2014.07.28 Monday
Audio Technology 15インチウーファーの迫力!
JUGEMテーマ:最近のマイブーム
最近の『YBN岡山』さんの「マイブーム」は『Audio Technology』のようです。
『YBN岡山』の野郷さんは、サラリーマン時代はパイオニアの『エクスクルシーブ』や『TAD』のアンプ関係の修理を担当されていたこともあって、『YBN岡山』のお客様は「Hi End」な方が多いようですね。
先週は、『YBN岡山』様分の『Audio Technology』「15F102KPA」が4ペア届きました。『JBL』などのアメリカン・タイプとは随分趣きが違って、本当に、重低音が出そうな雰囲気がします。
それもそのはずで、『JBL』の15インチウーファーが9kg程度なのに比べて、このウーファーは13kgも有るんです。1ペアで梱包箱を含めると約30kgとなり、宅急便で運べるぎりぎりの重さになります。
早速、野郷さんからコメントが届きましたので、ご紹介させていただきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
吉川さん、西川さん
重くて、かさ張る荷物の段取り、有難うございました。
着荷後、直ちに開梱、輸送ダメージチェックしました。
1梱包の外箱が破れていただけで、中身は一応OKです。
展示/試聴用のユニットを物理テストしてみましたが、こんな
特性初めて見ました。16〜2.5Kまでマッ平ら、その上は奈落の
底に落ちるようにスットンと落ちてます、ネットワーク要らない?
トゥーイーターのみネットワークで切って使えそうです。
自分は中身が命なので、どうでも良いのですが、個装箱が
余りに貧弱です、金額相当の個装箱とはとても言えない?
6インチの時も思ったのですが、せめて白箱でWレイヤー
でしょう。顧客はもっとシビア判断するのではないでしょうか。
デイトンや、Wave corの小型ユニットでも、もっと強度の有る
個装です。合理主義も判るが、出来れば再考して欲しいですね。
2個を積み上げての梱包するには、箱の強度も気になります。
下の箱、天面には大きな凹み、隅は潰れてました、精神上良くないです。
耐加重が薄いので、このままの保管も危ないと思いました。
なぜか外箱には日本語での組み立て説明が有り、笑いました。
ベイサイドさんで2個パックの再梱包されたんですね。
いずれにしても値段の割りに、箱が貧弱過ぎるのが気になりました。
過剰梱包もどうかと思うけど、ここまで省資源化もどうかと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
と言う、梱包箱については、厳しいご意見もいただきましたが、ユニット自体のパフォーマンスの高さには驚かれたようで、私達としても、ご紹介したかいが有ったと言うものです。
ところで、15インチウーファーが届くまでの間に、野郷さんは、既に、『6H521706SD』を使って、3Wayシステムを組み立て、そのパフォーマンスを試していますので、順番が逆になりましたが、『6H521706SD』の評価についても、この場でご紹介させていただきます。
西川さんへ
テクノロジーユニットでの店頭デモ機、第一弾が出来ました。
やっつけ仕事ですが、音が出た瞬間、すごい!の一言・・・
これが16cmなの?分解能、量感、音楽性、今までメインに使っていた
システムが完全に霞んでしまいました、再現力が凄いです。
自分の最高傑作のパワーアンプで鳴らしたら、言葉では伝えられない空気感
までを感じます。(大げさと言われるかも知れないが、こんなユニット初めて)
アンプの違いが如実に出ます、
15インチが楽しみです、何としてもメインを復活させねば!!
デモ機にしてはコストが掛かり過ぎ、完全に個人の趣味の領域ですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
と言う訳で、今、『YBN岡山』さんのお店に行けば、『Audio Technology』のサウンドを試聴することが出来ます。岡山近郊の方で『Audio Technology』の音を試聴してみたい方は、是非、お店に出掛けてみてください。
勿論、当ショップでも『6H521706SD』を使ったシステムの試聴は出来ますので、横浜近辺の方は、当ショップまでご来店ください。
また、野郷さんが15インチのシステムを完成させた暁には、私達も、その想像を超えた『音』聴きに行きたいと思っています。
ところで、27日の日曜日は、久しぶりに惣野さんのお宅へ、出掛けて来ました。
主な用件は、スーパーツィーター用に、0.5dBステップで12dBのレンジのアッテネータを備えたモノラル・パワーアンプを作って欲しいと頼まれ、その打ち合わせだったのですが、行くたびに「増殖」している『林のような』音響ボード(?)の効果を試聴してみたかったのと、我らが三善香里さんのCDを惣野さんにも紹介するためでした。
それにしても、本当に様々な、工夫を凝らした『音響調整機材』が、設置されていて、まさに、音響メーカーの実験室のような雰囲気に溢れていました。こうした機材の多くに、惣野さんの意見や要望が反映されているそうで、惣野さんの『原音再生』にかける熱い情熱が伝わって来ますね。
見るからに効果の有りそうな『音響調整機材』ですね。
ともすれば、吸音処理することの多い、『音響調整機材』ですが、日東紡さんの『拡散』と言う新しい手法による調整方法は『コロンブスの卵』のような独創性が有りますね。
私も、こうした『音響調整機材』の、オリジナルなものを作りたいと、色々と試しています。
そのうち、当ショップの試聴室で試してみたいと思っています。
最近の『YBN岡山』さんの「マイブーム」は『Audio Technology』のようです。
『YBN岡山』の野郷さんは、サラリーマン時代はパイオニアの『エクスクルシーブ』や『TAD』のアンプ関係の修理を担当されていたこともあって、『YBN岡山』のお客様は「Hi End」な方が多いようですね。
先週は、『YBN岡山』様分の『Audio Technology』「15F102KPA」が4ペア届きました。『JBL』などのアメリカン・タイプとは随分趣きが違って、本当に、重低音が出そうな雰囲気がします。
それもそのはずで、『JBL』の15インチウーファーが9kg程度なのに比べて、このウーファーは13kgも有るんです。1ペアで梱包箱を含めると約30kgとなり、宅急便で運べるぎりぎりの重さになります。
早速、野郷さんからコメントが届きましたので、ご紹介させていただきます。
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吉川さん、西川さん
重くて、かさ張る荷物の段取り、有難うございました。
着荷後、直ちに開梱、輸送ダメージチェックしました。
1梱包の外箱が破れていただけで、中身は一応OKです。
展示/試聴用のユニットを物理テストしてみましたが、こんな
特性初めて見ました。16〜2.5Kまでマッ平ら、その上は奈落の
底に落ちるようにスットンと落ちてます、ネットワーク要らない?
