2013.02.26 Tuesday

今年は『天中殺!?』かもしれません?

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     今年、私は『天中殺』かもしれません?
     正月早々、親父が他界し、大雪の日には、私自身が(風呂場)で転んで額を7針縫うと言うアクシデントに見舞われ、先週は名古屋に住んでいる姉が腎不全とかでICUに担ぎ込まれました。ユーザーのIkさんに言えば、間違いなく『天中殺』だと言われそうです。

     『唯物論者』の私には、到底受け入れがたい『迷信』では有りますが、このところ、私の身の回りで続く出来事から、『人間には、神から与えられる運命みたいなものも有るのかな?』などと、弱気になったりしています。

     それでも、お店に出てくれば、溜まっているオーダーの消化に追われ、来店するお客様の応対に追われていると、そんな弱気に浸っているゆとりは全く有りません。まあ、それが良いのかもしれませんが?

     悪いことが有れば良いことも有る、それが『人生』なんですね。
     上の画像は、私とオーナーがそれぞれ、プレゼントしていただいた『工芸品』です。一見『箱根細工』のように見えますが違うものです。
     最近、初めてのお客様で、わざわざ北海道から訪ねて来てくれた方がいるのですが、その方の手作り品だそうです。
     北海道の長沼と言うところに住んでいるというHyさんは、本業が木製の『カヌー』作りだそうですが、最近は、色々な工芸作品を作って販売されているそうです。上の作品もその一つですね。
     
     『これでスピーカーボックスを作ろう!』私は即座にHyさんに提案したところ、Hyさんの長年の夢は、この木を使って、オリジナルの『ウッドホーン』を作ることとのことだったので、話は早く、それでは、お互いに協力し合って、素晴らしい『ウッドホーン』や『スピーカーボックス』、その他、プレーヤーベースやオーディオラックなども作って販売しようと言うことになりました。

     Hyさんが使用している材料は、北海道の大地の地中深く100年以上も埋まっていた木を掘り起し、良いところだけを吟味し、ご自分で製材し、乾燥させているものだそうで、地中で、十分に脱脂された木は、製材し、乾燥した後は、決してそったり、曲がったりしないそうです。素晴らしい材料ですね。

     そもそも、北海道と本州以南では、気候の違いから、木そのものの硬度が違うそうです。寒さの厳しい北海道で育った樹木は、年輪の詰まった密度の高い木になるそうですが、私が北海道産の『シラカバ(バーチ)合板』が気に入っているのは、こういう理由があったと言う訳ですね。

     これは、『天中殺』をくつがえす『良いこと』ではないかと思いました。



     右の画像は、何とか組み上がったSelenium 2インチ ドライバーとホーンです。
     高くても重くても、アルミダイキャスト製のホーンにしておけば良かったと、後悔しましたが、後の祭りで、何とか、時間はかかりましたが、FRPのホーンを壊さずに、組み立てることが出来ました。
     
     手作りのFRP製のホーンは、アルミダイキャスト製のホーンに比べると、お値段は安いのですが、製作精度は、悪過ぎることが分かりました。
     最初から分かっていれば、対処のしようも有ったのですが、全て、後手後手に回ったせいで、調整に、かなり時間がかかってしまいました。
     
     それでも、後は、防振・制振対策をやれば、完成しそうです。やれやれ!

     Hyさんの『ウッドホーン』の話が、もっと早くあれば、このドライバーにも付けることが出来たかもしれませんね。



     それにしても、新幹線の時刻表には驚かれされました。新幹線に乗るのは十数年ぶりで、勿論『のぞみ』にのるのも初めてでしたが、時速300kMを超える(?)『夢の超特急』が、10分間隔で運行されているんですね。驚くと同時に、あまりにも『エコロジー』に反しているのではないかと思いますね。

     本当に、そんな頻度で運行する必要が有るのでしょうか?そんなことより、鶴見から新杉田までの京浜東北線の運行時間を10分間隔にしてほしいですね。

     その上、高々、大阪まで3時間足らずで着く電車に、喫煙箇所が3か所も用意されているのを知って、正直、あきれてしまいました。日本の『ガラパゴス新幹線』は、これでは、世界の『鼻つまみ』で、それに、誰一人文句も言わないのが、『真面目な日本人』
    なんですね。

     去年、大阪の『サウンドフェスタ』に参加させていただいた時に、新幹線を使うことも考えたのですが、飛行機よりも高くなるのが分かってビックリしたのを覚えていますが、おそらく、価格規制をしているのではないかと思いますね。

     都合の良いところだけは『民間』のような顔をして、本質的なところでは『親方日の丸』の国営企業そのままといったところなんでしょうが、日本郵政公社と言い、本当に、日本は『非民主的』な中国以下の『後進国』と言っても過言では無いような気がしています。


     

     




    JUGEMテーマ:つぶやき。 
    2013.02.18 Monday

    60代はまだ青二才?

