JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先週は、新潟の冬とは思えない程の『異常過ぎる快晴』に誘われて、こちらへ来て4回目となる『西山行き』(田中角栄記念館)訪問に出かけて来ました。
今回は『令和6年能登半島地震』の被害状況の様子見を兼ねて、北陸自動車道は通らず、地震の被害が大きかった新潟市西区の海岸通り(国道402号線)から南下するコースを選んでみましたが、地震の被害とは裏腹に、本当に素晴らしい青空が広がっていました。(画像は、寺泊付近の海岸から見た佐渡島ですが、薄っすらと見えるのが分かるでしょうか?)
スマホの画像では、肉眼で見るほどの迫力が伝わらないのが残念ですが、こちらへ来て6年目にして、初めて見る絶景に感動させられましたね。
『田中角栄記念館』へは、今回で4回目となる訪問でしたが、残念ながら3月まで休館ということでした。『行き当たりバッ旅!』の報いなので、仕方ありませんが、お隣の『西遊館』も閉館していたので、大好きな『周恩来』さんの写真も見ることが出来ませんでした。
いずれにしても、この時期に、こんなに雪が少ないのは異常です。こう話してくれたのは、記念館のそばで営業している『にしざわ酒店』の四代目店主さんでした。
私は『下戸』なので、酒屋さんには縁が無く、これまで一度も立ち寄ったことがなかったのですが、今回は、何も見ることが出来なかったので、せめて、酒屋さんにでも立ち寄ってみようと思って、立ち寄ってみたのですが、それが『大正解』でした。
お店に入って、最初に目に飛び込んできたのが、右の画像の『日産の名車を味わう!!』というポスターでした。
『一体、なんなんですか、これは?!』
私は思わず、お店の方に聞いていました。
『カキノタネですよ、日産のエンジニアの方が設計したものだそうですがね。』
と、四代目店主が事も無げに、答えてくれたのですが、歳のせいで頭の回転が鈍くなっている私には、とっさには、意味が分からず、
『えっ、何で?何で、日産のエンジニアが柿の種を?設計した??』
『それが、何で、こんなところにあるの?』
その後、落ち着いて店主さんの話を聞いたところによると、神奈川県にある会社が日産のエンジニアに依頼して、日産自動車のモデルを象ったカキノタネの設計と、それを製造するための金型を製作し、それを新潟の小千谷にある竹内製菓さんに頼んで焼いてもらって出来たのが『新型カキノタネ』だと言うことでした。
ポスターの前のかごに入っている缶ビールのような容器に入っているのが『新型カキノタネ』でした。
残念ながら、ここには2個しか残っていなかったのですが、実際には、(A)(B)(C)の3種類のバージョンが有ったのです。
その後、何とか3種類のバージョンをそろえたいと、いろいろと、探し回った結果、当ショップからも意外と近いところにある『新潟ふるさと村』というコンベンションセンターで、大々的に売られていることが分かり、さっそく、3種類のバージョンで10個ほどをゲットしました。
それが、左の画像ですが、この『新型カキノタネ』には日産の歴代の名車から選んだ『23』車種と、日産の開発拠点のある伊勢原にちなんだ『大山』の24種類の異なるデザインのカキノタネが含まれているようです。
なぜ、私たちがこの『柿の種』という新潟では最もポピュラーなお菓子に、これ程入れ込んだのかと言えば、当ショップの『社外取締まり』である元『SONY』の橋本さんが『柿の種』の大の付くファンで、こちらへ遊びに来たときは、いろんな店を回っては、珍しい『柿の種』を探しているので、私たちも、常日頃から、何か新しい『柿の種』は無いかと注意を払っているためなのです。
と同時に、今回の『柿の種』は、他の二人の方にも、是非、届けてあげたいと思ったからなのです。
一人は、当ショップの古くからのユーザーさんはよくご存じだと思われる、私たちとは20年来の付き合いのある『豊田高専 放送研究部』出身の健一郎君で、彼は現在、実際に日産で車を設計しているので、この日産の『新型カキノタネ』を送ってあげれば喜んでくれるのではないかと期待したからです。ひょっとすると、既に知っているかもしれませんが、それでも、嫌がることは無いでしょう。
もう一人の方は、当ショップのスペシャルユーザーであるFjさんで、特に日産ファンと言う訳ではないのですが、私に『NISSAN R390GT1』の超精密モデルを作っていただいたお礼と言う訳ですが、この方は、それ以外にも、いろいろな『限定品』を収集する趣味もお持ちなので、よろこんでいただけると思います。
ところで、今回のブログについて、私を『意気消沈』させるアクシデントが起きてしまいました。
今日の数時間を費やして、渾身の力を込めて投稿した超長編の投稿記事が、他のブラウザで『下書き』状態のまま開いていたこのページを、誤って『下書き』状態で上書きしてしまったために、消えてしまったのです。
新しい記事を投稿したのが夕方の5時ころで、誤って、『下書き』状態で上書きしたのが夜の10時ころだったので、その間の5時間ほどの間に、アクセスしていただいた方は、その貴重な『元の記事』を読むことが出来たと思いますが、その記事をもう一度書き直すほどの気力がなくなってしまったのが残念です。
それでも、何時か、気力が充実したときに、再度、書いてみたいと思います。
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今月号の『stereo』誌は、この時期にしては珍しい『DIYスピーカー』関連記事が満載です。
と言うのも、『ONTOMO MOOK 2023年度版 ウェブコー編』の発売時期が遅れに遅れて、昨年末ぎりぎりの発売となったために、それに関連するスピーカーボックスや、アクセサリーなどの発売も遅れてしまって、記事の掲載も今月号になってしまったようですね。
それも『ONTOMO MOOK』に『Wavecor』のスピーカーユニットが採用されたことも有って『ウェブコーで楽しむ自作スピーカー』と言う特集迄組んでいただいたようで本当に有難いですね。
『横浜ベイサイドネット』の20周年記念として『自作スピーカー』ユーザー様向けに、『Wavecor』のアラン社長にお願いして、作りやすさを前面に打ち出した『円形フランジ』型の小口径ユニットを開発・販売したことが、こうした状況が生まれることになったのではないかと、思いきって実行して良かったと思っています。
左の画像は、当ショップの『20周年記念モデル』ユニットと、『ONTOMO MOOK 2023年度版』の付録ユニットのどちらにも対応出来るように制作した『BSN 白樺合板ボックス・キット(Sタイプ)』ですが、このキットの製作記事も掲載されていますよ。
その他、石田先生によるオリジナルデザインの『無共振ボックス』の製作記事をはじめ、生形先生のユニークなデザインの『PAW PAW JAM』ボックスの製作記事など、楽しさ満載の特集ページとなっています。
その他、生形先生と飯田有抄さんと編集部の皆さんによる、付録ユニットに対応した各社製作・販売中のエンクロージャーキットの試聴記事なども有って、読みどころ満載となっているだけでなく、ボックスキットを購入する上での参考にもなりますよ。
是非、お買い求めいただき、『Wavecor(ウェブコー)』と言うユニットメーカーのすばらしさを知っていただきたいですね。
この『BSN 白樺合板ボックス・キット(Sタイプ)』を試してみたいと思われる方はクリックしてください。
『横浜ベイサイドネット』の商品ページへジャンプします。
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この前、オーディオラックとサブウーファーの画像を送っていただいたFJ様から、新たに、AVルームの全体の画像をお送りいただきましたので、ご紹介いたします。
Fj様は、数年前に当ショップの『YBAプレミアクラブ有料会員』に加入され、別の部屋の2Wayシステムを製作されたのですが、そのボックスのデザインやサウンドが大変気に入ったそうで、今度は、この部屋の『AVシステム』の製作を依頼してきたのでした。
その時は、ウーファーを『Audio Technology』の「5H52-4」とし、ツィーターには『Scan-Speak』の「D3004/664000」ベリリウム・ドームを採用し、ブランドとしては『世界最強のコンビ』を採用したので、悪いはずはなかったのですが、残念ながら『Audio Technology』にはサブウーファーが無いので、今回は『Scan-Speak Revelator』シリーズで統一することにしました。
上の画像を見ればお分かりのように、正面の壁際には75インチの液晶(?)テレビが鎮座しているため、メインスピーカーは天吊りタイプとしています。
ウーファーは「18W/4531G00」でツィーターは「D3004/664000」のバスレフタイプとしていますが、左右対称に配置できるのは、オーダーメード・システムの大きなアドバンテージで、既成品のスピーカーには出来ない芸当ですね。
左の画像が、『Scan-Speak』のメインシステムですが、天吊りの荷重負荷を考慮して、フロントバッフル以外は、15mmの白樺合板としていますが、内部の補強を強化して、M8のボルト・ナットで固定するようにしていますので、少々の地震ではビクともしないようになっています。
ボックスの仕上げは、艶消しのウレタン・ブラック塗装仕上げとなっています。
これをご覧のユーザー様で、これと同等のスピーカーシステムを作って欲しいと思われる方は、お問い合わせください。
『YBAプレミアクラブ有料会員』様向けに、44万円(1ペア:税込)で製作いたします。
次回のブログから、順次、センタースピーカーや、サブウーファー、リアスピーカーなどの詳細につい説明する予定なので、興味のある方は、お楽しみに!
それにしても、私のために、私の大好きな『フォードGT40』の美しい画像を見せていただいて、有難いです。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
このプロジェクトを、やるにしろ、断るにしろ、直接会ったうえで結論を出そうと考え、最後のつもりで『音楽之友社』へ出かけたのですが、この時、当時の『ONTOMO MOOK』の責任者だったOy様から、この『ONTOMO MOOK』を始めた端緒からの長い歴史についてのお話を聞かされ、Oy様の『ONTOMO MOOK』にかけた、並々ならぬ情熱と『日本のDIYスピーカーの火は消したくない!』という切実な思いに共感し、気が付いたら、後先考えずに引き受けていました。
その後も、さまざまな紆余曲折を経て、実際に『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』が発売されたのは、遅れに遅れた12月半ばでした。
残念ながら、Oy様はその発売日を待たずに『音楽之友社』を退職されたのですが、『もう少し早くできていれば、、、』という思いはありましたが、『ウクライナ危機』などの影響で、あの中国といえどもサプライチェーンが大混乱していた中で、アランをはじめ
『Wavecor』の全員が必死で頑張ってくれたおかげで、何とか、2023年中に発売することが出来たのです。
当ショップにとっては、これで責任が果たせた訳ではなく、何とか、この『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』が、完売するよう、微力ながら販売に協力することにしました。
日本全国の『横浜ベイサイドネット』のユーザー様に、この『ONTOMO MOOK 2023年版 ウエブコー編』を購入していただけるようお願いしたいと思います。
ご購入は、下記リンクからお願いします。
https://www.baysidenet.jp/c-item-detail?ic=9784276963696
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
当ショップにも、多くのユーザー様から今回の地震に対するご心配のメールや電話などをいただきましたことを、この場でお礼いたします。幸い当ショップの有る新潟市西蒲区中之口付近では地震の影響はほとんど有りませんでした。
ただ、今回の地震では、石川県や富山県の能登半島付近で大きな被害が出ているようで、当ショップのユーザー様もおられますので、本当に心配です。事態の推移を見守りながら、もう少し落ち着いた状況になった時に連絡してみたいと思っています。
ところで、昨年は『音楽之友社』様と『Wavecor』社と『横浜ベイサイドネット』の3社の協力で『ONTOMO MOOK 2023年版ウェブコー編』を無事出版することが出来ました。
このプロジェクトは、2022年夏頃に『横浜ベイサイドネット』の20周年記念の一環として『STEREO』誌の吉野編集長さんのご提案に賛同して、協力させていただくことにしたのですが、当社のような小さな会社にとっては、本当に大変な仕事でした。
何しろ、これまでの『MOOK』本で採用されていたユニットのほとんどは、そのブランドのメーカーが直接提供していたようですが、当然ながら当社はメーカーでは無いので、まず、どのブランドのユニットを採用するかを3社ほどに絞り、次に、そのメーカーへ協力を要請し、価格交渉などを経て『音楽之友社』様のご予算内に収めると言う作業をそれぞれ行い、最終的に『Wavecor』社に決めたのですが、それまでですでに半年近くかかってしまいました。
そのころから、円安が急激に加速して行き、125円前後だったレートが22年の終盤は145円付近まで下落したために、一時はこのプロジェクトを取り下げようと考えたのですが、23年初頭には135円台まで回復したので、23年の8月頃に『MOOK』本を発売するためのレッドラインを2月末と決め、その時の円のレートが125円前後まで戻っていたら、正式にスタートすることにして、そうでなければ、取りやめにしたいと言うことになりました。
ところが、2月になっても円安は戻らず、それどころか、円はさらに下落する状況になったために、残念ながらこのプロジェクトは取り止めにしようと考えていましたが、6月頃になって吉野編集長さんから、再度、何とかなりませんか?と言うお話があったので、このプロジェクトを、やるにしろ、断るにしろ、直接会ったうえで結論を出そうと考え、最後のつもりで『音楽之友社』へ出かけたのでした。
話が長くなったので、この続きは次回に持ち越しといたします。
話は変わりますが、新年早々、当ショップのユーザー様から素晴らしい画像をお送りいただきましたので、ご紹介したいと思います。
上の画像は、当ショップのユーザーFj様のAVシステムのテレビ置き台兼センタースピーカーとサブウーファーの置き台のようですね。センタースピーカーとサブウーファーは、当ショップで製作したものですが、テレビ台は、Fj様がご自分で製作されたもののようです。
シナアピトンを使った、なかなかユニークで素晴らしいデザインだと思いますね。少ない材料で、強度的にも問題無さそうだし、センタースピーカーのフロントバッフルの傾斜に合わせて、サイドパネルを斜めにカットしている辺りは、センスの良さを感じますね。
画像の上辺にチラッと見えるテレビは、近々75インチの大型テレビに乗せ換えるそうです。そのために大型のテレビ台を作ったそうです。
このFj様は、プラモデル作りにも凝っていて、画像に見える赤いフェアレディも、おそらく、物凄く手の込んだ造りになっていると思います。と言うのは、私にも、一台作っていただいたから分かるのですが、それが、下の画像の『NISSAN R390GT1』で、その細部まで作り込んだ出来栄えは、素晴らしいの一言です。
このモデルは、試聴室に展示していますので、ご来店いただいた方にはお見せしていますので、興味のある方は、是非、ご来店の上、ご鑑賞ください。
今年は、20年間の間に溜まりに溜まった蓄積疲労をいやすために、9日間と言う長い休暇を取らせていただきました。ユーザーの皆様には、大変なご迷惑をお掛けしましたが、なにとぞご容赦ください。
また、今年1年、よろしくお願いいたします。
横浜ベイサイドネット
代表取締:吉川かおり
オーディオ担当:西川常夫
ベイサイドキャット:のびこ
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イベントは『ステレオ時代』誌の牧野さんと『STEREO』誌の吉野さんによるトークショウのようなスタイルで進行すると言う、肩の凝らないアットホームで楽しいイベントだったのですが、ただし、会場になっていたのは『ステレオ時代』の出版元の三栄様のイベントホールのような広い会場だったので、こんな小口径(Sd:21cm2=直径:約5.2cm)のスピーカーでまともな音で鳴らすことが出来るのか、お集まりいただいている50名ほどのお客さん全員に、きちんと20kHzまでの帯域を聴かせることが出来るのかと、実際に音出しされるまでは正直不安になりました。
いよいよ、吉野編集長さんが『MOOK』本のスピーカーの音を聴かせる段になり、その前に、今回のスピーカーを提供している『Wavecor(ウェブコー)』と言うメーカーの紹介をしてほしいと言うことで、私が、『Wavecor(ウェブコー)』の説明を少しした後で、緊張の試聴が始まりました。上の画像の右端に見えているMDFの小さなスピーカーボックスがその試聴用スピーカーです。
右の画像が、その会場の様子ですが、応募してこられた50名様程の方が、広い会場に目いっぱいに広がっているので、
試聴用スピーカーの置かれている場所や、その大きさ(小ささ?)が、いかに不釣り合いなものかが分かると思います。
それでも、流石は編集長さんで、この広い会場を考慮してだと思いますが、最初に選んだ曲は、クラシック調(?)の、音場形のソースだったので、それなりに空間表現の有る、少しおとなし目の音でなってくれたので、ほっとすることが出来ました。
その後のソースに対しても、薄いMDFのボックスの良さも出て、多少の箱なりによる低音の出方で、このサイズとは思えないほどの量感も出ていたと思いました。
(自画じーさん!?)でもなく、色々なソースを試したり、昨年の『Mark Audio』製のスピーカーとの比較試聴なども行った結果、牧野さんからは『Wavecor』の方が私には良かったと言っていただけたので、私の独りよがりでもなっかたと思っています。
その他に、当ショップが、20周年記念として限定発売しているフルレンジユニット『FR85CU02』用に、39,800円(予価:税込)の白樺バージョンのボックスを発売する予定なので、その試作品も聴いていただきました。
(フランジの寸法はどちらも同じ85mmなので、ボックスには互換性が有ります。)
こちらのボックスは、12mm厚の白樺合板を採用し、リアパネルと、フロントバッフル用の補強フレームは、共に「大入れ継ぎ」方式で、しっかりと天板、底板、側板に食い込ませて強度を上げ、フロントバッフルは、その補強フレームと周りのボックス本体に接着して、少々の入力にはビクともしない強度を持たせました。その上、ボックス本体は、精密な『留め継ぎ』加工でしっかりと組立られ、内部の補強には15?厚のMDFで万全の振動対策を施しています。
そのため、エージングもままならない新品状態のフェライトバージョンの『ONTOMO MOOK』スピーカーには、ボックスの強度が強すぎて、若干細めの音になっていたような気がしましたが、この状態で聴かせていただいた城達也さんの『ジェットストリーム』のすがすがしく、さわやかな音が、凄く新鮮に感じられたのは、やはり、このユニットの良さではないかと自信も持てました。
いずれにしても、『ONTOMO MOOK』スピーカーの発売には、もう少し時間が有るので、何とか、『ONTOMO MOOK』スピーカー専用の白樺合板のボックスも作って、発売したいと思いました。おそらく、9?の白樺合板で作る方が、ゆとりの有る低音になるような気がします。
今年の『ONTOMO MOOK』をご購入していただけるご購入者様には、当ショップからも、付録スピ−カー専用の白樺合板バージョンのボックスを発売したいと思いますので、ご期待ください。
ところで、今日は大切なイベントなので遅れてはいけないと思い、かなり早めに新宿へ着いたので、思いついて歌舞伎町でもぶらついてみようと思い行ってみました。考えてみれば、東京へは、これ迄何度も来ていましたが、新宿、それも歌舞伎町を歩くのは、ひょっとすると50年前の学生時代以来かなと思いつつ、なつかしさが湧いてくると同時に、昔入っていた『JAZZ喫茶』にでも行ってみようと思ったのですが、全く、昔の面影が感じられず、歌舞伎町の広場がどこにあるのかも分かりませんでした。
『10年はひと昔』と言うことからすれば『50年は五昔』と言うことになるので、まさに『令和の浦島太郎』状態と言ってもよさそうですね。それでも、何とか歌舞伎町を離れた伊勢丹の側に合った『DUG』を見つけることが出来、学生時代の雰囲気を懐かしむことが出来ました。
そもそも、50年前頃の10月21日と言う日は『10.21 国際反戦デー』と言う誰でも知っている特別な日だったんですね。見たことも無い歌舞伎町をさまよいながら、そんなことを考えていました。
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『貧乏暇なし!』は『横浜ベイサイドネット』のトレードマークですが、最近は、色々な出来事が重なって、文字通り寝る暇も無い忙しさです。そのため、BSN20周年記念モデルの発売も遅れに遅れていて、ユーザー様からも催促の問い合わせが来ていて焦ってばかりいたのですが、遂に、発売を開始することが出来ました!
上の画像が『横浜ベイサイドネット』が満を持して、発売を開始する『本物』のフルレンジユニットです。あえて、『本物』と形容詞を付けたのは、この『FR085CU02』は、フランジの外径が8.5cmで、実際のコーン紙の直径は5.2cmしかない小さなユニットですが、グラフを見れば分かるように、本当に90Hz〜20kHzまでの広い周波数範囲をカバーしているからなんです。
もっとも、そうはいっても、私がこんな優れたスピーカーを設計出来る訳も無いので、小口径フルレンジを得意としている『Wavecor』にODMしたものなのです。
従って、このユニットの基本仕様は、『Wavecor』の最新・最強のフルレンジ『FR070WA05』ネオジムマグネットモデルと同一仕様なので、その性能・音質は折り紙付きで、当ショップの試聴室でも素晴らしい『鳴りっぷり』です。
20周年記念と言うことで、何か記念になる『スーベニア』のようなものをプレゼントしたいと思い、考えついたのが、左の桐箱です。
『FR085CU02』の1ペアがすっきりと収まるように、箱の大きさは、長さが22cm、奥行きが12cm、高さが6cmとなっています。スピーカーを使用した後は、色々な小物入れなどに活用できると思います。
ヒントになったのは、以前、インシュレーターの桐箱を再利用して、小口径ユニットのスピーカーボックスとしていたユーザー(Fj様)のアイデアで、この箱も、何かのスピーカーボックスに活用出来そうですね。
ところで、何故、スピーカー設計など出来ない私たちが、あえて、オリジナルスピーカーユニットの発売に踏み切ったかと言えば、20年に渡るスピーカーユニットの販売を通じて、達した一つの結論は、日本の自作スピーカーユーザーには、「スクエア(角)」型や「クッション(座布団)」型フレームのユニットは、あまり向いていないと言うことでした。
海外の「DIY スピーカーユーザー」の多くは、ルーターやトリマーの扱いに慣れていて、変形フレームのユニットでも苦にしていないようですが、最近の日本では、木工作業の不得手な自作スピーカーユーザーも多いようで、変形フレームのスピーカーを敬遠する傾向が強くなっているのではないかと言う結論に達したのです。
シンプルな円形フレームのユニットであれば、木工初心者の方でも、トリマーやルーターで簡単に落し込み加工が出来るんです。
2007年頃には『Dayton Audio』にお願いして、何とか円形フランジの「RS100-8」を日本向けに作ってもらった事も有ったのですが、いつの間にか、『Dayton Audio』も高価なブランドになってしまい、自作スピーカー初心者には、手の出ない高級スピーカーになってしまいました。(「PS95-8」は例外ですが、それでも、高くなりましたね。)
そんな状況を背景にして、何とかシンプルな円形フレームのユニットを作りたいと言う当ショップの長年の夢を実現させたのが、今回の『FR085CU02』です。
このユニットに合わせて、特性のボックスキットも発売する予定です。
右の画像が、その『限定バージョン』の『FR085CU02』用ボックスキットです。
まだ、試作品なので、素晴らしい仕上がりとは言えませんが、この小さなユニットのボックスにしては、『オーバースペック』と言えそうな、ぜいたくな造りとなっています。
ボックス部材は全て、高級な『滝澤ベニヤ』様の白樺合板の12mmを使用し、ボックスの組み立ては、高級感の有る『留め継ぎ』とし、バッフルは、ボックス本体と『大留め継ぎ』としていて、強度的にも『オーバースペック』と言えそうですが、タイトで、引き締まったクリアーサウンドは、この強固なボックスがあってこそと言えるので、あえて、高級路線で行くことにしました。
このボックスの素晴らしさは、10月21日に行われる予定の『ステレオ時代』と『STEREO』誌との合同イベントの時に試聴出来るかもしれませんよ。
鳴らすユニットは、当ショップのユニットではなく、『ONTOMO MOOK』2023年版の付録ユニットを付けて聴くようですが、それでも、このボックスの良さは分かると思います。
【イベントスケジュール】
日時:10月21日(土)14時〜
場所:東京都新宿区
※参加ご希望の方は、e-mailにて(ステレオ時代&STEREO合同イベント参加希望)とタイトルを記し、氏名・年齢・連絡先を記入の上、
ontomo_stereo@ongakunotomo.co.jp
までお送りください。(10月19日必着)
追って会場(住所)等をお知らせいたします。(応募多数の場合は先着順となります。)
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
おそらく、当ショップでは永久に売れないだろうと思っていた『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』84mm ミッドドームが遂に売れました!
圧倒的な存在感が凄いです、隣りに並べた『5F/8422T01 』5cmフルレンジが、本当に小さく見えますね!
1Euro=160円時代の『Scan-Speak』は本当の「High-End」スピーカーユニットになってしまいましたね。これでは、日本の『自作スピーカー』愛好家の皆さんには手の出ない『高値の花』になってしまいそうで、当ショップも先行きが心配です。
しかも、既に来月からは値上げせざるを得ない状況ですから、なおさらですね。
そんな時代にあっても、既成メーカー以上のスピーカー・システムを作りたいと言う『High-End DIY User』様も必ずいるものですね。
下の画像は、そんな『High-End DIY User』のお一人であるNkさんの『Scan-Speak Ellipticor D8404/552000』を使用したシステムの画像を送っていただいたものです。
Nkさんはこのシステムを『楕円三兄弟』と呼んでいるようですが、たしかに凄い兄弟ですね。
長男のウーファーは『 Scan-Speak 18WE/4542T00』を、「長々胴太鼓」の胴部分を使ったエンクロージャーに取り付けているそうです。
側面からの画像が無いから良く分からないのですが、次男『D8404/552000』と三男『D3404/552000』も、それぞれ独立したチャンバーに入っているようで、それらを分厚い平面バッフルに取り付けているのだと思われます。
本当に凄いシステムだと思いますね。
右の画像は、『 Ellipticor D8404/552000』を購入する前に、使用されていた『Accuton』のセラミックミッドレンジだそうですが、ユニットも凄いのですが、そのチャンバーも物凄いものですね。
どういう造りかは分かりませんが、高そうなことは間違いなさそうです。
そして、現在は、このチャンバーに次男の『 Ellipticor D8404/552000』を入れて、使っているようで、時々、入れ替えて聴いているそうですが、何ともうらやましいシステムですね。
おそらく、三男の『D3404/552000』も、同じようなチャンバーに入っているものと思われます。
これだけでも凄いのですが、さらに凄いことは、このシステムには、『楕円三兄弟』の他に、その父親もいたのです。
それが下の画像ですが、何と、このシステムは、実は4Wayシステムだったのです。
このウーファーも凄いもので、『Accuton』のセラミック・ドーム ウーファーだそうです。
という訳で、上の画像が、Nkさんのオーディオルームの全貌ですが、何から何まで、Nkさんのこだわりが感じられるものばかりで、羨ましいばかりで、コメントのしようも有りません。
とりあえず、Nkさんから頂いた素晴らしいコメントが有りますので、ここに、ご紹介します。
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このバッフルにはAccutonのミッド C90-6-724 も搭載できるように設計していまして、D8404/
Scan-Speak Ellipticor D8404/
最後に、Nkさんはご自身でブログを運営しているそうなので、是非、訪問して、その素晴らしいオーディオシステムに触れてみてください。
タイトル: Scan-Speak Ellipticor 楕円三兄弟 ようこそわが家へ
何と、このNkさんのレビューコメントに対して、『Scan-Speak』の責任者である"Jann U. Evers"さんから、コメントを頂きましたので、ここに、ご紹介いたします。
『日本語訳 by きよし』
親愛なる常夫さん
前回のご連絡からかなり時間が経ちましたが、またご連絡をいただけて大変うれしく思います。
この素晴らしいレビューを私たちと共有していただき、誠にありがとうございます。このような素晴らしいコメントに私たちの心は温かくなりました。
「D8404/662000」を設計するに際して、私たちは、世界最高級の『究極』とも言うべきミッドレンジを創るという目標を掲げていました。それは、 リスナーがオーディオ システムを通じて録音された音を聞いて印象を得るようなものではなく、リスナーに、実際のライブコンサートを聴いているような体験を与えることの出来るものです。
そして、この方は、この『D8404/552000』ミッドレンジによって、私たちが期待していた通りの経験をしているようですが、私たちは、この実現をお手伝いできたことに感謝するとともに光栄に思います。
日本語でこの投稿に返信する方法がわからないので、上記のテキストを翻訳してアップロードするのを手伝っていただければ幸いです。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
このページを見たJannさんから、またまた、新しいコメント(広州オーディオショウへの招待メッセージ)のようなものですが、が送られてきましたので、以下、追加しました。
『日本語訳 by きよし』
これを見てとてもうれしいです
さらに11月 24 日〜 26 日に開催される中国広州オーディオ ショーへの参加に合意したこともお伝えしたいと思います。
そこでは、 Troels Gravesen (デンマークの有名なDIY スピーカービルダー:きよし注)が設計したEllipticor A50を展示およびデモします 。
これは、Ellipticor の素晴らしいデモ プラットフォームです。(D2404、D8404、21WEおよび38WE)。これらのスピーカーは、ドイツのミュンヘンのHigh-Endショウ、米国の Axpona、デンマークの SoundSociety ですでにデモを行いました。
今度はアジアでのデモになります。
そして、私はそのデモで、来場者の皆様が、かつて経験したことの無い『常識』を超えたサウンドを体験することを、ここに約束することを恐れません。
リスナーの皆様は、これまでのラウド・スピーカーでは聴いたことのない『明瞭さ』、『正確さ』、『細部表現』のすべてを体験することでしょう、、、、、
皆さんや日本の他の人々が広州で私たちに参加する機会があることを願っています。
Jann.U.Evers
Scan-Speak
【Ellipticor A50】Scan-SPeakのオーディオショウ用のデモ機、Troels Gravesen の製作による
JUGEMテーマ:お知らせ
ご好評をいただいています『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、いよいよ、明日(8月31日)を持ちまして、「発売記念特価セール」は終了いたします。
ご購入を検討されている方は、忘れず、明日までにご注文いただきますようお願いいたします。
上の画像の、フロントバッフルが「艶消しブラック」に塗装されているのが、今年の『STEREO』8月号で紹介していただいた『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』です。
何となく、既成のオーディオメーカーの既製スピーカーに見えなくもないですね。
今年は、『STEREO』編集部で、フロントバッフルを「艶消しブラック」に塗装していただいた画像が出ていたせいか、予想以上の反響が有り、うれしい悲鳴を上げています。
と言うのは、当ショップが予想売上に基づいて在庫していた15mm『白樺合板』が足りなくなったうえに、滝澤ベニヤ様も在庫を切らしているとかで、急きょ、15mmベニアの生産を行っているそうですが、それでも、当ショップに届くのが9月末頃になる可能性が有るのです。
従いまして、今日、明日中にご注文いただいた場合でも、順番によっては、お渡しできるのが9月15日以降、もしくは、最悪の場合は、10月初め頃となってしまう場合も有り得ますので、その場合は、ご了承ください。
ところで、『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』の下にあるのが、オプションの『組子グリル』を装着した、昨年の『STEREO』誌で発表していただいた『BSN オリジナル ツィン・パッシブ キット』です。
このキットは、計画から半年以上もかかって発売を開始したために『STEREO』誌上で発表していた「予定価格」では、販売が難しくなったために、限定キットとして販売しただけで、現在は『販売中止』のままになっていますが、何とか、価格を見直し、再度販売を開始したいと、計画中です。
その時は、現在の『SB Acoustics』バージョンだけではなく『Wavocor』バージョンの発売も予定していますので、ご期待ください。
また、一番上にある小型の『フルレンジ』スピーカーシステムは、『STEREO』誌上でもご紹介していただいた『横浜ベイサイドネット』が、20周年記念モデルとして限定発売を予定しているフルレンジ『FR085CU02(4Ω)』用に設計・製作しているボックスキットです。
この当ショップ初の『BSN オリジナル スピーカーユニット』は、当ショップが『Wavecor』にOEM発注したもので、原形は『Wavecor』の「FR070WA05」で、ネオジム・マグネットを採用した最新・最強バージョンなので、音質の良さは折り紙付きで、そのフランジをシンプルな「円形」としたものなので、扱いやすさは、『Wavecor』以上だと思います。
残念ながら、現在、諸般の事情により、発売準備が遅れているため、ユニットの発売は9月中旬以降、そのためのボックスキットの発売は10月中旬以降になりそうです。
こちらも、乞うご期待!です。
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JUGEMテーマ:お知らせ
私たちにとって、大変重要な「お知らせ」が『Scan-Speak』から届きました!
Scan-Speak社より連絡があり、
ベリリウムドーム・ダイアフラムのサプライヤー(米)が、事前通告なしに突然、そして即座に、
そのための対応策として、今後は、『OEM』先へのの安定供給を最優先とせざるを得ないために、DIYユーザー向けの生産は中止せざるを得ないとのことです。
残念ながら、当ショップにも、この先、1年以上もの間の、ユーザー様の購入数量を賄うだけの在庫を確保することは不可能です。今現在であれば、まだ、注文することも可能なようなので、近い将来、上記の「ベリリウム・ドーム ツィーター」の使用を検討されているユーザー様は、是非、この機会にお買いあげいただけますよう、お願いいたします。
この機会を逃すと、後1年以上は、手に入らなくなります!