トゥーイーターのみネットワークで切って使えそうです。
自分は中身が命なので、どうでも良いのですが、個装箱が
余りに貧弱です、金額相当の個装箱とはとても言えない?
6インチの時も思ったのですが、せめて白箱でWレイヤー
でしょう。顧客はもっとシビア判断するのではないでしょうか。
デイトンや、Wave corの小型ユニットでも、もっと強度の有る
個装です。合理主義も判るが、出来れば再考して欲しいですね。
2個を積み上げての梱包するには、箱の強度も気になります。
下の箱、天面には大きな凹み、隅は潰れてました、精神上良くないです。
耐加重が薄いので、このままの保管も危ないと思いました。
なぜか外箱には日本語での組み立て説明が有り、笑いました。
ベイサイドさんで2個パックの再梱包されたんですね。
いずれにしても値段の割りに、箱が貧弱過ぎるのが気になりました。
過剰梱包もどうかと思うけど、ここまで省資源化もどうかと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
と言う、梱包箱については、厳しいご意見もいただきましたが、ユニット自体のパフォーマンスの高さには驚かれたようで、私達としても、ご紹介したかいが有ったと言うものです。
ところで、15インチウーファーが届くまでの間に、野郷さんは、既に、『6H521706SD』を使って、3Wayシステムを組み立て、そのパフォーマンスを試していますので、順番が逆になりましたが、『6H521706SD』の評価についても、この場でご紹介させていただきます。
西川さんへ
テクノロジーユニットでの店頭デモ機、第一弾が出来ました。
やっつけ仕事ですが、音が出た瞬間、すごい!の一言・・・
これが16cmなの?分解能、量感、音楽性、今までメインに使っていた
システムが完全に霞んでしまいました、再現力が凄いです。
自分の最高傑作のパワーアンプで鳴らしたら、言葉では伝えられない空気感
までを感じます。(大げさと言われるかも知れないが、こんなユニット初めて)
アンプの違いが如実に出ます、
15インチが楽しみです、何としてもメインを復活させねば!!
デモ機にしてはコストが掛かり過ぎ、完全に個人の趣味の領域ですね。
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と言う訳で、今、『YBN岡山』さんのお店に行けば、『Audio Technology』のサウンドを試聴することが出来ます。岡山近郊の方で『Audio Technology』の音を試聴してみたい方は、是非、お店に出掛けてみてください。
勿論、当ショップでも『6H521706SD』を使ったシステムの試聴は出来ますので、横浜近辺の方は、当ショップまでご来店ください。
また、野郷さんが15インチのシステムを完成させた暁には、私達も、その想像を超えた『音』聴きに行きたいと思っています。
ところで、27日の日曜日は、久しぶりに惣野さんのお宅へ、出掛けて来ました。
主な用件は、スーパーツィーター用に、0.5dBステップで12dBのレンジのアッテネータを備えたモノラル・パワーアンプを作って欲しいと頼まれ、その打ち合わせだったのですが、行くたびに「増殖」している『林のような』音響ボード(?)の効果を試聴してみたかったのと、我らが三善香里さんのCDを惣野さんにも紹介するためでした。
それにしても、本当に様々な、工夫を凝らした『音響調整機材』が、設置されていて、まさに、音響メーカーの実験室のような雰囲気に溢れていました。こうした機材の多くに、惣野さんの意見や要望が反映されているそうで、惣野さんの『原音再生』にかける熱い情熱が伝わって来ますね。
見るからに効果の有りそうな『音響調整機材』ですね。
ともすれば、吸音処理することの多い、『音響調整機材』ですが、日東紡さんの『拡散』と言う新しい手法による調整方法は『コロンブスの卵』のような独創性が有りますね。
私も、こうした『音響調整機材』の、オリジナルなものを作りたいと、色々と試しています。
そのうち、当ショップの試聴室で試してみたいと思っています。
2014.07.24 Thursday
久々ののびこです!
JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
最近、体調不良気味だとかで、のびこを『グローバル病院』で診察してもらうために、お店に連れて来ました。本当に久々なので、のびこも戸惑うのではないかと心配しましたが、そこらじゅうを自由に飛び回っていました。
『グローバル病院』へ行くのも久しぶりだったのですが、先生ものびこを覚えていて、『もう12歳くらいですね。』と言われ、のびこを保護してからの7年ほどの年月が、走馬灯のように頭の中をよぎって行きました。
2007年の12月、オーナーが自宅の近くでのびこを保護した時は、空腹と寒さで弱り切っていたそうです。当時、オーナーはペット禁止の公団アパートに住んでいたのですが、見るに見かねて、部屋へ連れて帰ったのでした。
それから、のびこは直ぐに3匹の子猫を出産し、やむなく、親子共々、お店で飼うことになったのです。その後は、ベイサイドネットの『招き猫』として、ユーザーさまの人気者になったのですが、年とともに、出社するのが億劫になって来たようで、最近は、ほとんどお店には来ていませんでした。
今日は、ラッキーなお客様が3人来られ、のびこに会えて、喜んでいました。
わがもの顔で、スピーカーからスピーカーへと渡り歩くのびこです。
結局、体調不良などすっかり消し飛んだようで、要するに、毎日、一人で、忙しさ続きで、何時帰るのか分からないオーナーの帰りを待っているのに、ストレスを感じていたのかもしれません。
久々に、いろんな人間に会えて、人見知りしないのびこなので、元気になったのかもしれません。良かったよかった。
高いところから、人間を観察するのが好きなのびこです。
観察に飽きると、その場で昼寝をするのも、また大好きでしたね。
最近は、新しいユーザーさまも増え、のびこのことを知らない方も多いようなので、猫がお好きな方は、以下のリンクから、のびこと3匹の子猫の様子をご覧ください。
『ベイサイドキャッツ』
ところで、『ベイサイドネット 真空管プリアンプキット』のニューバージョンは、結局のところ、頓挫してしまったようです。 お待ちしていただいていたユーザーさまには本当に申し訳ありません。
だからと言う訳では有りませんが、今月、忙しさの中で『旧バージョン』を、もう一度、作ってみました。
と言うのは、5月のミュンヘンでお会いした、韓国の方が、このプリアンプに興味を持っているとのことで、是非、一セット(このプリアンプとLM3886パワーアンプとプラモキットのこと)作って欲しいと言われていたからです。
これを持って、韓国へ行く予定では有りますが、実際、行く暇が無いと言うのが正直なところです。
右の画像は、当時の『BSN 真空管プリアンプ・キット』と『LM3886パワーアンプ・キット』と『プラモキット3』のDaytonバージョンです。
今回製作したキットは、真空管カバーが金メッキなので、それに合わせて、2つのノブも金めっきにしてみました。
また、旧バージョンの時に使用した、真空管ソケット付きプリント基板の9ピンタイプが、既に、生産中止となっていて、手に入らないので、今回は、やむなく、一枚のプリント基板にしています。勿論、電源周りは、別のプリント基板としました。
折角だから、B電源は、FETを使ったリップル・フィルターとし、より、S/N比は良くなっているような気がします。
使用した球は、『ムラード』も『旧テスラ』も完売していますので、新たに入手した『RCA 6BQ7』を使用しています。
今回の試作品は、韓国へ持っていく予定ですが、国内で、再度、販売するかどうかは、今のところ、未定です。
ところで、『旧バージョン』の下に置いているアンプは、当ショップのユーザーさんで、『安井方式』のアンプを研究されているStさんの作品で、「OPamp」を使ったプリアンプです。
私は、これまで、プリアンプは、球で無いと元気な音が出ないと思っていたのですが、このStさんのアンプを聴いて、その考えは改めなければいけないと思っています。今まで聴いた「OPamp」を使ったプリアンプの音が元気が無かっただけで、「OPamp」を使ったプリアンプが全て、元気の無い音では無いと言うことが分かりました。
『BSN オリジナル プリアンプ』に興味のある方、「OPamp」を使ったプリアンプが良い音になる訳が無いと思っている方は、ご来店の上、是非、試聴してみてください。
最近、体調不良気味だとかで、のびこを『グローバル病院』で診察してもらうために、お店に連れて来ました。本当に久々なので、のびこも戸惑うのではないかと心配しましたが、そこらじゅうを自由に飛び回っていました。
『グローバル病院』へ行くのも久しぶりだったのですが、先生ものびこを覚えていて、『もう12歳くらいですね。』と言われ、のびこを保護してからの7年ほどの年月が、走馬灯のように頭の中をよぎって行きました。
2007年の12月、オーナーが自宅の近くでのびこを保護した時は、空腹と寒さで弱り切っていたそうです。当時、オーナーはペット禁止の公団アパートに住んでいたのですが、見るに見かねて、部屋へ連れて帰ったのでした。
それから、のびこは直ぐに3匹の子猫を出産し、やむなく、親子共々、お店で飼うことになったのです。その後は、ベイサイドネットの『招き猫』として、ユーザーさまの人気者になったのですが、年とともに、出社するのが億劫になって来たようで、最近は、ほとんどお店には来ていませんでした。
