日は『10.21 国際反戦デー』と言う誰でも知っている特別な日だったんですね。見たことも無い歌舞伎町をさまよいながら、そんなことを考えていました。
]]>
JUGEMテーマ:お知らせ
『貧乏暇なし!』は『横浜ベイサイドネット』のトレードマークですが、最近は、色々な出来事が重なって、文字通り寝る暇も無い忙しさです。そのため、BSN20周年記念モデルの発売も遅れに遅れていて、ユーザー様からも催促の問い合わせが来ていて焦ってばかりいたのですが、遂に、発売を開始することが出来ました!
上の画像が『横浜ベイサイドネット』が満を持して、発売を開始する『本物』のフルレンジユニットです。あえて、『本物』と形容詞を付けたのは、この『FR085CU02』は、フランジの外径が8.5cmで、実際のコーン紙の直径は5.2cmしかない小さなユニットですが、グラフを見れば分かるように、本当に90Hz〜20kHzまでの広い周波数範囲をカバーしているからなんです。
もっとも、そうはいっても、私がこんな優れたスピーカーを設計出来る訳も無いので、小口径フルレンジを得意としている『Wavecor』にODMしたものなのです。
従って、このユニットの基本仕様は、『Wavecor』の最新・最強のフルレンジ『FR070WA05』ネオジムマグネットモデルと同一仕様なので、その性能・音質は折り紙付きで、当ショップの試聴室でも素晴らしい『鳴りっぷり』です。
20周年記念と言うことで、何か記念になる『スーベニア』のようなものをプレゼントしたいと思い、考えついたのが、左の桐箱です。
『FR085CU02』の1ペアがすっきりと収まるように、箱の大きさは、長さが22cm、奥行きが12cm、高さが6cmとなっています。スピーカーを使用した後は、色々な小物入れなどに活用できると思います。
ヒントになったのは、以前、インシュレーターの桐箱を再利用して、小口径ユニットのスピーカーボックスとしていたユーザー(Fj様)のアイデアで、この箱も、何かのスピーカーボックスに活用出来そうですね。
ところで、何故、スピーカー設計など出来ない私たちが、あえて、オリジナルスピーカーユニットの発売に踏み切ったかと言えば、20年に渡るスピーカーユニットの販売を通じて、達した一つの結論は、日本の自作スピーカーユーザーには、「スクエア(角)」型や「クッション(座布団)」型フレームのユニットは、あまり向いていないと言うことでした。
海外の「DIY スピーカーユーザー」の多くは、ルーターやトリマーの扱いに慣れていて、変形フレームのユニットでも苦にしていないようですが、最近の日本では、木工作業の不得手な自作スピーカーユーザーも多いようで、変形フレームのスピーカーを敬遠する傾向が強くなっているのではないかと言う結論に達したのです。
シンプルな円形フレームのユニットであれば、木工初心者の方でも、トリマーやルーターで簡単に落し込み加工が出来るんです。
2007年頃には『Dayton Audio』にお願いして、何とか円形フランジの「RS100-8」を日本向けに作ってもらった事も有ったのですが、いつの間にか、『Dayton Audio』も高価なブランドになってしまい、自作スピーカー初心者には、手の出ない高級スピーカーになってしまいました。(「PS95-8」は例外ですが、それでも、高くなりましたね。)
そんな状況を背景にして、何とかシンプルな円形フレームのユニットを作りたいと言う当ショップの長年の夢を実現させたのが、今回の『FR085CU02』です。
このユニットに合わせて、特性のボックスキットも発売する予定です。
右の画像が、その『限定バージョン』の『FR085CU02』用ボックスキットです。
まだ、試作品なので、素晴らしい仕上がりとは言えませんが、この小さなユニットのボックスにしては、『オーバースペック』と言えそうな、ぜいたくな造りとなっています。
ボックス部材は全て、高級な『滝澤ベニヤ』様の白樺合板の12mmを使用し、ボックスの組み立ては、高級感の有る『留め継ぎ』とし、バッフルは、ボックス本体と『大留め継ぎ』としていて、強度的にも『オーバースペック』と言えそうですが、タイトで、引き締まったクリアーサウンドは、この強固なボックスがあってこそと言えるので、あえて、高級路線で行くことにしました。
このボックスの素晴らしさは、10月21日に行われる予定の『ステレオ時代』と『STEREO』誌との合同イベントの時に試聴出来るかもしれませんよ。
鳴らすユニットは、当ショップのユニットではなく、『ONTOMO MOOK』2023年版の付録ユニットを付けて聴くようですが、それでも、このボックスの良さは分かると思います。
【イベントスケジュール】
日時:10月21日(土)14時〜
場所:東京都新宿区
※参加ご希望の方は、e-mailにて(ステレオ時代&STEREO合同イベント参加希望)とタイトルを記し、氏名・年齢・連絡先を記入の上、
ontomo_stereo@ongakunotomo.co.jp
までお送りください。(10月19日必着)
追って会場(住所)等をお知らせいたします。(応募多数の場合は先着順となります。)
]]>
JUGEMテーマ:オーディオDIY
おそらく、当ショップでは永久に売れないだろうと思っていた『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』84mm ミッドドームが遂に売れました!