『Scan-Speak』のことだから、もっと伸びる可能性も高いとおもいますよ!!
ただいま、ご好評いただいています『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』についての続報です。
(1)商品ページの商品説明文中の『誤記』をご指摘いただきました。
『回折(かいせつ)』と書くべきところを『回析(かいせき)』と書いていましたので修正しました。
(2)リアバッフルの『鬼目ナット(F-Type)』用のドリル穴径を、『鬼目ナット(E-Type)』と同じ6mmで開けているのです
が、若干、きつめなので、もしも、6.5mmか7mmのドリルをお持ちの方は、一度、開け直していただくと、スムースに
挿入することが出来ます。
ドリルなんか持っていないと言う方は、無理にいっぺんに入れようとしないで、少しずつ、ゆっくりと回してください。
無理して『鬼目ナット』を壊さないようにしてください。
当ショップでも、『鬼目ナット(F-Type)』は、初めて採用したので、『鬼目ナット(E-Type)』と同じだと思っていたのが
間違いでした。申し訳有りませんでした。
【BSN オリジナル ペーパーホルダー】について
とだいぶ以前のことになりますが、当ショップでは『BSN オリジナル ペーパーホルダー』と言う名称で、下記のような木工道具を商品として販売していました。
今回、このキットの『特別付録』として、この『BSN オリジナル ペーパーホルダー』を付けたのは、今回のキットが、コストダウンを目的として、ボックスの組み方を『蟻継ぎ』でも『留継ぎ』でもなく、簡単な『片継ぎ(?)』方式としたため、組み立てたときに、全二者の方法に比べると、「組み立て誤差」が大きくなる可能性があるということで、そのための対策として、番手「#100番」の、やや粗めのサンドペーパーを取り付けたものを提供することにしたのです。
万が一、狂いが生じた場合は、この『BSN オリジナル ペーパーホルダー』を使用して、修正してください。
このホルダーに使用したサンドペーパーは『3M』製の「フィニッシングロール」と言うプロ仕様の製品を採用しています。
このサンドペーパーは、裏側に接着剤が塗布されているため、ホルダー本体にしっかりと貼り付けることが出来るので、使いかっても素晴らしいものですよ。
もちろん、このキットに限らず、汎用的に使えるものなので、十分に活用していただきたいです。
異なる番手のペーパーを使用するときは、シンナーかペイント薄め液などで、剥がしてから交換するようになります。
現在のところは、若干遅れ気味では有りますが、何とか、全てのご注文分を9月の、遅くとも中旬までには終わらせるように、頑張っていますので、まだ、お手元に届いていない方には、申し訳有りませんが、もうしばらくお待ちください。
よろしくお願いいたします。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
今年も『STEREO』誌8月号に掲載していただいた『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、今年は吉野編集長さんに、直々に、製作記事を書いていただいたせいか、昨年並みの売り上げを予想していた処、予想以上の注文が入り、予定していた在庫が、あっと言う間に売り切れ、慌てて、追加分のキットを製作していますので、マニュアルの製作に時間がさけず、ご購入いただいたユーザー様から、色々と、間違いを指摘され、その都度、修正していますが、そのたびに、ご購入者様の全員に修正版をお送りするのも、大変なので、このブログにて、修正箇所をアップさせていただくことにしました。
ご購入いただいた皆様には申し訳有りませんが、ご了承願います。なお、これからご購入いただく方には、修正版のマニュアルをお送りしますので、ご安心ください。
上の画像は『STEREO』誌8月号で紹介していただいた、当ショップの『BSN オリジナル Wavecor 2Wayキット』ですが、今年は『2Wayシステム』に焦点を当てると言うことだったので、当ショップでも、今年は『Twin Passiveキット』はお休みして、シンプルな『2Way バスレフ』キットにしました。
と言うことで、スピーカーボックスは、リアダクト式のシンプルな「バスレフ」で、ネットワークも、当ショップの一押し、6dB/octの一次ネットワークとなっています。
今回のネットワークは、当ショップのネットワークボードの中でも、最も小さなボードですが、『分かりやすくて、作りやすい。』と評判のボードなので、今回も問題無く作れると思います。
今回のボードを作る上での注意点としましては、今までの小口径システムとは違って、12cm口径の中サイズのウーファーを使用していますので、クロスオーバー周波数がより低いため、コンデンサーとコイルの大きさが大きくなっているので、物理的に取り付けるのが難しくなっています。
取り付ける前に、十分、コイルとコンデンサーの配置などを検討してください。
なお、ここで、コイルの基本的なことを書いておくと、コイルの接続は、コイルの『巻き終わり』が信号の上流側に来て、コイルの『巻きはじめ』が、下流側になるようにします。
出来れば、左の画像のような向きに部品を取り付けてください。
内部配線は、右図のように取り付けます。
入力側の配線は、あらかじめ、ファストン端子の「L」タイプを取り付けていますので、反対側の端末を、事前にハンダ付けしておき、ボードに取り付けます。
また、スピーカーユニットへの配線は、1本の赤黒配線を、半分に切って、それぞれのユニットへ配線します。
その時、ツイーター用の配線を長めにしておくと、ゆとりを持って配線できますよ。
ところで、この赤黒配線は当ショップの汎用の部品なので、ファストン端子が、プラス端子、マイナス端子とも「M」タイプが付いていますので、マイナス端子へ取り付ける場合は、外れないように、多少、ラジオペンチなどで、締め付けて置いてください。
ただし、ツイーターを逆相で接続するときは便利ですね。
【注記】
キットに付属の『部品リスト』に間違いが有り、赤黒配線が1本しか入っていないことが指摘されましたので、明日、ご購入者様全員に、もう一本の赤黒配線と、修正版のマニュアルをお送りします。
申し訳有りませんでした。
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JUGEMテーマ:お知らせ
あの、どちらかと言うと保守的な『Wavecor』から『アッ!』と驚くような、画期的なツィーターが発表(発売)されました!
なんと、一つのボディーの中に、ソフトドーム・エレメントとセラミックコーン・エレメントの2つのユニットを組み込み、コアキシャル2Wayスピーカーのような構造の『ツィーター』の開発に成功したようです。
『世界初』のテクノロジーではないかと思いますが、どうなんでしょうか?
上の画像が『Wavecor』から送られてきた『TW045WA01-4』の画像です。
とても、あの『Wavecor』の製品とは思えない『とんでるデザイン』のようですが、このユニットの仕様を見てみると、決して、『派手さを狙ったデザイン』ではなく、アランらしい『理詰めの設計ポリシー』の実践の結果であると納得させられると同時に、このツィーターに賭けるアラン、そして『Wavecor』のエンジニアたちの『熱い情熱』が伝わってきましたね。
この画像を見ただけで、素晴らしい音がすると思ってしまいました!
アランは常々『見ただけで信じるな、聴いたことだけを信じろ!』と言っているのですが、今回だけは例外だと、私は信じます。
何故なら、彼らは日ごろから『外観デザイン』をあまり重視していない(?)ので、『見た目の受けを狙ったデザイン』などするはずはないので、『良い音』だけを追求していたら、結果的に『こんなデザイン』なったと言うことだと思うからです。
残念ながら、まだ現物は届いていないので『これは素晴らしい音のツィーターですよ!』とは、まだ言えないのですが、この素晴らしい特徴を見ていただければ、信じてもらえると思います。
【『ハイブリッド型コアキシャル・ツィーター 「TW045WA01-4」』の特徴】
この『従来の技術レベルを超越したテクノロジー』満載の「TW045WA01-4』の特徴を列記してみたいと思います。
■「特徴その1」 22mm口径のテキスタイルドームと45mm口径のセラミックコーンを組み合わせた
『デュアルピストン・デザイン』によって、精密なテキスタイル ドームによる高音域の
伸びの確保と、セラミックコーンによる低音域の出力の増大化と高効率化の実現
■「特徴その2」 『カッパークラッド・センターポール』の採用によりボイスコイル・インダクタンス
を劇的に低減し、その結果、トータル歪みを低減し、高音域の出力エネルギーを増強
■「特徴その3」 フロント・フェースの廻りに『特殊な形状のフォームリング』を備えることによって、
フェース面からの音の反射を抑え、よりクリアーなサウンドを実現
■「特徴その4」 フラットな低ダンピング特性を持つ『IIR(ラバー)サラウンド』の採用によって、
歪の少ないスムースな高域特性を実現
■「特徴その5」 リア・チャンバー内の背圧を抜くためのベントを備えたアルミダイキャスト製の
『ダンピング・リア・チャンバー』の採用により、より低い低域共振周波数の実現
と低歪み率の実現
(『Vifa』時代を含めて、アラン初のアルミダイキャスト・フレームのツィーター!)
■「特徴その6」 『ヒートシンク』形状を備えたアルミ・ダイキャストフレームの採用により、
長時間のパワーハンドリング能力の向上
■「特徴その7」 『 デュアル・ネオジムマグネット 』ストラクチャーによる高効率化の実現
■「特徴その8」 超高域におけるスムースなカットオフ特性を得るために最適化された
ドーム・デザインの採用
■「特徴その9」 リニアリティを向上させるための『アンダーハングボイスコイル』の採用
■「特徴その10」22mm径のボイスコイル・デザインにより、高いパワーハンドリングと低い
共振周波数を実現
■「特徴その11」『カッパー・クラッド アルミワイヤー』を使用したボイスコイルの採用によって、
振動系の移動質量が小さくなり、効率とトランジェント特性が向上
■「特徴その12」フレキシブルな『錦糸線』の採用により、高いパワーハンドリングとワイドレンジ
周波数特性を実現
■「特徴その13」金メッキ端子の採用により、端子の酸化による劣化を防ぎ、長期間における信頼性の
確保を実現
■「特徴その14」簡単に、バッフルの表面とユニットの取付面との間の密閉度を高めるために、
発泡ガスケットを製品に同梱
以上みてきた通り、トータルで14項目に及ぶ改善や改良を一度に製品化してしまったアランや『Wavecor』のエンジニアたちの『やる気と勇気』に、敬服させられました。
一応、今月中には届く予定ですが、一日も早く、この手に取って、そして聴いてみたいと思います!
ご紹介するのが、後日になりますが『Wavecor』が今回発表したのは、この『コアキシャル・ツィーター』だけではなく、同時に、8種類の新しい『ウーファー』類も発表していますので、すぐにでも、この『Wavecor』の新製品を使った2Wayシステムを試作してみたいと思います。
ただいま、当ショップにて、予約販売を開始していますので、売り切れになる前に、ご予約されることをお勧めします!
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JUGEMテーマ:お知らせ
突然ですが『横浜ベイサイドネット』は、今年の8月で、20周年の節目を迎えることになります、8月まで続いていればの話ではありますが、、、、
と言う訳で、これから、数回にわたって『横浜ベイサイドネットの20年の足跡』について、書いてみたいと思います。
上の画像は『横浜ベイサイドネット』が2003年にオープンした最初のホームページのトップ画像です。
残念ながら、当時のホームページは残っていないので、画像だけをアップしてみました。
『横浜の夜景』という『シンフォレスト』という会社のDVDの中のデータをお借りして編集したものでしたが、このページを覚えている方がいたら、本当にうれしいですね。
以来、オンラインショップも、ドメインやレンタルサーバーなども、変遷に変遷を重ね、残念ながら、何回変わったのかも覚えていませんし、初期のころのデータも断片的にしか残っていません。
また、
実際の試聴室兼事務所についても、2004年9月に開店した『伊勢佐木長者町店』を皮切りに、2006年には『元町中華街店』へ移転し、その後、2008年には『関内馬車道店』へ移転し、2014年からは『関内桜木町店』へ移り、そして、2018年には、いよいよ『横浜ベイサイドネット』は横浜を飛び出し、新潟は燕市に『横浜ベイサイドネット 新潟支社』を開設したのでした。
ただし、この場所は、あくまで『仮の住まい』だったので『横浜ベイサイドネット』の引っ越しもこれで終わることなく、昨年(2022年)には、現在の新潟市西蒲区中之口に引っ越したのでした。
ここまで、数えて6店舗の引っ越しと、自宅の引っ越しを合わせると、この20年間で12回の引っ越しをしたことになりました。途中、南本宿の『ワークショップ』の引っ越しや、越前浜へのCNCルーターの移転などを含めると、合わせて、16回もの引っ越しをしたことになります。
『引っ越し貧乏』とは、まさに『横浜ベイサイドネット』のことを指す言葉だったのですね。何のことは無い、私たちがこの20年間、休むことなく『貧乏暇なし』状態で働き続けたのは、彼ら、運送会社と不動産屋をもうけさせるためだったのです。
とは言え、引っ越すにはそれなりの理由もあったわけで、その理由を、これから少しづつ、書いていく予定です。
次回は、そもそも、なぜ私たちが『横浜ベイサイドネット』を始めたのかについて、書いてみたいと思います。
興味のある方は、乞うご期待!
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JUGEMテーマ:お知らせ
新年あけましておめでとうございます。
昨年の今頃は、年末からの体調不良に加え、大雪の中の引っ越し作業などで、最悪の正月でしたが、それに比べると、今年は、昨年8月来の整体治療のおかげで、体調も回復し、念願の『ツイン・パッシブ』方式の『純和風桐箱スピーカー』も完成させることが出来たことも有って、本当に何年振りかで、すこぶる快適な正月を迎えることが出来ました。
上の画像の珍しいステレオセットは、新潟市内の古町にある地下街の中の中古レコード屋さんの『キングコング』と言うお店に置いてあった『Victor』製の『Hi Fi Stereo Audiola』と言う製品です。一目見て、懐かしさのあまり衝動買いしてしまったものです。
と言うのも、私の高校時代の地学部の先輩から、『クラシック音楽なども聴いてみろ。』と言われて、お宅にお邪魔して、日ごろあまり聴かないクラシックの音楽を聴かせていただいたのが、この『Victor』のステレオだったような気がしたからでした。
お店に持ち込んでみて、改めて気が付いたのは、その当時の日本にはまだあまり洋間が無くて、音楽を聴く部屋も和室が主だったため、初期の頃のステレオは、この画像のようにレコードプレーヤーが座って操作出来るように、ステレオ本体の下部に置かれていたのではないかと言うことです。
その後、遅ればせながら、我が家にも『シャープ』の「オプトニカ」と言うセパレートステレオが導入されたのですが、そのステレオのレコードプレーヤーは、天板を持ち上げて使うように、上部に置かれていたことから、もうすでに、ステレオは、立って使うように設計されていたのかもしれません。
日本の高度成長の早さ(ライフスタイルの変化の速さ)を実感させるような気がしますね。
左の画像は、アンプの内部の様子ですが、FM/AMラジオなども内蔵されていたからだとは思いますが、この狭いスペースの中に、なんと、12本もの真空管が林立しているのを見て、私は、アンプのことは良く分からないのですが、このステレオの『凄さ』の証明ではないかと思いました。
勿論、スィッチを入れれば、ちゃんとFM放送なども聴くことが出来ます。レコードプレーヤーはまだ試していませんが、この当時のカートリッジは、『クリスタル・ピックアップ』なのかもしれません、早く、試してみたいと思います。
ところで、昨年は本当に大変な年で、私が半年以上も何も出来ずに、ほとんど、寝てばかりだっただけでなく、一人で頑張っていたかおりオーナーが、頑張り過ぎで、腰椎を疲労骨折してしまったのですが、それでも、休むことも出来ずに、コルセットをしながら頑張ると言う悲惨な状況が、8月頃まで続いていました。
私の知人のアドバイスで『東洋整体』を受けてみたらどうかと言うことになり『藁にもすがる思い』で通ったおかげで、最近、何とか少しづつですが、仕事にも復帰できるようになりました。
それで、懸案となっていた『STEREO』誌の8月号で発表した『BSN パッシブ 2Wayキット』も、何とか年末の発売に漕ぎつけることが出来、1昨年前の夏に交わした吉野編集長さんとの約束を果たすことが出来ました。
右の画像が、正式名称を『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』と簡略化して発売することにしましたが、昨年来の急速な物価上昇の影響で、8月号で発表した『予価:88,000円(税込)』では、難しくなっていたのですが、発売前に値段を変更するのも、それはそれで、問題なので、とりあえず、発売期間を区切って20セット限定と言うことで発売を開始しました。
実際に売れたのは、20セットには届きませんでしたが、短い期間の割には好調だったので、残念な反面、何とか材料も足りて、ホットしたのも確かでした。
当ショップでは、ここ数年『メルマガ』も出していないので、このキットのことを知らなかった方も、多かったようで、発売終了後になってから、何とか販売してくれないかと言う連絡も来ていることから、もう一度、値段を見直して、再発売したいと考えています。
『値段が多少高くなっても良いからもう一度販売して欲しい。』と言うユーザー様もいましたので、次回のキットは、『SB Acoustics』は、『SATORI』シリーズを採用し、その他に『Wavecor』シリーズと『Scan-Speak』シリーズを発売したいと考えています。
何しろ『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』は、音の優劣は別にしても、密閉型スピーカーには無い『パッシブ・ラジエター』を4個も使い、バスレフ型スピーカーのバスレフポートの2本よりも、多くの『パッシブ・ラジエター』を使用するため、その分部品代も高くなるのですが、それだけではなく、『キャップスクリュー・ボルト』なども、より多く使います。
いまだに、スピーカーの取り付けに、木ねじを使っている方は論外としても、普通の2Wayシステムでは、16本から多くても20本くらいの『キャップスクリュー・ボルト』で済みますが、『BSN オリジナル ツイン・パッシブキット』には、M5-35mmx12本、M4-25mmx24本、M4-20mm(SUS)x8本、M3-15mmx8本の、合計で44本セットの『キャップスクリュー・ボルト』と『ねじ込み鬼目ナット』を使用しています。(M3は無いので叩き込みの鬼目ナット)
一度、お近くのホームセンターへ行って、これらの値段を調べてみてください、それだけでも、どれくらいの費用が掛かるかが分かると思います。
これは、余談ですが、昨年、評論家の生形先生に頼まれて、『オーディオ・アクセサリー』誌の特集記事に使うスピーカーボックスの製作を頼まれたのですが、その時、先生から、鬼目ナットを『爪付き鬼目ナット』にして、バッフルの裏側から取り付けてほしいと言うリクエストが有りました。
確かに、『爪付き鬼目ナット』を裏側から取り付ければ、スピーカーを取り付けるときに、ボルトを締めることによって、鬼目ナットにもバッフルに食い込むような力が働くので、その方が、一見、良さそうに思えるのですが、先生方が使われるフロント・バッフルの厚みは21mmか24mm程度にもなるため、全長が10mm前後の『爪付き鬼目ナット』を裏から付けていると、長いボルトの先端が鬼目ナットに上手く入らず、鬼目ナットの先端を誤って押してしまうことがあり、運が悪い場合は『爪付き鬼目ナット』がキャビネットの内側に落ちてしまうことが有ります。
フロント・バッフルを着脱式にしていれば何とかなりますが、多くの方は、フロントバッフルを固定しますので、その場合は、最悪の結果になってしまいます。
今回の場合も、結局、当ショップの標準的な方法『爪付き鬼目ナット』を表側から六角レンチでねじ込む事で納得していただいたのですが、私なりに考えた結論は、昨今のスピーカーボックスの材質、MDFやチップボード、パーチクルボードでは、板の材質そのものが、ヤワすぎて、ネジ部がすぐにぐずぐずになってしまい、『爪付き鬼目ナット』をしっかりとねじ込み固定することが出来ないのだろうと言うことでした。
当ショップの使用するスピーカー・ボックスの材料は、北海道産の『白樺合板』と言う、硬くて粘る材質なので、『爪付き鬼目ナット』の刃が、しっかりと、バッフルに食いこむので、『爪付き鬼目ナット』が良く締まるのですが、当ショップでは、MDFやチップボードなどは使ったことが無いので、ごく当たり前に思っていたことが、実は、当たり前ではなかったのです。
これもまた、『ベイサイドの常識は世間の非常識!』なのかもしれませんね。
最後に、ベイサイドネットの『最新モデル』『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』を発表いたします。
左の画像が、当ショップの最新モデルの『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』ですが、これまでの18cmの『Ellipticor 18WE/4542T00』よりも一回り大きな『21WE/8542T00』を採用し、より迫力の有る、ダイナミックレンジの大きなシステムとしました。
と言うのは、昨年末頃のブログを読んでいただいた方はお分かりだと思いますが、このボックスに使用している材料は、21mm厚の『和桐』なんです。
それも、ただの『和桐』とは『和桐』が違うんです。
桐箪笥作り日本一の加茂の桐箪笥屋さんの中でも、老舗の『高橋芳郎タンス店』の四代目高橋芳郎さんが、自分の足で、新潟の山々を探索し、彼の目にかなった桐を、 所有する木主から直接買い付けを行い、自分で伐採し、運び出し、その後、製材し、2年ほど乾燥を行って作った『和桐』なのです。
現在の日本で、この様に、原木から製品まで、一貫体制を貫いている桐箪笥屋さんは、唯一、高橋芳郎タンス店だけではないかと言うことで、本当に貴重な『和桐』を使わせていただけると言うことなので、当ショップとしても、最高級のスピーカーユニットでお応えしたいと思い、『21WE/8542T00』を採用することにした訳です。
それも、このクラスのスピーカーを鳴らす方は、高級な真空管アンプで鳴らす方も多いだろうと思い、あえて、4Ωバージョンではなく、8Ωバージョンを採用したのです。
日本一の『和桐』と、日本一(?)の『白樺』のハイブリッドボックスに、間違いなく世界一の『Scan-Speak』のユニットを採用した、『横浜ベイサイドネット』のオリジナルで『世界に唯一』の『ツインパッシブ』方式のスピーカー・システムとなりました。
是非、皆様に聴いていただきたいと思っています。
今年は、当ショップの試聴室も、何とか18畳の部屋だけは使えるようになっていますし、私の体調も良いので、現在のところ、月曜日から土曜日まで、10時から18時頃までは、予約が無くても、いつでも試聴出来ます。
そのうち、この『Ellipticor 21cm ツインパッシブ・システム』の新作発表を兼ねた『ミニ試聴会』も開催したいと思っています。今年は、何とか、継続して営業できるように頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
【ご注意とお願い】
上記ご案内の中で『いつでも試聴出来ます。』と書いていますが、私が打ち合わせなどで外出していることや、オーナーも、配送作業や、業者様やお客様などとの打ち合わせなどで、対応出来ないことも有りますので、折角来たのに相談が出来ないなど、ご迷惑をお掛けしますので、出来れば、事前にご連絡いただいてから、ご来店していただきたいと思います。
早く、アルバイトの店員を常駐させることが出来るようになりたいですね。
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JUGEMテーマ:イベント情報
現在、東京の『伝統工芸 青山スクエア』と言うイベント会場で『加茂桐箪笥展』が開催されています。その展示会場に『高橋芳郎タンス店』さんのご厚意で、当ショップの新しいモデル『BSN ツイン・パッシブ 2Way システム』を展示していただいています。
期間は、今月の25日までとなっていますので、関東方面にお住まいの方で、興味のある方は、是非、ご覧になってください。
今回の新製品は『Scan-Speak』の『Ellipticor』の21cmウーファーを採用して、現行のモデル(17cm)よりも、若干大きめになっていますが、そのぶん、より低音の迫力が増しています。
残念ながら、ここでは音は出せませんので、是非、この音を聴いてみたいと思われる方がおられましたら、12月の26日以降に、新潟の当ショップまでご来店ください。お待ちしています。
ちなみに、この新製品の販売価格は110万円(税込)となっています。
左の画像は、その詳細画像ですが、スピーカーボックス本体のコーナー部には『桐箪笥』でおなじみの保護金具が取り付けられていて、より高級感が増すと同時に、角をぶつけて傷がつくと言った心配は、もう有りませんね。
今回は、フロントバッフルには、21mm厚の北海道産の『白樺合板』を採用し、その他のボックス本体の部材は、新潟の『和桐』を『焼き桐』として、より箪笥に近い仕上げにしてみましたが、ボックス内部には、桐材の強度を補強するための工夫を色々と凝らしていて、『軽くて柔らかい桐』でも、スピーカーボックスの部材として、問題無く使えることを証明出来たと思っています。
また、これからは、組子による『サランネット』を標準にしたいと考えていますが、『サランネット』そのものも、一つの製品と考え、
色々な組子デザインを選択できるようにしたいと考えていますので、今回の組子も、バリエーションの一つとお考え下さい。
今回の組子は、杉の正目板を使用し、自然でナチュラルさを強調するために、無塗装で仕上げています。
そのため、組子のデザインによっては、価格が、多少変動する可能性が有ります。
今後、当ショップが製作・販売する『完成品・スピーカーシステム』は、スピーカーボックス本体の部材には、貴重な『日本』産である、北海道の『白樺合板』と、新潟産の『桐』を使い、スピーカーユニットには、世界一のスピーカー・ユニットメーカーの一つであるデンマーク製の『Scan-Speak』を採用し、世界でも他に例のない『横浜ベイサイドネット』のオリジナル方式である『ツイン・パッシブ』方式とし、エクステリア・デザインは、世界に通用する『純和風』デザインとすることに決めました。
ところで、今回『伝統工芸 青山スクエア』さんに初めてお伺いし、日本には、経済産業大臣が指定した全国各地の『伝統的工芸品』が237品目も有ることを知りました。
ここには、日本各地から取り寄せた『伝統的工芸品』を展示・販売しているそうで、私も、記念に一つ買ってきましたが、将来、当ショップのスピーカーが、ここに展示されるよう頑張ろうと思いました。
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期間は(2023.1.5まで)となっていますので、お見逃しの無いようお願いいたします。
特に『Peerless(Tymphany)』の多くの製品は、在庫限り特価・最大『50%引き!』となっています。
もう二度と手に入らない製品も有りますので、この機会に、是非ゲットしてください、『後悔先に立たず!』ですよ。
上の画像は、ベイサイドネットの今年最後の作品で『Scan-Speak』の「Ellipticor 21cm」ウーファーを使用したベイサイドネットのオリジナル『ツイン・パッシブ』システムの製作途中の画像です。
今回は、日本一(!)の桐箪笥工房である『高橋芳郎タンス店』さんにお願いして、新潟産の『和桐』にこだわって製作していただきました。
何故私が、高橋芳郎タンス店さんを『日本一の家具工房』だと思い、製作を依頼したかと言えば、日本一の加茂の箪笥業界にあっても、現在では、時代の流れで、中国産の桐を使った製品が多いらしいのですが、唯一、この『高橋芳郎タンス店』さんは、
『自ら近郷近在の桐立木を探索し、 所有する木主から直接買い付けを行い、伐採・製材・乾燥・制作・販売に至るまで一貫して、自らが全ての工程に責任をもって仕事を行うことであります。 恐らくこの様な一貫体制を貫いている桐箪笥製作工房は、日本で唯一、高橋芳郎タンス店だけと思います。』と言う、四代目(創業は慶応元年とのこと)高橋芳郎さんの矜持に共感したからに他なりません。
職人の手カンナによって、丹念に仕上げられた『和桐』の美しい光沢は、塗装するのがはばかられるような気がします。
今回は、『焼き桐』塗装仕上げをお願いしましたが、来年は、無塗装の素晴らしい仕上げのボックスをお願いしたいと思っています。
左の画像は、そのフロントバッフルの様子ですが、今回は、ボックス本体の部材に『桐』材を採用したので、補強対策として、フロントバッフルの裏には、コーリアンボードと鉄板を裏打ちして、強度を上げ、スピーカーの振動対策としています。
勿論、フロントバッフルそのものは、いつもの北海道産(滝澤ベニヤ)の『シラカバ合板』を使用していますが、箱全体の強度を上げるための補強です。
また、ウーファーは、バッフルには固定せず、コーリアンボードを挟んで、鉄板にボルト止めしています。今回はステンレスが間に合わず『SS400(制振塗料塗布済)』を使用しましたが、高域共振の面からは、こちらの方がよさそうですね。
ツィーターは、このところの、ベイサイドネットの特徴の一つとなっている『ウェーブガイド』付きです。
右の画像は、例によって、左右に『パッシブラジエター』からの低音を放射するためのスリットが設けられているのが特徴となっています。
今回は、このリアバッフルも『桐』材にしたので、裏側の補強もかかせませんね。
この未完成な箱が、どのように変身するのか本当に楽しみです。
次回は、完成した姿をお見せできると思います。
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先日、新潟市内の書店で『TBMのすべて』と言う本を偶然見つけました。
著者の小川隆夫と言う方の名前は知らなかったのですが、『CD』のライナーノーツを書かれていた塙耕さんの名前が、その帯紙に書かれていたので、ついつい、懐かしくて買ってしまいました。
上の画像が、その本ですが、ついでに当ショップで、未だに在庫している『スリーブラインドマイス』のレコードとCDです。
私たちが、2003年の8月に、オンラインショップ『横浜ベイサイドネット』をスタートし、その翌年の2004年の9月に、実店舗の『横浜ベイサイドネット 伊勢佐木長者町店』を開店したのですが、開店当初から、たくさんの地元のお客様が遊びに来られ、そんなお客様の一人から『横浜にもレコードレーベルを出している人がいるんだよ。』と言う話を聞き、この『スリーブラインドマイス』の藤井さんと知り合うことになりました。
当時の私たちは(今でも?)『めくら蛇に怖じず』で、藤井さんがどんなに凄い人かも知らずに、『もしも、レコードがまだ残っていたら、是非、分けていただけませんか?』と、厚かましくお願いし、在庫品を分けていただことが有りました。
上のレコードとCDは、その時のもので、最近、引っ越し荷物の整理をしていて発見したものです。レコードは、ほんの数枚しか残っていませんが、CDは30枚以上あります。
『日本が世界に誇るインディペンデント・レーベル』(塙耕)であり『伝説のジャズ・レーベル』(小川隆夫)でもある『スリーブラインドマイス』のレコードとCDです、これが最後のチャンスかもしれませんので、是非、お買い求めいただき、日本が誇る『和JAZZ』のレガシーを共有していただきたいと思います。すべて、帯付きです。
なお、下記の『TBM ブランド シール』が3種類ありますので、お買い上げいただいた方に差し上げます。ただし、CDの数量分には足りないので、先着順とさせていただきます。
【注記】
ご希望のものを「メモ欄」にご記入ください。ただし、ご希望に添えない場合も有りますので、ご了承ください。
(a) | (b) | (c) |
12枚 |
9枚 |
8枚 |
【TBM CD 在庫品リスト】
■タイトル:『峰』峰厚介クインテット ■言わずと知れた『TBM』レコードの第一弾で、1970年9月20日に、今田勝の『ナウ!』と同時に発売された。(勿論レコード) ■THCD-217:「Blu-specCD」 【パーソネル】 峰厚介(as、ss),今井尚(tb), 市川秀男(elp piano), 水橋孝(b), 村上寛(ds) 価格:2,750円(税込)
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タイトル:『デビュー』植松孝夫カルテット&クインテット ■『TBM』レコードの第二弾では、全くの新人を抜擢して、文字通りの『デビュー』というタイトルのレコードを発売。(TBMの3枚目レコード) ■THCD-218:「Blu-specCD」 【パーソネル】 植松孝夫(ts),今井尚(tb), 藤井貞泰(elp),鈴木良雄(b),ジョージ大塚(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『銀巴里セッション〜1963年6月26日』 高柳昌行と新世紀音楽研究所 ■このレコードも、TBM藤井さんならではの貴重なレコードで、銀座のライブハウス『銀巴里』で行われた徹夜の演奏を素人のお医者さんが録音した音源でレコード化したもの ■THCD-219:「Blu-specCD」 【パーソネル】 高柳昌行(g),金井英人(b),稲葉国光(b),富樫雅彦(ds),菊池雅章(p),中牟礼貞則(g),日野皓正(tp),山崎弘(ds),山下洋輔(p),宇山恭平(g) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『モーニング・フライト』福村博クインテット ■福村博の記念すべき初リーダーアルバム、新鋭の向井滋春との2トロンボーン構成となっている、TBMレーベルの代表作品 ■73年度「ジャズ・ディスク大賞 最優秀録音賞第二位 ■THCD-224:「Blu-specCD」 【パーソネル】 福村博(tb),向井滋春(tb),田村博(P),岡田勉(B),森新治(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『オラン・ウータン』鈴木勲カルテット+2 ■『ブロー・アップ』以降、一躍人気ベーシストとなった鈴木勲のTBM第四弾レコードで、中本マリのヴォーカルをフューチャーするなど、コンポーザーとしての才能を開花させた ■THCD-226:「Blu-specCD」 【パーソネル】 鈴木勲(b,cello,elp),渡辺香津美(g),河上修(b),森新治(ds),森剣治(as,fl,bcl),中本マリ(vo) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『トキ』土岐英史カルテット ■土岐英史初のリーダーアルバム、TBMのハウスギタリスト的な渡辺香津美を中心としたリズムセクションによるビバップアルバム ■THCD-227:「Blu-specCD」 【パーソネル】 土岐英史(as,ss),渡辺香津美(g),井野信義(b),スティーヴ・ジャクソン(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ナイト・アンド・デイ』森山浩二&山本剛トリオ ■ボーカリスト、パーカッショニスト森山浩二のTBMデビューアルバム。「ミスティー」でのグループ活動をしていた山本剛がバックに加わっている ■THCD-246:「Blu-specCD」 【パーソネル】 森山浩二(Vo,conga),山本剛(p),井野信義(b),小原哲次郎(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ザ・ビッグ4』ジョージ川口とビッグ4