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       先週は、突然のJAZZ Live観賞のために、『横浜ベイサイドネット馬車道店』は臨時に16時で閉店し、ご迷惑をお掛けしました。

       ご来店いただいたユーザーさまにはご迷惑をお掛けしましたが、そのおかげで、私たちは、久しぶりの銀座と、大勢の美人JAZZシンガーの皆さんの歌を楽しませていただきました。
       ご招待いただいた、元(?)美人JAZZシンガーの石川由美子さん、わざわざご連絡いただいた都築学さんには、本当に感謝しています。また、コンサートの後、田舎者の私たちを、おいしい店まで連れて行っていただいた『EOSS』の江川さんにも感謝しています。

       プロのコンサートなので、勿論、カメラは持っていませんでしたが、最後に、写真撮影が許可されたので、あわてて「i-Phone4」のスイッチを入れたのですが、立ち上がりの遅い「i-Phone4」のせいで、この画像一枚がやっとでした、残念!

       余計なことかもしれませんが、せっかく写真を撮らせていただけるなら、携帯電話のスィッチを入れる時間を考慮していただけると、
       多くの方が撮影出来たのではないかと思います。
       美人シンガーの皆さんの華やかな雰囲気だけでも伝わったでしょうか?


       上の画像は、翌日の定休日(水)コンサート鑑賞で出来なかったことを片付けに出勤した際に、万国橋から見た「MM21地区」です、この時期はさすがに、空気も空もきれいです。

       手前の工事中の箇所は、『うわさの森ビル』用なのでしょうか?本当だとしたら、数年後、当ショップを含めたこの辺りがどんなになっているか、本当に楽しみです。


       ところで、今回のコンサートのトリを飾ったのは、今年80歳と言うシャンソン歌手の旗照夫さんでした。
      出てきた瞬間から、私は、そのダイナミックでエネルギッシュな『魂の叫び』に圧倒され、その上、平然と、90歳まで歌い続けると言ってのける『根性』に、『私もそろそろ引退かな?』と思っていた私に、その弱気を吹き飛ばし、『勇気と力』を与えられました。

       60代はまだ青二才に過ぎない?『あと30年はオーディオ業界で働ける!』と確信するに至り、旗照夫さんと言う歌手の生きざまを知ることが出来た今回のコンサートを見ることが出来て本当に良かったと思っています。

       『今後は、自分の好きなスピーカーを作ろう!』そう心に決め、次期ベイサイド・オリジナル スピーカーキットの構想を練っています。

       現在、予定の半数ほどが売れ残っていますが、『ASKT-8 Seattle』の音は、私自身が好きな音なので、次回作も、より本格的な「アメリカンサウンド」を目指したいと思っています。出来れば、『JBL Lancer L101』を復活させたような1インチドライバーを使用した中型のシステムにしたいと思っています、「アメリカンサウンド」が好きな方はお楽しみに!
       
       右の画像は、左の可愛らしいホーンツィーターが、今回『ASKT-8 Seattle』に使用したFosterの1インチツィーターで、右の大型ホーン・ドライバーは、Seleniumの2インチドライバーです。
       ユーザーのSkさんのJBL D123+077の2Wayシステムに追加する予定ですが、どんな中域が出るのか、今から楽しみです。


       


      JUGEMテーマ:オヤジの言いたい放題
       
      2013.02.12 Tuesday

      昨日(2月11日)は盛り上がりました!

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         昨日は3連休の最後と言うことも有ってか、朝から多くの方がお見えになり、閉店時間まで盛り上がりました。

         特に、わざわざ大阪から自作スピーカーを担いで来られた中島先生と、山梨から完成した『ASKT-8 Seattle』を持参していただいたユーザー、Kjさんのスピーカーの品評会で盛り上がりました。
         
         Kjさんの作品は、これまでの方と違って、下地にステインで薄く着色したあとから、ワックス塗料で仕上げたそうですが、画像では良く分かりませんが、表面は『ピカピカのツルツル』状態でした。若い方ですが、かなり根性が入っているように見えましたね。
         
         Kjさんにとっては、初めての2Wayシステムへの挑戦だったそうで、最初に音が出た時には、あまりのレンジの狭さに、ネットワーク配線を間違えたかなと不安になったそうですが、当ショップで聴く限り、私が作った『プロトタイプ』と何ら遜色のない音が出ていましたので、『エージングで相当変わりました。』と言うことなのでしょう。

         居合わせたユーザーさんの評価もかなり高いものでした。わざわざ、開通したばかりの中央高速を通って持参していただき、帰りには、別の部品を買っていただきましたが、本当に、当ショップのユーザーさんには、感謝の気持ちで頭が下がります。


         頭が下がると言えば、『YBN倶楽部VIP会員』の中島先生を置いて他にいないかもしれません。
         何しろ、2006年の『中華街店』の頃からのユーザーさんで、その間に当ショップまでお送りいただいたスピーカー・システムは、ハンドキャリーされた分を含めて、優に20セットを超えています。
         
         と言うことは、この間に、少なくとも20セット以上のスピーカー・ユニットとネットワーク・パーツをお買い上げいただいた訳で、しかも、当ショップが『NCルーター』を導入後は、スピーカー・ボックスのカット・組立てまでもご注文いただいていると言う、超の付くユーザーさんです。