圧倒的な存在感が凄いです、隣りに並べた『5F/8422T01 』5cmフルレンジが、本当に小さく見えますね!
1Euro=160円時代の『Scan-Speak』は本当の「High-End」スピーカーユニットになってしまいましたね。これでは、日本の『自作スピーカー』愛好家の皆さんには手の出ない『高値の花』になってしまいそうで、当ショップも先行きが心配です。
しかも、既に来月からは値上げせざるを得ない状況ですから、なおさらですね。
そんな時代にあっても、既成メーカー以上のスピーカー・システムを作りたいと言う『High-End DIY User』様も必ずいるものですね。
下の画像は、そんな『High-End DIY User』のお一人であるNkさんの『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』を使用したシステムの画像を送っていただいたものです。
Nkさんはこのシステムを『楕円三兄弟』と呼んでいるようですが、たしかに凄い兄弟ですね。
長男のウーファーは『 Scan-Speak 18WE/4542T00』を、「長々胴太鼓」の胴部分を使ったエンクロージャーに取り付けているそうです。
側面からの画像が無いから良く分からないのですが、次男『D8404/552000』と三男『D3404/552000』も、それぞれ独立したチャンバーに入っているようで、それらを分厚い平面バッフルに取り付けているのだと思われます。
本当に凄いシステムだと思いますね。
右の画像は、『 Ellipticor D8404/552000』を購入する前に、使用されていた『Accuton』のセラミックミッドレンジだそうですが、ユニットも凄いのですが、そのチャンバーも物凄いものですね。
どういう造りかは分かりませんが、高そうなことは間違いなさそうです。
そして、現在は、このチャンバーに次男の『 Ellipticor D8404/552000』を入れて、使っているようで、時々、入れ替えて聴いているそうですが、何ともうらやましいシステムですね。
おそらく、三男の『D3404/552000』も、同じようなチャンバーに入っているものと思われます。
これだけでも凄いのですが、さらに凄いことは、このシステムには、『楕円三兄弟』の他に、その父親もいたのです。
それが下の画像ですが、何と、このシステムは、実は4Wayシステムだったのです。
このウーファーも凄いもので、『Accuton』のセラミック・ドーム ウーファーだそうです。
という訳で、上の画像が、Nkさんのオーディオルームの全貌ですが、何から何まで、Nkさんのこだわりが感じられるものばかりで、羨ましいばかりで、コメントのしようも有りません。
とりあえず、Nkさんから頂いた素晴らしいコメントが有りますので、ここに、ご紹介します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
このバッフルにはAccutonのミッド C90-6-724 も搭載できるように設計していまして、D8404/
Scan-Speak Ellipticor D8404/
最後に、Nkさんはご自身でブログを運営しているそうなので、是非、訪問して、その素晴らしいオーディオシステムに触れてみてください。
タイトル: Scan-Speak Ellipticor 楕円三兄弟 ようこそわが家へ
何と、このNkさんのレビューコメントに対して、『Scan-Speak』の責任者である"Jann U. Evers"さんから、コメントを頂きましたので、ここに、ご紹介いたします。
『日本語訳 by きよし』
親愛なる常夫さん
前回のご連絡からかなり時間が経ちましたが、またご連絡をいただけて大変うれしく思います。
この素晴らしいレビューを私たちと共有していただき、誠にありがとうございます。このような素晴らしいコメントに私たちの心は温かくなりました。
「D8404/662000」を設計するに際して、私たちは、世界最高級の『究極』とも言うべきミッドレンジを創るという目標を掲げていました。それは、 リスナーがオーディオ システムを通じて録音された音を聞いて印象を得るようなものではなく、リスナーに、実際のライブコンサートを聴いているような体験を与えることの出来るものです。
そして、この方は、この『D8404/552000』ミッドレンジによって、私たちが期待していた通りの経験をしているようですが、私たちは、この実現をお手伝いできたことに感謝するとともに光栄に思います。
日本語でこの投稿に返信する方法がわからないので、上記のテキストを翻訳してアップロードするのを手伝っていただければ幸いです。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
このページを見たJannさんから、またまた、新しいコメント(広州オーディオショウへの招待メッセージ)のようなものですが、が送られてきましたので、以下、追加しました。
『日本語訳 by きよし』
これを見てとてもうれしいです
さらに11月 24 日〜 26 日に開催される中国広州オーディオ ショーへの参加に合意したこともお伝えしたいと思います。
そこでは、 Troels Gravesen (デンマークの有名なDIY スピーカービルダー:きよし注)が設計したEllipticor A50を展示およびデモします 。