■1950年代に一世を風靡した「ビッグ4」が松本英彦の再演を実現して出したTBMアルバム ■THCD-247:「Blu-specCD」 【パーソネル】 ジョージ川口(ds),松本英彦(ts,fl),市川秀男(p,elp),水橋孝(b) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ファイアバード』森剣治カルテット ■TBM御用達のメンバーをバックに、森剣治のアドリブが冴えわたるTBMデビューアルバム ■THCD-258:「Blu-specCD」 【パーソネル】 森剣治(ts,fl,recorder),渡辺香津美(g),井野信義(b),スティーヴ・ジャクソン(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『フィジカル・ストラクチュア』ジョージ大塚クインテット ■日本JAZZ界の中堅、ジョージ大塚の4作目のリーダーアルバム(TBMでは第三弾)辛島文雄のエレピ、シンセがJAZZの新境地を開いている ■THCD-239:「Blu-specCD」 【パーソネル】 ジョージ大塚(ds),佐々木正三(ts,ss),辛島文雄(p,elp,syn),古野光昭(b),大野範夫(per) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『エアー』今村裕司とエアー ■パーカッション奏者である今村裕司をリーダーとする『ニュージャズ(フュージョン)』バンドによるJAZZ・ROCKアルバム ■THCD-241:「Blu-specCD」 【パーソネル】 今村裕司(per,ds,conga),志村康夫(ss,fl),林廉吉(g),井野信義(elb),村上寛(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ソネット』ティー&カンパニー
■TBMのオーナー藤井さんが理想のメンバーを集めて結集した『スーパーセッション』グループによるTBM第一弾 ■THCD-231:「Blu-specCD」 【パーソネル】 森剣治(ts,ss),植松孝夫(ts),高柳昌行(g),今田勝(P),金井英人(b),井野信義(b,elb),村上寛(ds),今村裕司(per) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ドラゴン・ガーデン』ティー&カンパニー
■TBMのオーナー藤井さんが理想のメンバーを集めて結集した『スーパーセッション』グループによるTBM第二弾 ■THCD-232:「Blu-specCD」 【パーソネル】 森剣治(alf),植松孝夫(ts),高柳昌行(g),今田勝(elP),金井英人(b),井野信義(cello,elb),村上寛(ds) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『スパニッシュ・フラワー』ティー&カンパニー
■TBMのオーナー藤井さんが結集した『スーパーセッション』グループ『ティー&カンパニー』によるTBM三部作を締めくくる第三弾 ■THCD-233:「Blu-specCD」 【パーソネル】 森剣治(bcl,ss,fl),植松孝夫(ts,bcl),高柳昌行(g),今田勝(P),金井英人(b),井野信義(b,elb),村上寛(ds),今村裕司(per) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『メルス・ニュー・ジャズ・フェスティバル'80』高柳昌行とニュー・ディレクション・ユニット
■高柳が結成したニューグループによるフリージャズの祭典「メルス(ドイツ)」での熱狂ライブアルバム ■THCD-235:「Blu-specCD」 【パーソネル】 高柳昌行(g),飯島晃(g),森剣治(reeds),井野信義(cello),山崎幸弘(ds,per) 価格:2,750円(税込)
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■タイトル:『ロンリー・ウーマン』高柳昌行ギター・ソロ
■奇跡的に死の淵からよみがえった高柳昌行が初のエレキ・ギターによる初のソロ・インプロビゼーション・アルバムであり、TBMで録音した最後のアルバム ■THCD-236:「Blu-specCD」 【パーソネル】 高柳昌行(el-g) 価格:2,750円(税込)
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
『ステレオ』誌の8月号で紹介していただいた『BSN オリジナル ツインパッシブ キット』ですが、その後の急激な円安の影響で、スピーカーユニットをはじめ、ネットワーク部品などすべての材料費が値上げになった上に、納期が延び延びになり、何時になったら、安定して発売することが出来るのかが分からず、発売すべきかどうか迷っていましたが、『ステレオ』誌を見たお客様から『何時発売するのか?』と言ったお問い合わせを再三いただいていることと、円が150円を超えるに至っては、この先、円が元に戻るのを待っていても何時になるのか予測もつかないので、この際、思い切って『20セット』のみの限定販売とすることにしました。
上の画像は、最終的に決定した販売モデルです。ボックスの材料は、当然、滝澤ベニヤさんの『白樺(バーチ)合板』なのですが、国産の材料なのにもかかわらず、一時は入手が難しい時期が有ったり、値上げもされたりで、止む無く板厚を下げたバージョンなども試作しましたが、『ツインパッシブ』の力強い低音を出すには、今まで通り18mmのフロント・バッフルと15mmのサイドパネルで行くしかないことが分かり、他の部品で、コストダウンを図ることにして、ネットワークを試作機の12dBから6dBに変更することにしました。
もともと、当ショップのネットワークは6dBが基本なので、この点は、かえって、より『BSN サウンド』になってよかったと思っています。
従いまして、今回の『限定バージョン』は、間違いなく立ち上がり(下がり)重視の『Blues』『Jazz』『Rock』向けのシステムとなっていますので、『Clasic』もしくは『聴き疲れしない音』をお求めの方には向いていないかもしれません。
左の画像は、キットのフロントとリアの画像ですが、この画像からも、この『BSN オリジナル ツインパッシブ キット』の特徴が分かると思います。
フロント・バッフルは、ツイーター部分を落し込んで『ウェーブガイド』状にすることによって、中高域の音圧を上げると同時に、ウーファーとの位相合わせにも役立つようにしています。
また、フロントバッフルは取り外し式にしていますので、パッシブ・ラジエターのウエイト調整や、吸音材の調整なども簡単に出来ますよ。
リア・バッフルの左右に比較的大きなスリットが有りますが、これが、このキットの最大の特徴で、ボックスの中の左右のサイドパネルに、2つのパッシブ・ラジエターが組み込まれていて、これらが、ウーファーの動きに連動して、力強い低音を、このスリットから放出することになります。
その結果、15cmウーファーとは思えないダイナミックで、スケール感の有るサウンドを響かせてくれるのです。
また、最近の当ショップの考えで、バインディングポストをバッフルに直接打ち込む方式を止めて、コリアンボードのターミナルプレートを介して取り付ける方式にしています。勿論、ターミナルプレートは当ショップのオリジナルデザインです。
右の画像が、従来のバッフルに直接打ち込むタイプのバインディングポストですが、当ショップでは、硬い『白樺(バーチ)合板』に、きつめの穴を開け、しっかりと叩き込むことによって、バインディングポスト本体の『ローレット』状のギザギザがバッフルに強固に食い込むことによって、バインディングポストが緩むことを防いでいますが、柔らかい素材のバッフル、例えばMDFやパーチクルボードなどは、経年変化によって、素材が弱くなったり乾燥がすすんで開口部の穴が広がったりすることによって、バインディングポストが緩んでしまうことが有ります。
大きなウーファーの場合は、ユニットを外せばバインディングポストのナットを、増し締めすることも出来そうですが、小さなウーファーの場合は、それが出来ないことも多そうです。
また、一度取り付けると、二度と外すことが難しいために、ネットワーク基板の交換なども、面倒なことになりますね。取り付けは簡単ですが、後が面倒な方式だと言えそうです。
このキットのように、ターミナルプレート方式にすれば、ターミナルの取り外しも、M4のキャップスクリューボルトによって、簡単にできますので、ネットワークの調整なども簡単に出来て便利ですよ。
このキットのさらなる特徴は、リアバッフルとフロントバッフル取付用のフレームを、天板、底板、左右の側板にスリットを入れて、しっかりと食い込ませる構造とすることによって、ボックスの密閉度と強度の両方を満足させることが出来、このひと手間によって、初心者の方でも、失敗のない本格的なボックスを作ることが出来るんです。
その上、天板、底板、左右の側板の組み立て方式を『留め継ぎ』方式とすることによって、最終的な外観が『プロ』顔負けの仕上がりになること請け合いですよ。
『留め継ぎ』方式の良さは、もちろん、そのままでもすっきりとした仕上がりになりますが、思い切った『つき板』仕上げにも出来るところが、素晴らしいところですね。
右の画像は、ボックスの組み立て中の画像ですが、全体を4本の強力なゴムを使って、四角が隙間が出来ないように上手く合わせるようにします。
この工程だけは、難しいかもしれませんので、接着剤を使って組み立てる前に、何度か、仮組してみることが必要かもしれません。
すべての部材を、何度か組み立てる練習をして、四角が全て、一直線に組み立てられるようになったら、接着剤を使って、慎重に組み立てるようにした方が良いでしょう。
多少の難しさは有りますが、そのかわり、上手く組みあがった時には、その出来ばえに感動する事請け合いですよ。
最後に、組立中のボックスの内部をお見せします。
二つの『パッシブラジエター』が、どのように取り付けられるのかが推測出来ると思います。
また、効果が有るかどうかは検証できませんが、底板には、定在波防止のために、MDFの表面を凸凹にした『ディフューザー』を取り付けていますが、硬い白樺合板の高域の共振を、MDFによって、いくらかやわらげるための目的も有るので、コストダウンのために省略しようかとも考えたのですが、そのまま残すことにしました。
まだ、片側にしか『パッシブラジエター』は取り付けられていませんが、その反対側にも取り付けると完成になります。
このように、二つの『パッシブラジエター』を左右に対向して取り付ける理由は、ウーファーによって駆動されるこれらの『パッシブラジエター』は、自分が元の位置に戻る時に、今度は、ウーファーを動かそうとすることになります。これが、『パッシブラジエター』によってウーファーが『ゆすられる』現象であり、『パッシブラジエター』方式の最大の欠点と言われるところだと思われます。
当ショップが提唱する『ツインパッシブ』方式は、二つの『パッシブラジエター』が、相互に、反対向きに動くことによって、お互いの動きを制御し合い、その結果、ウーファーへの反作用を最小限に抑えることが出来るようになるので、ウーファーが『ゆすられる』ことなく、しっかりと止まる為、低音は増強され、トランジェント特性も向上し、メリハリの有る、ダイナミックなサウンドを再生することが可能になります。
『百聞は一見(一聴)にしかず』
当ショップで試聴できますよ!(要予約です!)
【 11月1日(火)予約限定20セット販売開始!】
現在、簡単なマニュアルと、オンラインショップの商品ページを製作中で、合わせて、キット部品のパッケージ用梱包材を準備していますので、発売は切りの良い11月1日(火)としました。
肝心のお値段ですが『ステレオ』誌に発表した通り、スピーカーユニットを含む『フルキット』バージョンの価格が、88,000円(税込)となります。
残念ながら、今回は、先に書いたような状況のため『フルキット』バージョンのみの発売となりますので、ご了承ください。
また、オプションとして予定していました『組子グリル』は、今回は中止させていただきました。合わせて、ご了承ください。
ただし、どうしても欲しいとお申し込みの方には、納期が一か月ほどかかりますが、お受けいたしますので、『フルキット』バージョンお申し込みの時に、合わせて、お申し込みください。お値段は、2枚で22,ooo円(税込)となります。
【 限定バージョンのご注文方法について 】
今回の販売方法は、本日11月1日(火)から予約販売を開始します。予約販売期間は12月3日(土)までとしますが、途中で限定数に達した場合は、期間内であっても販売は終了いたします。また、期間内に限定数に達しなかった場合でも、販売は終了いたします。また、お支払いにつきましては、予約ご注文時に全額お支払いいただきます。
納品時期は、11月12日(土)までのご注文分は、11月25日(金)から発送する予定で、それ以降のご予約分につきましては、12月9日(金)からの発送となります。
最終的には、12月23日(金)までに、すべての発送を終わらせる予定です。
【注記】
オプションの『組子グリル』をご希望の方の納期は『組子グリル』を取り付けるために、ボックス本体の追加加工が有りますので、通常のキットの納品が終わってからの製作になるため、来年の1月中旬程の納期になりますのでご了承願います。
【 『 BSN オリジナル ツインパッシブ キット 』部品詳細】
(1)スピーカーユニット:
■ウーファー:SB Acoustics『SB15MFC30-4』
■ツイーター:SB Acoustics『SB21RDCN-C000-4』
■パッシブラジエター:Dayton Audio『DSA135-PR』
(2)スピーカーボックス:
■ボックス方式:ツイン・パッシブ方式
■ボックス寸法:21cm(W)x36cm(H)x28cm(D)
■ボックス容量:約12リットル
■ボックス重量:約7.5Kg(ユニット含む総重量)
(3)ネットワーク:6dB/oct
■ネットワーク部品x1式
■ネットワークボードx2枚
■ネットワーク用配線x1式
■ファストン端子:S、M、L一式
(4)その他の部品:
■ネオジム磁石:直径15mmx3mm(厚さ)x8枚【パッシブ調整用】
■生ゴムベルト:4本【ボックス組み立て用】
■スピーカー取付用キャップスクリューボルト&オニ目ナット一式
■吸音材:一式
『BSN オリジナル ツインパッシブ キット』の商品ページは、本日中に準備が完了し、本日午後くらいからから、予約注文が出来るようになりますので、ご予約はお早めにお願いいたします。
ただし、商品ページの開始時間は遅れる場合が有りますので、ご了承ください。
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早いもので『横浜ベイサイドネット中之口店』を開店してから一か月が過ぎました。
まだまだ、事前に予約いただいた方にだけご来店いただいている状態ですが、それでも、先月は6人のお客様にご来店いただきました。
上の画像は、ご来店いただいた『三栄無線ファンクラブ』の曽我さんとNkさんに持参していただいた『ダイヤトーン P610改励磁型スピーカーシステム』です。
これまでも、励磁型スピーカーは、何人かのお客様のものを聴かせていただいたことはありましたが、正直なことを言えば『永久磁石のスピーカーと、励磁型スピーカーの違いが良く分からなかった』のですが、今回聴かせていただいた、このスピーカーには、その立ち上がり・立下りのスピードの速さに本当に驚かされ『この音が励磁型スピーカーの音なんだ!』と実感させられました。
特に、この『ダイヤトーン P610改励磁型スピーカー』は、オープンバッフル・デザインとなっているため、ユニットにかかる負荷も軽いため、より一層、その速さが際立っているのではないかと思いました。
それにしても、ロクハンスピーカーとは思えない、ダンピングのきいたクリアーで力強い低音と、きらびやかで伸びのある中高域のサウンドを聴いていると、2Wayなんて必要ないのかと思わされそうになりましたね。
もっとも、この素晴らしいサウンドは『ダイヤトーン P610改励磁型スピーカー』ユニットだけによるものではなく、この電磁石を駆動する電源システムや、『三栄無線』の復刻版プリアンプや、バッテリー駆動(!?)の『イシノラボ』ブランドのパワーアンプによるところも大きいのでしょうね。
やはり、オーディオというものの性能は、トータル的なバランスによって良くなるものだと、改めて納得させられました。
左の画像は、『ダイヤトーン P610改励磁型スピーカー』を駆動する電源システムです。以前に『励磁型スピーカー』の電源は、真空管でなければだめだと言う話を聞いたことがありましたが、それは単なる『迷信』だと思いましたね、
私には、何が何だか良く分からない回路構成ですが、これが、あの素晴らしいサウンドの源泉になっているのは間違いないのですから。
右の画像は、前にもご紹介した『三栄無線』の復刻版プリアンプですね。
おそらく、このプリアンプと『イシノラボ』ブランドの
パワーアンプの組み合わせが、『ダイヤトーン P610改励磁型スピーカー』のスピード感を、際立たせているのだと思いました。
私は、アンプのことは良く分かりませんが、バッテリー駆動のパワーアンプという発想に、驚きを禁じ得ませんね。
左の画像は、少しピンボケになってしまいましたが『イシノラボ』というユニークなブランドのアンプです。
どこが、ユニークかというと、このパワーアンプは、AC電源とバッテリー電源を切り替えて使用出来る点にあります。
プリアンプを、バッテリーで駆動するという方式のアンプは、聞いたことがありますが、パワーアンプでそれをやると言う発想は、私には考えもつかないですね。
おそらく、S/N比の向上を狙ったものだとは思いますが、それだけではなさそうですね。
あの力強いサウンドは、ユニークなデザインの電源によるものか、それとも、このバッテリー駆動のアンプによるものか、残念ながら、私にはわかりません。
それから、横浜時代からの当ショップのユーザーさんで、私たちからやや遅れて、長岡の大学に転勤してこられたIkさんや、以前から、当ショップの自作ユーザーさんの中でも、ずば抜けた木工技術を持っていたSzさんが訪ねて来てくれました。
Szさんは、今では本当にプロの木工職人になっていて、横浜で自分の工房『木工房すずき』を立ち上げているそうです。
今回も、素晴らしい仕上がりのスピーカーシステムを持参していただきましたが、残念なことに、写真を撮るのを忘れてしまいました。
Szさんには、大変申し訳ないことをしてしまいました。
なにしろ、その日は私たちが『東洋整体』の施術を受ける日だったので、せっかく来ていただいたのですが、慌てて、出かける羽目になってしまい、写真を撮るのを忘れてしまったのでした。
本当に、素晴らしい仕上がりだったので、そのうち、画像を送っていただき、このブログで、紹介させていただきたいと思います。
その他、ステレオ編集部の吉野編集長さんなどに、立ち寄っていただきました。吉野さんには、『ステレオ』誌の8月号で取り上げていただいた『BSN ツイン・パッシブ キット「SB15cm 2Way」』の完成したものを聴いていただきたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。
このキットは、ステレオ編集部にプロトタイプをご提供した後も、試行錯誤を繰り返し、なかなか、製品化することが出来なかったのですが、先週末に、何とか、販売できるところまで煮詰めることが出来ましたので、次回のこの場で発表したいと思っています。
また、思いかけず、ご近所の方や、燕の作業所に来ていた方などに訪問していただきました。
まだまだ、お待たせしているユーザー様のスピーカーの製作や、整体医療のための通院や、越前浜の作業場からの撤収と、こちらの作業場の整理整頓など、やるべきことが山積みになっているので、お店で、お客様のご相談に専念することは出来ませんが、少なくとも今月中には、本格的に、お客様を受け入れるようにしたいと思って、頑張っています。
よろしくお願いします。
あっと言う間に、秋を通り越して冬がやって来そうな気配がする今日この頃です。
つい先日まで、家に侵入を試みる無数のアマガエルに悩まされていたかと思うと、今度は、色々な昆虫が入ってきます。
右の画像は、そんなコーロギを模した竹細工ですが、素晴らしい出来栄えで、まさに『飛んで火にいる夏(秋)の虫』のようですね。
そんな昆虫(?!)をおびき寄せているのが、益子焼の『茶香炉』です。上のお皿のような部分にお茶っ葉を入れて、下に置いたローソクで炙ると、部屋全体に何とも言えないお茶の香りが充満してきます。
こんな雰囲気の中で、秋の夜長をお好きな音楽を聴きながら過ごすのも、心身ともにリラックス出来て、健康にもよさそうですよ。
この『茶香炉』だけでなく、その他にも、益子で手に入れてきたお気に入りの陶器類も、お店で販売するようにしました、スピーカーの試聴とともに、こうしたちょっとした『インテリア商品』などもご覧ください。
もちろん、直輸入した珍しい限定版のレコードやCDなども販売していますので、併せて、ご購入ください。
次回は、何とか完成した『BSN ツイン・パッシブ キット「SB15cm 2Way」』のご紹介と、お店に置いている、レコードやCDなどのリストを掲載いたします、興味のある方はお楽しみに!
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今週(9月5日)から、いよいよと言うか、ついにと言うか、何とか試聴室をオープンしました!
昨年(2021年)購入した直後の計画では、一千万円程の投資で、一番奥にある八畳間を残して他のすべての部屋の畳を剥がして、46畳程の広い試聴室を創り出す予定でしたが、私が昨年末から体調を壊したために、『企業再構築補助金』にエントリーすることが出来ず、大掛かりなリニューアルは断念せざるを得ませんでした。
リニューアルする規模を縮小して、再度『企業再構築補助金』にエントリーしても良かったのですが、この際、無駄な出費は抑えて、少しづつ『DIY』で行くことにしました。
と言うのも、現在の異常な『円安』状況は『コロナ禍』どころの騒ぎではなく、本当に、当ショップがつぶれるかどうかの、文字通り『死活問題』になって来ており、にもかかわらず、岸田現政権は、この極端な『円安』に対して何の対応策も採らずに、アメリカに打たれっぱなしの状況ですが、私たちも『座して死を待つ』訳にはいかないので、金は使わず、あるものを利用して『ケチケチ』作戦で乗り切って行こうと思います。
という訳で、とりあえず、18畳の広間を試聴室としてオープンすることにしました。そのため、試聴室の入り口には、今のところ看板も有りません。
左の画像は、当ショップの入り口ですが、郵便受けの名前に『(株)横浜ベイサイドネット 新潟支社』と書いているだけで、当ショップのブログ『横浜ベイサイド スクエア』をご覧になっている方でないと、ここが、オーディオショップだと気づく方はいないだろうと思いますが、当面は、予約制で、試聴を希望する方のみを対象として、ご案内することにしていますので、問題は無いと思っています。
右の画像は、入り口を入ったところで『エントランス・ホール』(?)のようなスペースで、左側が試聴室の入り口になっていて、右側がテーブルを置いていて、コーヒーなど飲みながら、色々と雑談するオープンスペースにつながっています。
正面には、ウッドデッキを張る予定だった中庭が見えていますね。
その向こうは、新幹線の高架橋が見えますが、本当に、新幹線の側なんですよ。
ちなみに、試聴室の入り口に置いているロッキングチェアとセミ・アコギターは、『HOWLIN' WOLF』の<<ROCKIN' CHAIR>>の『レコードジャケット』を真似てみたものです。
左の画像は、新しく当ショップの『ウエルカム ボーイ』になった鬼っ子です。
今回、新しくショウルームをオープンするにあたっては、お店で何か新しく販売するものを見つけようと言うことになり、これ迄、何度か趣味の買い物に出かけていた『益子の陶器』を販売しようと言うことになりました。
オーディオ製品とは関係がなさそうですが、
『あなたのオーディオルームに、飾ってみてはいかがですか?ゆとりとくつろぎを実感できますよ!』と言う、当ショップのコンセプトにピッタリな商品を、取り揃えて、お店に来られた方にお勧めしようと思っています。
と言うのも、当ショップでは、基本的に、スピーカーシステムのオーダーメードのお客様の相談を中心に、運営することを考えていますので、店内には、コンデンサーやコイル等のネットワーク部品や、スピーカーユニットなどは、展示していません。
多くの製品は、長岡にある『ヤマト運輸』さんの倉庫に預けているため、当ショップには販売するものが無いためです。
どうしても、お店に来た時に部品を受け取りたいと言う方は、事前にオンラインショップでご購入いただき、店頭でお受け取りしたいと、メモを書いていただけると、ご来店する時までに、『ヤマト運輸』さんの倉庫から当ショップまで送ってもらい、お渡しできるようにすることは可能です。
ただし、長岡から当ショップ迄の送料はご負担いただきますので、ご了承ください。(もちろん、1万円以上であれば送料は無料です。)
右の画像は、試聴室の入り口から見た室内の様子です。
見てお分かりの通り、畳はそのままになっていますが、オーディオ機器を設置しているところだけは、畳を剥がして、下張りの床の上に直接、30mm厚のスタイロフォームを敷き、その上に4メートルの長さの25mmの集成材を敷き、強度を上げていますので、音的には問題なさそうです。
と言うのは、140年以上も経っているので、床板は補強しないと、オーディオルームとしては、駄目だろうと言うことだったのですが、実際に、畳を剥がしてみたところ、意外にしっかりした床板で、特に強度的な問題はなさそうだったので、本当に助かりました。
また、こちらの田舎では、広い和室をオーディオルームとして利用されている方も多いようなので、当ショップの試聴室が、不利だと言われている『和室における音調整の有り方』の良きサンプルになるのではないかと、ポジティブに考えるようにしました。
上の画像が、当ショップの試聴システムの全景です。
システムは、二通りのシステムが有り、一つは『AudioNirvana』の「300Bシングルアンプ」をメインとしたアナログ・システムです。このシステムの入力メディアは、こちらのオーディオ愛好家の方たちの大好きなアナログレコードシステムで、レコードプレーヤーには『Victor』の「TT81」を、当ショップのオリジナルの『ペーパーウッド』ベースに組み込み、アームは『グランツ』さんのアームを奢っています。カートリッジも『DS Audio』さんの光カートリッジと『DENON』の「DL103」を中心に、その他「TYPE III」なども有りますよ。
肝心なスピーカーは、もちろん『AudioNirvana』の「15インチアルニコ」+『RAAL』のリボンツィーターを「変形オープンバッフル」に取り付けたシステムと、最近は、発売されたばかりで人気急上昇の『SB Acoustics』の「20cmフルレンジ」をよく聴いています。
もう一方のシステムは、WIndowsPCを使用した『PCオーディオ』システムですが『今や昔のシステム』になっているような気がしますが、本当に流行とは怖いものですね。
当ショップでは、それでも懲りずに『MUTEC MC-3+USB』に、ソニーの橋本さんに作っていただた『外部クロック(10MHz)』をつなぎ、今は亡き『FireStone』製の「USB DAC」で、24bit192MHzまでの『ハイレゾ』音源を『Hypex』の「Ncore400」で、これ以上の『High Speed』ユニットは無いと信じている『Scan-Speak』の「Ellipticor」を、当ショップ独自の『ツィン・パッシブ』方式のシステムで、爆音を轟かせています。
ただし、当ショップには、あまりポピュラーなソースは有りませんので、試聴に来られる方は、出来れば、ご自分のお好きなレコードやCDを持参してください。ただし、残念ながら、SACDプレーヤーは無いので、『ハイレゾ』で聴きたい方はUSBメモリに入れてきてください。
いずれにしても、出来れば、事前に予約していただきたいとおもいます。何しろ、一人で、色々な仕事をこなしていますので、いつも、お店にいる訳では有りませんので、折角来られても、私が不在では、お話も出来ませんので、その点は、よろしくお願いいたします。
なお、試聴出来るスピーカーシステムは、まだ他にもありますが、それについては、次回にご紹介したいと思います。
最後に、最近ののびこの画像をお届けいたします。
元気とは言え、もうすぐ18歳になるのびこです。最近は、あまり仕事の邪魔をせずに、寝ていることが多くなりましたね。
体重も、だいぶ減ってきていますが、それでも、食欲はまだまだあるようで、結構食べていますが、吐く回数も増えてきていますので、心配は心配ですが、とにかく、病気らしい病気もせずに、6回もの引っ越しにも耐えて来た猫だし、何しろ、人見知りしないので、お客様にもかわいがられていますので、出来れば、25才くらいまでは、当ショップの看板ネコ『ベイサイドネットキャット』として、生きていて欲しいと思っています。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
先日、当ショップへご来店いただいた『三栄無線ファンクラブ』の曽我様から、待望の2A3トランスドライブ シングルアンプの図面が送られてきましたが、同時に、懐かしい三栄無線の古いカタログが同梱されていました。今となっては、素晴らしい宝物と言っても過言では有りませんね。
私も、『横浜ベイサイドネット』を始めた2004年頃から、ユーザー様のアンプ製作意欲に触発されて、いくつかアンプを作ったことが有りましたが、その時、アンプデザインの要(かなめ)として「USソケットアダプター」を使用したのを思い出しました。
残念ながら、その当時作ったアンプは何処へ行ったのか全く覚えていませんが、未使用の「USソケットアダプター」が1セットだけ残っていました。
また、何かのアンプに使ってみたいと思います。
左の画像は、曽我さん達『三栄無線ファンクラブ』の皆さんが企画して、今回『限定販売』した復刻版の真空管式プリアンプキットです。
発売してから、あっと言う間に完売したそうですが、三栄無線さんの当時の人気の高さが分かりますね。
アンプ回路の詳しいことは、私には分かりませんが、真空管にはシールドカバーがかかっていたり、セレクタースイッチが、エクステンション・バーでアンプ背面に置かれていたりと、手を抜かずに、しっかりと作られているのが分かりました。
右の画像は、今回は参考用に用意してきたもので、製品化の予定は無いそうですが、往年の6BQ5シングルアンプキットの完成品だそうです。
今回販売したプリアンプキットの試聴用に用意していただいたそうです。
私は、シロートながら、真空管アンプは直熱三極管のシングルアンプでなければだめだと思っていましたので、6BQ5(EL84)などのアンプは、正直、あまり興味はなかったのですが、その音を聴かされてみると、三極管だろうと、5極管だろうと、そんなに差が無いことが分かり、既成概念にとらわれていた自分を恥じるとともに、こんなのとなら『AudioNirvana』の「EL84PPアンプ」や「EL34SEアンプ」の販売にも、もっと力を入れればよかったと、デビットに悪いことをしたと、少し、後悔しています。
以下のアンプは、画像を探して見つけることが出来たアンプです。実物は、いったい何処へ行ったのか、全く記憶にないのが情けないですね。
当時、当ショップは、伊勢佐木長者町の伊勢佐木警察署近くの県の住宅供給公社のマンションの1階の店舗に入っていたのですが、偶然、近くに『OTLアンプの宮崎』として『無線と実験』誌などで活躍されていた方が住んでいて、時々、当ショップに遊びに来ていたので、私は、その方からアドバイスをいただきながら真空管アンプなどを作っていたのでした。
左の画像は、アメリカのオーディオ雑誌『Audio Express』に載っていた、6080とEL34を使用した『μ- Follower 回路』を参考にしたプリアンプですが、デザイン的なアクセントとして『三栄無線』さんの「USソケットアダプター」が効いていると思います。
このアンプを設計・製作したのは、当ショップのユーザーさんで、『OTLアンプの宮崎』さんの愛弟子として評価されていた「はせどん」さんでしたね。
当時、宮崎さんは、当ショップでは、スピーカー調整の名人としての評価の方が高く、当ショップ内では『ゴッドハンド』と呼ばれていたのを思い出しましたが、今は、どうされているのでしょうか?懐かしいですね。
右の画像は『5998 PPアンプ』ですが、このアンプも『ゴッドハンド』宮崎さんに、電卓をたたいてもらいながら完成させた、当ショップとしての第一作目の真空管アンプとなったものです。
当時の私は、複合管の方が、一本でPPアンプになるので効率が良いのではないかと思っていたのですが、こうして、今改めて見ても、球が4本も立っているより、シンプルでスッキリしているように思えます。
それにしても、このアンプでも、『三栄無線』さんの「USソケットアダプター」が良いアクセントになって、スマートなアンプになっていると思いますね、自画じーさんではなく、、、、、
左の画像は、まだ手元に残っていた、『三栄無線』さんの「USソケットアダプター」です。当時、流行していたシャンペンゴールドの仕上げが、今でも美しいですね。
残念ながら、2個しか残っていないので、どんなアンプに使えばよいか、今のところイメージが湧きません。
それでも、何時か必ずこのソケットを使って、素晴らしいアンプを作りたいと思っています。
また、体調が戻れば、『三栄無線のファンクラブ』にも出かけて来たいと思っています。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
今週末は、『重川材木店』様のモデルハウスの内覧会「移築住宅見聞会」に合わせて、当ショップのスピーカー類を持ち込み、モデルハウスのオーディオルーム内で、ご来場いただいたお客様への試聴デモを行いました。
高い傾斜天井造りの18畳程のゆったりとしたオーディオルームで、オーナーの方は、チェンバロを演奏される方だそうなので、オーナー様のご希望に合わせたシンプルで広々とした空間に仕上がっているように思えました。
私が今月の12日まで免停中なので、重たい機材は重川材木店の方に運んでもらい、私は吉川オーナーに運んでもらいました。という訳で、久々に、吉川オーナーがブログに登場しますよ。
上の画像は、試聴用に持ち込んだオーディオシステムです。オーディオラックなどは、残念ながら運べなかったので、出窓の空間を利用して『Audio Nirvana』の300B SEアンプと『SB Acoustics』の20cm フルレンジ・ユニットのシステムと、『ローテル』のプリアンプと『HYPEX』のNcore400のメインアンプと『Scan-Speak』のEllipticorの2Way ツィン・パッシブ システムを組み合わせた「PC オーディオ」システムの2系統のアナログとデジタルシステムです。
ラックが無いので、ケーブル類が見苦しかったのですが、太いケーブルに驚いていたようです。
左の画像は、オーナーの画像ですが、忙しいさ中に、私の運搬のために時間を割かれ不機嫌なのですが、写真を取る時は、さすがに営業用の笑顔を忘れません。
この笑顔と細い腕で、18年の長きに渡って、何時つぶれてもおかしくないこの『横浜ベイサイドネット』を支えてきたのです。私としては、感謝しか有りませんね。
ついでに、スピーカーシステムの説明をしておくと、オーナーの側のシステムは、新製品発表から2年近く経ってから、やっと日の目を見ることが出来た『SB Acoustics』の
20cm フルレンジ「SB20FRPC30-8」ですが、開発に時間が掛かっただけあって、オーソドックスでナチュラルなサウンドを聴かせてくれます。今回、値上げになったばかりですが、それでも、1万円以下のフルレンジ・ユニットとは思えない『High Quality & Reasonable Price』なユニットだと思います。当ショップのポリシーにピッタリですね。
右の画像は、この半年間の間の、原因不明の体調不良に悩まされている私ですが、画像の中央に見える真空管アンプは、当ショップ最後の『300B SE』アンプです。残念ながら『Audio Nirvana』が生産を打ち切ったために、もう二度と手に入らない『幻のアンプ』となりました。
ところが、最近、当ショップを訪ねてこられたユーザーのSgさんから、なんと、あの有名な『三栄無線』様の「2A3シングル」アンプの回路図をご提供していただけるとの有難いご提案をいただきました。
この話が実現すれば、『300B SE』アンプに替わる真空管アンプ・キットを販売することが出来るようになります。
本当に夢のような話ですが、そうなれば、以前、発売して好評だった当ショップの『ECC88 真空管プリアンプ・キット』を、再販して、真空管アンプキットのセットが出来そうです。
本当に、こうご期待です!