今日は、ラッキーなお客様が3人来られ、のびこに会えて、喜んでいました。
わがもの顔で、スピーカーからスピーカーへと渡り歩くのびこです。
結局、体調不良などすっかり消し飛んだようで、要するに、毎日、一人で、忙しさ続きで、何時帰るのか分からないオーナーの帰りを待っているのに、ストレスを感じていたのかもしれません。
久々に、いろんな人間に会えて、人見知りしないのびこなので、元気になったのかもしれません。良かったよかった。
高いところから、人間を観察するのが好きなのびこです。
観察に飽きると、その場で昼寝をするのも、また大好きでしたね。
最近は、新しいユーザーさまも増え、のびこのことを知らない方も多いようなので、猫がお好きな方は、以下のリンクから、のびこと3匹の子猫の様子をご覧ください。
『ベイサイドキャッツ』
ところで、『ベイサイドネット 真空管プリアンプキット』のニューバージョンは、結局のところ、頓挫してしまったようです。 お待ちしていただいていたユーザーさまには本当に申し訳ありません。
だからと言う訳では有りませんが、今月、忙しさの中で『旧バージョン』を、もう一度、作ってみました。
と言うのは、5月のミュンヘンでお会いした、韓国の方が、このプリアンプに興味を持っているとのことで、是非、一セット(このプリアンプとLM3886パワーアンプとプラモキットのこと)作って欲しいと言われていたからです。
これを持って、韓国へ行く予定では有りますが、実際、行く暇が無いと言うのが正直なところです。
右の画像は、当時の『BSN 真空管プリアンプ・キット』と『LM3886パワーアンプ・キット』と『プラモキット3』のDaytonバージョンです。
今回製作したキットは、真空管カバーが金メッキなので、それに合わせて、2つのノブも金めっきにしてみました。
また、旧バージョンの時に使用した、真空管ソケット付きプリント基板の9ピンタイプが、既に、生産中止となっていて、手に入らないので、今回は、やむなく、一枚のプリント基板にしています。勿論、電源周りは、別のプリント基板としました。
折角だから、B電源は、FETを使ったリップル・フィルターとし、より、S/N比は良くなっているような気がします。
使用した球は、『ムラード』も『旧テスラ』も完売していますので、新たに入手した『RCA 6BQ7』を使用しています。
今回の試作品は、韓国へ持っていく予定ですが、国内で、再度、販売するかどうかは、今のところ、未定です。
ところで、『旧バージョン』の下に置いているアンプは、当ショップのユーザーさんで、『安井方式』のアンプを研究されているStさんの作品で、「OPamp」を使ったプリアンプです。
私は、これまで、プリアンプは、球で無いと元気な音が出ないと思っていたのですが、このStさんのアンプを聴いて、その考えは改めなければいけないと思っています。今まで聴いた「OPamp」を使ったプリアンプの音が元気が無かっただけで、「OPamp」を使ったプリアンプが全て、元気の無い音では無いと言うことが分かりました。
『BSN オリジナル プリアンプ』に興味のある方、「OPamp」を使ったプリアンプが良い音になる訳が無いと思っている方は、ご来店の上、是非、試聴してみてください。
2014.07.18 Friday
今週も色々と忙しいです!
JUGEMテーマ:オーディオDIY
今週も色々なことが重なってしまい、スピーカー製作がなかなか進みません!お待たせしているユーザーさまには、もうしばらくお待ちいただけますよう、お願いいたします。『NetAudio Vol.15』号の「やってみたら面白かった!」と言うコーナーに、当ショップのユーザー、Mrさんが登場しています!
『DIYオーディオ』が音元出版さんの雑誌に取り上げられることは、あまりないのではないかと思いますので、こう言うチャンスを提供していただいた『NetAudio』誌の美人編集部員の野間さんには感謝したいと思います。
このコラムでも触れられているように、『DIYオーディオ』ユーザーにとって、パーソナルPC(パソコン)とは、無くてはならない『オーディオ機器』の一つであって、『ネットオーディオ』などの流行とは無縁の、ベーシックな『オーディオ・ツール』として発展してきていると、言えるのではないかと思います。
今や、米を炊くのにもPCが使われていると言う時代に、ひとり『オーディオ』業界だけがPCを避けて行けるはずも無く、今後は、ますます『PCオーディオ』として発展して行くのではないかと思っています。
『パーソナルPC(パソコン)』そのものも、「Apple」の台頭によって、従来の「モニター」と「キーボード」と「マウス」と言う構成がくつがえされ、よりシンプルなインターフェースを備えるようになり、これまで以上に多くの人々に使われるようになっています。
かつて、『パーソナルPC(パソコン)』が一部のIT技術者やPCのスペシャリスト達が使う難しい電子機器だった時代に、一般の人にも使えるようにと『ワープロ』が流行したことも有りましたが、今では、影も形も無くなっているように、後、数年もすれば、『ネットワーク・プレーヤー』なるものも、姿を消していくのではないかと思っています。