これは、Ellipticor の素晴らしいデモ プラットフォームです。(D2404、D8404、21WEおよび38WE)。これらのスピーカーは、ドイツのミュンヘンのHigh-Endショウ、米国の Axpona、デンマークの SoundSociety ですでにデモを行いました。
今度はアジアでのデモになります。
そして、私はそのデモで、来場者の皆様が、かつて経験したことの無い『常識』を超えたサウンドを体験することを、ここに約束することを恐れません。
リスナーの皆様は、これまでのラウド・スピーカーでは聴いたことのない『明瞭さ』、『正確さ』、『細部表現』のすべてを体験することでしょう、、、、、
皆さんや日本の他の人々が広州で私たちに参加する機会があることを願っています。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
【Ellipticor A50】Scan-SPeakのオーディオショウ用のデモ機、Troels Gravesen の製作による
JUGEMテーマ:お知らせ
ご好評をいただいています『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、いよいよ、明日(8月31日)を持ちまして、「発売記念特価セール」は終了いたします。
ご購入を検討されている方は、忘れず、明日までにご注文いただきますようお願いいたします。
上の画像の、フロントバッフルが「艶消しブラック」に塗装されているのが、今年の『STEREO』8月号で紹介していただいた『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』です。
何となく、既成のオーディオメーカーの既製スピーカーに見えなくもないですね。
今年は、『STEREO』編集部で、フロントバッフルを「艶消しブラック」に塗装していただいた画像が出ていたせいか、予想以上の反響が有り、うれしい悲鳴を上げています。
と言うのは、当ショップが予想売上に基づいて在庫していた15mm『白樺合板』が足りなくなったうえに、滝澤ベニヤ様も在庫を切らしているとかで、急きょ、15mmベニアの生産を行っているそうですが、それでも、当ショップに届くのが9月末頃になる可能性が有るのです。
従いまして、今日、明日中にご注文いただいた場合でも、順番によっては、お渡しできるのが9月15日以降、もしくは、最悪の場合は、10月初め頃となってしまう場合も有り得ますので、その場合は、ご了承ください。
ところで、『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』の下にあるのが、オプションの『組子グリル』を装着した、昨年の『STEREO』誌で発表していただいた『BSN オリジナル ツィン・パッシブ キット』です。
このキットは、計画から半年以上もかかって発売を開始したために『STEREO』誌上で発表していた「予定価格」では、販売が難しくなったために、限定キットとして販売しただけで、現在は『販売中止』のままになっていますが、何とか、価格を見直し、再度販売を開始したいと、計画中です。
その時は、現在の『SB Acoustics』バージョンだけではなく『Wavocor』バージョンの発売も予定していますので、ご期待ください。
また、一番上にある小型の『フルレンジ』スピーカーシステムは、『STEREO』誌上でもご紹介していただいた『横浜ベイサイドネット』が、20周年記念モデルとして限定発売を予定しているフルレンジ『FR085CU02(4Ω)』用に設計・製作しているボックスキットです。
この当ショップ初の『BSN オリジナル スピーカーユニット』は、当ショップが『Wavecor』にOEM発注したもので、原形は『Wavecor』の「FR070WA05」で、ネオジム・マグネットを採用した最新・最強バージョンなので、音質の良さは折り紙付きで、そのフランジをシンプルな「円形」としたものなので、扱いやすさは、『Wavecor』以上だと思います。
残念ながら、現在、諸般の事情により、発売準備が遅れているため、ユニットの発売は9月中旬以降、そのためのボックスキットの発売は10月中旬以降になりそうです。
こちらも、乞うご期待!です。
]]>
JUGEMテーマ:お知らせ
私たちにとって、大変重要な「お知らせ」が『Scan-Speak』から届きました!
Scan-Speak社より連絡があり、
ベリリウムドーム・ダイアフラムのサプライヤー(米)が、事前通告なしに突然、そして即座に、
そのための対応策として、今後は、『OEM』先へのの安定供給を最優先とせざるを得ないために、DIYユーザー向けの生産は中止せざるを得ないとのことです。
残念ながら、当ショップにも、この先、1年以上もの間の、ユーザー様の購入数量を賄うだけの在庫を確保することは不可能です。今現在であれば、まだ、注文することも可能なようなので、近い将来、上記の「ベリリウム・ドーム ツィーター」の使用を検討されているユーザー様は、是非、この機会にお買いあげいただけますよう、お願いいたします。
この機会を逃すと、後1年以上は、手に入らなくなります!
『Scan-Speak』のことだから、もっと伸びる可能性も高いとおもいますよ!!