詳しい話は、次回のブログで紹介します。なお、『BSN オリジナル ツィンパッシブ・キット』の詳細は、また、後日といたします。
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JUGEMテーマ:つぶやき。
結局のところ、この半年で、病名も分からないまま、6か所もの病院を『たらい回し(!?)』にされ、先週、最後に行った燕の労災病院の神経内科で、初めて『多分違うとは思うが、ひょっとすると、パーキンソン病の、ごく、初期症状かもしれない。』と診断されました。そのため、4か月ほど経ったらもう一度検査してみましょう、と言うことになり、当面、病院通いは無くなったことになり、少しはほっとしています。 ただし、現在の症状は少しも改善されていないので、当分は、我慢をしなければならないようです。
上の画像は、当ショップの近くにある第三十六代横綱羽黒山の銅像です。この中之口の出身だそうです。
病院通いの道すがら見つけたものですが、当ショップの近くには、色々と、歴史的なモニュメントなどが有るようで、当ショップの廻りを歩くだけでちょっとした『観光地巡り』になりそうですよ。
今月の初め頃に、近くの体育館や公共施設を使用して『中之口まつり』が行われ、花火大会やいろいろなイベントが有ったので、私たちも参加して来ました。
その時、初めて知ったのですが、当ショップから歩いて5分程のところに『中之口 先人の館』と言う歴史・資料館のようなものが有り、上の羽黒山横綱をはじめ、この中之口出身の先人たちが展示されているとのことだったので、見学して来ました。
右の画像は『中之口 先人の館』の全景ですが、延べ床面積1,000平米程の大きな建物です。
中には、羽黒山横綱をはじめ、この中之口出身の偉人達が展示されていたのですが、総数26名と言う多さにまず驚かされました。
この人口1,000人にも満たない小さな村(現在は西蒲区中之口)から、こんなにも多くの偉人が輩出されてきたと知り『中之口おそるべし!』と思わざるを得ませんでした。
羽黒山横綱は、3歳で父親を亡くし母親に育てられ、16歳で上京し叔母が経営していた両国の『朝日湯』と言う銭湯で働き始め、その後、立浪親方の熱心な勧めもあって、19歳で立浪部屋に入門したそうです。
そして、昭和16年に第三十六代横綱に推挙され、以後、横綱在位12年9か月、優勝7回の実績を残し、昭和28年に現役を引退し、立浪親方の跡を継いで立浪部屋の運営を任されたそうです。
正直、私は、相撲にはあまり関心が無かったので、同時代の双葉山横綱の名前は多少知っていましたが、羽黒山横綱のことはほとんど知りませんでした。
その次に有名な先人として『東映映画創設者』の大川博さんが展示されていて、私は、学生時代には映研に入っていて、深作欣二監督のファンだったことも有り、東映の大川博さんの名前は知っていたので『ヘェーあの人も、、、、』と、より驚きが増しました。
その他、昭和天皇に国語を教えたことも有ると言う『漢学者』の小柳司氣太さんなど、私が知らないだけかもしれない有名人や著名人が目白押しでした。
特に、以前『東京の銭湯経営者には、新潟の出身者が多い。』と言う話は聞いていたのですが、新潟は新潟でも、ほとんどの人が中之口の出身者だと知って、さらに驚きました。
改めて、GooGle地図で確認してみれば、中之口は、南北に長い広大な新潟平野のちょうど真ん中辺りにあり、名前の通り、昔から交通の要地となっていたことが想像されます。近くには、信濃川の支流の中之口川も通っているので、昔は、船によるコメの積み出しや、材木の積み出しなども行われていたのではないかと思います。
今となってみれば、ただっ広い田んぼや果樹園以外に見るべきものも無い、静かなだけが取り柄の片田舎だと思っていましたが、あにはからんや、中之口は素晴らしい土地だったんだ、素晴らしいところに来たんだなと実感しています。
左の画像は、当ショップから眺めた、一面の畑や田んぼの風景ですが、確かに、高い建物などの目印が無いので、殺風景な気もしますが、ちまちまとした横浜から来た私たちには、雄大で素晴らしい景色に見えます。
それでも、こちらの方に『坂の有る横浜がうらやましい。』などと言われると、そうなのかなと言う気もしないではないですが、、、
私は、根っからの『唯物論者』なので、運命などの非科学的な話はほとんど受け付けないのですが、今回『先人の館』へ行って『羽黒山横綱』の話を知って、『ひょっとすると、これは、何か運命的なものかな?』と感じざるを得ませんでした。
と言うのも、この方は、3才の時に父親を亡くし母親の手一つで育てられたそうですが、おそらく、貧しくて田畑も無くて、16才で親戚を頼って上京せざるを得なかったようですが、その上京先が『両国の銭湯』だったことから、立浪部屋の親方の目に留まり、強く入門を勧められ、19才と言う異例の高齢で弟子入りしたそうです。
もしも、この『羽黒山横綱』が、中之口の生まれでは無かったら、東京の銭湯で働くことはなかったかもしれないし、たとえ、中之口の出身だったとして、東京の親戚の銭湯で働くことになったとしても『両国の銭湯』では無かったら、立浪親方の目に留まることはなかっただろうし、相撲取りになることも無かったかもしれないですね。
何か、運命的なものを感じざるを得ません。
それだけではなく、この方は、おそらく、人一倍努力したに違いありませんね、だからこそ、横綱にまで上り詰め、立浪親方の跡目を継ぎ、立浪部屋の隆盛に尽力されたのだと思いますね。
何かしら『運命の糸』に導かれ、相撲取りになり、その後は自分の努力で『素晴らしい運命』をつかみ取ったと言う、素晴らしい話だと思い、私の『唯物論』も、若干の例外を認めざるを得なくなりましたね。
次回は、いよいよ、『BSN オリジナル ツィンパッシブ キット』の紹介をしたいと思いますので、ご期待ください。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
『ステレオ』誌8月号に『横浜ベイサイドネット』のオリジナル スピーカーキットを掲載していただきました。
これは、昨年の11月にステレオ誌の編集部の方が『新潟オーディオ紀行』という企画で、当ショップを訪問していただいたことが有ったのですが、その時、吉野編集長さんに、来年の自作特集号には、当ショップの『High-End』スピーカーキットを載せると言う約束を交わしました。
ところが、ご存じの通り私が昨年末から体調を壊し、今年に入ってからは、色々な病院をたらい回しにされ、なかなか、キットの開発に取り組むことが出来ませんでした。
ちなみに、私の現状を報告しておくと、知人の勧めで、先週の14日に三条の『サトウ整形外科』と言う病院で、1時間近くかけて脊髄のMRI検査を行ったのですが、その結果、腰椎には不具合個所は無いと言う結論になりました。
その挙句、当病院ではあなたの症状の原因を特定出来ないので、燕の『新潟県立労災病院』へ紹介状を書くから、21日にそちらへ行くようにと言うことになりました。私の病院巡りの旅はまだまだ続きそうです。
そんな訳で、キットのことは手着かずの状態だったのですが、先月の初め頃に、突然、吉野編集長さんから、6月の21日頃にお伺いしたいとの連絡が有り、ついでに、掲載記事作成用にキットの現物を持ち帰りたいと言われ、急遽、キットの設計・製作に取り掛かることにしました。
左の画像は、当ショップの『High-End』スピーカーキットにする予定だった『Scan-Speak Ellipticor 2Way 』パッシブ・システムですが、このところの、急激な円安や、ガソリン価格の急騰などで『Ellipticor』の価格を値上げせざるを得ない状況で、デンマークからの輸送費も値上げされており、いったい、キットの値段がどうなるか、見当もつかない状況になり、この計画は断念しました。
また、スピーカーボックスの製作を依頼している職人さんの話でも『アマチュアの方に、蟻継ぎ加工は難しいので、留め継ぎにした方が、まだ良いのでは。』との意見もあったことから、ボックスの構造も『蟻継ぎ』ではなく『留め継ぎ』とすることにしました。
この『BSN オリジナル ツイン・パッシブ システム』は、通常の『バスレフ・システム』に比べて、パッシブラジエターを4個も余計に使うことから、必然的に価格も高くなるので、まず、ウーファーのサイズを18cmではなく15cmに決定し、ブランドをどれにするか、悩ましい選択だったのですが、色々と悩んだ結果『SB Acoustics』の、それも高級ラインの『SATORI』ではなく、スタンダードラインの「SB 15MFC30-4」と「SB21RDCN-C000-4」の2Wayに決定しました。
その結果『ベイサイドネットの「High-End」キット』とは言えなくなりましたが、当ショップのモットーである『High Quality and Reasonable Price』にピッタリのキットになったと思います。
詳しいキットの内容や、販売価格、発売開始日などにつきましては、近々発表いたしますので、お楽しみに!
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JUGEMテーマ:イベント情報
いきなりですが、『サウンドフェスタ 2022』に出展します!
未だに頭がすっきりせず、万全の体調とは言い難いのですが、とにかく、何かを発信しなければ『横浜ベイサイドネット』は終わってしまう、との危機感から何が何でも出展しようと言うことになりました。
という訳で、大した準備も出来なかったのですが、今回、お見せできるのは『SBAudience』のなかでも、私が一押しの『NERO』シリーズの12インチウーファーと、1.4インチドライバーです。
今回は『MTM』システムに組んでみたのですが、いかんせん、大きいので、1セットのみの展示になりました。昨年の『InterBee』と同様に、音は出せませんので展示のみの出展ですが、とにかく、この新しいブランド『SB Audience(エスビー オーディエンス)』を、この日本でも、認知してもらいたいとの思いで出展していますので、是非『来て、見て、触って!』この新しいユニットを知っていただきたいです。
なにしろ、私の体調も万全ではなく、オーナーの吉川も、日常業務が有って一緒には来れないので、今回も無理を言って、『SBAudience』の佐藤様に来ていただき、展示なども手伝っていただきました、有難いです。
左の画像の方が『SBAudience』の日本人スタッフである佐藤様ですが、彼は、現在は『SB Acoustics』のあるインドネシアで働いていますが、元『YAMAHA』の社員で、日本のオーディオ市場での経験も長いので、『プロ・オーディオ』に経験の浅い私たちにとっても、頼もしいアドバイザーになっていただいています。
右の画像は、私の一押しの『SBAudience』の「High-End」バージョンである『NERO』シリーズのミッド・ウーファー『NERO-12MWN400D』と、「High-End」バージョンのドライバー『ROSSO-65CDN-T』です。
どちらも、強力な「ネオジム・マグネット」を採用した、軽量で超強力なスピーカーとドライバーです。
プロ・オーディオ業界の方に、是非、見ていただきたいですね。
その他にも『横浜ベイサイドネット』として、『Scan-Speak』の『Ellipticor』の分解モデルや、『Dayton Audio』のサブウーファーなども展示しています!
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JUGEMテーマ:お知らせ
前回、何とか作業を再開したことをお知らせしたのですが、日赤病院での再検査後も、私の状態は回復しなかったので、連休明けの5月9日、今度は、新潟市の黒嵜にある新潟脳外科病院で、脳のMRI検査を行い、そのあと、5月11日に日赤病院で肺の内視鏡検査を行うことになり、先週、どちらの検査も無事終わりました。
上の画像は、当ショップのある西蒲区の中之口と言う場所から、車で5~10分程の近所にある南区の月潟と言う所にある『角兵獅子』発祥の地の記念碑です。
『角兵獅子』と言う、身寄りの無い可哀そうな子供達の街道芸はここで生まれたそうです。新潟に身寄りの無い子供が多かったのは、明治以前の新潟は、広大な平野は有ったものの、幾度となく反乱を繰り返す信濃川と、豪雪地帯で、コメも今ほど採れない寒冷地だったため、貧しい寒村だったようで、多くの人々は富山方面まで出稼ぎに出かけて行っていたようです。
そのためには『越後つついし親知らず』で有名な『親知らず・子知らず』と呼ばれている断崖絶壁の難所を通らなければならず、多くの旅人が、滑落したり、荒波にさらわれたりして命を落としたそうで、そのため、新潟には、父親のいない子供が多くいたようです。
私は、通院の道すがら、ここを通りかかって初めて知ったのですが、あの有名な美空ひばりさんの『越後獅子の唄』のモデルになったところのようです。この記念碑は、現在は、廃線になっている月潟駅跡に立っているのですが、そこから、5分ほど離れたところ(当ショップからは5分程)には、美空ひばりさんの蝋人形が展示されている記念館も有ります。
ひばりさんは、よほど『越後獅子』に共感されたのか、同じテーマで、二曲も歌っていますね。その他にも『佐渡情話』と言う悲恋の唄も有り、ひばりさんと新潟には、実は、隠された悲しいつながりが有ったのではないかと思い、今更ながらひばりさんの厳しく過酷だった生きざまに思いをはせています。
話が横道にそれてしまいましたが、私の検査結果ですが、新潟で一番信頼されているらしい黒嵜の脳外科病院なので、そのMRI検査の結果、脳には異常が無いと言われれば、何も問題無いと考える他にないのですが、ではなぜ、未だに頭の痛みが取れず、ふらふらするのか、血圧が下がらないのか理由が分からなかったのですが、脳外科の先生の話で、整形外科へ行ってみると分かるかもしれないと言われたので、5月18日に、今度は、吉川オーナーも通っている、白根にある整形外科へ行ってみたのですが、なんと、そこで分かったのは、私も、脊椎を損傷していた事でした。
肺と同様、自覚症状はほとんど無かったのですが、ただ、長時間運転し続けていると、腰のあたりに痛みのような感覚が出て来たり、両足に、しびれが出たりすることは有りましたが、それが脊椎の損傷から来ていたとは思いもしませんでした。
確かに、昨年末は、強行日程で、東京と新潟を何度も日帰り出張を繰り返したことが、体調を崩した最大の原因だと思われますので、それが、脊椎の悪化に拍車をかけたのかもしれません。
元をたどれば、今から5、6年前に、南本宿に有った当ショップのワークショップの中二階、高さにして、3メートル前後の距離から落下した時に、左足から着地し、同時に後ろに倒れそうになり、CNCルーターの台の角で、思い切り背骨をぶっつけ、その反動で、前方にうつ伏せ状態で倒れ込んだことが有ったのですが、その時は、背骨に付随している羽のような骨が何枚か破損したのが分かったのですが、それだけではなく、背骨自身も、落下のショックで、何個かが、つぶれかかっていたと思われます。
いづれにしても、来週の25日から、早速、リハビリ治療を始めることになったのですが、その前日の24日には、日赤病院の内視鏡検査の結果が分かるので、その結果いかんでは、直ぐに、入院して手術と言う最悪の可能性もあり得るので、ダブル・ブッキングが心配です。
ユーザー皆様への報告が遅れて申し訳有りませんが、このような状況が続いていますので、前回、発表したスケジュールは遅れたままになっています。とにかく、来週の内視鏡検査の結果を待つ以外に、今のところ、なすすべが有りません。申し訳有りませんが、結果がはっきりするまで、もうしばらく、お待ちいただけますよう、お願いいたします。
それにしても、月日の経つのは早いもので、ぐだぐだしているうちに、あっと言う間に、雪が解け、花が咲き、半年が過ぎようとしています。
何とか出来ることから始めようとしたのですが、頭がふらつき、集中力が続かず、途中で投げ出す状態が続いていますが、それでも、来週からリハビリ治療を始めることが出来れば、最悪の状態からは抜け出せるかもしれないと、期待しています。
何しろ、肺がんと診断され、手術、入院となれば、この先さらに2、3か月は休業状態が続くことになり、さすがの吉川オーナーも、万全ではない体調で、一人で、この難関を乗り越えること出来ないでしょうから、肺がんだけは避けたいと願っていますが、果たして、、、、
そんな訳で、今のところ、ぼんやりと花を眺める以外にやることも無いので、脚の運動を兼ねて、毎日、家の周りを歩いて、見たことも無い、名前も知らない花の写真を撮っています。
この辺りには、見たことも無いような大きな花が咲いていて、驚かされますが、なんという花なのでしょうか?
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JUGEMテーマ:つぶやき。
昨年の暮れから、三か月以上に渡ってほとんど寝たきり状態でしたが、これ以上休んでいてはお待たせしているユーザー様にも申し訳が立たないので、先週から、少しずつですが作業を開始することにしました。
上の画像は、『SOLEN』の空芯コイルの末端処理(半田メッキ)をしているところです。以前は外注していたのですが、これからは、私のリハビリと気分転換を兼ねて、少しづつですが私が自分でやることにしました。
当ショップでは、メーカーから届いた空芯コイルのリード線をまっすぐに伸ばし、10cm程度にカットしてから剥離剤を使って、末端から5cm前後の部分のエナメルをはがし、その後で半田メッキ処理を行っています。
購入されたお客様から、エナメルを剥がす手間がいらないので助かりますといったコメントを多数いただいていますので、これからも、継続していきたいと思っています。
もちろん、お待たせしているユーザーさんのお見積り作業や、製作作業についても、順番に行って行きますので、もうしばらくお待ちください。私の予定では、現在、お待たせしているユーザーさんの分につきましては、6月までには、すべて完了する予定でいます。
ところで、この間、一体なんの病気なのか、いつ治るのかもわからず、ただ、ボーッと寝たきりでいたのですが、昨年末までの無理がたたったのと、厳寒の大雪の中で行った事務所と自宅の2度に渡る引っ越し作業が災いして、寝込んでしまったのですが、昨日の呼吸器系の先生の診断では、肺炎とか肺がんとかの病気ではなさそうだと言われ、一応、ほっとしました。
次回、4月28日には循環器系の先生による診断が有りますが、いまだに、頭のくらくらする状態は治っていないので、その点は心配です。
2月の後半から3月の半ばころには、血圧の低下とともに、多少、頭の症状は治ったかに思えたのですが、4月に入ってからは、余計にひどくなってきたような気がします。
2月3日の検査時では、血圧が170以上もあったので、頭がくらくらするのはそのせいだろうと思っていたのですが、降圧剤を飲み続けているので、現在は、血圧は140程度まで下がって来たので、頭の症状は血圧のせいではないのかもしれません。
それで、周りの皆さんの意見を聞いて、セカンド・オピニオンを行うことにして、新潟では信頼と実績のある長岡の日赤病院で診てもらうことにして、紹介状を書いていただき、4月13日に予約を取っていただきました。こんどこそ、治るきっかけになってほしいと思っています。
今週に入ってから、この新潟でも、桜の花が一気に開花して、一段と春らしくなってきました。当ショップの周りは、桜道と呼ばれているらしく、道路沿いに桜の木が並んでいて、歩いて見に行くことが出来ます。
また、病院へ通う途中の道すがら、前方に『青い山脈』をほうふつとさせるような雄大な『粟ガ岳』付近のパノラマが拡がっていて、感動させられます。
九州生まれの私が、まさか、こんな景色を眺めながら暮らすことになるとは、夢にも思いませんでしたね。
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JUGEMテーマ:お知らせ
遅くなりましたが、今年初めての投稿です。
今年は寅年(猫の親戚!?)という訳で、今年最初のブログはのび子に登場していただきました。最近ののび子は、私たちが忙しくて相手をしてやることが出来ないので、いつも『怒りののび子』状態になっています。
可哀そうですが、私自身が昨年末から年始にかけて、この間の無理がたたって、ついにダウンしてしまったので、のび子どころではなくなってしまいました。そのため、年末から年始にかけて、作業が出来なかったために、のび子だけでなく、お待たせしている全てのユーザー様にも、この場をお借りしてお詫びいたします。
事務所の移転も、私たちの準備が出来ず、年末から今月の四日に延びたのですが、私の回復もままならず、今回ばかりは、かおりオーナーの文字通り『八面六臂』の活躍で、何とか引っ越し作業も7割程度が終わり、現在は、運びきれなかった荷物の運搬と、届いた段ボール箱の開梱作業などに追われているところです。
遅れついでという訳では有りませんが、何とか、今週中には事務所の移転作業を終わらせて、17日、18日の自宅の引っ越し作業の準備にかかり、今月中にはすべての引っ越し作業を終わらせて、来月から、全力でスピーカー製作に掛かりたいと思いますので、今しばらく、お待ちいただけますようお願いいたします。
ずっと前からの予約だったので、12月16日は、無理を承知で『大木トオル』さんのライブに出かけたのですが、車での日帰りドライブは結構こたえましたね。
左の画像は、ライブの有った『ロイヤルパークホテル』のラウンジで、ライブ開始前の寸暇を惜しんで、眠りこけている私です。
何しろ、ライブが始まるのが午後8時からで、終わるのが10時近くだったので、それから環八経由の関越自動車道を飛ばしても、家に着いたのは翌日(17日)の午前3時過ぎになりました。
その日も仕事は休む暇もなく、伸び伸びになっていた、横浜のユーザーのIwtさんのスピーカーの最終仕上げに取り掛かかり、何とか20日の納期を守ろうとしましたが、結局、12月には珍しい大雪と言う悪天候などの影響で、納品は22日の夜8時過ぎになってしまいました。
その日ももちろん、日帰りドライブだったので、Iwtさんのお宅を出たのが真夜中の12時頃の出発となり、悪いことに、関越自動車道が、前橋を過ぎた辺りから雪が降り始め、ついには、水上から湯沢までの区間がノーマルタイヤでの通行が禁止されてしまい、雪の三国峠をノーマルタイヤで通ると言う、未経験の運転を強いられ、家に着いたのが朝の7時過ぎになりました。
その日は、さすがに午後からの出勤になりましたが、長いこと睡眠不足と、夜間作業が続いていたために、25日の金沢への納品の後、ついに、ダウンしてしまいました。
その25日には、金沢のユーザーNktさんの、2年にまたがる『究極の組子スピーカー』プロジェクトの最後の納品として、渡辺建具店さんの組子一式と、当ショップのオリジナル・インシュレーターのファイナル版を届けに行きました。金沢への納品と言うと、かおりオーナーも行きたがるので、私の居眠り運転の危険性は無くなり、本当に助かりました。
上の画像は、完成した『BSN オリジナル 組子MTM システム』です。いつの間にか増えていた『アバンギャルド』と比較しても、その大きさが分かるとおもいます。
当ショップの『BSN オリジナル 組子MTM システム』は、『トリノフ』を使用したマルチアンプ・AVシステムとして使用し、追加された『アバンギャルド』の方は、アナログ・プレーヤーを使用したステレオ再生に使用するそうです。緑色に光る『マッキントッシュ』のアンプがいくつか増えていて、さながら、High-End オーディオショップのショールームのようですね。
今後は、増え過ぎたオーディオ機器を整理して、より快適なオーディオルームを目指すそうです。
右の画像は、ユーザーのNkt様と、今回の組子を製作していただいた加茂の渡辺建具店の渡辺様の、完成した『BSN オリジナル 組子MTM システム』をバックにした記念写真です。
渡辺様は、総理大臣賞も受賞している『組子造りの名人』なのですが、本当に、お若い方なので、2年前にお会いした時には、私もNkt様も驚かされたのを思い出しました。
当ショップの引っ越し作業は、年明けの4日になりましたが、何とか、無事に終わりました。
中央の玄関を挟んで右側が2階建ての住居部分で、左側の1階建て部分がオーディオ・ショップになる予定です。
まだまだ、中は積み上げられた段ボール箱で、足の踏み場もない状態ですが、私も何とか今週から、開梱作業を始められるようになりました。
左の画像は、今後の試聴室に予定している18畳のいろり部屋だったところです。
明治20年築の古民家だそうですが、高い天井と煤でいぶされて、黒光りしている太い梁に圧倒されそうです。
これから、4月のオープンを目指してリニューアルしていく予定ですが、どんな音になるのか楽しみですね。
『横浜ベイサイドネット』は、今年の8月で19年目を迎えることになりますが、これまでで、一番厳しい年になるような予感がしています。
昨年までは、あのトランプ台風とコロナ禍のダブルパンチを受けながらも、国の補助金などの援助のおかげで、何とかしのいで来れましたが、昨年末頃から米中貿易摩擦の影響が出始め、商品の欠品や入荷の遅れなど、サプライチェーンにまつわるトラブルが深刻化して来て、売り上げの減少に歯止めがかかりません。
その上、アメリカの輸入関税が大幅に上がったために、中国などで生産している『Dayton Audio』などのアメリカ製品の価格が大幅に値上がりし、そのため当ショップも、やむなく値上げせざるを得なくなってきました。
それも、当ショップのような正規代理店への卸価格が、常識では考えられない程(1.5から2倍以上)に値上げされているのに、一般向けの値上げは10%から20%程度に抑えられているので、まるで、当ショップが不当に高く値上げしているような印象さえ与えかねない状態になっています。
しかも、値上げが先行して行われていますが、商品は欠品しているので、『物もないのに、値上げだけはするのか!』と言われかねない状況なのです。
とは言え、赤字になって迄販売することは出来ないので、値上げせざるを得ないのですが、アマゾンや、他店舗への卸を止め、当ショップだけで販売するようにして、値上げ幅を抑えることも選択肢としては有るのですが、日本の正規代理店としての責務は、やはり、果たさざるを得ないと思っています。
これから、ますます苦しい状態が続きますが、ユーザー様のご支援をお願いしたいと思います。
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
本当に忙しい毎日が続いている中で、申し訳有りませんが、明日(12月16日)は全日臨時休業とさせていただきます。
長岡のヤマト運輸の倉庫にあるものは、明日も出荷いたしますが、当ショップに保管している商品につきましては、明後日の出荷となりますので、ご了承願います。
上の画像が、臨時休業の理由です。
かなり、老いぼれたじーさんのように見えますが、彼こそ、あのブルースの本場アメリカで、BBキングとためを張るほどの人気を博していた『伝説のイエローブルース・マン 大木トオル』その人です。
おそらく、この機会を逃したら、もう二度と彼のコンサートを見る機会は無いだろうと思い、何とか、かおりオーナーを説得して、この、お金も時間も無いときに『清水の舞台』から飛び降りてもらって、二人で見に行くことにしたのです。最も、ディナーを食べる程のお金は無いので、ディナーの後のショーだけを見に行くのですが。
お待たせしているユーザー様には、本当に申し訳有りませんが『きよしの一生に一度のお願い』として、気持ち良くご了解していただけたら有難いです。
私は、2004年の『横浜ベイサイドネット 伊勢佐木長者町店』のオープン時から、『オーディオ担当 きよし』として、20年近く、多くのユーザー様の相談役を務めて来ましたが、実のところ、クラシックなどはあまり聴いたことも無く、ひたすら、ブルースやハードロック、ニュージャズなどを聴いていたためか、私の作るシステムは、高域のきつい、いわゆる『ハイ上がり』なサウンドとして認知(批判?)されてきましたが、それは、彼らのようなブルース・マンの『魂の叫び』を何とか全身で受け止め、彼らと一体化し、私の魂にも火を着けたいと思っていたからなのでした。
もちろん、私の好きなブルース・マンは、彼だけではなく、ジョン・フォガティーや、スティーブ・レイボーン、ジミ・ヘンドリックス、サンタナなど、多くのブルース・マンがいて、大木トオルは、それらのうちの『特別』な一人でした。
ところが、先日、NHKのテレビ番組で、彼が、自分の私材を投げうって『殺処分前の捨て犬』を保護し『セラピードッグ』としての訓練を施し、日本全国の介護・老人施設のお年寄りたちの『心の友』として活躍できるような犬たちの組織を作る活動をしていることを知り、心からの共感を覚えたのです。これこそ、本当の『ブルース・マンの生きざま』ではないかと思い、私に出来ることは無いかと考えた結果が、情け無い話ですが、ただ、コンサートに参加することだったと言う訳です。
私は、日ごろから『ペットショップは潰すべきだ!』と、叫んではいますが、具体的な行動をとったことは有りません、口だけならだれでも言える、と言った情けない『日和見主義者』に過ぎなかったのです。
私たちは、それでも、2004年の『横浜ベイサイドネット 伊勢佐木長者町店』を開業した頃に、当ショップの前に捨てられていた『ぐれ子』を保護したことが有りました。その可哀そうな猫は、首の後ろの部分の毛が切り取られていたことから、この猫の飼い主が、獣医に見せた結果、もう助からないと言われたために、捨てたのではないかと、近くの『グローバル病院』の先生の見立てでしたが、私たちは、その子を、救急病院に連れて行き『ICU』で治療を受けさせ、何とか、2週間程でしたが、生き延びさせることが出来ました。
その『ぐれ子』とは、わずかな付き合いでしたが、お店が有るので、昼間は『グローバル病院』の先生に預かっていただき、店が終わると、引き取りに行くといったことを続けたのですが、先生の話では、『ぐれ子』は昼間は、苦しそうに寝ていたそうですが、私たちの足音が聞こえると、必死で立ち上がり、嬉しそうに歩いて病室まで来ていたそうでした。
ほんの2週間程度の付き合いしかできませんでしたが、『ぐれ子』は、私たちの足音を聞き分け、必死で歩いたそうで、その話を聞かされて、どんなに小さな動物にも、喜怒哀楽が有り、彼らの思いに応える愛情が必要なのだと、実感したものでした。
その『ぐれ子』は、最後は、トイレに行こうとして、必死に起き上がつたので、私が支えて歩かせようとしたところ、私の手の中で息を引き取りました。
その後、もう二度とペットが死ぬのを見たくないと思っていた2007年に、今度は『のびこ』と遭遇したのでした。
その年の12月頃の寒い日に、近くのスーパーマーケットの側で『のびこ』が、行き来する人たちに向かって、必死に手を伸ばし、泣きながら餌を欲しがっているのを目撃したのです。
忙しい年の瀬だったせいか、誰一人として『のびこ』に注意を惹くこともせずに、通り過ぎていくのを見ていると、ついつい、可哀そうになって、急いでスーパーで魚肉ソーセージを買い求め『のびこ』に与えたところ、よほど、腹をすかしていたようで、私の手を噛み付かんばかりの勢いで、文字通り、むさぼるように食べていました。
この寒空の下では、このまま放っておくと、そのうち凍え死ぬかもしれないと思い、止む無く、かおりオーナーの自宅で飼うことにしたのでした。
それから間もなく、夜中にオーナーから『のびこ』の様子が変なので、病院に連れて行って欲しいと電話が有り、急いで、かつて『ぐれ子』もお世話になった救急病院に連れて行ったところ、妊娠しているだけなので、心配ないと言われ連れて帰ったのですが、その後すぐに、三匹の子猫を生んだのでした。
その後のことは、当ショップのユーザーさんは皆さんご存じの通り、当時引っ越していた『横浜ベイサイドネット 馬車道店』の中で、飼うことにしたために、あの有名な『ベイサイドキャット』が誕生したのでした。
右の画像は、『のびこ』と三匹の子猫の画像ですが、体もそう大きくない『のびこ』にとって、三匹の子猫を育てるのは大変な作業のようでしたが、この後、すぐに当ショップのユーザーさんに、子猫たちを引き取っていただけたので、辛い子育てから解放されて『のびこ』も、すっかり元気になりました。
『のびこ』と子猫たちも、もしもあの時、私たちと遭遇していなかったら、あの寒空の下で、凍え死んでいたかもしれないと思うと、本当に、救えてよかったと思う反面、どんな理由があったにせよ、あの寒さの中で、捨てて行った飼い主にも腹が立ちました。
しかも、『のびこ』は避妊手術もしていなかったため、捨てられてすぐに妊娠したらしく、母子ともども命の危険もあったようでした。
安易に、ペットショップで子猫を買うのも、その人の勝手ですが、どんな猫でも、20年近く生きる可能性が有るのです。
20年と言えば、人間の世界においても、そのうち、子供は家元を離れ、巣立っていくのですが、飼いネコはだれが育て続けるのでしょうか?