オーディオの基本は『シンプル イズ ベスト!』であると思っていますので、CDや『ハイレゾ』音源を、直接、PC内蔵のハードディスクに落すやり方がベストであって、音楽ソースを「ネットワーク」のような不確実なものを経由して「配信」することが『Hi-Endオーディオ』だと言うことには、どうしても、違和感が有りますね。
昨日は、突然、『コネクション リオ』の都築さんと、彼のお友達であり、当ショップのユーザーさんでもあるInkさんがご来店になりました。
直接の用事は、私が以前『アジアンカフェ』に忘れて来たジャケットを、わざわざ、届けに来てくれたことなのですが、
大事な要件は、都築さんが頑張って運営活動を行っている「ブラジル音楽」の普及活動の一環として、今秋、東京で行われる『ブラジル音楽フェスティバル』の宣伝に来られたのでした。
去年は、横浜の『赤レンガ広場』で、私たちがデンマークへ出張する直前に行われたために、実家にのびこを預けに行っていたオーナーは参加出来なかったので、今年は、是非参加したいと言っていました。
都築さんの人柄を反映して、日本とブラジルの多くのミュージシャンの方々が、参加するようで、残念ながら、このページでは、全ての方の名前を列記することは出来ませんが、
ブラジルからは、フィロ・マシャードさん、日本からは、寺井尚子さんも、スペシャル・ゲストで出演されるそうです。
勿論、ケイ・石田さんはじめ、私達も良く知っている「コネクション・リオ」のメンバー、「ニーナ」や「あゆこ」それに、今や人気絶頂の『若手美人ピアニスト』「高木里代子」さんも参加するようで、楽しみです。
ところで、この日は、当ショップが応援している『美人JAZZシンガー』の三善香里さんも、今秋、当ショップで予定している『生録イベント』の打ち合わせのために、来店していましたので、都築さんと話をする機会が出来たと喜んでいました。
都築さんが、ボサノバは歌えるかと三善さんに聞いていましたので、そのうち、三善香里さんと都築さんのセッションを見る機会が出来るかもしれませんね。それも、楽しみです。
珍しく『オーディオ・ファン』でもある三善さんの理解と協力が得られそうなので、彼女たちのライブ・コンサートを生録出来るようなイベントを企画しています。
まだ、SONYの橋本さんにはお話していませんが、『音展』が終わった後の10月末頃で有れば、橋本さんに講師として来ていただけるのではないかと思いますので、久しぶりに、『YBN ミニ・生録イベント』をやろうと企画しています。
『YBN倶楽部』会員様のご参加をお願いいたします。
2014.07.10 Thursday
かがみクラフトさんの作業場へ行ってきました!
JUGEMテーマ:オヤジの言いたい放題
相変わらず忙しい毎日ですが、昨日は定休日を利用して、山梨のかがみクラフトさんの作業場を訪ねて来ました。
かがみクラフトさんの工房は、中央高速の勝沼インターから一時間ほどのひなびた山村の中に有りましたが、大きな家なので、直ぐに見つけることが出来ました。最近は、文明が発達して良かったと思うことはあまり無くなったのですが、「GPS」と「インターネット」のおかげで、初めての場所でも、迷うことなくたどり着けるのは、本当に便利では有りますね。
加々美さんがこちらでのお住まいにしているのが、後ろに見える3階建ての古い住居で、昔は、カイコを飼うための家だったそうです。そのせいか、何となく、白川郷の民家に通じる雰囲気が有りますね。以前は、勿論、藁ぶき屋根だったそうです。
屋内に入って、最初に目についたのが、この横幅が2メートル程もある大きな『衝立』で、巨木の切株をスライスしたもののようですが、長い年月をかけて、磨いたせいか、ピカピカのツルツルになっていました。
いったい、どれ位の値段が付くのか、私には見当もつきませんが、骨董的にも、文化的にも、貴重なものだと言うことぐらいは分かりますね。
加々美さんの試聴室がある2階から、上の3階部分を撮った画像ですが、木造の3階建てと言う構造物のダイナミックさに圧倒されそうな迫力を感じました。
この建物が、何時頃建てられたのかは分かりませんが、おそらく、構造計算や、強度計算などはしていないのでしょうが、経験から割り出された柱の太さや、梁のピッチ数などによって、今なお、崩壊することなく立ち続けていることに、感銘すら覚えました。
現在の、ローンを払い終わる頃には、立て直しが必要になるような、お粗末な『現代住宅』とは『似て非なるもの』かもしれませんね。
2階にある加々美さんの試聴室です。ゆったりとした革張りのソファーに深々と腰を下ろして、お好きな飲み物を飲みながら、誰に気兼ねすることなく大きな音で、好きな音楽を聴いているそうです。
ちなみに、深いグリーンの色は、『かがみクラフト』のシンボルカラーだそうです。
2階に有るもう一つの試聴室は、加々美さんが新しいスピーカーの設計をしたり、書き物をしたりする書斎のような使い方をしてる部屋だそうです。
2階の一部を囲って、個室にしたような作りでしたが、古い大きな梁を残して、デザインの一部にしているようで、クラシカルなモダン・デザインと言えそうですね。
ここには、『かがみクラフト』のシンボルカラーで仕上げられたトールボーイ・システムが置かれていました。