ただいま、ご好評いただいています『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』についての続報です。
(1)商品ページの商品説明文中の『誤記』をご指摘いただきました。
『回折(かいせつ)』と書くべきところを『回析(かいせき)』と書いていましたので修正しました。
(2)リアバッフルの『鬼目ナット(F-Type)』用のドリル穴径を、『鬼目ナット(E-Type)』と同じ6mmで開けているのです
が、若干、きつめなので、もしも、6.5mmか7mmのドリルをお持ちの方は、一度、開け直していただくと、スムースに
挿入することが出来ます。
ドリルなんか持っていないと言う方は、無理にいっぺんに入れようとしないで、少しずつ、ゆっくりと回してください。
無理して『鬼目ナット』を壊さないようにしてください。
当ショップでも、『鬼目ナット(F-Type)』は、初めて採用したので、『鬼目ナット(E-Type)』と同じだと思っていたのが
間違いでした。申し訳有りませんでした。
【BSN オリジナル ペーパーホルダー】について
とだいぶ以前のことになりますが、当ショップでは『BSN オリジナル ペーパーホルダー』と言う名称で、下記のような木工道具を商品として販売していました。
今回、このキットの『特別付録』として、この『BSN オリジナル ペーパーホルダー』を付けたのは、今回のキットが、コストダウンを目的として、ボックスの組み方を『蟻継ぎ』でも『留継ぎ』でもなく、簡単な『片継ぎ(?)』方式としたため、組み立てたときに、全二者の方法に比べると、「組み立て誤差」が大きくなる可能性があるということで、そのための対策として、番手「#100番」の、やや粗めのサンドペーパーを取り付けたものを提供することにしたのです。
万が一、狂いが生じた場合は、この『BSN オリジナル ペーパーホルダー』を使用して、修正してください。
このホルダーに使用したサンドペーパーは『3M』製の「フィニッシングロール」と言うプロ仕様の製品を採用しています。
このサンドペーパーは、裏側に接着剤が塗布されているため、ホルダー本体にしっかりと貼り付けることが出来るので、使いかっても素晴らしいものですよ。
もちろん、このキットに限らず、汎用的に使えるものなので、十分に活用していただきたいです。
異なる番手のペーパーを使用するときは、シンナーかペイント薄め液などで、剥がしてから交換するようになります。
現在のところは、若干遅れ気味では有りますが、何とか、全てのご注文分を9月の、遅くとも中旬までには終わらせるように、頑張っていますので、まだ、お手元に届いていない方には、申し訳有りませんが、もうしばらくお待ちください。
よろしくお願いいたします。
]]>
JUGEMテーマ:オーディオDIY
今年も『STEREO』誌8月号に掲載していただいた『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、今年は吉野編集長さんに、直々に、製作記事を書いていただいたせいか、昨年並みの売り上げを予想していた処、予想以上の注文が入り、予定していた在庫が、あっと言う間に売り切れ、慌てて、追加分のキットを製作していますので、マニュアルの製作に時間がさけず、ご購入いただいたユーザー様から、色々と、間違いを指摘され、その都度、修正していますが、そのたびに、ご購入者様の全員に修正版をお送りするのも、大変なので、このブログにて、修正箇所をアップさせていただくことにしました。
ご購入いただいた皆様には申し訳有りませんが、ご了承願います。なお、これからご購入いただく方には、修正版のマニュアルをお送りしますので、ご安心ください。
上の画像は『STEREO』誌8月号で紹介していただいた、当ショップの『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、今年は『2Wayシステム』に焦点を当てると言うことだったので、当ショップでも、今年は『Twin Passiveキット』はお休みして、シンプルな『2Way バスレフ』キットにしました。
と言うことで、スピーカーボックスは、リアダクト式のシンプルな「バスレフ」で、ネットワークも、当ショップの一押し、6dB/octの一次ネットワークとなっています。
今回のネットワークは、当ショップのネットワークボードの中でも、最も小さなボードですが、『分かりやすくて、作りやすい。』と評判のボードなので、今回も問題無く作れると思います。
今回のボードを作る上での注意点としましては、今までの小口径システムとは違って、12cm口径の中サイズのウーファーを使用していますので、クロスオーバー周波数がより低いため、コンデンサーとコイルの大きさが大きくなっているので、物理的に取り付けるのが難しくなっています。
取り付ける前に、十分、コイルとコンデンサーの配置などを検討してください。
なお、ここで、コイルの基本的なことを書いておくと、コイルの接続は、コイルの『巻き終わり』が信号の上流側に来て、コイルの『巻きはじめ』が、下流側になるようにします。
出来れば、左の画像のような向きに部品を取り付けてください。
内部配線は、右図のように取り付けます。
入力側の配線は、あらかじめ、ファストン端子の「L」タイプを取り付けていますので、反対側の端末を、事前にハンダ付けしておき、ボードに取り付けます。
また、スピーカーユニットへの配線は、1本の赤黒配線を、半分に切って、それぞれのユニットへ配線します。
その時、ツイーター用の配線を長めにしておくと、ゆとりを持って配線できますよ。
ところで、この赤黒配線は当ショップの汎用の部品なので、ファストン端子が、プラス端子、マイナス端子とも「M」タイプが付いていますので、マイナス端子へ取り付ける場合は、外れないように、多少、ラジオペンチなどで、締め付けて置いてください。
ただし、ツイーターを逆相で接続するときは便利ですね。
【注記】
キットに付属の『部品リスト』に間違いが有り、赤黒配線が1本しか入っていないことが指摘されましたので、明日、ご購入者様全員に、もう一本の赤黒配線と、修正版のマニュアルをお送りします。
申し訳有りませんでした。
]]>
JUGEMテーマ:お知らせ
あの、どちらかと言うと保守的な『Wavecor』から『アッ!』と驚くような、画期的なツィーターが発表(発売)されました!