最近では、夫婦そろって海外旅行に行きたいので、と言った理由で、飼っていたペットを保健所に連れてくるカップルなどもいるそうで、別れ際に『じゃーね』と言って帰っていくそうです。
また、多くのペットショップでは、売れ残って大きくなってしまった子猫や子犬をの殺処分を頼みに来るそうです。
『大木トオル』さんには、『殺処分の禁止』にとどまらず、『ペットショップの廃止』まで、頑張っていただきたいと思います。
もちろん、手助けできることが有れば、私も手助けさせていただきたいと思います。
最後に、あれから14年ほど経って、すっかりおばあちゃん(約16歳)になった『のびこ』の最近の様子をお見せいたします。
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早いもので、当ショップがこちらへ移転してから3年が過ぎました。
本当に、あっと言う間の3年間でしたが、『貧乏暇なし!』状態は、横浜時代と全く変わっていません。こちらへ来れば、経費も削減されるし、店舗もクローズしたままだし、少しは時間にもゆとりが出るだろうと思っていたのですが、、、、
唐突ですが、 上の画像は当ショップの新店舗『横浜ベイサイドネット 中之口支店』の計画図面の一部です。
(【注記】興味のある方は、右クリックして『新しいタブで画像を開く』を選択していただくと、大きな画像で見ることが出来ますよ。)
ちなみに、この新店舗は、敷地面積が約340坪で、上記の建屋の他に、30坪程の作業場と、10坪程のガレージを合計して、約138坪の建屋が付属していた物件を、なんと約700万円で購入するすることが出来たのです。
これも、ひとえに、金融機関の営業の方のご協力と、YBAプレミアクラブ有料会員様のご支援のたまものと、心から感謝しています。
これからは、念願の、店舗と、作業場と、住居が一か所にまとまった環境で、効率よく働くことが出来るようになるので、これ迄よりは、ユーザー様へのサービスも良くなるのではないかと思います。
ただし、色々と、問題も有って、前号の『アナログ』誌で、新潟の皆様に予告していた、今月オープンの約束は、申し訳有りませんが、ウッドショックとかで反故になりました。
10月末の引き渡しが、11月末になり、今日現在もいまだに引き渡しが行われていないのです。(現在の予定では12月16日が引き渡し日となっています。)
という訳で、本年中のオープンは不可能となってしまいました。
『何事も予定通りには行かないベイサイド』なので、半ばあきらめてはいますが、何とか雪が降る前には引っ越したいと願っています。
上の文章の続きですが、こちらでは、少しは時間的な余裕も出来るだろうと思って、
『折角、こんな田舎に来たのだから。』と思い、海や山の近くの自然に囲まれた環境で、広々とした視聴室をオープンし、ご来場されたお客様には、ゆったりとおいしいコーヒーでも飲みながら、素晴らしいサウンドでお好きな音楽に浸っていただきたいと考え、こちらへ来てから色々な貸店舗物件を探していたのです。
最初は、とにかく商売抜きで、住むのに快適そうな場所を探していましたが、良さそうな場所には、良い貸物件は見当たらず、色々な物件を見に行くたびに、だんだんと、絶望的になって行きました。
あるのは『本当に、これを、金を取って人に貸す気なの!?』と、目が点になるような物件が多く、聞いた話では、貸店舗物件の多くは、長い間放置していた建物が、劣化がひどくなり、修復するには金がかかり過ぎるし、かといって、壊して更地にするのにも金がかかるので、とりあえず、売り物件を買えない貧乏人に貸せば良い、と言ったものとして出てくるようでした。
もちろん、新潟市内まで範囲を拡げれば、『横浜ベイサイドネット馬車道店』程度の貸店舗は見つかりますが、賃料もそれなりに高く、何のためにこちらへ移転して来たのか分からなくなりそうで、新潟市内や、長岡市内の物件を借りる気はしませんでした。
そんな訳で、貸店舗物件を探すと言う、当初の目的はあきらめて、古い中古の売り物件を探して購入し、何とか『DIY』で修復し、店舗として活用すると言った方法を模索することにしました。
横浜にいた時には、中古にしろなんにしろ、店舗を買うなどと大それたことは、夢にも思わなかったのですが、こちらでは、なんと、安いものでは300万円位から売りに出ているのです。
左の画像は、日本海の夕日と、豊かな緑に囲まれた出雲崎の道の駅。最初に、当ショップの候補地となったところです。
その他、佐渡が目の前に見える『魚のアメヨコ』寺泊や、弥彦山山麓の海岸側などの海の近くから、
石油の故郷と呼ばれている新津近くの、新潟平野を見下ろす梅園の側の湯田上温泉や、現在、当ショップのCNCルーターを預かっていただいているカーブドッチ近くの越前浜の廻りや、コハクチョウの越冬池として知られ、ラムサール条約にも加盟している赤塚の佐潟の側など、30件近い貸店舗や売り物件を見て歩きましたが、ついに巡り合えたのがこの物件でした。
場所は、何の変哲もない『野中の一軒家』ならぬ『(田)中の一軒家』のような殺風景な場所ですが、昔から『中之口』と呼ばれているらしく、中越(新潟市や三条・燕、見附、長岡と言った場所を指すようです)地方の交通の要衝となっていた処だそうで、この場所から車で30分程で行ける圏内には、新潟市内や、高速に乗れば長岡にも行かれ、その他、多くの温泉や名所・旧跡などに加え、日本海へも20分足らずで行けるので、当ショップのお客様が泊まれば、新潟の観光巡りの起点として活用できるようになると思っています。
上の画像の『ゲストルーム』と表記されている部分ですが、六畳二間の独立した空間になっていて、2階に上がれば私たちと一緒に食事が出来るようにもなっています。
右の地図の画像ですが、画像の中央下部に見える黄色の枠が、現在の事務所の有る場所(燕市秋葉町)で、その下に見える緑色の枠が、北陸自動車道の「三条・燕」インターで、そのちょうど真上の上辺ギリギリに見える緑色の枠が「巻潟東」インターですが、今度の新しい店舗『横浜ベイサイドネット 中之口支店』は、ちょうどその中間あたりに位置していますので、どちらのインターへも10分〜20分ほどで行く事が出来ます。
「三条・燕」インターの側には、上越新幹線の燕・三条駅も有るので、ここから、20分くらいで、新店舗に来ることも出来るので、便利な場所と言えそうです。
いずれにしても、お店をオープンするためには、多少の手直しも必要なので、まだまだ、オープン出来るようになるには、時間がかかりそうです。
い月中にオープン出来るのか、あるいは雪が多くなって、3月、4月までオープンできなくなるのか、全く、予想が付きませんが、分かった時点で、皆様に発表いたします。
店舗のオープン時には、何かしらのイベントも行う計画も有りますので、お楽しみにいていてください。
■12月11日(土)から、年末恒例のバーゲンセールを開始いたします!
今年は、コロナ禍の影響でどのメーカーも、製品は作れないのに価格だけは、既に、大幅に上げてきていますが、当ショップでは、正直、価格を改定する機会も時間も無かったので、価格を改定するとすれば、今しかないのですが、多くのお店が、バーゲンセールをしている時に、当ショップだけ値上げするのは、さすがに気が引けるので、どうしたものかと悩んでいたのですが、一年を締めくくる一大イベントとしての『年末バーゲンセール』は、やはり、やらざるを得ないと決断し、本日から、始めることにしました。
ほとんどの商品は、YBA会員様が対象ですが、10%のお値引きと、ポイントが2倍になります。
是非、この機会をお見逃しの無いよう、お願いいたします。セール終了後は、間違いなく、大幅な値上げになりますよ。特に、『Dayton Audio』製品は、値上げ幅が、一番大きくなります。
米中貿易戦争の何とか、影響が、今になって、出てきているようで、アメリカ製品である『Dayton Audio』が、一番の被害者かもしれませんね。
もちろん、そのアメリカから購入している当ショップは、さらに、ひどい目にあっていますが、何とか乗り切るほかはなさそうですね。
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
今年の夏頃、炭山先生に『STEREO』に掲載するためのスピーカーとして『Dayton Audio』のウーファーなどをご提供したことがあり、そのお礼として、編集長の吉野様から電話をいただいたことが有りました。
その時のお話で、今度、新潟のオーディオ・ショップをめぐる新潟紀行のようなものを企画しているので、その時はぜひ、当ショップにも訪ねたいとの話が有り、その時は、是非お立ち寄りください、と答えていたのですが、それが実現しての当ショップへの訪問となったようです。
上の画像は、ご来店いただいた『STEREO』編集部の方々です。いつもは、私の方が撮られるばかりなので、今回は、無理を言って、私が写真を撮らせていただき、ブログに掲載させていただくことにしました。
画像の左から、一人目が、今回カメラマンとして来ていただいた高橋さん、中央は、編集部の鳥羽さん、右端の方が編集長の吉野さんで、今回の『新潟紀行』を企画された方です。彼の話では、10年ほど前にも私と会ったことが有るとのことでした。
今回は、日帰りと言うことで、文字通りの『駆け足』取材だったようで、当ショップに着いたのが18時近くで、食事もしていないとのことだったので、当ショップの近くの『杭州飯店』と言う、燕で一番有名な『背油ラーメン』のお店を紹介し食べに行ってもらいましたが、彼らには『背油ラーメン』は大満足だったようでした。
私はラーメンが嫌いなので、彼らに同行はしませんでしたが、その後、折角新潟に来たのだから温泉にも入りたいとのことだったので、取材を早々に切り上げ、近くの『だいろの湯』と言う日帰り温泉に連れて行ってあげました。
最近は、忙しくて私たちも2週間ほど行っていなかったのですが、いつもより露天風呂の温度が低かったような気がしたので、私は早々に上がったのですが、彼らは、久々の温泉だったそうで、十分に、温泉気分を堪能できたようで、満足そうで、良かったです。
杭州飯店で背油ラーメンを食べ、日帰り温泉に浸ることが、今回の『新潟紀行』の真の目的(?)だったのではないかと、勘繰りたくもなりますが、あの『紫竹山』を訪問し記事にしていただけるだけで、新潟のオーディオ業界の宣伝になるので、有難い話で、彼らの取材に協力することは、新潟のオーディオショップの一つとしての責務でも有ると思っています。
何年か前に、『音元出版』の野間さんが新潟に来られた時も、私が取材に協力して回ったことも有りましたよ。
それにしても、この『コロナ禍』と言う逆境の中で、売り上げを伸ばしている『オーディオサロン(ハードオフ・紫竹山)』さんの営業努力は素晴らしく、私も、番場店長さんに見習って、色々なことに挑戦しなければと、『紫竹山』を訪問するたびに思うのですが、なかなか、忙しさに流されて、出来ないでいます。
最近のオーディオショップで『JBLの匂い』のするお店は、ここしかないと思っていますが、本当に貴重なお店ですね。
上の画像の右上の辺りにある、懐かしい『ジュークボックス』のようなものに気が付かれた方もいると思いますが、この製品は『VICTROLA』と言うメーカーの製品で、簡単に言えば、「AUX入力付きFMラジオ」です。
面白い製品だと思ったのですが、BlueToothが内蔵されていることが判明したので、販売は中止いたします!
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JUGEMテーマ:イベント情報
イベント1日目(11月17日)は、スタートから多くの年配の方に来ていただき、やっぱり、ベイサイドは『高齢者』で持っているのかなと思っていましたが、本日は、意外と若い方に多く来ていただきました。
これまで出展していたオーディオ関係のショウに比べると『Inter BEE』のようなプロ向けのイベントの方が、若い男性や女性の方が多いのは意外でしたね。
確かに、プロフェッショナルな分野は、音響関係だけでなく、映像関連や、ライティング関連、放送機材関連、クロスメディア関連など、多岐にわたっているからでしょうが、それに加えて、そうした分野を目指している若い学生さんなども多く来ていたからだと思われ、日本の将来にもまだまだ、可能性が有るなと安心しました。
美しいロシア(本人はシベリア人だと言ってました)の女性との記念のツーショットです。残念ながら、言葉はほとんど通じませんでしたが、日露友好の一助にはなったかなと思います。
結構、一度に多くの方に来ていただき、残念ながら、説明が出来なかった方もいたのが、申し訳なく、心残りでは有りました。
本当に、予想以上の反応に、私も佐藤さんも驚きでしたが、特に、白樺合板(ペーパーウッド)を採用したデモ用ボックスの美しさに驚いた方も多くいたのは、プロ用スピーカーは黒色と言う概念を変えることが出来ると実感しました。
特に、若い女性には受け入れられたようでしたね。
12インチのネオジム・マグネットの『NERO-12MWN-400D』の説明に、実際に手に持っていただき、その後に、同じ口径の『Dayton Audio RSS315HO-4』を持っていただくと、予想以上のその重さと軽さの違いに驚く方も多く、ネオジム・マグネットのメリットを実感していただけたようでした。
熱に弱いと言われるネオジム・マグネットをあえて、プロ用ウーファーに採用したのは、400W(8Ω)と言う大出力に耐え得るだけの熱対策を行なったうえで、本体の重量を軽くして、メンテナンスの容易さを可能にするためのようで、『SB Audience』の性能の高さをアピールできたのではないかと思います。
しかも12インチで、ネオジム・マグネット採用のプロ用ウーファーとしては、破格の3万円ほどの価格にも、驚いた方も多くいました。
明日はいよいよ最終日なので、かおりオーナーも会社を臨時休業にしてこちらへ来ることになっています。彼女と直接、商談の話がしたい方は、是非、ご来場ください。電話やメールなどよりも、話は早いと思います。
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JUGEMテーマ:イベント情報
昨日(11月17日)は当ショップにとっても、応援に来ていただいている『SB Audience』の佐藤様にとっても初めてとなるプロ・オーディオイベントなので、果たして、この未知のスピーカーユニットに目を向けてくれるプロの方々がいるだろうかと、不安でした。
ところが、10時のオープンと同時に『日本放送協会』の方が、当ショップのブースで足を止めてくれました。
特にNHKとしてきた訳ではなく、音響にかかわる身として、個人的に興味を覚えたそうですが、私が、音は出せなくても、デモの目玉になるからと、持参してきたのですが、この方だけでなく、多くの方から注目を集めることが出来ました。
と言うことで、今日は『Inter BEE 2021』における、横浜ベイサイドネットのブースの説明をしたいと思います。
上の画像が、当ショップ(横浜ベイサイドネット)のブースのほぼ全景です。
ロケーションは、『プロオーディオ部門 | ホール5 | 小間番号 5414 横浜ベイサイドネット』です。
上の画像は、ブースの右サイドで、デモ用の『BIANCO-8MW-125+BIANCO-25CD-P』2Wayシステムと、その後ろには、オプションの組子グリルと、カタログスタンドを置いて、その後ろに、今回の展示品の『主役』である『NERO-12MWN-400D』12インチミッド・ウーファー ネオジム・マグネット バージョンを展示しています。
その奥のテーブルには、『SB Acoustics』の新製品、「satori MW16TX-8」、「TW29BN」とリボンツイーター「AT60NC-4」および、『SB Audience』の「ROSSO-34CDN-PK」ドライバーを展示して、テーブルのセンターには、24インチモニターを置いて、『SB Audience』の製造メーカーである『Sinar Baja Electric』社のデモ動画や、ドライバー類の仕様を見られるようにしています。
上の画像が、ブースのひだりサイドで、受付テーブルの上に『BIANCO-8MW-125+BIANCO-25CD-P』2Wayシステムと名刺入れ、奥のテーブルには、今回のデモには関係ないのですが、一応、『Dayton Audio RSS315HO-4』と『Scan-Speak 30W/4558T06』を展示しています。
狭いブースなので、余り展示することも出来ないので、この程度で十分かもしれませんね。
画像には映っていませんが、『Scan-Speak Ellipticor』の分解モデルも展示して、興味のある方にはお見せしています。
最後の画像は、この展示会のために、わざわざインドネシアの『SA Audience』から、手伝に来ていただいた佐藤様です。
佐藤様は、元は『YAMAHA』におられた方で、YAMAHAを退職されてから、インドネシアの『Sinar Baja Electric』社に再就職され、現地で、主に、日系企業向けのセールスを担当する傍ら、工場などの「5S」や「QC」などにもかかわっているそうです。
佐藤様は、『YAMAHA』時代は、野球部に所属されていて、何度か日本一にもなったことの有る音楽好きの『名キャッチャー』だったそうで、マネジメントに能力を発揮されていたのではないかと思いました。
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JUGEMテーマ:イベント情報
私にとっては、何十年ぶりかの『幕張』ですが、その発展・変貌ぶりには驚かされました!
昔は、ロッテ マリーンスタジアムを中心とした街造りのイメージだったのですが、今は、イオン関連の大型施設や超高層ビル群が林立し、さながら、かつてのマイカル本牧の賑わいを彷彿とさせるような雰囲気を感じました。
ところで、何とか開催にこぎつけた、今回の『Inter BEE 2021』も、直前まで、開催自体が危ぶまれていた訳で、実際、6月に開催予定だった『サウンドフェスタ 2021』は、『コロナワクチン』の接種会場になり、中止を余儀なくされたことも有ったので、当ショップとしても、今回の『Inter BEE 2021』の開催も、半信半疑だったため準備万端とはいかず、残念ながら展示物の乏しいエントリーとなってしまいました。
それでも、今年になって『SB Audience(エスビー オーディエンス)』と言うプロ用スピーカー・ブランドの正規代理店となった以上、この『日本初上陸』の未知なるスピーカー・ユニットを、日本に普及させるために、一日も早く我が国の『プロオーディオ業界』にお披露目しなければと言う思いで、万難を排して出展することにしました。
それは、当ショップが2005年に、アメリカのオハイオ州はデイトンに本拠を置く『PartsExpress』本社を訪問し『Dayton Audio(デイトンオーディオ)』の日本における正規代理店になり、2007年の『High-End Show』で、完実電気様のブース内において、日本で初めて『Dayton Audio』ブランドのスピーカー・ユニットを展示・発表したことの再現と考えたからです。
あれから14年の歳月を経て、当時は、全く無名の弱小ブランドだった『Dayton Audio』ブランドは、今では、日本においてもオーディオ・スピーカーのトップブランドの一つとして、認知されるようになっています。
それと同じことが、何時かは、この『SB Audience』ブランドにおいても実現することが出来ると考えて、あえて、この『コロナ禍』と言う厳しい状況の中で『ルビコン河』を渡ることにしました。
出展ブース:プロオーディオ部門 | ホール5 | 小間番号 5414 横浜ベイサイドネット
本日(11月17日)から19日までの3日間のあいだは、毎日『SB Audience(エスビー オーディエンス)』の話題を取り上げて、このブログにアップしますので、興味のある方は、ご期待ください。
左の画像は、『SB Audience(エスビー オーディエンス)』の最上位シリーズ『NERO』の中核をなす12インチ(30cm)ウーファーです。大型のネオジム・マグネットを採用した素晴らしいデザインんおユニットです。
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YBAユーザーのHsgさんに頼まれていた『Ellipticor 18WE ダブルウーファー &ダブル・パッシブ 3Wayシステム』が、ほぼ完成しました。
『ウッドショック』などと言われる原材料の供給不足のおかげで、納期がズルズルと延びてしまい、9月までずれ込んでしまいましたが、何とか今月中には納品出来るところまでこぎつけました!
あとは、スピーカーのベース部材とパッシブ・ラジエター用のグリルネットが出来れば完成です。
音の方は『Ellipticor 2wayシステム』は『スピード感は申し分ないが、低音の量感がもっと欲しい!』と言うHsgさんのご要望にお応えして、『ダブル・ウーファー』と『ダブル・パッシブラジエター』と言う、これまた、当ショップでも初めてのシステムに挑戦してみました。
これまでの『Ellipticor 2wayシステム』では不足気味だった低音の迫力が、当然と言えば当然ですが、2倍以上の迫力となり、これで低音不足と言われることは、まず、無いと思います。早く納品して、Hsgさんの感想が聞きたいものですね。
左の画像は、今回成功したCNCルーターによる「ウェーブガイド」のクローズアップ画像ですが、結構うまく出来たのではないかと思っています。
塗装の方も指定された『Pantone193C』と言う特殊な色ですが、発色状態もよさそうに思えます。
実は、Hsgさんには、この『Ellipticor 18WE ダブルウーファー &ダブル・パッシブ 3Wayシステム』だけではなく『DENON』製の高級AVアンプを使った「13.2」チャンネル用のスピーカー一式を頼まれたのでした。
ただ、すべてのスピーカーを『Ellipticor』でそろえると言うのは、金がかかり過ぎて現実的ではないので、出来る限り『スピード感の有るシステム』とするために、センター・スピーカーやサラウンド・スピーカーやリア・スピーカーには『Dayton Audio』『エアモーション・ツイーター』を採用し、メインスピーカーである『Ellipticor 18WE ダブルウーファー &ダブル・パッシブ 3Wayシステム』と違和感のないサウンドを目指しています。
その他には、『Dayton Audio』の12インチサブウーファーシステム(250Wアンプ内蔵)をはじめ、2台のリスニングシートには、バスシェーカー『BST-1』を2台づつ設置することによって、より迫力と実在感を感じられるシステムとなっています。
その天井には、前後左右に6台のフルレンジ・スピーカー『Dayton Audio PS95-8』を配置して、究極の13チャンネル+2サブウーファーシステムとなっていますが、その全貌が、来週中には、実現する予定です。
果たして、どんな『AVシステム』になるのか、私にとっても初めての体験なので、早く、完成させて、実際に音出ししてみたいと、期待に胸を膨らませています。
いつの間にか、世の中は、中秋の名月から秋分の日となり、すっかり秋めいてきましたね。
金沢のNkt様の『Audio Technorogy 15インチ MTMシステム』の製作から、間髪を入れず始まった、Hsgさんの『13.2チャンネル AVスピーカー・システム』の製作にかかりきりで、それこそ、温泉に行く時間も、花を眺める余裕も無く、スピーカー製作に追いまくられていたのですが、ふと、うちの近くの野原に咲いている『彼岸花』が目に入りました。
『彼岸花』は、別名『曼殊沙華(まんじゅしゃげ)』とも言われている花で、池に浮かぶ『水連』とともに、何処となく、宗教的な雰囲気を感じさせる花ですね。
九州に多い花だったと思い、南国地方の花だと思っていたのですが、この新潟にも咲いていたんですね、寝不足で、だらけた気持ちを、シャキッとさせてくれましたよ。
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これまで、色々と試行錯誤を繰り返してきましたが、ついに、当ショップのオリジナルデザインによる『ウェーブガイド』のプロトタイプが完成しました。
上の画像が、当ショップのCNCルーターを使って制作した試作品ですが、素材もMDFや合板、その他、エンジニアリング・ウッドなどいろいろと試して来た結果、仕上げやその後の塗装などを考えると、樹脂製の素材が、一番、適しているようです。
製作出来る大きさは、今のところ、最大で20cm角の立方体ほどが限界のようです。
上の画像の左上の塗装した作品は、ユーザー様に頼まれて『Scan-Speak Ellipticor』用に制作し、指定された塗装を施したものですが、なかなか、上手く出来たとおもいますね。
今後は、様々なツィーター用にオーダーメードで製作したいと思っていますので、興味のある方は、お問い合わせください。
何年かぶりで、台湾の知人から連絡が有って『面白いスピーカーとアンプの組み合わせ製品が出来たので、聴いてみてくれないか。』と言って、サンプルを送ってきました。
左の画像が、そのアンプとサブウーファーですが、サブウーファーは、17cmサイズのキュービック・ボックスに、12cm口径のウーファーと左右に2つのパッシブラジエーターを備えたシステムで、重量も結構あります。
アンプも、可なり凝っていて、2+1チャンネル構成のデジタルアンプで、「BlueTooth」と「ライン入力」の切り替えスィッチが有り、サブウーファー出力には、10Hz〜150Hzまで、連続可変の『ローパス・フィルター』が内蔵されているほか、位相の切り替えスイッチまで備わっています。
ステレオ出力の方にも、10Hz〜150Hzまで、連続可変の『ハイパス・フィルター』が内蔵されていて、自分で、ネットワークの調整が出来るようになっているのが、面白いですね。
台湾製品も侮れないですよ。
右の画像が、リア側の画像ですが、サブウーファーのターミナル端子はそれなりですが、アンプの端子には、金メッキ仕上げの、可なり高級そうなものが採用されていて、好感が持てました。
これから試聴してみたいと思いますが、当ショップで販売するには、電源が外付けのACアダプターなので、こちらは『PSE』に対応するのは可能なのですが、『Bluetooth』をどうするかと言う難しい問題が有るので、簡単に、引き受ける訳にはいかないところが悩ましいですね。
いずれにしても、今後は、多くのオーディオ製品に『Wi-Fi』や『Bluetooth』などの無線装置が内蔵されるようになると思いますので、当ショップも、こうした「電波法」にかかわる問題に、どう対処していくかを、真剣に考える時期に来ているようですね。
少なくとも『Dayton Audio』製品だけでも、国内で販売できるような体制を整えなければ、いたずらに『並行輸入者』などの跋扈を許すことにもなりかねないですね。
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今年は、6月に出展予定だった『サウンドフェスタ 2021』が、開催会場である『グランキューブ大阪』がコロナワクチンの「大規模接種センター」に指定されたとかで、中止になってしまいました。
そのため、出展する予定ではなかったのですが、急遽『Inter BEE 2021』に出展することにしました。
開催日は11月中旬なので、ひょっとすると、こちらも中止になるかもしれませんが、今のところ、開催される可能性は高いようです。
これまで、当ショップでは『プロ用機器・スピーカー』は、『Dayton Audio』の一部の大口径スピーカーを除いては、取り扱いが有りませんでした。
ところが、今年になって『SBAcoustics』の担当者から『SBAcoustics』のプロ用部門として『SBAudience』と言うブランドを立ち上げたので、是非、日本の正規代理店になってほしいと頼まれたので、色々と悩んだ挙句に、日本でイベントをやる時には、手伝っていただくと言うことを条件に、日本の正規代理店になることを了承しました。
その第一弾として『Inter BEE 2021』に出展することになったと言う訳です。
左の画像は、その『SBAudience』の12インチ ウーファー『NERO-12MWN400D』です。
見るからに強靭そうな剛性感あふれるアルミダイキャストフレームは、さすが『プロ仕様』だと納得させられますね。
精悍なマットブラック仕上げのネオジムマグネット・カバーからも、『音の良さ』が、ダイレクトに伝わって来るようです。
本当に『ハンサム』なスピーカーですね。
出来れば、イベント当日に間に合うように、デモ機を一セットは用意したいと思っていますので、興味のある方は、ご期待ください。
詳しい『Inter BEE 2021』の出展情報につきましては、分かり次第、このブログで逐一お知らせいたします。
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JUGEMテーマ:イベント情報
『ロイヤリティーバンク』の前田さんから、渡辺香津美さんのデビュー50周年記念ライブの案内をいただきました。
前田さんは、10年ほど前に『ハイブリンクス』というコンテンツ制作・販売会社を立ち上げて、貴重な音源を「ハイレゾ」にアップサンプリングし、USBメモリにコピーして販売されていました。当ショップも貴重な『Blues』や『JAZZ』などの全集を含んでいた『OntheROAD』という製品を販売していました。
彼は、もともとレコード会社で働いていたこともあって、音楽などの文化的なものを、記録して、次世代に引き継いで行きたいと考えていたそうで、そうした意味でも、今回の『渡辺香津美 デビュー50周年記念ライブ』の『ハイレゾ生配信』という新しいイベントのプロモーションは価値があるのではないかと思い、協力させていただきました。
【デビュー50周年記念Live KW50 フィンガー・プリンツ 渡辺香津美 の世界】
日時:9月29日(水)
入場:17:30
開演:18:00
場所:軽井沢大賀ホール
前売り券:6,000円(税込)
当日券:6,500円(税込)
※全席指定
主催:ヒルトップスタジオ 協力:東京音協 軽井沢エレガンス
チケット販売:
軽井沢大賀ホールチケットサービス tel.0267-31-5555(休館日を除く 10:00〜18:00)
■東京音協オンライン https://t-onkyo.co.jp/
■チケットぴあ https://t.pia.jp/
■ローチケ https://l-tike.com
■e+(イープラス)https://eplus.jp/
【デビュー50周年記念Live KW50 フィンガー・プリンツ 渡辺香津美 の世界】のハイレゾ生配信について
生配信主催:株式会社ロイヤリティバンク
生配信システム:エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社の提供する動画配信システム「SmartSTREAM」
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■後援:エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社/株式会社ぶらあぼホールディングス
■協力:株式会社ステレオサウンド/有限会社オリオスペック
配信データ:
■『通常生配信』(音声:48kHz/16bit・映像:フルHD)
■『ハイレゾ生配信』(音声:96kHz/24bit・映像:フルHD)
【チケットの販売について】
■通常生配信チケット: 2,000円(税込)チケット販売期間(9月28日(火)まで)
■ハイレゾ生配信チケット: 4,000円(税込)チケット販売期間(9月28日(火)まで)
■BD-ROM単体: 12,000円(税込)11月発売予定(期間限定2021年12月末まで)
■ハイレゾ生配信チケット+BD-ROM:15,000円(税込)チケット販売期間(9月28日(火)まで)
各チケットの購入は、下記URLまたはQRコード(画像に掲載)
https://cafe.ebravo.jp/kazumi-watanabe
【問い合わせ先:】
株式会社ロイヤリティバンク
電話:03-6260-8303(平日10時~18時)
担当者:前田
E-mail:info@royaltybank.jp
デビュー50周年を迎えた渡辺香津美のソロコンサート。
「ギター・ルネッサンス」から続いたソロの集大成として、この日だけのプログラムをお送りします。響きの良さを誇る軽井沢大賀ホールでの特別公演にご期待ください。
https://www.kazumiwatanabe.net/topics/2021-09-01.html
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
『Dayton Audio』から、革命的な『超ド級ウーファー』『Epique(エピック)』シリーズが発売になりました!
最近は、15インチクラスの『化け物』のようなサブウーファーの新製品が多かったのですが、これは、5-1/2インチ(15cm)と7インチ(18cm)と言う、極めて日本向けの、実用的なサイズのウーファーなので、さっそく、当ショップで、テストしてみたいと思っています。
上の画像は、7インチ(18cm)の『E180HE-44』ですが、まるでドーナツのような巨大なラバー・エッジと、これまでで、見たことのないマグネット形状に驚かされますね。
このマグネット形状は『Dayton Audio』が特許取得済みの『MMAG』デュアルギャップ モーターシステムで、これまでに類を見ないユニークなモーター構造となっています。
このユニークなデザインは、6つの小さな『バッキングマグネット』を挟むように配置された2つのトッププレートを使用して、より一般的なデュアルギャップ配置よりも、より一貫した磁束で、より長い磁気ギャップを形成します。その結果『MMAG』デュアルギャップ モーターと、『アンダーハング』ボイスコイルの組み合わせにより『E180HE-44』は、10 mm超の前後移動量で駆動された場合でも『BI』の損失がゼロになり、トータル『Xmax』は14 mm(@70%Bl)を超えます。
このクラスのウーファーとしては、信じられないほどの『Xmax』により、非常に低い高調波歪率と相互変調歪率の低減が可能になり、連続高出力駆動時においても、非常にクリーンでクリアーな出力が保証されています。
【『E180HE-44』の特徴】
■特許取得済みのデュアルギャップ『MMAGモーター』設計により、歪みを最小限に抑える優れた直線性が可能になります。
■軽量の『ダンピングカーボンファイバーコーン』は、中心軸から最大45度まで非常にスムーズな周波数レスポンスを提供します。
■クラスをリードする低周波レンジの拡張と直線性制御を生み出す、信じられないほど長大な14mmの『エクスカーション(ボイスコイル移動量)』
■広範な「インダクタンス制御」により、高周波応答が拡張され、高周波歪みが低減されます。
■拡張された通気性能によって、ボイスコイルの熱膨張を抑え、熱によるパワーロスを最小限に抑えます。
■4Ωのデュアル・ボイスコイル構成は、様々な配線方法と柔軟性を可能にします。
■信じられないほどの汎用性と、2Wayデザインのサブウーファーまたはウーファーとしてのプレミアムなパフォーマンスを発揮します。
これまでの『カーボンコーン』よりも、シャープでメタリック的な輝きの有る外観も、人気が出そうな予感がしますね。
【通常販売価格】今週(8月27日)より販売開始予定!
■『Epique E180HE-44』7インチ(18cm) DVC MMAG Extended Range Subwoofer 4+4 Ω
【通常販売価格】19,800円(税別)
■『Epique E150HE-44』5-1/2インチ(15cm) DVC MMAG Extended Range Subwoofer 4+4 Ω
【通常販売価格】17,800円(税別)
現在、当ショップでテストするために、15cmと18cmが1ペアずつしか届いていません。
従って、当面は『お取り寄せ』ベースでの販売になりますが、2から3週間程度お待たせすることになりますので、通常在庫として用意が出来るまでの間は、『Epique(エピック)』シリーズ発売記念セールとして10%引きでご提供いたします。
日ごろから『最近のミドルサイズ・ウーファーは、力不足で本当に情けない!』とお嘆きの『2Way』ユーザー様に送る『起死回生』の超強力ウーファーですよ!