2階のバルコニー(?)からみた景色。右側の青い屋根の建物を、作業室として使っているそうです。
見渡す限り美しい緑の山々と、青い空(あいにくの曇り空でしたが、、、)が広がる景色は、本当に、目にも良いのではないかと思いますね。ちなみに、当ショップの窓からは、「第二合同庁舎」の高い建物の壁などしか見えません。『みなとみらい』のすぐ近くなんですが。
作業場の中も少し見せていただきました。
実は、今回、山梨まで出かけて来た目的は、現在、依頼しているSgさんのトールボーイ・スピーカーについての、詳細の部分の施工方法の刷り合わせや、納期などについて、打ち合わせをすることでした。
特に、今回のシステムは、つき板を貼った後に、ウレタン・クリアー塗装で、ピアノフィニッシュのようにすることになっていますので、組み立て方法を、細かく決めておかないと、後で、大変なことになるかもしれませんので、念には、念を入れておこうと言うことになった訳です。
右の画像は、24mmのバーチ合板をカットしているところを見せていただいたものです。
せっかく山梨まで行くのだから、富士山の写真を撮って、山の無いデンマークのみんなに送ってあげようと思っていたのですが、あいにくの天気で、富士山どころでは有りませんでした、残念! それにしても、山梨は、本当に「ブドウ」と「モモ」が多いんですね。驚きました。
まるで、中国の『水墨画』を見ているような、雲海に覆われた山々と、何処までも続く、ブドウ畑。
かがみクラフトさんの工房は、中央高速の勝沼インターから一時間ほどのひなびた山村の中に有りましたが、大きな家なので、直ぐに見つけることが出来ました。最近は、文明が発達して良かったと思うことはあまり無くなったのですが、「GPS」と「インターネット」のおかげで、初めての場所でも、迷うことなくたどり着けるのは、本当に便利では有りますね。
加々美さんがこちらでのお住まいにしているのが、後ろに見える3階建ての古い住居で、昔は、カイコを飼うための家だったそうです。そのせいか、何となく、白川郷の民家に通じる雰囲気が有りますね。以前は、勿論、藁ぶき屋根だったそうです。
屋内に入って、最初に目についたのが、この横幅が2メートル程もある大きな『衝立』で、巨木の切株をスライスしたもののようですが、長い年月をかけて、磨いたせいか、ピカピカのツルツルになっていました。
いったい、どれ位の値段が付くのか、私には見当もつきませんが、骨董的にも、文化的にも、貴重なものだと言うことぐらいは分かりますね。
加々美さんの試聴室がある2階から、上の3階部分を撮った画像ですが、木造の3階建てと言う構造物のダイナミックさに圧倒されそうな迫力を感じました。
この建物が、何時頃建てられたのかは分かりませんが、おそらく、構造計算や、強度計算などはしていないのでしょうが、経験から割り出された柱の太さや、梁のピッチ数などによって、今なお、崩壊することなく立ち続けていることに、感銘すら覚えました。
現在の、ローンを払い終わる頃には、立て直しが必要になるような、お粗末な『現代住宅』とは『似て非なるもの』かもしれませんね。
2階にある加々美さんの試聴室です。ゆったりとした革張りのソファーに深々と腰を下ろして、お好きな飲み物を飲みながら、誰に気兼ねすることなく大きな音で、好きな音楽を聴いているそうです。
ちなみに、深いグリーンの色は、『かがみクラフト』のシンボルカラーだそうです。
2階に有るもう一つの試聴室は、加々美さんが新しいスピーカーの設計をしたり、書き物をしたりする書斎のような使い方をしてる部屋だそうです。
2階の一部を囲って、個室にしたような作りでしたが、古い大きな梁を残して、デザインの一部にしているようで、クラシカルなモダン・デザインと言えそうですね。
ここには、『かがみクラフト』のシンボルカラーで仕上げられたトールボーイ・システムが置かれていました。
2階のバルコニー(?)からみた景色。右側の青い屋根の建物を、作業室として使っているそうです。
見渡す限り美しい緑の山々と、青い空(あいにくの曇り空でしたが、、、)が広がる景色は、本当に、目にも良いのではないかと思いますね。ちなみに、当ショップの窓からは、「第二合同庁舎」の高い建物の壁などしか見えません。『みなとみらい』のすぐ近くなんですが。
作業場の中も少し見せていただきました。
実は、今回、山梨まで出かけて来た目的は、現在、依頼しているSgさんのトールボーイ・スピーカーについての、詳細の部分の施工方法の刷り合わせや、納期などについて、打ち合わせをすることでした。
特に、今回のシステムは、つき板を貼った後に、ウレタン・クリアー塗装で、ピアノフィニッシュのようにすることになっていますので、組み立て方法を、細かく決めておかないと、後で、大変なことになるかもしれませんので、念には、念を入れておこうと言うことになった訳です。
右の画像は、24mmのバーチ合板をカットしているところを見せていただいたものです。
せっかく山梨まで行くのだから、富士山の写真を撮って、山の無いデンマークのみんなに送ってあげようと思っていたのですが、あいにくの天気で、富士山どころでは有りませんでした、残念! それにしても、山梨は、本当に「ブドウ」と「モモ」が多いんですね。驚きました。
まるで、中国の『水墨画』を見ているような、雲海に覆われた山々と、何処までも続く、ブドウ畑。