なんと、一つのボディーの中に、ソフトドーム・エレメントとセラミックコーン・エレメントの2つのユニットを組み込み、コアキシャル2Wayスピーカーのような構造の『ツィーター』の開発に成功したようです。
『世界初』のテクノロジーではないかと思いますが、どうなんでしょうか?
上の画像が『Wavecor』から送られてきた『TW045WA01-4』の画像です。
とても、あの『Wavecor』の製品とは思えない『とんでるデザイン』のようですが、このユニットの仕様を見てみると、決して、『派手さを狙ったデザイン』ではなく、アランらしい『理詰めの設計ポリシー』の実践の結果であると納得させられると同時に、このツィーターに賭けるアラン、そして『Wavecor』のエンジニアたちの『熱い情熱』が伝わってきましたね。
この画像を見ただけで、素晴らしい音がすると思ってしまいました!
アランは常々『見ただけで信じるな、聴いたことだけを信じろ!』と言っているのですが、今回だけは例外だと、私は信じます。
何故なら、彼らは日ごろから『外観デザイン』をあまり重視していない(?)ので、『見た目の受けを狙ったデザイン』などするはずはないので、『良い音』だけを追求していたら、結果的に『こんなデザイン』なったと言うことだと思うからです。
残念ながら、まだ現物は届いていないので『これは素晴らしい音のツィーターですよ!』とは、まだ言えないのですが、この素晴らしい特徴を見ていただければ、信じてもらえると思います。
【『ハイブリッド型コアキシャル・ツィーター 「TW045WA01-4」』の特徴】
この『従来の技術レベルを超越したテクノロジー』満載の「TW045WA01-4』の特徴を列記してみたいと思います。
■「特徴その1」 22mm口径のテキスタイルドームと45mm口径のセラミックコーンを組み合わせた
『デュアルピストン・デザイン』によって、精密なテキスタイル ドームによる高音域の
伸びの確保と、セラミックコーンによる低音域の出力の増大化と高効率化の実現
■「特徴その2」 『カッパークラッド・センターポール』の採用によりボイスコイル・インダクタンス
を劇的に低減し、その結果、トータル歪みを低減し、高音域の出力エネルギーを増強
■「特徴その3」 フロント・フェースの廻りに『特殊な形状のフォームリング』を備えることによって、
フェース面からの音の反射を抑え、よりクリアーなサウンドを実現
■「特徴その4」 フラットな低ダンピング特性を持つ『IIR(ラバー)サラウンド』の採用によって、
歪の少ないスムースな高域特性を実現
■「特徴その5」 リア・チャンバー内の背圧を抜くためのベントを備えたアルミダイキャスト製の
『ダンピング・リア・チャンバー』の採用により、より低い低域共振周波数の実現
と低歪み率の実現
(『Vifa』時代を含めて、アラン初のアルミダイキャスト・フレームのツィーター!)
■「特徴その6」 『ヒートシンク』形状を備えたアルミ・ダイキャストフレームの採用により、
長時間のパワーハンドリング能力の向上
■「特徴その7」 『 デュアル・ネオジムマグネット 』ストラクチャーによる高効率化の実現
■「特徴その8」 超高域におけるスムースなカットオフ特性を得るために最適化された
ドーム・デザインの採用
■「特徴その9」 リニアリティを向上させるための『アンダーハングボイスコイル』の採用
■「特徴その10」22mm径のボイスコイル・デザインにより、高いパワーハンドリングと低い
共振周波数を実現
■「特徴その11」『カッパー・クラッド アルミワイヤー』を使用したボイスコイルの採用によって、
振動系の移動質量が小さくなり、効率とトランジェント特性が向上
■「特徴その12」フレキシブルな『錦糸線』の採用により、高いパワーハンドリングとワイドレンジ
周波数特性を実現
■「特徴その13」金メッキ端子の採用により、端子の酸化による劣化を防ぎ、長期間における信頼性の
確保を実現
■「特徴その14」簡単に、バッフルの表面とユニットの取付面との間の密閉度を高めるために、
発泡ガスケットを製品に同梱
以上みてきた通り、トータルで14項目に及ぶ改善や改良を一度に製品化してしまったアランや『Wavecor』のエンジニアたちの『やる気と勇気』に、敬服させられました。
一応、今月中には届く予定ですが、一日も早く、この手に取って、そして聴いてみたいと思います!
ご紹介するのが、後日になりますが『Wavecor』が今回発表したのは、この『コアキシャル・ツィーター』だけではなく、同時に、8種類の新しい『ウーファー』類も発表していますので、すぐにでも、この『Wavecor』の新製品を使った2Wayシステムを試作してみたいと思います。
ただいま、当ショップにて、予約販売を開始していますので、売り切れになる前に、ご予約されることをお勧めします!