左の画像は、『Epique E150HE-44』5-1/2インチ(15cm) DVC MMAG Extended Range Subwoofer 4+4 Ωです。
『MMAG』デュアルギャップ モーターは、18cmウーファーと共通なので、こちらの15cmの方が、より強力なシステムと言えそうですね。
いずれにしても、早く、その性能をこの目で、耳で、確かめてみたいと思っていますので、こうご期待!
ところで、『コイズミ無線』による『Dayton Audio』製品の『並行輸入』問題の続編です。
今回は『Dayton Audio』の担当者が、すぐに『横浜ベイサイドネットが正規代理店なので、今後は、コイズミ無線には売らない。』と言ってきたので、割と簡単に解決したようです。
私たちも『これまでは、あなたがコイズミ無線に卸していたのか?』とは、聞かなかったのですが、その代わりに、もう販売しないのなら、コイズミ無線のショップページから『Dayton Audio』製品を削除するよう指示するように頼みました。
『最善の努力をする。』と言う担当者の答えだったのですが、どうせすぐには、消えないだろうと思っていたところ、私たちの予想に反して『コイズミ無線』はすぐに削除したようです。おそらく彼らは、在庫も持っていなかったのでしょうね。
それにしても、担当者から来た最後のメールを見て、本当にがっかりしたと言うか、人間と言うものに失望しました。それは、担当者からのメールに、『コイズミ無線』から担当者に宛てたメールの一部が添付されていたのを見たからです。
おそらく、色々な話の中から、当ショップに開示しても問題無いと思った部分を添付してきたのだと思いますが、そこには、
『横浜ベイサイドは私たちに対して攻撃的なので、ビジネスをするのは難しいと思っています。
私に言わせれば、DaytonAudioは魅力的なブランドであり、ファンから要望のある製品を持っています。
ですから、ファンの皆さんに販売できないのは残念です。
もし、DaytonAudioを直接買えるようになったら、ぜひ教えてください。
今まで以上に買い取りができるようになると思います。』
と書かれていました。
> 横浜ベイサイドは私たちに対して攻撃的なので、ビジネスをするのは難しいと思っています。
と言う点に関しては、
2006年に、オーディオ評論家の高橋和正先生と同行してきた『コイズミ無線』の当時の会長さんから、当ショップが正規代理店をしていた『Aurasound』と『AudioNirvana』を卸して欲しいと頼まれてから、彼らとの取引は始まりました。
その後の経過は、もう、何度もこのブログでも書いていますので、割愛しますが、当ショップが『コイズミ無線』に対して『攻撃的』な訳ではなく、当ショップが2016年に、当時の社長(長男)に対して、
『Jantzen Audioのコンデンサーやコイルの仕入れを、当ショップを飛ばして、直接メーカーからしているので有りませんか?』と言う質問を、メールと文書で2度ほど問い合わせたのですが、一度も返事が来なかったことから、当ショップは、やむを得ずその対応措置として、『コイズミ無線』へのすべての卸を停止しました。
その後は、一度として、彼らと接触したことは有りませんので、『攻撃的』と言うのは、本当では有りません、しいて言えば、彼らのしてきた卑劣な行為の結果、当ショップに対して引け目を感じているだけなのかもしれませんが。
> もし、DaytonAudioを直接買えるようになったら、ぜひ教えてください。今まで以上に買い取りができるようになると思います。
驚くのは、結局のところ、今回、当ショップが『Dayton Audio』の担当者に、『コイズミ無線』への販売を止めるように、要求するまでは、彼らは、継続して『Dayton Audio』製品の取引を行っていたと言う事実です。
何時から、彼らに販売していたのかは分かりませんが、『今まで以上に買い取りができる』と言っていることから、継続的な取引を行っていたと推測できると思います。
彼らは、『並行輸入』が、違法行為で有ることを十分承知していながら、『もし、DaytonAudioを直接買えるようになったら、ぜひ教えてください。』とも言っています。
全く、反省の余地なしと言ったところですが、彼らは、いったい、自分の子供に、どんな教育をしているのでしょうね、日本の将来が心配になります。
同時に、それにこたえる『Dayton Audio』の担当者の人間性にも、失望せざるを得ません。確かに、彼ら担当者は、サラリーマンなので、自分の生活のためには、なんとしても、売り上げを上げる必要が有るのでしょうが、自分のブランドの価値を貶めることになることを理解出来ないのでしょうか。
2005年にオハイオの会社で会った時の彼らは、本当に親切でフレンドリーな人たちだったのですが。。。
やはり、人間は『性悪説』の方が正しいのでしょうか?
また、そのうち、ほとぼりが冷める頃に、当ショップの目を盗んで、『Dayton Audio』製品の販売を始めるのでしょうね。
逆に言えば、それだけ、『Dayton Audio』製品には、優れた商品価値が有ると、お墨付きをもらったようなものなので、当ショップとしても、これからも頑張って『Dayton Audio』の普及に努力して行きたいと思います。
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JUGEMテーマ:お知らせ
コイズミ無線が、懲りずに『Dayton Audio』製品を、こっそりと販売していることについて、『Dayton Audio』の担当者から、返事がきました。
彼女は、2005年に私たちがオハイオ州のデイトンにある『PartsExpress』本社を訪問して、『Dayton Audio』ブランドのアジアにおける正規代理店になった時からの担当者で、それ以来16年ほどの付き合いになります。
上記の画像は、その時の記念写真ですが、当時は毎年、クリスマスにはグリーティングカードとプレゼントを送りあったり、『ロッキーマウンテン フェス』に当ショップが出展するときには、資材を提供してくれたり、彼らが台湾や香港に出張するときには、私たちが同行したりと、本当に仲の良い関係でしたが、2013年のコイズミ無線からの『並行輸入者』に対するクレームを解決するために、何が何でも『並行輸入者(ミクセル、内田、SP-01)』には『Dayton Audio』製品を販売するなと、強硬に主張した、私たちと『Dayton Audio』担当者との間には、その後、消すことの出来ない深いしこりが残り、それまでのような親しい関係には回復していません。
その間隙をついて、コイズミ無線は、当ショップを無視して、直接、彼らと取引するようになったようです。
(残念ながら、その間、コイズミ無線と『Dayton Audio』担当者との間で、どんな取り引きが有ったのか、詳しいことは私たちには分かりません。)
今回は、2013年には『並行輸入』をさせるなと言っていたコイズミ無線が、当ショップに隠れて、『並行輸入』をしていると言う、皮肉な問題だったのですが、
当ショップの『あなたが彼らに『Dayton Audio』製品を販売いているのか?』と言う直接的な問いかけに対して、それには答えずに、
『あなたが『Dayton Audio』の正規代理店です。今後は決して、彼らに『Dayton Audio』製品の販売はしない。』と言う返事がきました。決して、自分の非を認めようとしないのがアメリカ人なので、私たちは、それ以上、聞くことはしませんでしたが、
あなたのその言葉を信じるので、彼らに、彼らのショップページから『Dayton Audio』製品を削除するように言ってくださいと伝え、この問題は解決したと考えます。
もしも、この数日のうちに、コイズミ無線が、『Dayton Audio』製品を削除しないようなら、当ショップは、彼らに対して、『ミクセル』に対するのと同じ、裁判を起こすつもりです。
私たち『横浜ベイサイドネット』の歴史は、文字通り『だまされ続けた』歴史と言えるのですが、それでも、私たちには、私たちを支えてくれるユーザー様がいる限り、人間の『矜持』というものを信じたいです。そうしていれば、必ず、良いことも訪れてくれると思っています。
何故なら、私は、人間には『性善説』や『性悪説』と言った、生まれながらに備わった属性などは無いと思っているからで、もしも、その人間が『性悪』な行為を行ったとしても、それは、その人が『性悪』な性格を持った人間などではなく、そうせざるを得ない状況が、そうした『性悪』な行為を行わせたと考えるべきだと思うからです。
『Dayton Audio』の担当者も、『もともと、アメリカ人はたちが悪いから平気でうそをつく』と言う訳ではなく、彼らの成績を上げるために、止む無く行っていたと、思います。
良いことも有りました。
待ちわびていた『BSN オリジナル パッシブ・スピーカー』用の『組子グリル』が完成しました!
左の画像は、待ちに待った、渡辺建具店様にお願いしていた『組子グリル』の完成品です。
今回のグリルは、シンプルに60度にクロスした格子状のデザインですが、一枚の板を組んだものではなく、薄い板を2重に組み立てたデザインとなっていて、相当に難しい組み方だそうで、私が頼んだ時は、『それは難しいので、出来ないと思います。出来れば、一枚板で組むようにしたいと思います。』と断られていたので、あきらめていたのですが、なんと、完成したものは、見事に『二枚組』の組子になっていました。
しかも、画像のように横方向に組んだデザインと、もう一つは、縦方向に、組んだものと、二つのタイプを作っていただいたのです。
材料は、Nkt様の組子の『縦スロット』部分に使用していた『鳥海山の地中に眠っていた埋もれ木』を使っているため。その色や質感も素晴らしい出来栄えとなっています。
右の画像は、その組子の詳細を拡大したものですが、薄い2?程度の板を、3?程度の間隔で、組み立てたもので、その精巧な組立具合が良く分かり、なおさら、その素晴らしさに感心せざるを得ませんね。
この2タイプの『格子グリル』を使って、2種類のスピーカーボックスを作る予定です。
ユニットはもちろん世界一のユニット・メーカー『Scan-Speak Ellipticor』を採用し、ベイサイドネットの最高級の完成品スピーカーシステムとする予定です、
興味のある方は、ご期待ください!
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JUGEMテーマ:お知らせ
先日のブログで、『何か良からぬことでも起きるのではないかと、少々、心配しています。』と書いたばかりで、田口音響研究所の息子さんから、お父さんである田口所長さんが亡くなられたとの悲報が届きました。
田口さんとは、2004年に当ショップの伊勢佐木長者町店を開いたころからのお付き合いで、色々なスピーカーボックスの製作をお願いしていました。
中でも印象に残っているのが、上の画像の12チャンネルスピーカー・システムですね。
このシステムは、当ショップが、某S社の研究所様から頼まれて製作したもので、田口さんには、筐体部分を積層構造で製作するよう依頼し、仕上げをピアノ・フィニッシュでお願いしたものです。
その仕上がりは素晴らしく、依頼された方も『こんなに素晴らしい仕上がりだったら、名前を金色でシルク印刷してみたかったですね。』と言っていたくらい素晴らしい出来栄えでした。
当時のことを思い出せば、この素晴らしい仕上がりの躯体に、12個のスピーカー・ユニットを取り付け、その上に、真鍮にクロームメッキを施した円錐型のディフューザーを取り付けた、いわゆる『無指向性』スピーカーだったのですが、ボックス本体にも傷をつけられないし、ディフューザーのクロームメッキにも傷をつけられないしで、本当に神経を使って、時間を掛けて、最後は徹夜迄して作ったことを思い出しました。
左の画像は、ディフューザー部分のクローズアップですが、無垢の真鍮を円錐状に削り出してクロームメッキ仕上げとしたために、かなり高額になったのを覚えています。
また、今にして思えば、その後の当ショップの『Wafetage』や、田口音響研究所さんの『無指向性スピーカー』のデザイン・コンセプトにもなっているような気がしますね。
『門外不出』の画像ですが、20年ほど前の画像で有ることと、この研究所はすでに廃止されていますので、特に問題は無いだろうと判断し、田口さんへの『トリビュート』として、ここに発表させていただきました。
もう一つ悪い知らせを、当ショップのユーザーさんからいただきました。
それは、あの『コイズミ無線』が、性懲りも無く当ショップが正規代理店として輸入している『Dayton Audio』製品を、こっそりと、ネットで販売していますよ、と言うものでした。
何年か前にも、『Tymphany』や『AudioNirvana』を、当ショップに無断で販売していたようなことを、当ショップのユーザーさんから聞きましたが、その時は、当ショップが『AudioNirvana』のデビッド社長に確認したところ、そんな会社に『AudioNirvana』を売ったことは無いと言う返事でした。
その時は、『コイズミ無線』が『AudioNirvana』を仕入れ、商品が何か月後に届くと言うことで、予約販売のような形で販売していた(又聞きしたものなので正確かどうかは分かりません)が、先に予約を取ってから『AudioNirvana』に発注しようとしていたのではないかと言う結論になったのでした。
もしそうだったら『インチキ』商法ですね。
今回は『DaytonAudio』製品を、注文後、一か月程度で納品すると言うような販売形態のようでしたが、もちろん、当ショップから仕入れる訳ではなく、何処かよその国から仕入れる予定なのだろうと考え、さっそく『Dayton Audio』の担当者に、『コイズミ無線』に『DaytonAudio』製品を販売していないか、確認しているところです。
もしも、『Dayton Audio』が、当ショップに無断で、直接『コイズミ無線』に『DaytonAudio』製品を販売しているようなことが有れば、明確な規約違反となるので、そんなことはしていないと思いますが、どんな返事がが来るのか、楽しみに待っています。
正直、トランプ以降のアメリカ人は、決して、信頼できるビジネス・パートナ−とは言えなくなっているのが、情けないですね。
右の画像は『Dayton Audio』のメーカーページの中にある、世界中の正規代理店のリストと、所在地を表記したページです。ちなみに、日本は『横浜ベイサイドネット』が唯一の正規代理店となっています。
従いまして、当ショップが卸している業者様(正規のDayton Audio販売店)以外で、販売されている『Dayton Audio』製品は、すべて『非正規品』であり、『並行輸入品』です。最近、ユーザー様から寄せられる情報で、『プロケーブル』と名乗る個人(?)が『Dayton Audio』製品を販売していると言う情報が有りますが、その店は『並行輸入品』を販売しているだけでなく、日本国内では『違法』となる『BlueTooth』製品を、電波法に違反して販売しているようです。
『BlueTooth』製品は、購入された方も犯罪になるそうなので、決して購入しないようにしましょう!
『並行輸入のこりない面々』について
当ショップが『並行輸入業者』の問題に直面することになったのは、2016年頃に、当時、当ショップから商品を仕入れていた『コイズミ無線』から、『ミクセル』『うちだ』『SP01』と言った店が、非常に安く『Dayton Audio』製品を販売しているが、いったいどうなっているんだ?!と言う、クレームが来たことが発端でした。
『うちだ』『SP01』と言った店については、全く知らなかったのですが、悪質なのは『ミクセル』と言う会社で、この「IT会社」(?)は、2007年に、当ショップを訪れ、その会社が販売している「スピーカーキット」を『東急ハンズ』が販売してくれるようになったので、『Dayton Audio』製品を卸していただきたいとの申し出が有ったので、快く了解したのですが、その後、大阪のユーザーさんの一人に、大阪の『東急ハンズ』に見に行ってもらったところ、そんなものは、置いてなかったとのことだったので、そのうち、売り出すのかも、程度で本人には確認しなかったのですが、どうやら、その話は嘘だったようでした。
最初だけ当ショップから『Dayton Audio』製品を仕入れていたようでしたが、いつの間にか、アメリカの『PartsExpress』から直接仕入れるようになっていたようで、2016年に『コイズミ無線』から指摘されるまで、全く気が付きませんでした。
その後、『Dayton Audio』のブランドの実質のオーナーである『PartsExpress』社のブライアンとの長い長い話し合いの結果、それら三社には『Dayton Audio』製品を売らないと言う確約を取ることが出来ました。
ただし、その引き換え条件として『コイズミ無線』や『ミクセル』『うちだ』『SP01』と言った会社が、『PartsExpress』社から『Dayton Audio』製品以外の製品を購入することは、容認するようにと言うことになりました、
日本の『商い(アキナイ)』の不文律として、その問屋が仕入れている大元から、その問屋を飛ばして、直接仕入れることはルール違反だったそうですが、『コイズミ無線』は、そんなことはお構いなしに、『PartsExpress』社から、『Dayton Audio』製品以外の商品を仕入れるようになり、それ以外にも、当ショップの仕入れ元であった『Jantzen Audio』から、コンデンサーなどを直接仕入れるようなったので、当ショップは、その時から『コイズミ無線』との取引は、一切行っていません。
もしも、今回の『Dayton Audio』製品の仕入れ先が『PartsExpress』社だったとしたら、いったい、この世には『倫理』や『モラル』『人間としての矜持』などと言うものは、もはや存在しないと言うことでしょうか?
怒りよりも、悲しくなりますね。
今現在、『並行輸入のこりない面々』が並行輸入を行っているブランドは、『Tymphany』と『SBAcoustics』が主な
ブランドとなっています。
この『Tymphany』というメーカーは、もともと、デンマークの『Danish Sound』を買収したアメリカの企業ですが、最近は、アメリカの『DIGIKey』を『Grobal Distoributor』と位置づけ、世界中に存在している各国のディストリビューターを無視して、堂々と、世界中の『正規代理店』として販売しているのです。日本でも、『DIGIKey』の正規代理店として、『マルツパーツ』と言う会社が、日本の『正規代理店』である当ショップを無視して、『Tymphany』製品を、堂々と販売しています。いつかは、この会社とも裁判で争うつもりです。
また、比較的新参者の『SBAcoustics』は、自社のブランド力に自信が無いためか、アメリカでの販売を依頼している『マジサウンド』と言う会社に、自国以外の顧客には販売しないようにと言うことが出来ないため、いまだに、『ミクセル』などは『SBAcoustics』の商品を『つまみ食い』していると言うわけです。
『Scan-Speak』や『Wavecor』などのメーカーは、各国の輸入代理店は自国以外の顧客には販売してはならないと言う規定を設けているようなので、今現在は、これらの商品を『並行輸入』しているのは、栃木の薬屋『マロニエ』だけのようですが、どこから輸入しているのかは分かりませんが、正直、こんな店から『並行輸入』と分かっていてものを買うような人間に、とやかく言っても仕方が無いので、問題にもしていません。
問題なのは、やはり『悪徳IT会社(?)』の『ミクセル』です。
この男は、並行輸入先に物がないときは、とぼけて、当ショップからこっそり買ったりしているのです。本当に、悪質で、決して、許すことは出来ません。
今現在、『SBAcoustics』社と、どうすれば、この悪質な『ミクセル』を『著作権侵害』と言う刑事事件と、当ショップに対する営業妨害と言う民事事件として、裁判にかけ、過去にさかのぼって、当ショップが被った損害を賠償させるための方法を、弁護士と相談しているところです。
絶対に、この『ミクセル』を許すことは致しません!
それから、この『ミクセル』からものを買っている『悪質な消費者』は、『横浜ベイサイドネット』から商品を買わないでください。『横浜ベイサイドネット』には、アクセスしないでください。
あなたたちは、当ショップの客では有りません!
先日、オーディオ評論家の炭山あきら先生から『ステレオ誌』に『Dayton Audio』製品を使って記事を書きたいので、ユニットなどを提供していただきたいとの申し出が有ったので、ご提供させていただきました。
その後、『ステレオ誌』の編集者から、お礼の電話をいただいたのですが、残念ながら、当ショップは、今のところ宣伝を載せるのは『音元出版』さんだけで『ステレオ誌』や『MJ無線と実験誌』には、宣伝を載せる気は無いとお話しさせていただきました。
その理由は、『音元出版』は、『ミクセル』などの『並行輸入者』の記事は、決して書かないからで、『ステレオ誌』や『MJ無線と実験誌』は、『並行輸入者』を当ショップのような『正規代理店』と同列に扱かい、読者に、彼らがまともな店であるかのような誤解を与えているからで、当ショップが貴重な金を払って宣伝しても『並行輸入者』を喜ばすだけで、貴重な金をどぶに捨てるようなものだからです。
現在、当ショップは、12のブランドの『正規代理店』となっているため、売れるかどうかは関係なく、可能な限り、それらのブランドの商品を取り扱うようにしています。
例えば、今回、炭山先生に頼まれた38cmウーファーなどの大口径ユニットは、通常、ほとんど売れることは有りませんが、それでも、それを必要と思うユーザーさんがいる限りは、輸入する必要が有るのです。
コイルやコンデンサーなども、売れ筋の数値だけではなく、可能な限りすべての数値を用意しておく必要が有るのです。それが『正規代理店』としての責務なのです。
もしも、この世が、『並行輸入者』だけの店しかなくなったら、お客さんは、必要な部品が手に入らなくなったりすることになります。もちろん、当ショップは、何がなんでも、店舗を維持し、『美空ひばり』さんの母親では有りませんが、『たとえ、おかゆをすすってでも』、『正規代理店』としての責務は果たしていきますので、『横浜ベイサイドネット』のユーザー様はご安心ください。
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JUGEMテーマ:お知らせ
今年も、暑い暑い夏がやって来ました!
今年こそ、夏が来るまでには、何とか新しい店舗に引っ越ししたいと考えていましたが、その目標もかなわず、とうとう、8月を迎えてしまいました。
それでも、今年は、今までよりも若干ですが、温度も低めで、まだ、一度も35度を超えていないような気がします。何か変な気がしていたら、驚いたことに、当ショップの近くにある、白藤で有名な『八王寺の白藤』が、最近、また花を咲かせるようになっていました。
こちらに来て、ちょうど3年になりますが、こんなことは初めてなので『ぼけ桜』ならぬ『ボケ藤』と言うものもあるのかなとか、思っていますが、何か良からぬことでも起きるのではないかと、少々、心配しています。
そういえば、当ショップがこちら(新潟県燕市)に引っ越して来たのが2018年の8月でした。『折角こちらに来るのだったら、長岡の花火を見れる7月末までには来た方が良いよ。』と言う知り合いのSkさんのアドバイスに従って『長岡の花火大会』の直前に引っ越して来たのですが、その花火大会は今年も開催されないどころか、話題にも上らないうちに8月になってしましました。
長岡の経済損失は計り知れないほどで、他人事ながら心配ですね。
ところで、本題の『横浜ベイサイドネット』の8月の予定ですが、
■今月から配送業務を、土曜日と祝祭日も行うようにします!
今年の春から進めていた『配送業務のアウトソーシング』化が、長岡の『ヤマト運輸』様のご協力のおかげで、ほぼ一段落し、いよいよ、本格的に稼働することが出来るようになりました。
当面は『日曜日を除く毎日』と言うことでスタートしますが、ゆくゆくは、日曜日の発送も行うようにしようと考えています。
■『横浜ベイサイドネット』の夏季休業日は、8月9日、10日、11日の三日間となっていますので、お盆休みに自作を予定されている方は、ご注意ください。
ショップのトップページの右側コラムにある『8月のカレンダー』を参照ください。
■『訳あり特価品』『限定商品』『在庫処分品』セールは継続します!
先月で『バーゲンセール』は終了しましたが、引き続き『訳あり特価品』『限定商品』『在庫処分品』セールは、継続します。『配送業務のアウトソーシング』化の過程で出てきた、大量の『デッドストック商品』をチェックし、本体に問題の無いものは、出来る限りお安くご提供したいと考えています。
『デッドストック商品』の多くは、海外からの輸送時に受けるダメージ、その多くは、梱包箱のつぶれなどですが、ご存じの通り、スピーカーの多くは、丸い形状をしていますので、梱包箱の4隅が少々つぶれていても、本体には、ほとんど影響はないので、安心してお求めいただけると思います。
その他、何年もの間、売れずに残っていて忘れていた商品なども、色々と出てきていますので、それらも『限定商品』『在庫処分品』として、販売していきたいと思いますので、ご期待ください。
すでに、長期在庫となって、梱包箱にダメージが目立つ『Scan-Speak』の高級ユニットも『在庫処分品』として出店されていますので『Scan-Speak』に興味のある方は、お見逃しなく!
ユーザーIzkさんの『BSN オリジナル パッシブ・スピーカー』について
右の画像は、2年間かけて完成したIzkさん向けの『BSN オリジナル パッシブ・キット』です。
なぜ2年もかかったかと言うと、2年ほど前にIzkさんが当ショップにご来店になり、小型のスピーカーの製作を依頼された時から始まっているためです。
その時は『AudioNirvana』の4インチフルレンジを採用したバスレフ・システムを製作したのですが、Izkさんが、その時聴いた『BSN パッシブ・キット Scan-Speak2Way』の音が忘れられなくなったそうで、『何とか、もう少し大きな口径のパッシブ・キットを作っていただきたい。』との要求を受け、5cmとか、7cmの小口径ユニットだから上手く行ったのかもしれないとの思いは有りましたが、頼まれれば断れない性格が災いして、引き受けてしまったのです。
採用したユニットは、Izkさんがお店で聴いて気に入っていただいた『SBAcoustics』の「SATORI」シリーズの13cmウーファーを採用することにして、パッシブラジエータも、標準タイプの3.5インチから、5インチにサイズアップして完成させたのですが、なかなか、上手く行かず、試行錯誤を繰り返した挙句に完成したのが、右の『BSN オリジナル パッシブ・キット』です。
このデザインを基にして完成したのが、Nktさん向けの『Audio Technology 』の42cmウーファーを採用した『BSN オリジナル ダブル・パッシブ スピーカーシステム』なんですね。
今後、当ショップのオーダーメード・スピーカーは、基本的に、『ダブル・パッシブ』方式のシステムと、『組子グリル』を採用したシステム・デザインに統一して行こうと考えています。
『閑話休題』でした
最後に、当ショップからのお願いです。
最近は、商品の在庫切れなどが多くなってきていて、お客様からも『欠品だらけで、ものが買えないが、いったい何時になったらものがそろうんだ!』と言ったお叱りの言葉をお受けすることが増えて来ました。
もちろん、こうした『在庫切れ』などの問題は、当ショップの責任(資金力、倉庫スペース、発注のタイミングなど)も大きいのですが、最近は、残念ながら、当ショップの問題だけではなく、各ユニット・メーカーの生産体制・供給能力と言った問題の方が大きく影響しているのです。
あのトランプ大統領による一方的な輸入関税の引き上げによる、米中貿易戦争に端を発した政治・経済問題と、『新型コロナ・ウィルス』の地球規模にまで拡大した影響、そのほか、大手IC工場のあいつぐ火災などが引き金となって、世界中のサプライチェーンが機能不全に陥っているのです。
当ショップでは、アメリカや中国、台湾だけではなく、デンマークやドイツ、インドネシアなどから輸入していますが、すべての国のユニット・メーカーが、材料や部品の調達が滞り、その結果、今後の生産スケジュールさえもままならないと言った状況になっているのです。
その上、EU諸国から始まった『ガソリン自動車の生産停止』措置を反映して、電気自動車の生産に拍車がかかり、大手自動車メーカーによる『ネオジム』磁石の買い占めによって『第二次ネオジム戦争』とも言うべき状況が勃発しており、弱小ユニット・メーカーでの『ネオジム』磁石の仕入れが困難になって来ているそうで、ほぼ、すべてのユニット・メーカーが値上げして来ています。
『ものも無いのに値段だけ上げるのか!』
と、お叱りを受けそうなのと、日本には、いまだに『悪質な並行輸入者』がいるため、すぐに値上げすることも出来ずに、我慢の日々が続いていますが、もうこれ以上は耐えきれなくなってきましたので、9月になったら、すべてのユニット・メーカーの製品を値上げする予定です!
値上げに反発して、買い控えする方や、『悪質な並行輸入者』のもとへ走る人間もさらに増えるかもしれませんが、あの石川五右衛門も言った(!?)ように、『浜の真砂は尽きるとも、世に、並行輸入者の種は尽きまじ!』と言うことで、何時まで待っても仕方が無いので、たとえ、売り上げが下がろうとも、適正な利益が得られるように価格改正(値上げ)を行うことにしました。
現在、セール期間では有りませんが、今後購入する予定のある方は、出来れば、今月中にご購入することをお勧めいたします。
また、その意味でも、箱に多少のダメージが有っても、ほとんど問題の無い『訳あり特価品』や、長期在庫品のため、格安で販売する『限定商品』『在庫処分品』などは、何時入荷するのか分からない『欠品中』の商品を待つより、良いのではないかと思います!
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先週末は、待望の『BSN オリジナル ダブル・パッシブ スピーカーシステム』が完成し、ユーザー様のNktさん宅へ納品することが出来ました。
昨年の10月に、最初の『BSN オリジナル ダブル・パッシブ スピーカーシステム』を納品してから、半年後の今年の3月頃に、Nktさんから、連絡が有り、ウーファー・システムをもう一セット作ってほしいと頼まれたのでした。
何しろ、42cmウーファーを使うのも初めてだったし、その前に、ユーザーのIzkさんの13cmウーファーを使用した『BSN オリジナル ダブル・パッシブ スピーカーシステム』である程度上手く行っていた経験も有ったのですが、このシステムは、同じダブル・パッシブとは言え、パッシブラジエータをスピーカーボックスの中に組み込むと言う、すべてが初めてのデザインだったので、何かトラブルが有ったのか、もしくは、思ったほどの低音が出なかったのか、など、嫌な考えが頭をよぎったのですが、Nktさんの要求は、本当に、至極単純で『これほどのスピーカーは聴いたことが無かったので、これを「MTM システム」にしたら、いったいどんな音になるのか、試してみたくなった。」と言うことだったのです。
そう言うことだったらと、色々と、案件は抱えていましたが『こんな途方もない「Audio Technology 42cm MTMシステム」を作れる機会は、私の残り少ない人生において、もう二度とないだろう。』と思い、一も二もなく引き受けてしまいました。
(お待たせしているユーザー様には、本当に、申し訳有りませんでした!、これから、順番に制作していきますので、ご了承ください。)
受けてはみたものの、このシステムで一番の『ボトルネック』は、もちろん、あの『組子グリル』の納期ですが、その前に、忙しい渡辺建具店様が、タイミングよく製作を引き受けてくれるかどうかも分からなかったため、このプロジェクトは、渡辺さんの了承を取れてからのスタートとなり、実際のスタートは5月の連休明けとなりました。
プロジェクトスタート後も『かりん』のつき板の色調が前回モデルと違ったために、貼りなおしたり、仕上げのクリアー塗装がうまくのらなかったりのと、色々、問題は有りましたが、何とか納品出来る状態まで仕上げることが出来ました。もちろん、『組子グリル』の完成は、まだまだなので、とりあえず、仮のネットグリルでカバーしておくことにしました。
今回の納品は、何しろ、1m以上もある高さまで持ち上げなければならないので、プロの据え付け業者を手配していただき、私は何もせずに納品出来たので、本当に助かりました。
納品時に、スピーカー本体に少しでも傷つけると大変なことになるので、プロの据え付け業者に納品をお願いすると言う方法は、今後とも、考える必要が有りそうですね。
何しろ、この後すぐに、川崎のユーザー様のHsgさんの、マンションのような鉄筋造りのお宅の4階まで、狭い階段を通って、120cmのトールボーイ(重量50Kg以上)を運び上げるプロジェクトも控えているので、切実な問題でもあるんです。
右の画像は、トラブルも無く、すんなりと設置することが出来た状態です。
最終的には、上下のウーファーの中心の高さを、『YAMAHA』のウッドホーンから、等距離になるように調整する必要が有りますので、それは、後日『組子グリル』の納品時に、高さ調整済みの『BSN オリジナル インシュレータ』に取り換えることにしました。
それにしても、こうしてみると、とても42cmもあるウーファーシステムが2段になっているとは思えない、バランスの取れた、落ち着きのある、凛としたたたずまいのシステムになったような気がします。
(自画じーさん)
なお、このオーディオルームの雰囲気や、当ショップのスピーカーシステムに、良くフィットしている『ブビンガ』を使用したスピーカーラックは、当ショップのユーザー様でもある、神奈川の『山崎創作』さんの作品だそうで、世間の狭さを、またまた、実感させられましたね。
無事納品が完了した記念に、二人で記念写真を撮ることにしましたが、出来れば、『渡辺建具店様』の『組子グリル』が完成した時に、再度、撮り直したいですね。
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JUGEMテーマ:お知らせ
いよいよ、今週から、発送業務のアウトソーシング化が、本格的に始動します。
本日は、その第一歩として、当ショップの倉庫から、ヤマト運輸の『JITBOX』便を使って、長岡市の新産センターにあるヤマト運輸長岡営業所へ、商品を移送しました。
そのため、本日から、アウトソーシングが完了する4月10日(土曜日)までの間は、商品のお届けに、2,3日かかる場合や、同時に注文したものが、当ショップからの発送と、ヤマト運輸倉庫からの直送との別配送になる場合もありますので、ご了承ください。
(当ショップの都合なので、追加の送料負担は有りません。)
本日、長岡倉庫に発送した商品は、順調にゆけば、今週末頃には、お客様のご注文分を発送出来るようになる予定です。
また、『JITBOX』の第二便以降は、4月1日(木曜日)に当ショップ届けられ、4月5日(月曜日)に、長岡の倉庫へ移送される予定となっていますので、4月10日頃には、ほとんどの商品が、長岡の倉庫から直送されるようになる予定です。万一、積みきれない場合は、第三便も予定しています。
何しろ、当ショップにとって、初めてのアウトソーシングなので、いろいろと、トラブルなども起きるのではないかと考え、そのために、4月1日(木)〜4月10日(土)までの10日間は、燕のショップを臨時休業にして、配送業務に専念する予定なので、申し訳ありませんが、その間は、お電話での対応が難しくなりますので、お問い合わせは、メールでお願いいたします。
(メールでのお問い合わせには、この間も、可能な限り対応いたします。)
何かとご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
その代わり、4月10日以降は、配送業務のプロフェッショナル『クロネコヤマト』の皆さんによって、月曜から土曜日まで、および、日曜日を除く祝祭日も発送できるようになりますので、今まで以上に便利になると思いますので、ご期待ください!