2014.07.07 Monday
アナログ VS デジタル
JUGEMテーマ:暮らしを愉しむアイテム
先週の土曜日(7月5日)は、雨天だったせいか、少数の『レコード愛好家』のユーザーさんしか来られませんでしたが、オリジナルレコードとその他のレコードの『音の違い』が、良く分かるイベントだったせいか、改めて、『アナログの音の良さ』を再認識することが出来、ついつい、時間を忘れて、盛り上がりました。
このイベントを企画した『TOP 10 CLUB』の森さんは、珍しいCDや、貴重なオリジナルレコードなどを、日本中のオーディオショップなどに、委託という方法で、置いているそうで、いわば『富山の薬売り』のオーディオ版のようなスタイルを主体にして、営業されているそうです。
従って、当ショップにも、ひと月かふた月に一度の頻度で、売れた商品の精算に来られます。
折角来るのだから、何かイベント(試聴会)のようなことをやりましょうということになって、今回の『オリジナル・レコードの聴き比べ』を企画していただいたと言う訳です。
最初に『オリジナル・レコード』の音の違いが良く分かるものを、聞いてみようと言うことになって、当ショップのユーザー、king2さんに持参していただいた『Eagles』の「Hotel California」を、一番、音が良いと思われる「USオリジナル」盤を、次に、珍しい「カラーレコード」だと言う理由で「ドイツオリジナル」盤を、その次に、「UKオリジナル」盤をかけ、最後に、一番、駄目だと思われた「日本」盤をかけてみました。
右の画像は、2番目にかけた「ドイツ」盤ですが、鮮やかな緑色のレコードで、見るからに、貴重そうなレコードでした。
気になる『音』の評価ですが、今回聴いた4枚での評価に限れば、予想通り、満場一致で「US」盤が一番高い評価となりました。
『Eaglesの「Hotel California」は、USオリジナル盤が一番音が良い。』という評価になったのですが、ここで言う『良い音』と言うのは、決して、測定して測るようなものではなく、『音楽性が高い』とか、『音が生き生きしている』、『音に厚みや切れが有る』と言った意味で使われていると言うことが重要ですね。
いわゆる『音楽ソース』としての音の良さ、『クオリティーの高さ』では、意外でしたが「UKオリジナル」盤が、「日本」盤よりも良い評価になりましたが、『ROCK』音楽としての、荒々しさや、生々しさに欠けるのではないかと言う評価に落ち着き、今回の『良い音』としての評価は、最下位と言う評価になってしまいました。
意外だったのは、期待していなかった「日本」盤が、「USオリジナル」盤に次ぐ、高い評価を得たことですね。音の厚みや切れは、「ドイツ」盤よりも、「USオリジナル」盤に近かったので、みんな、『ビックリ!』と言う結果でした。
次に聴き比べをしたのが、右の有名な『Blues Ette』です。
古臭い『モダンJAZZ』はあまり好きではなかった私でも、中央の『スイングジャーナル・ゴールドディスク』は持っていましたし、良く聴いたものでした。
今回、初めて、「USオリジナル」のMONO盤と、「USオリジナル」のステレオ盤と、日本のステレオ盤を聴き比べてみましたが、その音の違いに、驚かざるを得ませんでした。
『音楽性』と言うことに関して言えば、一番良かったのが、「USオリジナル」のMONO盤で、その次が、「USオリジナル」のステレオ盤で、予想通りと言うか、日本盤が最下位でした。
その後は、『TOP 10 CLUB』さんに持参していただいた『ブルーノート』の『オリジナル・レコード』と、最近の『高音質盤』レコードや、45回転レコードなどを、色々と比較しながら、達した結論は、
『やっぱり、ブルーノートのオリジナル盤は良いね。』
と言うことでした。
それも、バンゲルダーと言う一人のレコーディング・エンジニアの『感性』によるところが大きいのではないかと言う結論になったのではないかと思います。
もっとも、こうした評価には、客観的な評価データが有る訳では無く、あくまでも、今回のイベントに参加されたユーザーさん同士の、主観的な評価に基づくものなので、あくまで、参考程度にしていただきたいと思います。
最後に、SONYの橋本さんに持参していただいた、7月2日の『三善香里』さんのライブを録音したCDと、24bit/96kHzの『ハイレゾ』音源の比較試聴を行いましたが、デジタルには、デジタルの良さが有り、とりわけ、『ハイレゾ』音源の高域の抜けの良さや、楽器や、三善さんのボーカルなどのクリアーさ、などは、鮮度の高さが感じられ、音楽ソフトの将来性に関しては、悲観的な状況ばかりではないと、嬉しくなりましたね。
日曜日は、当ショップの近くの『ファブラボ関内』と言う、ワークショップへ出かけて来ました。
『ファブラボ関内』とは、オープンなワークショップで、月に5,000円の会費を払えば、誰でも、この共有スペースに設置している「3Dプリンター」や「レーザーカッター」などを利用して、好きなものを作ることが出来る『市民工房』だそうです。
現在のところ、利用出来るのは、毎週末の2日間(土曜日と日曜日)だけだそうですが、当日は、『はまリンク』の皆さんで、『横浜トリエンナーレ2014』の応援グッズである『コースター』に『応援ロゴマーク』を焼き付け、その後、『U-Oil』を使って仕上げ塗装する、と言った作業を行っていました。