]]>
JUGEMテーマ:お知らせ
突然ですが『横浜ベイサイドネット』は、今年の8月で、20周年の節目を迎えることになります、8月まで続いていればの話ではありますが、、、、
と言う訳で、これから、数回にわたって『横浜ベイサイドネットの20年の足跡』について、書いてみたいと思います。
上の画像は『横浜ベイサイドネット』が2003年にオープンした最初のホームページのトップ画像です。
残念ながら、当時のホームページは残っていないので、画像だけをアップしてみました。
『横浜の夜景』という『シンフォレスト』という会社のDVDの中のデータをお借りして編集したものでしたが、このページを覚えている方がいたら、本当にうれしいですね。
以来、オンラインショップも、ドメインやレンタルサーバーなども、変遷に変遷を重ね、残念ながら、何回変わったのかも覚えていませんし、初期のころのデータも断片的にしか残っていません。
また、
実際の試聴室兼事務所についても、2004年9月に開店した『伊勢佐木長者町店』を皮切りに、2006年には『元町中華街店』へ移転し、その後、2008年には『関内馬車道店』へ移転し、2014年からは『関内桜木町店』へ移り、そして、2018年には、いよいよ『横浜ベイサイドネット』は横浜を飛び出し、新潟は燕市に『横浜ベイサイドネット 新潟支社』を開設したのでした。
ただし、この場所は、あくまで『仮の住まい』だったので『横浜ベイサイドネット』の引っ越しもこれで終わることなく、昨年(2022年)には、現在の新潟市西蒲区中之口に引っ越したのでした。
ここまで、数えて6店舗の引っ越しと、自宅の引っ越しを合わせると、この20年間で12回の引っ越しをしたことになりました。途中、南本宿の『ワークショップ』の引っ越しや、越前浜へのCNCルーターの移転などを含めると、合わせて、16回もの引っ越しをしたことになります。
『引っ越し貧乏』とは、まさに『横浜ベイサイドネット』のことを指す言葉だったのですね。何のことは無い、私たちがこの20年間、休むことなく『貧乏暇なし』状態で働き続けたのは、彼ら、運送会社と不動産屋をもうけさせるためだったのです。
とは言え、引っ越すにはそれなりの理由もあったわけで、その理由を、これから少しづつ、書いていく予定です。
次回は、そもそも、なぜ私たちが『横浜ベイサイドネット』を始めたのかについて、書いてみたいと思います。
興味のある方は、乞うご期待!
]]>
JUGEMテーマ:お知らせ
新年あけましておめでとうございます。
昨年の今頃は、年末からの体調不良に加え、大雪の中の引っ越し作業などで、最悪の正月でしたが、それに比べると、今年は、昨年8月来の整体治療のおかげで、体調も回復し、念願の『ツイン・パッシブ』方式の『純和風桐箱スピーカー』も完成させることが出来たことも有って、本当に何年振りかで、すこぶる快適な正月を迎えることが出来ました。
上の画像の珍しいステレオセットは、新潟市内の古町にある地下街の中の中古レコード屋さんの『キングコング』と言うお店に置いてあった『Victor』製の『Hi Fi Stereo Audiola』と言う製品です。一目見て、懐かしさのあまり衝動買いしてしまったものです。
と言うのも、私の高校時代の地学部の先輩から、『クラシック音楽なども聴いてみろ。』と言われて、お宅にお邪魔して、日ごろあまり聴かないクラシックの音楽を聴かせていただいたのが、この『Victor』のステレオだったような気がしたからでした。
お店に持ち込んでみて、改めて気が付いたのは、その当時の日本にはまだあまり洋間が無くて、音楽を聴く部屋も和室が主だったため、初期の頃のステレオは、この画像のようにレコードプレーヤーが座って操作出来るように、ステレオ本体の下部に置かれていたのではないかと言うことです。
その後、遅ればせながら、我が家にも『シャープ』の「オプトニカ」と言うセパレートステレオが導入されたのですが、そのステレオのレコードプレーヤーは、天板を持ち上げて使うように、上部に置かれていたことから、もうすでに、ステレオは、立って使うように設計されていたのかもしれません。
日本の高度成長の早さ(ライフスタイルの変化の速さ)を実感させるような気がしますね。
左の画像は、アンプの内部の様子ですが、FM/AMラジオなども内蔵されていたからだとは思いますが、この狭いスペースの中に、なんと、12本もの真空管が林立しているのを見て、私は、アンプのことは良く分からないのですが、このステレオの『凄さ』の証明ではないかと思いました。
勿論、スィッチを入れれば、ちゃんとFM放送なども聴くことが出来ます。レコードプレーヤーはまだ試していませんが、この当時のカートリッジは、『クリスタル・ピックアップ』なのかもしれません、早く、試してみたいと思います。
ところで、昨年は本当に大変な年で、私が半年以上も何も出来ずに、ほとんど、寝てばかりだっただけでなく、一人で頑張っていたかおりオーナーが、頑張り過ぎで、腰椎を疲労骨折してしまったのですが、それでも、休むことも出来ずに、コルセットをしながら頑張ると言う悲惨な状況が、8月頃まで続いていました。
私の知人のアドバイスで『東洋整体』を受けてみたらどうかと言うことになり『藁にもすがる思い』で通ったおかげで、最近、何とか少しづつですが、仕事にも復帰できるようになりました。
それで、懸案となっていた『STEREO』誌の8月号で発表した『BSN パッシブ 2Wayキット』も、何とか年末の発売に漕ぎつけることが出来、1昨年前の夏に交わした吉野編集長さんとの約束を果たすことが出来ました。