         わざわざ、新幹線に乗ってご来店いただき、次回の分も注文して、帰られましたが、本当に、有り難いユーザーさんです。




         今回持参していただいたシステムは、『無指向性スピーカーだけれど、音像定位もしっかりしているシステム』だそうですが、このコンセプトは、当ショップが『Waftage(ワーフテージ)』『SSC-01』で目指したものですね。

         中島先生は、それを、ウーファーをスピーカーボックスのトップに付け、ツィーターのみをフロント・パネルに取り付けることによって、音場の広がり感と、シャープな音像定位を実現したようです。
         言われてみれば、いとも簡単な、納得のいくシステム構成ですが、これまでは、おそらく誰も考え付かない構成で、まさに、『コロンブスの卵』のような話ではないかと思いますね。
         このような自由な発想が『自作スピーカー』の楽しみなんでしょうね。


        【緊急のご連絡】

         急なお知らせで申し訳ありませんが、本日(2月12日火曜日)は、都合により、『横浜ベイサイドネット馬車道店』は16時で閉店させていただきます。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。

         先ほど、『Conexao-Rio』の都築さんから連絡が有り、本日18:30より、銀座の十字屋ホールで行われる、TOKYO Jazz Vocalist Gathering Vol.7と言うライブ・コンサートに招待したいとの有り難いお話が有り、今年は、オーディオや音楽に関するイベントには積極的に参加する予定ですので、一も二も無く、お受けしました。

         配送や何かで狂奔しているオーナーには、ひどく、叱られましたが、日常業務も大事だけど、オーディオ業界を盛り立てることも、本当に大事だと説得し、参加することにしました。

         このTOKYO Jazz Vocalist Gathering Vol.7と言うJAZZ ボーカル イベントは、今年で7年目となるイベントだそうで、『“St.Valentine's Week”ロマンスナイトを貴方に』と言うサブタイトルも付いているように、女性の方がお好きな男性の方を招待して、二人でJAZZを楽しむといった趣旨のイベントのようです。

         興味のある方は、以下のページをご覧ください。

         http://shop.ginzajujiya.com/event/detail.php?product_id=4969

         

         

        JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
        2013.02.04 Monday

        ユーザーのKwさんがスピーカーを販売開始しました!

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           Kwさんはインダストリアル(工業)デザイン事務所を運営されているのですが、このたび、オリジナル設計のスピーカーシステムを販売することになりました。
          『Wine Wood Speakers(ワイン ウッド スピーカー) JAZZ』

           その名も、ズバリ『JAZZ』だそうです。
          お好きなワインを飲み終わったら、ワインボトルの上に被せるようにセッティングするだけで、粋な無指向性スピーカー『JAZZ』が出来上がります。プラスチックネジ3本で固定するだけなので、多少、酔いがまわっていても大丈夫ですよ。
           
           ほろ酔い気分の夜中に、この『JAZZ』で、お好きな『モダンJAZZ』を、少しボリュームを小さくして聴き流すのも、楽しそうですね。

           『粋でおしゃれなスピーカー』を作りたかったと言うKwさんですが、何となく、その雰囲気が伝わって来ますね。宣伝用に、同郷で、友人のイラストレーター種村国夫さんに描いてもらったという、UFOのイラストが『絶妙』ですね。


           『JAZZ』の特徴/仕様
          ■南米産の無垢材をNC加工
          ■7cmフルレンジ(4Ω)
          ■ディフューザー(NC加工)による無指向性特性
          ■ワインボトルをボックスとして使用し、低音を増強
          ■スピーカー端子、などに金メッキ処理
          ■OFC・SPコードは、Acoustic Reserch製

          【通常販売価格】
          39,900円(税込)/ペア
          『オヴニー合同会社』

           
            『NC加工』と『木工職人の技』によって、完成した『優美な曲線』のボディーと、『UFO』を思わせるディフューザーの曲線が、上手くマッチしていますね。

           当ショップでも試聴・販売しています。興味のある方は、ご来店の上、ご試聴下さい。


           当ショップからも、新製品です!
          Dayton Audioの「エアモーション・ドライバー」『AMT1-4』です。


           先週、早速試してみましたが、思った以上に良いユニットです。
          当ショップに置いている高橋先生の『All ScanSpeak 3Way System』のツィーター(D2608/913000)を外して、『AMT1-4』を取り付け、ネットワークを調整しながら、聴いてみましたが、
           トランジェント特性や歪率などの性能が優れているのが、一聴してわかりました。そのためだと思われますが、クリアーで抜けの良い中高音にもかかわらず、決して、音質は硬くならずに、ナチュラルで、温かみのあるサウンドになっています。

           それでいて、隣に置いている『AMKT-8 SEATTLE』か、それ以上に、パンと張りのある音を聴かせてくれます。借り物のシステムではなく、本格的にネットワークを再設計すれば、より素晴らしい音になるのではないかと思います。

           一度は、試してみる価値のあるツィーターではないかと思います。
          【通常販売価格】
          25,800円(税込)/個
          ★2月11日発売開始予定★






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