久々に、台湾の『BESTON Technology』のピーター社長から、メールが届きました。
下の画像は、台湾大学の構内の画像だそうですが、『Covid-19』を、実質的に『under control』している台湾の日常の風景だそうです。
『3密』どころの騒ぎではないですね、しかも、マスクをしている人もほとんど見当たりません。台湾は、本当に『水際作戦』が成功したのでしょうね。
ピーター社長の本題は『コロナ』では勿論なく、新製品の『リボン型ヘッドフォン』の紹介でした。
『リボン型ヘッドフォン』と言えば、すぐに『RAAL』を思い出しますが、あちらは、相当高額なので手は出ませんでしたが、『BESTON』は、当ショップのポリシー『High Quality & Resonable Price!』にマッチしていますので、日本での販売に協力しようかと考えています。
右の画像は、リボン型ヘッドフォンのテストをしているところだそうですが、 ピーター社長によると、リボン型ヘッドフォンと、従来型のヘッドフォンの最も大きな違いは、位相特性の違いに有るそうです。
どう違うのかは、次の位相特性グラフを見ると、その違いがよく分かりますよ。
左の画像は、位相特性グラフだそうです。
ピンク色の曲線が「従来型」のヘッドフォンの位相特性で、ブルーの曲線が「リボン型」のヘッドフォンの特性だそうですが、「リボン型」のヘッドフォンの方が、位相の暴れは少なそうですね。
いずれにしても、近日中には、詳細を発表する予定ですので、「リボン型」のヘッドフォンに興味のある方は、お楽しみに!
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JUGEMテーマ:お知らせ
いよいよ4月10日(土)から『横浜ベイサイドネット』は、宅急便の『ヤマト運輸』様にお願いして、配送業務のアウトソーシングをスタートする予定です。
そのための準備として、現在、倉庫に眠っている長期在庫品や、訳あり品、展示品、開封品などの処分セールを行うことにしました。期間は、今月15日(月)〜4月18日(日)までの約一か月間です(4月1日〜10日は、システム変更のため休業)お見逃しなく!
併せて、試聴用のシステムも、興味のある方にお譲りして、少しでも引っ越しの負荷を減らしたいと思っていますので、興味のある方は、お問い合わせください。
上の画像は、展示処分品のトップバッターで『Scan-Speak 3Way バスレス・システム』です。スピーカーボックスの底面にバスレフ・ポートが有るので、高さ5cmのインシュレーターをお付けします。
■ウーファー:『22W/4851T00』(参考価格:106,590円:ペア税込)
■ミッド:『12M/4631G00』(参考価格:85,030円:ペア税込)
■ツイーター:『D3004/660000』(参考価格:68,090円:ペア税込)
■寸法:340mm(W)x700mm(H)x300mm(D)
■仕上げ:ウォールナットつき板+ウレタン艶消し塗装仕上げ
左の画像は、フロントパネルで、ミッドとツイーターは、ウーファーの中心線から20mmオフセットされていて、最近のスピーカーには珍しい左右対称デザインとなっています。
フロントパネルは、21mmの白樺合板の艶消しブラック仕上げで、それ以外は、白樺合板の18mmに、ウォールナットのつき板+艶消しウレタン塗装仕上げとなっています。ボックスの組み立ては、『留め加工』となっています。
(内部補強は18mmMDF使用)
ネットワークは、SOLENのコンデンサー(630V)とBSNオリジナル鉄心コイル(15AWG)及び、SOLENの16W無誘導巻線抵抗を使用した、マルチアンプ(3アンプ)対応(トリプル・ターミナル)のパッシブ・ネットワークとなっています。
このシステムは、こちらへ来てから2019年に製作したもので、まだ、2年ほどしか経っていないので、新品同様ですよ。
次の展示処分品は、同じく『Scan-Speak 』を使用した『2Way バスレフ・システム』です。このシステムは、オーソドックス(?)なリア・バスレフ方式になっています。
このシステムは、昨年製作したばかりのシステムで、『蟻継ぎ』方式のデザインを採用し、本体材料にシナ・アピトン合板の18mmを使用して、より、『蟻継ぎ』の断面を強調しています。
■ウーファー:『15W/4531G00』(参考価格:106,590円:ペア税込)
■ツイーター:『R2904/700000』(参考価格:68,090円:ペア税込)
■寸法:200mm(W)x350mm(H)x300mm(D)
■仕上げ:シナ・アピトン18mmウレタン艶消し塗装仕上げ
右の画像は、そのフロントバッフルの画像ですが、側板と天・底板の前縁を板厚の半分を18mm削り込み、フロント・バッフルを落し込んだのですが、天板と底板の削り込み後を共板で埋めたのですが、近くで見ると、その部分が若干目立つのが気になるかもしれませんが、離れた位置で聴くときには見えないので気になりません。
ネットワークには、SOLENの630V仕様を使用して、『Scan-Speak 』のクリアーなサウンドを生かしたネットワーク(12dB/oct)になっています。ターミナルにも、『WBT』を採用し、ベイサイドネットの最高級クラスのシステムになっています。
左の画像が『WBT』の最高級バインディングポストです。
リアバッフルも、側板と天板・底板の縁に落し込んでいるのが、分かると思いますが、見えないリアバッフル迄落し込んだのは、やりすぎだったかもしれませんね。
次のスピーカーは、当ショップが、組子をサランネットに最初に採用したシステムですが、日本の伝統工芸である組子と、スピーカーユニットのメーカーとして、世界一のブランドと自他ともに認める『Scan-Speak』の、その中でも、最高級のユニット『Ellipticor』を採用し、最高級のスピーカーシステムを目指したものです。
2018年の『OTOTEN』で、音元出版さんのブースで発表したので、覚えている方もいると思います。
また、このスピーカーシステムは、『BSN パッシブキット』をさらに発展させて、パッシブラジエターをスピーカーボックスの内部のサイドパネルに取り付け、リアパネルのサイドから、音を放射するようにしています。おそらく、世界初の『ダブル・パッシブラジエター システム』ではないかと思っていますが、どうでしょうか?
さらに、位相を合わせるために、ツィーターはボックスの上に、独立したスタンドとして設置しています。 すべてにおいて、革新的なスピーカーシステムではないかと、自負しています。ただし、あくまでも『プロトタイプ』なので、仕上げは、それなりです。
■ウーファー:『18WE/4542T00』(参考価格:253,440円:ペア税込)
■ツイーター:『D3404/552000』(参考価格:167,750円:ペア税込)
■パッシブラジエター:『Dayton DSA175-PR』(参考価格:4,070円:1個税込)*4個
■寸法:270mm(W)x450mm(H)x300mm(D)
■仕上げ:U-OILクリアー仕上げ
【参考オーダー価格:880,000円(ペア:税抜)】
左の画像は、ツイーターの『D3404/552000』ですが、画像が歪んでいる訳ではなく、世界初の「楕円」形のボイスコイルを採用したツイーターなのです。
もちろん、ウーファーのボイスコイルも「楕円」形を採用していて、その効果は、ひずみの低減になっているようです。
次のスピーカーシステムも、組子のサランネットを採用していますが、よりシンプルで、価格を抑えた組子デザインとしました。
古い京都などの街並みに見られるような「格子戸」のイメージで製作したものです。
スピーカーユニットには、当ショップとしては、珍しい『SEAS』を採用しています。それも、さらに珍しく「ハードドーム」ツイーターの『29TAF/W - H1322』を採用し、中高域のクリーンでクリアー、かつ、繊細なサウンドを目指しています。
■ウーファー:『ER15RLY』(参考価格:13,800円:1個税込)
■ツイーター:『29TAF/W - H1322』(参考価格:6,880円:1個税込)
■寸法:220mm(W)x400mm(H)x260mm(D)
■仕上げ:ウレタンクリアー仕上げ
【参考オーダー価格:180,000円(ペア:税抜)】
右の画像が、その『格子戸』をイメージしたサランネットですが、雰囲気は出ているでしょうか?
このシステムも、プロトタイプなので、仕上げそのものは、素晴らしい出来とは言えません。
次のスピーカーシステムは、『Scan-Speak』のツイーターと『Wavecor』のウーファーを組み合わせたシステムです。
このスピーカーは、当ショップが『元町中華街店』の頃に、初めて製作した「つき板」仕上げのシステムで、それまで、お客様の依頼で使用した以外に使用したことのなかった、『Scan-Speak』のツイーターも、当ショップの試聴用として、初めて採用した『記念モデル』なので、これまで、処分もせずに残していましたが、今回は、思い切って処分することにしました。
今となっては、どんなつき板だったかは、はっきりとは覚えていませんが、「サペリ」だったような気がします。いずれにしても、だいぶ、年月も経っていますので、細かなキズなどが有りますので、ご了承ください。
■ウーファー:『Wavecor WF182BD02』(参考価格:18,601円:1個税込)
■ツイーター:『Scan-SPeak R3004/662000』(参考価格:81,180円:ペア税込)
■寸法:210mm(W)x400mm(H)x335mm(D)
■仕上げ:つき板+ウレタンクリアー仕上げ
【参考オーダー価格:260,000円(ペア:税抜)】
その当時、最高のシステムを作るつもりで、仕上げたものですが、だいぶ、古さも目立つような気がします。
それでも、ターミナルは『Dayton Audio』のダブル・ターミナルプレートを採用して、高級感は出ていますよ。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
今年は何十年ぶりかの大雪だったそうですが、その後は、あまり降る様子は有りません、明日から、また雪が降るそうですが、根雪のようにならなければ、そんなに、大変ではなさそうです。
と言うと、また大雪になって『お宅が余計なことを言うからだ!』とか、言われそうですが、何か私の周りは『もうすぐ春ですね〜!』と言った感じです。
上の画像は、生まれて初めてお目にかかった『黄金のキノコ』です、左右に、「フキノトウ」と「タラの芽」を従えて、何となく王様のような存在感を漂わせていました。
早速、てんぷらにして食べてみましたが、おそらく、食感や食味も最高級のキノコと言って間違いなさそうでした。
それにしても、もう、フキノトウやタラの芽も取れる季節になったんですね、自宅の周りは、まだ、雪に覆われていますので、フキノトウは出てきていません。
次の画像も、春を思わせる景色と言うか、青空に描かれた飛行機雲ですが、大空の真ん中で、十字型に交わった飛行機雲と言うのも、初めて見たような気がしました。
そもそも、日本海側の冬の空は『鉛色』のはずなんですが、最近は、ちょくちょく、こうした青空を見かけます。と言って『天変地異』でもなんでも有りません。
何故なら、この後、1時間もしないうちに、真っ暗な『『鉛色』の空になり、いきなり、大粒のヒョウなどが降ってきたりします。本当に、新潟は『一日のうちに四季が有る』のです。
朝起きたときは雪が降っていて、お店で仕事をしていて気が付かないうちに雪がやんで青空が出ていたり、そのうち、曇り空になったかと思うと、いきなり、物凄い音とイナビカリとともに、大雨が降り始め、自宅へ向かう頃には、雨がみぞれから雪に変わり始めた、と言った具合です。
こんな具合ですから、こちらでは、傘をさす人をあまり見かけません。降ったかと思うとすぐに止んだり、今日は素晴らしいお天気だと思っていたのに、店を出たら大雨だったりで、傘をさすタイミングが難しいので、私も傘はさしませんが、今年遂に、フードの付いたダウン・パーカを買いました。
フード付きのコートなどが、こちらでは、必需品となっています。
右の画像は、自宅の前の原っぱに積もっている雪の上に、くっきりと残っている狸の通った足跡です。
雪はご覧の通り、まだまだ、残っていますが、日に日にあったかくなってきたせいか、前の山から、狸がうろうろ、始めたようです。
雪が降る前の晩秋の頃には、狸がのんびりと歩いているところを見かけたりするので、人間にとっては『かわいい』動物ですが、庭の中まで侵入してくる狸は、ノビコなどの猫にとっては、怖い敵なのです。
こちらへ引っ越して来た年には、ご近所の猫が、狸と格闘して、瀕死の重傷を負ったそうでした。
ノビコも、自由に出歩いているので心配ですが、時々、真夜中に『ギャーッ!』と言う物凄い鳴き声を発して、家の中に駆け込んでくることが有るのは、狸と遭遇しているのかもしれません。
ただ、ノビコは間違っても、狸と戦おうとは思っていないようなので、心配はなさそうです。
ただ、危険を冒して、庭の中まで入って来る狸は、おそらく、餌が無いのだろうと思うと、心配は心配なのですが、餌を出しておく訳にもいかないので、可哀そうな気もしますね。
下の画像は、今年の三作目のスピーカーボックスで、ユーザーのTNさんのスピーカーボックスのリペアーを頼まれたもので、あの『Scan-SPeak Limited Edition』のキットボックスですね。
この『Limited Edition』は、発売されてから5年以上たっていることから、フロントバッフルに汚れが染みついていたり、あちこちに、大小様々なキズなども見られたので、思い切って、共材である白樺のつき板を貼ることにしましたが、そうすると、フロントバッフルばかりが妙に白っぽくなり、悪目立ちすることから、全体に『U-OIL』のブラウンで着色することにしましたが、何となく、うまく仕上がったように思えましたが、どうでしょうか?
それにしても、15cm以上のスピーカーキットは、この『Limited Edition』以降は出せていませんね、何とか『ダブル・パッシブ』方式のキットを出したいと、試行錯誤していますが、3月中には出したいと思っていますので、お楽しみに!
最後に、久々に『ノビコ』の登場です!
二階の窓際で日向ぼっこをしているところを、無断で写真に撮ったので、怒っている『ノビコ』です。『ノビコ』は本当に写真を撮られるのが嫌なようで、カメラを向けると、『プイッ!』と、そっぽを向いてしまうので、なかなか、顔の表情を撮るのは難しいのですが、この時は、怒らせたせいか、カメラに向かって、がんを飛ばしているところをバッチリ撮ることが出来ました。
こうしてみると、『ノビコ』もだいぶ年を取ったせいか、少々、痩せて、疲れているような気がします。
振り返ってみれば、『ノビコ』と出会ったのは、2007年の年の瀬の、近くのスーパーマーケットの駐車場の傍でした。そのとき、『ノビコ』は、通り過ぎる人々に、泣きながら空腹を訴えているようでしたが、誰にも餌をもらえず、弱り切っているようでした。
私たちは、慌てて、店内に入り、ソーセージを何本か買い求め、『ノビコ』にちぎって与えたのですが、私の手を噛みつかんばかりの勢いで、一心不乱に食べているのがかわいそうで、私たちで保護することにしたのでした。
当時のかおりオーナーの住まいは『猫禁止』だったことから、こっそり、当時の『横浜ベイサイドネット 馬車道店』の倉庫で、飼うことになったという訳です。
それ以降の『ノビコ』は、皆さんご存じのとおりですね。
ご存じない方は、以下のリンクでご確認ください。
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現在、当ショップの作業場の移転(燕市から西蒲区越前浜)を行っていますが、雪や強風などの影響で、作業そのものが順調には行きません。新潟へ来て初めて、雪の怖さを実感しています。
その上、当ショップのCNCルーターは『大飯ぐらい』なので、『アトリエ楽天地』さんの工房の電源の容量アップの工事も行わなければならないことも有り、本来の業務も思うようには進まず、お待たせしているユーザー様にはご迷惑をおかけして申し訳無く思っています。1月で、電気工事も終わり、今週から作業も進めることが出来ますので、もうしばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
上の画像は、『アトリエ楽天地』さんの工房の近くの『佐潟』と言う潟湖に飛来して来ている『コハクチョウ』の集団が、田んぼの中を泥んこになりながら、餌を漁っているところです。
最初は、遠くから見えたので、そこらじゅうの田んぼと言う田んぼの中で、何やら白い物体がうごめいているのが分かったのですが、それが、白鳥だと分かったのは、20~30mほどの距離に近づけたからですが、餌を漁るのに夢中になっているせいか、車が近づいても、人間が近づいても、気にも留めないと言った感じでしたね。
昔、猪苗代湖の湖水面に、それこそ、何百と言う白鳥が優雅に浮かんでいるのを見て、感激したことが有りましたが、ここの『コハクチョウ』は、その名前の通り少し小型の白鳥のようですが、泥まみれになりながら餌を漁っている姿に、大型の白鳥のような優雅さは有りませんが、一心不乱に餌を漁る姿に何かしら生活臭が感じられて、親しみを覚えました。
彼らは、昼間は田んぼに来て餌を漁り、夕方には『佐潟』戻り、夜は安全な湖面で眠るそうなので、残念なことに、昼間『佐潟』に行っても白鳥の姿は見られないそうです。
それにしても、この越前浜付近は、海が近いせいもあってか、同じ新潟でも、雪の少ない燕・三条よりも、さらに少ないようで、画像のように、雪がほとんど見られませんね。
左の画像は、上の画像を撮った日の夜に、三条の下田(しただ)にある『いい湯ら亭』と言う温泉に行った時の画像です。
画像の奥の方に有る駐車場から、手前の側の建物に繋がる回廊のような場所ですが、人が通れるだけのスペースは有りますが、その廻りは屋根に届くほどの雪が、まだ残っていました。
下田郷は、自宅の保内から車で30分ほどしか離れていないのですが、雪の少ない燕・三条では例外的に雪の多いところで、その分、除雪作業には慣れていて、雪対策は万全なようで、市内の方が、雪でトラブるようなことが有っても、こちらでは、道路が通行不能になるようなことはまずないそうです。
こちらで暮らしてみないと分からないことですが、除雪作業だけとってみても、場所によって、うまい下手が有るようで、当ショップの有る燕は、雪が少ないせいもあって、確かに、私が見ても、除雪作業は下手なような気がします。
その反面、長岡や小千谷の方は、雪も相当に多いらしく、除雪作業は、素晴らしく上手なようです。
除雪作業だけでも、いろいろとあって、面白いですね。
ただし、赤さび混じりの『消雪パイプ』のせいで、町全体が赤茶けたようになるのは、何とかならないものでしょうかね?
ステンレスのパイプを使うべきだと思うのですが、どうなんでしょうか?確かに、初期費用は掛かるかもしれませんが、耐久性から言えば、鉄パイプの何倍にもなると思うのですが?
今年のユーザー様のスピーカーの第二弾です。
この作品は、ユーザーのアレックスさんのスピーカーですが、これは彼の自作作品では有りませんが、今から、14、5年前に、彼から頼まれて作ったスピーカーで、正月に、当ショップに遊びに来たついでに、古くなったこのスピーカーを持参してきて、リニューアルして欲しいと頼まれたものです。
このころは、まだ、当ショップには『NCルーター』が無かった頃なので、苦労してハンド・ルーターなどで作業していたので、なつかしさひとしをと言ったところです。
当然、落し込みとボルト・ナット穴を開けているので、ユニットを変える訳にはいかないので、同じ『Seas』のウーファー・ユニットを使ったのですが、ツイーターは問題も無かったので、そのまま使用することにしました。
当時は、塗装の簡単な『オスモカラー』を使って、ウォールナット風にしてたのですが、だいぶ、くたびれていたので、『Solst』の杵淵さんにお願いして、ウレタンのクリアー塗装で仕上げていただきましたので、何となく、『Seas』に似つかわしく少しばかり気品の有る仕上がりになったような気がします。
当時は、スピーカーボックスの材料に『フィンランドバーチ』を使用していたので、表面の下地処理にも苦労した思い出が有りますが、その分、木目の出方は、現在の北海道の『白樺合板』よりも、それらしさが出ているのかもしれませんね。
ところで、『Seas』と言えば、メタル・コーンウーファーの高域のあばれを、いかに抑えるかと言ったことが、ネットワークに要求され、当時は、面倒な18dBのネットワークにしていたのですが、最近の私は、高橋和正先生の『6dBの教え』を守ることにしているので、今回も、迷わず、『6dB』のネットワークとしました。そのため、音の良しあしはともかく、ウーファーのインピーダンス補正は欠かさず行っています。
という訳で、左の画像が『6dB』のネットワークですが、抵抗には、新製品の『Dayton Audio』の10Wタイプの巻線抵抗を使用してみました。
この抵抗は、メーカーでは、『Low Inductive』と呼んでいるように、極めて低い容量となっています。また、エンドキャップとリード線にはカッパーを採用し、非磁性体構造になっていたり、誤差も1%となっていて、まさしく、オーディオ・グレードと呼ぶにふさわしい抵抗と言えそうです。
JUGEMテーマ:オーディオDIY
昨年は、本当に忙しくて、ユーザー様から送っていただいた貴重な作品をご紹介することが出来ずに申し訳有りませんでした。
今年からは、まじめに、ご紹介していきたいと思います。
また、ご紹介できなかったユーザー様の分も、順次、ご紹介させていただきたいと思います。
上の画像は、ユーザーのNkさんの最新作で、『SBAcoustics』のコアキシャル・ユニット「SB16PFCR25-4-COAX」を使用したバスレフ・システムです。
この「SB16PFCR25-4-COAX」は、比較的新しい製品なので、残念ながら私は音も聴いていませんでしたが、Nkさんにアドバイスを求められ、やむなく、スペックをにらみながらの『いい加減な』アドバイスらしきものをご提案させていただいたのですが、Nkさんに多くの経験値が有ったおかげで、上手く行ったようで私も安心しました。
また、他のユーザー様の参考にもなるかと思いますので、スペックなども掲載しておきます。
【Nkさんのスペック】
■ユニット:『SBAcoustics』「SB16PFCR25-4-COAX」
■ボックス容量:10リットル程度(スクエア・デザイン)
■バスレフ・ポート寸法:3.5cm(直径)x18cm(長さ):[PT11] バスレフポート 40D-ADJ
■ネットワーク:3連トグルスイッチによる3タイプのネットワーク切替式
(1)インピーダンス補正(3.
(2)ローパス・フィルターのON/OFF:デフォルトはOFF
(3)ハイパス・フィルターの3弾切替(10μF、3.3μF、ツイーターカット)
【Nkさんのコメント】
16センチ同軸、アドバイスどおりインピーダンス補正(3.
Nkさんは、古くからの『横浜ベイサイドネット』のユーザー様で、これまでに制作された数多くの自作作品の画像も合わせてお送りいただきましたので、掲載したいと思います。
お返事ありがとうございました。
「広いオーディオルーム・・・」
秋に300Bシングルアンプをキット製作したのを機会に再生装置
Nkさんの簡単なコメントもご紹介しておきます。Nkさんの『自作オーディオ』に賭ける熱い気持ちが伝わってくるような気がしますね。今後とも、『自作オーディオの火』を消すことなくがばって欲しいですね。
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
こちらへ来てから3回目の冬になりますが、初めて本格的な大雪を体験することが出来ました。ちょうど、年の明けた1月1日の午前0時頃に、家の前を大型の除雪車が何度も行き来して除雪してくれました。
上の画像は、家の前に30cm以上積もった雪を、ぐいぐいと押しのけている除雪車ですが、間近で見ると、迫力が有って実に頼もしいですね。
1日から今日の3日までに、4,5回程来てくれたのではないかと思います。夜中に来た時は、気が付かない場合も有るので、正確には分かりませんが、いずれにしても、大変な仕事では有りますね。感謝、感謝です!
それにしても、今回の雪は期待以上(?)で、一日中、音も無く、しんしんと降り続く様は、いったい、どれだけ降り続くのかと、少々、不安すら覚えるほどで、『雪の怖さ』の一端が分かったような気がしました。
『雪吊り』をしていない庭の松の枝が、雪の重さに耐えきれず、今にも折れそうになっていたので、1m以上も積もっている庭の雪の中に飛び込んで、何とか、雪を落としてあげましたが、すぐに、また積もってくるのでしょうね。
今では、屋根に積もった雪は50cm以上にもなっていて、これ以上積もると、雪下ろしをすることにもなるかもしれません。もうすでに、3回程『ママさんダンプ』で、家の周りの除雪も経験しました。
真っ白な、本当にメレンゲのように白くてふわふわと軽い新雪は、『ママさんダンプ』でスイスイと運んで、簡単に、そばの小川に落とせるのですが、それでも、毎日やるとなると、これも大変かもしれませんね。
と、まあ、初めての、予想以上の大雪に戸惑ってはいますが、楽しいことも有りましたよ。
左の画像は、生まれて初めて作った雪だるまです。
丸い雪のボールを作って、雪の上を転がせば簡単に出来るはずなんですが、何しろ、ふわふわの雪が50cm以上も積もっているので、上手く転がすことも出来ず、その上を、歩くことも上手く出来ずに、丸い雪の体を作ることが出来ず、こんな、不格好な雪だるまになってしまいました。
いずれにしても、今は、雪は、ほとんど止んでいますので、明日の仕事始めは、問題なく車を走らせることが出来そうで何よりです。
今年は、予想外の大雪に始まり、終息の気配も見えない『コロナ・パンデミック』は、再び『非常事態宣言』を出すことになりそうで、この調子では、去年以上に大変な年になりそうな気がしますが、何とか、頑張って行きたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
特に、当分の間は、外出を控える生活が続くと思いますので、当ショップでも、ライブDVDの発売や、AVシステムの製作などにも力を入れていきたいと思っていますので、ご期待ください。
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JUGEMテーマ:お知らせ
『今年は、きっと寒くなり大雪が降る予感がする。』と、多くの方が予想していたので、私は『今年こそは、雪が積もったところが見れる。』と、内心期待し、11月の初めにはスノータイヤに履き替え、準備万端で雪が降るのを待っていたのですが、雪は、一向に降る気配が無く、『やっぱり、地球温暖化なのか!』と、がっかりしていたのですが、最後の12月になって、やっと降り始めました。が、それでも、燕・三条ではたったの10cm止まりで、『アッ』という間に消えて無くなってしまいました。
上の画像は、12月14日の朝、自宅から撮った近くの雪景色ですが、10cmも積もっていないようでしたが、朝方には、除雪車が出ていたのか、道路は除雪されていたので、10cm以上にはなっていたようです。(この辺りでは、10cm以上になると除雪車が出るようです。)
皆さん、NHKのニュースを見て、新潟が大雪だと心配して、お店に電話をしてくる方もいるのですが、本当に、この燕・三条には、(残念ながら)雪はあまり降らないようです。
話題は変わり、突然のお知らせで申し訳ないのですが『横浜ベイサイドネット』は、来年の上旬(1月から3月末頃まで)には、店舗兼事務所を引っ越す予定です。
そして、この引っ越しが通算で5回目となり、来るべき新店舗はこれで6店舗目となる予定です。
よく『引っ越し貧乏』と言われ、まさにその通りなのですが、引っ越すから貧乏になるのか、貧乏だから引っ越さざるを得なくなるのか、『卵が先か?鶏が先か?』みたいな話ですが、当の私たちは『お金が十分あれば、最初から、納得のいく店舗に入ることが出来るので、よほどのことが無い限り、引っ越すことは無いと思いますので、貧乏だから引っ越さざるを得なくなると思っています。』
ところで、引っ越し先、移転先の選定で、足かせとなるのが、2009年以来、増え続けている木工設備・機械の類で、田舎とは言え、おいそれとそうした設備を収納出来る広さや騒音を許容してくれる事務所や店舗などは、まず、有りません。いろいろと、物件を物色する日々が続いていたのですが、先月、当ショップの手伝いをしてくれている『SOLST』の杵淵さんから、『私の知り合いに広い工場を持っている方がいるので、その人に聞いてみましょうか?』と言う、有難い言葉をいただき、そのおかげで、とんとん拍子に、木工設備・機械を預かっていただけることになりました。
新潟の西蒲区にある有名な『Cuve D'occi Winery』の近くで『アトリエ楽天地』と言う工房を営んでおられる小田さんは、本当に気さくな方で『場所は空いているので、好きなように使っていただいていいですよ。』と言う言葉に甘えて、さっそく、昨日(12月23日)に、当ショップのすべての木工関連の設備などを移転することが出来ました。
左の画像は、釣りあげられている『CNCルーター』ですが、この機械も、引っ越しの多い私たちのせいで、何度、このような宙づりの目にあったのでしょうか?間違いなく精度や耐久性に問題が生じていることと思いますね。
可哀そうな気もしますが、これで、私たちは『普通の店舗』を探すことが出来るようになりましたので、来年、早々には移転先を見つけたいと思っています。
右の画像は『アトリエ楽天地』さんの作業場の内部を、手前側の中二階から俯瞰した様子ですが、100坪以上の広さが有るので、壮観な長めですね。
右奥の方から『CNCルーター』を引っ張り込むことにしました。
今後は、ここで、『アトリエ楽天地』の小田さんと、『SOLST』の杵淵さん、『横浜ベイサイドネット』の私の3人で、何か、新しいことに挑戦しようということになりましたが、
実物の製作は、お二人にお願いして、私はもっぱら、アイデアと設計の方で、頑張りたいと思っています。
今後当分の間は、横浜時代の『横浜ベイサイドネット 桜木町店』と『南本宿ワークショップ』の間を行き来するような状態になりますが、出来れば、出来るだけ早く、この越前浜の近くで、新しい店舗を見つけたいと思っています。
と言うのも、この『アトリエ楽天地』の有る越前浜と言う場所は、燕よりも、より海に近く、『横浜ベイサイドネット』には、うってつけの場所だと思うことと、近くには、『Cuve D'occi Winery』と言う有名なホテル、レストラン、リワイナリー、温泉と言った設備がそろっている総合レジャー施設もあることから、私たちのお店にも来店してくれるお客さんも増えるのではないかと期待されるからでもあります。
左の画像は、『Cuve D'occi Winery』の敷地内に新設されたホテルです。私たちは、ホテルには泊まったことは有りませんが、日帰り温泉に入り、レストランで食事をしたことも有りますが、燕・三条には無い素晴らしいリゾート施設ですね。
右の画像は、最初に出来た『ワイナリー』のようです。 なんでも、九州から流れてきた男が、一人で、この荒れ地でブドウの栽培を始め『ワイナリー』を開き、今日の一大レジャー施設を作り上げたそうです。
そして、現在は北海道のどこかで、また一人で、ブドウの栽培を始めているそうです、すごい人がいるものですね。
その他にも、この近くには『遠藤実記念館』と言うミュージアムも有ります。新潟は、あの遠藤実さんの故郷でもあったのですね、そして、小林幸子さんも新潟出身の歌手だそうです。ついでに言えば、あの越路吹雪さんも新潟の出身だそうですね。
そして、少し北の方へ行けば『佐潟』と言う白鳥が飛来する湖(干潟)も有り、景色の素晴らしい公園になっています。此処へ来て初めて『ラムサール条約』と言うものを知りました。
また、近くには、小さな『巻漁港』も有り、朝市などもやっているそうなので、こちらへ引っ越して来たときは、ぜひ、行ってみたいと思っています。
いいずれにしましても、今後、また何か進展が有りましたら、この場で、報告したいと思いますので、お楽しみに!