右の画像が、正式名称を『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』と簡略化して発売することにしましたが、昨年来の急速な物価上昇の影響で、8月号で発表した『予価:88,000円(税込)』では、難しくなっていたのですが、発売前に値段を変更するのも、それはそれで、問題なので、とりあえず、発売期間を区切って20セット限定と言うことで発売を開始しました。
実際に売れたのは、20セットには届きませんでしたが、短い期間の割には好調だったので、残念な反面、何とか材料も足りて、ホットしたのも確かでした。
当ショップでは、ここ数年『メルマガ』も出していないので、このキットのことを知らなかった方も、多かったようで、発売終了後になってから、何とか販売してくれないかと言う連絡も来ていることから、もう一度、値段を見直して、再発売したいと考えています。
『値段が多少高くなっても良いからもう一度販売して欲しい。』と言うユーザー様もいましたので、次回のキットは、『SB Acoustics』は、『SATORI』シリーズを採用し、その他に『Wavecor』シリーズと『Scan-Speak』シリーズを発売したいと考えています。
何しろ『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』は、音の優劣は別にしても、密閉型スピーカーには無い『パッシブ・ラジエター』を4個も使い、バスレフ型スピーカーのバスレフポートの2本よりも、多くの『パッシブ・ラジエター』を使用するため、その分部品代も高くなるのですが、それだけではなく、『キャップスクリュー・ボルト』なども、より多く使います。
いまだに、スピーカーの取り付けに、木ねじを使っている方は論外としても、普通の2Wayシステムでは、16本から多くても20本くらいの『キャップスクリュー・ボルト』で済みますが、『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』には、M5-35mmx12本、M4-25mmx24本、M4-20mm(SUS)x8本、M3-15mmx8本の、合計で44本セットの『キャップスクリュー・ボルト』と『ねじ込み鬼目ナット』を使用しています。(M3は無いので叩き込みの鬼目ナット)
一度、お近くのホームセンターへ行って、これらの値段を調べてみてください、それだけでも、どれくらいの費用が掛かるかが分かると思います。
これは、余談ですが、昨年、評論家の生形先生に頼まれて、『オーディオ・アクセサリー』誌の特集記事に使うスピーカーボックスの製作を頼まれたのですが、その時、先生から、鬼目ナットを『爪付き鬼目ナット』にして、バッフルの裏側から取り付けてほしいと言うリクエストが有りました。
確かに、『爪付き鬼目ナット』を裏側から取り付ければ、スピーカーを取り付けるときに、ボルトを締めることによって、鬼目ナットにもバッフルに食い込むような力が働くので、その方が、一見、良さそうに思えるのですが、先生方が使われるフロント・バッフルの厚みは21mmか24mm程度にもなるため、全長が10mm前後の『爪付き鬼目ナット』を裏から付けていると、長いボルトの先端が鬼目ナットに上手く入らず、鬼目ナットの先端を誤って押してしまうことがあり、運が悪い場合は『爪付き鬼目ナット』がキャビネットの内側に落ちてしまうことが有ります。
フロント・バッフルを着脱式にしていれば何とかなりますが、多くの方は、フロントバッフルを固定しますので、その場合は、最悪の結果になってしまいます。
今回の場合も、結局、当ショップの標準的な方法『爪付き鬼目ナット』を表側から六角レンチでねじ込む事で納得していただいたのですが、私なりに考えた結論は、昨今のスピーカーボックスの材質、MDFやチップボード、パーチクルボードでは、板の材質そのものが、ヤワすぎて、ネジ部がすぐにぐずぐずになってしまい、『爪付き鬼目ナット』をしっかりとねじ込み固定することが出来ないのだろうと言うことでした。
当ショップの使用するスピーカー・ボックスの材料は、北海道産の『白樺合板』と言う、硬くて粘る材質なので、『爪付き鬼目ナット』の刃が、しっかりと、バッフルに食いこむので、『爪付き鬼目ナット』が良く締まるのですが、当ショップでは、MDFやチップボードなどは使ったことが無いので、ごく当たり前に思っていたことが、実は、当たり前ではなかったのです。
これもまた、『ベイサイドの常識は世間の非常識!』なのかもしれませんね。
最後に、ベイサイドネットの『最新モデル』『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』を発表いたします。
左の画像が、当ショップの最新モデルの『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』ですが、これまでの18cmの『Ellipticor 18WE/4542T00』よりも一回り大きな『21WE/8542T00』を採用し、より迫力の有る、ダイナミックレンジの大きなシステムとしました。
と言うのは、昨年末頃のブログを読んでいただいた方はお分かりだと思いますが、このボックスに使用している材料は、21mm厚の『和桐』なんです。
それも、ただの『和桐』とは『和桐』が違うんです。
桐箪笥作り日本一の加茂の桐箪笥屋さんの中でも、老舗の『高橋芳郎タンス店』の四代目高橋芳郎さんが、自分の足で、新潟の山々を探索し、彼の目にかなった桐を、 所有する木主から直接買い付けを行い、自分で伐採し、運び出し、その後、製材し、2年ほど乾燥を行って作った『和桐』なのです。
現在の日本で、この様に、原木から製品まで、一貫体制を貫いている桐箪笥屋さんは、唯一、高橋芳郎タンス店だけではないかと言うことで、本当に貴重な『和桐』を使わせていただけると言うことなので、当ショップとしても、最高級のスピーカーユニットでお応えしたいと思い、『21WE/8542T00』を採用することにした訳です。
それも、このクラスのスピーカーを鳴らす方は、高級な真空管アンプで鳴らす方も多いだろうと思い、あえて、4Ωバージョンではなく、8Ωバージョンを採用したのです。
日本一の『和桐』と、日本一(?)の『白樺』のハイブリッドボックスに、間違いなく世界一の『Scan-Speak』のユニットを採用した、『横浜ベイサイドネット』のオリジナルで『世界に唯一』の『ツインパッシブ』方式のスピーカー・システムとなりました。
是非、皆様に聴いていただきたいと思っています。
今年は、当ショップの試聴室も、何とか18畳の部屋だけは使えるようになっていますし、私の体調も良いので、現在のところ、月曜日から土曜日まで、10時から18時頃までは、予約が無くても、いつでも試聴出来ます。
そのうち、この『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』の新作発表を兼ねた『ミニ試聴会』も開催したいと思っています。今年は、何とか、継続して営業できるように頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
【ご注意とお願い】
上記ご案内の中で『いつでも試聴出来ます。』と書いていますが、私が打ち合わせなどで外出していることや、オーナーも、配送作業や、業者様やお客様などとの打ち合わせなどで、対応出来ないことも有りますので、折角来たのに相談が出来ないなど、ご迷惑をお掛けしますので、出来れば、事前にご連絡いただいてから、ご来店していただきたいと思います。
早く、アルバイトの店員を常駐させることが出来るようになりたいですね。
]]>
JUGEMテーマ:イベント情報
現在、東京の『伝統工芸 青山スクエア』と言うイベント会場で『加茂桐箪笥展』が開催されています。その展示会場に『高橋芳郎タンス店』さんのご厚意で、当ショップの新しいモデル『BSN ツイン・パッシブ 2Way システム』を展示していただいています。
期間は、今月の25日までとなっていますので、関東方面にお住まいの方で、興味のある方は、是非、ご覧になってください。
今回の新製品は『Scan-Speak』の『Ellipticor』の21cmウーファーを採用して、現行のモデル(17cm)よりも、若干大きめになっていますが、そのぶん、より低音の迫力が増しています。
残念ながら、ここでは音は出せませんので、是非、この音を聴いてみたいと思われる方がおられましたら、12月の26日以降に、新潟の当ショップまでご来店ください。お待ちしています。
ちなみに、この新製品の販売価格は110万円(税込)となっています。
左の画像は、その詳細画像ですが、スピーカーボックス本体のコーナー部には『桐箪笥』でおなじみの保護金具が取り付けられていて、より高級感が増すと同時に、角をぶつけて傷がつくと言った心配は、もう有りませんね。
今回は、フロントバッフルには、21mm厚の北海道産の『白樺合板』を採用し、その他のボックス本体の部材は、新潟の『和桐』を『焼き桐』として、より箪笥に近い仕上げにしてみましたが、ボックス内部には、桐材の強度を補強するための工夫を色々と凝らしていて、『軽くて柔らかい桐』でも、スピーカーボックスの部材として、問題無く使えることを証明出来たと思っています。
また、これからは、組子による『サランネット』を標準にしたいと考えていますが、『サランネット』そのものも、一つの製品と考え、
色々な組子デザインを選択できるようにしたいと考えていますので、今回の組子も、バリエーションの一つとお考え下さい。
今回の組子は、杉の正目板を使用し、自然でナチュラルさを強調するために、無塗装で仕上げています。
そのため、組子のデザインによっては、価格が、多少変動する可能性が有ります。
今後、当ショップが製作・販売する『完成品・スピーカーシステム』は、スピーカーボックス本体の部材には、貴重な『日本』産である、北海道の『白樺合板』と、新潟産の『桐』を使い、スピーカーユニットには、世界一のスピーカー・ユニットメーカーの一つであるデンマーク製の『Scan-Speak』を採用し、世界でも他に例のない『横浜ベイサイドネット』のオリジナル方式である『ツイン・パッシブ』方式とし、エクステリア・デザインは、世界に通用する『純和風』デザインとすることに決めました。
ところで、今回『伝統工芸 青山スクエア』さんに初めてお伺いし、日本には、経済産業大臣が指定した全国各地の『伝統的工芸品』が237品目も有ることを知りました。
ここには、日本各地から取り寄せた『伝統的工芸品』を展示・販売しているそうで、私も、記念に一つ買ってきましたが、将来、当ショップのスピーカーが、ここに展示されるよう頑張ろうと思いました。
]]>