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
ベイサイドネットのオリジナルデザインによるオーダーメード・スピーカーシステム『組子シリーズ』の次期バージョンのデザインがほぼ決まりましたので、ここに公開いたします。
このバージョンの大きな特徴は、ボックスの材料をこれまでのような白樺合板ではなく、加茂の桐材の良さを生かして製作している点にあります。
ご存じの方も多いと思いますが、日本の伝統的な和楽器の一つである琴は本体に桐を使って作られています。あの琴の優雅な響きは桐材の軽さと緻密さから来ているのではないかと思い、その響きをスピーカーボックスにも応用することが出来ないかと言うことから、このプロジェクトはスタートしました。
一つには、最近の『High-End』スピーカーメーカーの多くが採用しているデザイン・ポリシーである、天然の木材を使わず、硬くて重い樹脂素材や金属素材を使用し、ボックス本体の振動や共振を100%排除しようという設計思想、それらに対する『アンチ・テーゼ』として、天然の樹木の持つ美しい響き『Reverberation』を生かしたボックスにしてみようと考えたからです。
ある意味、ボックスを積極的に鳴らしている『キソアコースティック』さんに近い考えかもしれませんが、ベイサイドネットでは、そうではなく、桐の持っている美しい『Reverberation』をある程度抑制し、スピーカーユニット本体から出てくる『original sound』との調和を最適に『control』して、豊かで自然な響きと、かつ生きた人間の持つ艶やかで厚みの有る『Vivid』な中域の『sound』の再現を目指しています。
何か、英語と日本語が混じった、どこかの知事さんのような『へんてこ』な物言いになりましたが、もともと、オーディオと言う概念は西欧から来たものなので、お許しいただきたいと思います。
このバージョンの特徴の2点目は、最近のベイサイドネットの『トレンド』である『ツィン・パッシブ方式』を採用している点にあります。
当ショップと『パッシブ・ラジエター』のかかわりは古く、私の記憶では、2005年か2006年頃に『Peerless』から3.5インチと5インチの『パッシブ・ラジエター』が発売された時まで遡ります。
それまでは、日本では『パッシブ・ラジエター』と呼ばれることは余り無く『ドロンコーン』と呼ばれていて、製品の数も多くは有りませんでした。
その昔『JBL 』の『Olympus S8R』に15インチのドロンコーンが採用されていたのは有名ですが、日本の『Vioctor』にも、知る人ぞ知る『ドロンコーン』方式のスピーカーシステムが有ったのですね、キット商品でしたが。
左の画像が『VICTOR EN-KD5』と言う38cmのドロンコーン・キットの画像ですが、左右に設けたウイング状のバッフルが『Altec』の物まねぽかったのを覚えています。
当時は、大きなユニットの『ドロンコーン』でなければ、効果があまり出ないと思われていたようでしたが、『Peerless』から3.5インチと5インチの『パッシブ・ラジエター』が発売されて、それが見事に覆されたのをよく覚えています。
2015年の『ロッキーマウンテン オーディオ フェスト』に『Scan-Speak』の「5F/8422T01」を使用した『BSN パッシブキット』を出展し大きな反響を受けましたが、現在の『Dayton Audio』のユニット構成に占める『パッシブ・ラジエター』の多さを見れば、その時のベイサイドネットの『BSN パッシブキット』が彼らに与えた衝撃の大きさがわかるのではないかと思います、『じがじーさん(自画自賛)』ではなく。
右の画像は『BSN パッシブ Scan 2Way キット』の完成した画像ですが、2015年の『ロッキーマウンテン オーディオ フェスト』の会場に来ていた『Scan-Speak』の当時のCEOのヤン・イーバスも自分の会社の5cmユニットが出している低音にビックリしていたのを覚えています。
あれから、いろいろと試行錯誤を続けながら、ベイサイドネットの『ツィン・パッシブ方式』は進化(?)し続け、ついに、この『Audio Technology 15インチ ツィン・パッシブ方式』』システムを完成させることが出来ました。
今度は、その『ツィン・パッシブ方式』の応用形として、より実用的な2Wayシステムを発表する予定ですので、お楽しみに!
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新潟の『こしひかり』は有名ですが、実は、新潟には、それ以外にも、美味しい食べ物が沢山あるんですよ。
上の画像は、近くのナシ園で採れた『新興梨』と、佐渡の有名な『おけさ柿』です。
どちらも、横浜では見たことの無い果物ですが、こちらでは有名な『ブランド』フルーツのようです。 新潟は、美味しい水が豊富なので、美味しいお米が採れると言われていて、その米で作るからお酒も美味しいのだと、よく聞かされますが、その美味しい水は、お米だけではなく、野菜や果物などの品質にも良い影響を与えているようです。
『新興梨』は、そのサイズも大きくて驚きですが、味や舌ざわりが『20世紀』のように、みずみずしくて、舌触りも、滑らかなような気がして、本当に美味しいですよ。
また、佐渡の『おけさ柿』も、噛んだ時のしっかりとした歯ごたえと、控えめで上品な甘さが、なんとなく、子供の頃に食べた柿の味を思い出させてくれて、九州のふる里が懐かしく思い出されました。
おふくろの実家の庭には、柿の木をはじめ、イチジクやビワ、キンカンなどの木が有って、悪ガキだったころは、みんなで熟れる前の実を採っては、こっそり食べていたものでしたね。
実は、この『おけさ柿』は、もともとはシブ柿なので、そのままでは渋くて食べられないものだそうです。
おそらく、昔の食べ物の無い時代に、何とか食べる方法は無いかと、先人の人たちが知恵を絞って見つけだしたのが、左の画像の焼酎を使って、渋みを取るという方法と、中身は何かは分かりませんが、柿と一緒に置いておくだけで、柿の渋みが取れるという物も有るようです。
それらが、柿と一緒に売られているというのも、『DIY』的で面白いですね。
最も、私は、面倒なので、既に渋抜きされているものを買いますが、、、、
ところで、『おけさ柿』以外は商売にもならないせいか、いたるところで、柿の実がなったまま放置されている光景をよく見かけます。
近年は、農家の所得も上がり、この柿を収穫して販売したり、干し柿にして自分で食べたりすることも無くなったのでしょうが、日当たりの良い所では、一本の木に数百個の実が、それこそ、鈴なりになっていて、貧乏人の私には、なんとなくもったいない様な気がします。
昔は、1本当たりの収穫量も多くて、皆さん喜んでいたのでしょうが、最近では、それが災いして、わざわざ、処分するために採るのは時間もお金もかかると云うことで、やむなく放置しているようですね。
最近は、この放置した柿が問題になっているようで、本当に世の中の移り変わりようは、人間には予測不可能な事なのでしょうか?
何年か前までは、人々の飢えを満たしていたものが、今では、人々に危険を及ぼす要因になっているのですから。
今年もすでに、私の住んでいる三条市の保内近辺で、クマを目撃した事例が何件か報告されているようです。
左のポスターは、家から5分かそこらに有る保内公園と言う植物園の温室の入り口に貼られていたものですが、この保内公園の中にもクマが現れたそうなのを見て、驚いて引き返しました。
何でも、冬眠前のクマが、放置されている柿などを目当てに、街中まで下りて来ているそうですが、まさか、自分がクマが出没するようなところに住むなどとは、3年前には想像すらしたことも有りませんでしたね。
私が思うに、県だか市だかでお金を出して、現在不要となっていて困っている農家から、柿の木などを撤去し、裏山の奥の方へ移植すれば、クマも街中迄出てくることもなくなるのではないかと思いますが、何とか実行できないものでしょうか?
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先週の土曜日(10月17日)と日曜日(18日)にかけて、金沢のNkt様のお宅に、完成した『組子グリルスピーカー』をお届けして来ました。
上の画像は、だいたいの設置とセッティングが終わり、音出しをしている状態ですが、オーディオルームに設けられたロフトのようなリスニングスペースで聴いているので、まるで『天井桟敷』に居て、生の音楽を聴いているような気がしました。
そう言えば、昔、横須賀の芸術劇場の大ホールの5階で、横須賀交響楽団の演奏を聴いていた時のような、さわやかで、すがすがしいホールトーンの感じでした。
何しろ、片チャンネルだけで100kg前後の重量が有る大型システムなので、私一人ではどうしようもないので、『solst』の杵淵さんに手伝っていただきました。
左の画像は、『YAMAHA』のウッドホーン「H-3220」と「JA-6670」のミッドホーンを二人で恐る恐る持ち上げているところですが、私のへっぴり腰が情けないですね。
右の画像は、何とか所定の位置に設置が終わったシステムの全体像ですが、こうして、実際にオーディオルームに置いてみると、『Audio Technology』の42cmウーファーが小さく見えるほど、『YAMAHA』のウッドホーン「H-3220」の大きさが際立っていますね。
「JA-6670」に負けず劣らずの『Audio Technology』の「FlexUnits 15F102-8」の重量をしっかりと受け止めるために、フロントバッフルは36mm厚の白樺合板とし、ユニットとバッフルの間には、コーリアンで作った補強リングを挟んで取り付け、ボックスの内部では、マグネットをサポート部材で支えています。
ボックスのインシュレーターや、ウッドホーンを支えるサポート部材も、当ショップの『BSN ハイブリッド・インシュレータ』と同じ構造で制作したものを使用しています。
左の画像は、リボンツイーターの最高峰と言われている『RAAL』のリボンツイーターを、白樺合板の積層ホーンボックスに取り付けたベイサイドネットのオリジナルツイーター・システムです。
ちなみに、今回のプロジェクトは『かりん』がモチーフとなっていて、『YAMAHA』のウッドホーンの材料が『かりん』なので、それに合わせて、スピーカーボックス本体のつき板も『かりん』にしたのですが、色を『YAMAHA』のウッドホーンと同じにするのは、くどくなるので、クリアー仕上げとしましたが、ツイーターボックスは、同じホーンと言うことで、『YAMAHA』のウッドホーンと同じ色で仕上げています。
右の画像が、ピッタリと収まったBSNオリジナルの組子グリルです。
『渡辺建具店』さんの説明では、メインの部分は伝統的な『麻の葉』模様として、左右の音の出口部分もシンプルにスリット模様とし、全体的にシンプルなデザインとしていますが、使用する材料は、貴重な部材が使われているようです。
特に、スリットの部分に使われている材料は、何年か前に、鳥海山のふもとの部分を高速道路の敷設工事で掘削した時に見つかった2,600年程前の埋もれ木だそうで、見つかった時には、その当時の石斧で切った跡までついていたと言う貴重なものだそうです。
また外枠にはスプルースを採用して、杉材には無い煌びやかさのような雰囲気を醸し出しているようです。
Nkt様のオーディオルームに 鎮座した『BSN 組子グリル スピーカーシステム』
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JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
遂に、夢にまで見た組子を使ったスピーカーグリルの超大型スピーカーシステムが完成しました。
2018年の夏に、この新潟に引っ越して来て、自宅からほど近い加茂の『美人の湯』と言う温泉で、ロビーの壁に飾られていた、まさに、マスターピースと呼ぶにふさわしい超大型の組子の作品『春待つ粟ガ岳』に巡り合い、そのダイナミックで有りながら、かつ精緻できめ細かな造形美に圧倒されると同時に、『俺もいつかは、きっと、こんな素晴らしい組子を使ったスピーカーを作ってみせるぞ。』と、強く心に誓いました。
そのために、その時はその作品が誰のものかもわからなかったので、その作品を製作された方を探すことから始めたのですが、今年の春頃になって、三条ものづくり学校でデザインの仕事をされている『エムズグラフィック』の樋口さんと言う方から、あの作品が『渡辺建具店』さんの作品で有ることを教えていただくと同時に、彼女の知り合いでもあるとのことで、彼に紹介もしていただくことが出来ました。
桐ダンスで有名な加茂の町にある『渡辺建具店』さんの事務所を訪ねて驚いたのは、事務所の壁に何枚もの総理大臣賞をはじめ、様々な大臣賞などが飾られていたこともありましたが、一番驚かされたのは、お会いした渡辺さんは、私が想像していたような頑固な老人の職人さんではなく、40代半ばの若々しい好青年だったことでした。
お話を聞かせていただいているうちに、納得したのですが、この組子を組み立てる仕事は、とても細かくて繊細な仕事なので、目が良く見えるうちでなければ、難しいとのことでした。
また、渡辺さん個人としては、スピーカーグリルなどは作ったことはないとのことでしたが、昔は、加茂のどこかで、あのサンスイの格子グリルを作っていた方がいたと言う話を聞いたことが有るとのことでしたので、出来れば、将来、渡辺さんに『JBL Lancer101』のような格子デザインのスピーカーを作っていただきたいとお願いし、渡辺さんも、ぜひ、作ってみたいと言ってもらうことが出来たのでした。
そして、その機会は意外と早くやって来たのですが、この夏になって、金沢からNkt様がご来店になり、Audio Technologyの42cmウーファーを使った3Wayシステムの製作のご相談を受け、『JBL Lancer101』ではなく、『JBL OLympus S8R』に負けないような素晴らしいシステムを作りましょうと言うことになり、ボックス本体の製作も、三条で桐ダンスなどを製作している老舗の『栗山物産』の岡田工場長さんに依頼することになったという訳でした。
それから3か月近く経ちましたが、何とか、組子グリルもスピーカーボックスも完成し、いよいよ、明日、金沢までお届けに上がることになりました。来週には、Nkt様のオーディオルームに収まったところも、次のブログでご紹介しようと思っていますので、ご期待ください。
今回のプロジェクトでは、なんといっても『渡辺建具店』さんの『組子グリル』にスポットライトが当たってしまいましたが、スピーカーボックス本体も、「かりん」のつき板や、そのほかにも、いろいろな、面倒な細工を施していただいた、『栗山物産』の皆さんや、素晴らしい塗装をしていただいた『弦巻塗装所』さんなどの皆さんのご協力で完成することが出来ました。
左の画像は、「YAMAHA」の「かりん」のウッドホーンの色に合わせて仕上げていただいた『BSN リボンツィーター・ボックス』です。「RAAL」のリボンツイーターを白樺合板の積層仕上げボックスに組み込んでいます。
その他にも、当ショップへ出張していただき、スピーカーボックスの組み立て作業や、特大のインシュレーターの製作などにご協力いただいた、『Solst』の杵淵さんや、素晴らしい画像を撮っていただいた『SIIKS』の内山さんなどの、若い皆さんとのコラボレーションも上手く行ったので、今後も、この協力関係で、新しいプロジェクトを立ち上げていきたいと思っています。
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Dayton Audioから、新たにハイグレードな巻線抵抗が2種類追加発売されました。
これまでは、大入力用の抵抗と言えば「Solen」の16Wタイプか、汎用品の20Wセメント抵抗くらいしか無くて、もう少し耐入力の高い無誘導タイプの抵抗を発売して欲しいというご要望は、以前からいただいていたのですが、そのご要望に「Dayton Audio」が答えてくれました。
今回発売されたオーディオ・グレード抵抗は、どちらも『妥協のないクロスオーバー設計で使用する』ことを目標に、基本となる抵抗容量は+/-1%と言う厳しい許容誤差とし、周波数特性に影響するインダクタンスは、非常に低い値に抑えています。さらに、音質に影響を与える磁気の影響を抑えるために、カッパー製のエンドキャップを採用するとともに、リード線にはカッパー・ワイヤーを採用しています。
このハイグレードな巻線抵抗は、元のオーディオ信号に悪影響を与えることなく、信頼性の高い一貫したパフォーマンスを提供することが出来るそうです。
左の画像が、20Wタイプの巻線抵抗で、10Ω以下の製品は、単線による巻線となっていて、10Ω以上の製品は、いわゆる『バイファイラ巻線』となっています。
どちらも『ロー・インダクティブ』タイプの巻線抵抗で、この20Wタイプのリード線は、金メッキが施されています。
■期待される信頼性の高い動作を保証するための1%の厳しい許容誤差
■オーディオ信号への予期しない変化を回避するための非常に低いインダクタンス
■50mmもの非常に長いリード線を持っているので、ポイントツーポイント回路設計での使用に最適です。
■非磁性構造には、カッパー製のエンドキャップと、金メッキされたリード線、および、ニッケルクロム製の内部ワイヤが含まれます。
■抵抗本体のセラミック製のチューブは、長寿命と高い信頼性を備え、安定した放熱特性を備えています。
■さらに、湿気や腐食に耐える不燃性コーティングを施しています。
右の画像は、10Wの『ロー・インダクティブ』タイプの巻線抵抗です。
カッパー製のリード線が金メッキでは無く、ニッケルメッキ線となっている以外は、20Wタイプとほぼ同じものとなっているようです。
ただし、内部配線はニッケルクロム製の単線の巻線で、『バイファイラ巻線』ではないようです。
現在のところ、発売開始は今月(10月)末頃を予定しています。また、価格は未定ですが、20Wタイプは、Solenの16Wタイプの抵抗よりも、少し高くなりそうです。
10Wタイプの方は、現行品の10Wタイプセメント抵抗よりも若干高くなりそうですが、その分、セメント抵抗は、若干値下げになりそうです。
今年は、そこら中で彼岸花が満開になっていますが、なんとなく、昨年までとは違った雰囲気が漂っているようで、今年の冬はすごい寒さがやって来そうな気がしています。
JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
当ショップが3年前から開発・試作していたハイブリッド・インシュレーターがついに完成し、いよいよ発売を開始することになりました。
当ショップのユーザーさんで、コーリアンを使用したインシュレーターの音の良さを高く評価しておられる方に、様々な形状やタイプなどをモニターをしていただき、最終的に、上記のような形状に決定しました。
使用した材料は、コーリアンボード、木質プラスチック(WPC)、充填材には、大きさも質量も異なる3種類の異種素材を採用し、併せて5種類の材料を組み合わせた『ハイブリッド』インシュレーターとなっています。
そして、その構造は、より内部損失の大きな木質プラスチックの本体の上下を、硬いコーリアンボードでサンドイッチ状に挟み付け、本体内部には、大きさの異なるステンレスのペレットと、当ショップでおなじみのグリーン・カーボランダムをある比率で混入し、最後に、それらの隙間に、鋳鉄のパウダーを充填して完成させています。
左の画像は、直径3mm前後の大きさのステンレス製のペレットです。
インシュレーターそのものの重量を増加させることと、インシュレーターの強度を上げ、低い周波数の振動を吸収することを目的としています。
右の画像は、当ショップのユーザーさんならば、ご存じの方も多いと思いますが、電磁波の吸収に効果の有る『グリーン・カーボランダム#16』ですね。
今回は、大きさも質量も異なる、ステンレスの異種素材として採用していますが、中高域の振動の吸収を目的としています。
左の最後の材料は、鋳鉄をパウダー状に砕いたもので、サイズは直径1mm程度の微粒子です。
この鋳鉄のパウダーを、ステンレス製のペレットと『グリーン・カーボランダム#16』の粒子によって出来る隙間に充填することによって、インシュレーターの強度を上げると同時に、ステンレス製のペレットと『グリーン・カーボランダム#16』の粒子によって生じる振動を吸収する目的で採用しています。
こうして完成した『BSN ハイブリッド・インシュレーター』は、スピーカーボックスからの余計な振動を抑え、その結果、スピーカーシステムそのものの持っている特性を際立たせ、雑味のない、クリアーで、しっかりとした低音を再生することが出来るようになりました。
なお、製品には、木質プラスチックの色が黒色のBKと、茶色のBRの2種類を用意して、使用するスピーカーシステムの色によって、どちらかを選択できるようにしました。
右の画像は、『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BK)』を使用した例です。
『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BK)/(BR)』仕様
■形式:ハイブリッド型インシュレーター
■材質:コーリアンボード、木質プラスチック、その他
■寸法:50mmx50mmx24mm
■販売価格:4個セット(桐ボックス入り)8,800円(税込)
■販売価格:3個セット(桐ボックス入り)6,600円(税込)
なお、今回は、配送中の破損などのトラブルを避けるためと、高級なコーリアンにふさわしい高級感のあるケースとして、加茂の桐箱を採用しています。
左の画像が、今回用意したオリジナルの桐箱です。
今後は、いろいろと、桐を使用した製品を開発していく予定で、『桐』シリーズに使用するロゴも制作しました。
■お買い求めはこちらから!
■『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BK)4個セット』
■『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BK)3個セット』
■『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BR)4個セット』
■『BSN ハイブリッド・インシュレーター(BR)3個セット』
JUGEMテーマ:イベント情報
東京のVFX製作会社『スタジオ・バックホーン』の鹿角社長さんから、『Dayton Audio』のバスシェーカー「BST-1」を使用して、今夏のイベントに使用する『振動するイス』を製作して欲しいと、相談を受けたのは『コロナ・ウイルス』が発生する直前の昨年の12月でした。
年明け早々の1月初めに、鹿角社長さんに当ショップまでご来店いただき、イベントの内容や開催時期についての説明をお聞きして、どのようなものを製作すれば良いのかを、お送りいただいた3タイプのイスを前にして、最初の打ち合わせを行いました。
『コロナ・パンデミック』が拡大して行く中で、イベントが行われるのか中止になるのかが不確定な状況の中でしたが、頼まれた以上、最善を尽くすことにしました。
試行錯誤の中から、一番最適なイスを選択し、最も効率よく振動を伝え、しかも、長期間にわたる過酷な使用に耐える強度を持たせ、なおかつ、簡単に取り付けが出来るようなシンプルなデザインのものと言うことで、厚さ3mmのステンレスを採用した頑丈そうな取り付けアダプターのプロトタイプが出来たのは、6月末の頃でした。
幸い(?)『コロナ・パンデミック』の拡大がやまず、イベントの開催時期がずれたことによって、何とか、イベントの開催に影響を与えることなく納品することが出来ました。
左の画像が、最終的に決定した取り付けアダプターを
用いて、Dayton Audio「BST-1」の本体を、イスの座面下部に取り付けた様子です。
イスの本体と脚部を接続するためのボルト穴を上手く利用することが出来たので、比較的簡単に設置することが出来ました。
右の画像は、実際に運用されているイベント会場の様子です。
入場者の前後にはアクリル製の飛沫防止ボードを設置したり、左右も入場者同士の間隔を開けたりと、苦労されている様子が分かりますが、とにかく、無事、イベントが開催されたようで、私としても、本当に、ほっとしました。
このイベントの正式な名称は
『360°VRホラ〜 おうちに行こう』と言うイベントで、
主催:広島ホームテレビ
会場:イオンモール倉敷【終了】
:ジ アウトレット広島【終了】
:イオンモール広島祇園
開催期間:毎週土日・祝日のみ開催
料金:大人:1,000円(中学生以上)小人:700円(小学生以下)
【イオンモール広島祇園ではイオンモールアプリのダウンロード・お気に入り登録で100円割引でお楽しみいただけます!】
より詳しい情報は、
『360°VRホラ〜 おうちに行こう』のホームページでご確認ください。
ちなみに、当ショップに来られた鹿角さんは、イベントの準備だけでなく、
『CG・VFXの神、鹿角剛』として、製作にも携わっているようです。
広島地方の方で、『ホラー映画』『VR』『バスシェーカー』に興味の有る方は、是非、ご参加ください。
久々の無名ではなく、良く知らない花です。
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JUGEMテーマ:お知らせ
昨日(8月19日)加茂市内にある渡辺建具店様の店内で、UX新潟テレビ21の『まるどりっ!』と言う番組の収録を行いました。【放送日は、8月29日(土曜日)午前9時30分〜】
と言っても、私は単なるわき役なのですが、、、、、
と言うのは、現在、当ショップで進行中の『Japanism Olimpus Revival Project』と言う巨大(当ショップにとっての)プロジェクトの骨格をなす『組子グリル』の製作を、この渡辺建具店様に依頼しており、偶然にも、その『組子グリル』の製作風景をUX新潟テレビ21の『まるどりっ!』と言う番組で放送することになったそうです。
それで、『折角なので、こんなに高価な組子を注文した方にも、是非、話を聴かせてもらいたい。』と言うことになって、私にお声が掛かったと言う訳です。
勿論、渡辺建具店様に依頼したのは私なのですが、本当の依頼主は、私にこのスピーカーシステムの製作を頼んでこられた、金沢市のNkt様なので、Nkt様にも、是非来て欲しいとお願いして、ご足労いただき、昨日の三者による初顔合わせと打ち合わせシーンの収録が実現しました。
この、間違いなく、日本でも最高級の組子職人の一人であると思われる渡辺建具店様のことは、後日詳しくご紹介することにしますが、今日は、このスピーカーシステムのことについてご紹介します。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
ステイホーム第一弾の『Dayton Audio PS95-8用ボックスキット』と『Dayton Audio AMTmini-8』用の『BSN ツイーターボックスキット(S)』の発売から、だいぶ間が空きましたが、やっと、第二弾の『BSN 3インチ 2Way ボックスキット』と、『Dayton Audio 25mm』シリーズのツイーターや『Wavecor TW022WA02/04 』用の『BSN ツイーターボックスキット(L)』の発売を開始することが出来ました。
この『BSN 3インチ 2Way ボックスキット』は、現在のところ、『Dayton Audio ND90-4/8』および『Dayton Audio ND91-4/8』や『Aurasound』の3インチなどに最適なボックスとなっています。他にもあるかもしれませんが、ボルトの寸法が同じユニットしか取り付けることは出来ませんので、注意は必要ですね。
また、ツイーターには、あの『プラモキット』で定評のあった『Beston RT003C』を採用し、中高域のクリアーなサウンドを目指しています。
フロントバッフルとリアバッフルには、ベイサイドネットのアイデンティティーでも有る北海道の『白樺合板』の12mmを採用し、サイドパネルやトップ・ボトムパネルには、13mmの桐の無垢板を採用した『ハイブリッド』構成になっています。
いろいろなウーファーを対象にしていますので、ネットワークをどうしようかと悩んだのですが、いずれ、それぞれのウーファーに最適なネットワーク図面を提供したいと思っていますが、とりあえず、いつもの『BSN 6dB ネットワーク基板』と、内部配線用にファストン端子付きの赤黒ケーブルをキットに含めることにしました。と言うことで、ネットワークパーツなどは含まれていませんので、ご注意ください。
左の画像は、『BSN 6dB ネットワーク基板』です、手のひらサイズの小さな基板ですが、ツイーター用のアッテネーター抵抗を追加することもできます。
当ショップの小型のキットに、採用されることが多いです。
販売価格は、1ペア税抜き24,800円ですが、発売記念セールとして、20,000円(1ペア・税抜)で販売いたします。
次のキットは『Dayton Audio 25mm』シリーズや『Wavecor TW022WA02/04 』用の『BSN ツイーターボックスキット(L)』です。
と言っても、ボックス自体は、『BSN ツイーターボックスキット(S)』と同じもので、ユニットの開口径を42mmから46mmに変更しただけのものです。
『BSN ツイーターボックスキット(S)』は、発売と同時に、ご購入いただいたユーザー様から、いろいろなご指摘やご要望などを取り入れて、ボックスのボトムにコリアンボードを取り付けて、ボックスの重量を上げ、安定感を増すように改善しています。
さらに、今後は、はんだ付けの苦手な方のために、当ショップで、はんだ付けを行い、ファストン端子の接続だけで、完成するようにする予定です。
と言うわけで、『BSN ツイーターボックスキット(L)』は、最初から、コリアンボードが追加され、スピーカーケーブルもハンダ付け加工済となっていますので、より簡単に完成させることが出来るようになっています。
右の画像は『BSN ツイーターボックスキット(L)』に、『Dayton Audio ND25TA-4』を付けた状態です。
開口径を46mmに広げただけですが、こうすることによって、より多くの、ツイーターを取り付けることが可能になりましたね。
価格は、1ペア税抜き6,000円となっていますが、発売記念として、5,000円(1ペア・税抜)で販売いたします。
最近、下の画像のような道しるべが、家のすぐ近くに建てられたことから、すぐ裏山の中に、いくつかの古墳群が有ることが分かりました。
もちろん、大和地方のような大規模なものではないのですが、古代の遺跡には違いないようなので、何か、すごい処に住んでいるんだという、驚きのような不思議な気持ちが湧いてきました。
正式な名称は『保内三王山古墳群』というそうです。
早速、中へ入ってみましたが、残念ながら『コロナウィルス』騒ぎのせいかどうかは分かりませんが、工事が中断されていて、まだ、工事中という感じで、何処の部分が古墳なのかが、良く分かりませんでした。
ここは、本当に家の近く(歩いて5分ほど)ですが、夜に狸のつがいが仲良く歩いていたり、なんと、『雉も鳴かずば討たれまいに、、』と言うことわざに出てくる、あの雉が、スタスタスタと、車の前を横切ったりします。その雉の鳴き声を聞いて、初めて、そのことわざの意味を知ることが出来ました。
その他、秋には、クマも現れるようですが、幸いなことに、私はまだ会ってはいませんが。
本当に、この辺りは『ワンダーランド』ですよ。
右の画像は、古墳群の場所を示す地図のようなものですが、そこには、大小、十数個の古墳が記されていました。
その中で、最大のものは、1号墳と呼ばれている古墳で、柄鏡形の前方後円墳と書かれていました。
左の画像が、1号墳の説明が書かれているボードですが、それを見ると、何となく、前方後円墳と言うよりは、宮崎県の西都原に有る『男狭穂塚』古墳を思い出させられました。
私は、考古学などに知見は有りませんが、若いころは、邪馬台国九州説が正しいと思い、この西都原古墳群が、日本最古の古墳群ではないかと思っていましたので、その形から類推すると、この保内三王山古墳群も、ひょっとすると、大和地方の古墳群よりも古いものかもしれませんね。
(まったく、間違っているかもしれません。)
はるか、いにしえの昔、この辺境の地に、大和朝廷よりも古くから土着民の文化が栄えていたのでは、と想像すると、何か、うれしくなりますね。
はやく工事が完了して、この古墳群の全容を見ることが出来るようになる日が楽しみです。
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JUGEMテーマ:オーディオDIY
連休明けには『非常事態宣言』が解除されるかと、淡い期待を持っていたのですが、案の定というか、やっぱりねと言う感じでしたね。
長引く『ステイホーム』を乗り切るために、ベイサイドネットでは『オーディオDIY』をお勧めします。
当ショップには、今でも『パッシブキット』や『LImited Editionキット』なども有りますが、もっと、手軽に『自作スピーカー』の楽しさを体験してもらおうと考えて作ったのが、上の画像の2種類のボックスキットです。
現在、日本のほとんどの地域で『不要不急』の外出を控えるような要請が出ていると思いますが、大好きな酒も7時までしか飲めないとか、時間つぶしのパチンコ店も『強制的なお願い(?)』などで休業中で、なすすべも無く、お家で悶々とされている方々のために、誰でも気軽に挑戦出来る簡単なスピーカーキットとしました。
大きい方のキットは、現在、当ショップで最も売れているフルレンジ・スピーカー『Dayton Audio PS95-8』用のバスレフ・ボックスのキットです。
このキットは、もう既に『Dayton Audio PS95-8』は持っていると言う方のために用意したボックスで、ボックス自体は、蟻接ぎで組み立てられた状態になっていますので、スピーカーボックスなど作った経験が無いと言う方でも、簡単に、完成させることが出来るようになっています。
しかも、オイル・ステインで着色塗装もしていますので、ターミナルカップやポートチューブなどを取り付けるだけで、塗装済の美しいスピーカー・ボックスが完成します。あとは、既にお手持ちのスピーカーユニットを取り付けるだけと言う、簡単ですが、初めて自作スピーカーに挑戦された方でも、満足のいく仕上がりになると思います。
このキットには、左の画像のように、ポートチューブが2本、四角形のターミナル・カップが2個、それに、ファストン端子付きのケーブルが2本、吸音材として、サーモウールが含まれています。
その他に、スピーカー取り付け用のM4のキャップスクリュー・ボルトと、鬼目ナットが、それぞれ、8個づつと、それぞれ専用の六角レンチが2本付属していますので、プラスドライバーを1本用意するだけで、後は何もいらずに完成させることが出来ますよ。
是非、お試しいただきたいと思います。
『Dayton Audio PS95-8』用ボックスキット
予定価格は、1ペア(2個セット)で20,000円(税別)です。
今後は、汎用のボックスキットも製作する予定なので、お楽しみに!
もう一つのボックスキットは『Dayton Audio AMTmini-8』などの小型のツィーター用ボックス・キットです。
もともとは、当ショップのユーザーさんから『AMTmini-8』用のツイータースタンドを作ってほしいとオーダーメイドを頼まれたのですが『AMTmini-8』専用にするのももったいないので、色々なツィーターに利用出来るような汎用のスタンドにすることにした結果、このようなボックスのスタイルになりました。
いろいろなツイーターを調べるうちに、ボックスの穴径を直径:42mmと直径:46mmの2種類にすることによって、6種類くらいのツイーターに対応出来ることが分かりましたので、製品化には、『BSN ツイーターボックスキット(S)』と、『BSN ツイーターボックスキット(L)』の2種類として販売する予定です。
予定価格は(S)、(L)どちらも1ペア(2個セット)5,000円(税別)です。
このキットには、下の画像のような部品が含まれます。
バインディングポスト、赤・黒各2本ずつと、ファストン端子付きの赤・黒ケーブル2本、それに『Dayton Audio 』フィルム・コンデンサー1.5μF2個と、ツイーターユニット取り付け用の木ねじ8本セット。
このキットには、オプションとして、M3キャップスクリュー・ボルトと鬼目ナットのセットが用意されていますので、木ねじではなく、ボルトナットでしっかりと固定したいと言う方は、オプションをお求めください。
■M3キャップスクリュー・ボルトと鬼目ナット8本セット
予定販売価格:500円(税別)
完成予想図です。(塗装はしていません)
製品版のキットには『Dayton Audio PS95-8』用ボックスキットと同じオイルステイン塗装をしていますので『PS95-8』に、ツイーターを追加する場合は、最適なツイーターボックスになりますよ。
完成した『BSN TWbox(S)』タイプです、Scan-Speakの5Fフルレンジ・パッシブボックスに乗せてみました。
いつの間にか、田んぼには水が張られ、稲の苗が植えられつつ有ります。そうなると、今まで何処にいたのか、夕方には、カエルが大合唱を始めます。もうすぐ、夏になりそうな気配ですね。
下の画像は、会社の近くに有る八王寺と言うお寺の境内にある白藤の巨大な藤棚です。新潟では、白藤をよく見かけます。
家の庭のモクレンが大きな花を咲かせてくれました。田舎暮らしは本当に素晴らしいですよ!