皆さん、なかなか、楽しそうに作業していましたが、こう言う、比較的安価で利用出来るスペースと言うのも、最近では、あまり無いので、この『ファブラボ関内』の存在意義は大きいと思いますね。
当ショップで用意した9mmのコースターに、レーザーカッターを使って、色々な『ロゴマーク』などを付けているところです。
当ショップでも、今後は、この『ファブラボ関内』のスペースを利用させてもらって、いろいろなイベントなどを行っていけたら良いなと思いました。
先週の土曜日(7月5日)は、雨天だったせいか、少数の『レコード愛好家』のユーザーさんしか来られませんでしたが、オリジナルレコードとその他のレコードの『音の違い』が、良く分かるイベントだったせいか、改めて、『アナログの音の良さ』を再認識することが出来、ついつい、時間を忘れて、盛り上がりました。
このイベントを企画した『TOP 10 CLUB』の森さんは、珍しいCDや、貴重なオリジナルレコードなどを、日本中のオーディオショップなどに、委託という方法で、置いているそうで、いわば『富山の薬売り』のオーディオ版のようなスタイルを主体にして、営業されているそうです。
従って、当ショップにも、ひと月かふた月に一度の頻度で、売れた商品の精算に来られます。
折角来るのだから、何かイベント(試聴会)のようなことをやりましょうということになって、今回の『オリジナル・レコードの聴き比べ』を企画していただいたと言う訳です。
最初に『オリジナル・レコード』の音の違いが良く分かるものを、聞いてみようと言うことになって、当ショップのユーザー、king2さんに持参していただいた『Eagles』の「Hotel California」を、一番、音が良いと思われる「USオリジナル」盤を、次に、珍しい「カラーレコード」だと言う理由で「ドイツオリジナル」盤を、その次に、「UKオリジナル」盤をかけ、最後に、一番、駄目だと思われた「日本」盤をかけてみました。
右の画像は、2番目にかけた「ドイツ」盤ですが、鮮やかな緑色のレコードで、見るからに、貴重そうなレコードでした。
気になる『音』の評価ですが、今回聴いた4枚での評価に限れば、予想通り、満場一致で「US」盤が一番高い評価となりました。
『Eaglesの「Hotel California」は、USオリジナル盤が一番音が良い。』という評価になったのですが、ここで言う『良い音』と言うのは、決して、測定して測るようなものではなく、『音楽性が高い』とか、『音が生き生きしている』、『音に厚みや切れが有る』と言った意味で使われていると言うことが重要ですね。
いわゆる『音楽ソース』としての音の良さ、『クオリティーの高さ』では、意外でしたが「UKオリジナル」盤が、「日本」盤よりも良い評価になりましたが、『ROCK』音楽としての、荒々しさや、生々しさに欠けるのではないかと言う評価に落ち着き、今回の『良い音』としての評価は、最下位と言う評価になってしまいました。
意外だったのは、期待していなかった「日本」盤が、「USオリジナル」盤に次ぐ、高い評価を得たことですね。音の厚みや切れは、「ドイツ」盤よりも、「USオリジナル」盤に近かったので、みんな、『ビックリ!』と言う結果でした。
次に聴き比べをしたのが、右の有名な『Blues Ette』です。
古臭い『モダンJAZZ』はあまり好きではなかった私でも、中央の『スイングジャーナル・ゴールドディスク』は持っていましたし、良く聴いたものでした。
今回、初めて、「USオリジナル」のMONO盤と、「USオリジナル」のステレオ盤と、日本のステレオ盤を聴き比べてみましたが、その音の違いに、驚かざるを得ませんでした。
『音楽性』と言うことに関して言えば、一番良かったのが、「USオリジナル」のMONO盤で、その次が、「USオリジナル」のステレオ盤で、予想通りと言うか、日本盤が最下位でした。
その後は、『TOP 10 CLUB』さんに持参していただいた『ブルーノート』の『オリジナル・レコード』と、最近の『高音質盤』レコードや、45回転レコードなどを、色々と比較しながら、達した結論は、
『やっぱり、ブルーノートのオリジナル盤は良いね。』
と言うことでした。
それも、バンゲルダーと言う一人のレコーディング・エンジニアの『感性』によるところが大きいのではないかと言う結論になったのではないかと思います。
もっとも、こうした評価には、客観的な評価データが有る訳では無く、あくまでも、今回のイベントに参加されたユーザーさん同士の、主観的な評価に基づくものなので、あくまで、参考程度にしていただきたいと思います。
最後に、SONYの橋本さんに持参していただいた、7月2日の『三善香里』さんのライブを録音したCDと、24bit/96kHzの『ハイレゾ』音源の比較試聴を行いましたが、デジタルには、デジタルの良さが有り、とりわけ、『ハイレゾ』音源の高域の抜けの良さや、楽器や、三善さんのボーカルなどのクリアーさ、などは、鮮度の高さが感じられ、音楽ソフトの将来性に関しては、悲観的な状況ばかりではないと、嬉しくなりましたね。
日曜日は、当ショップの近くの『ファブラボ関内』と言う、ワークショップへ出かけて来ました。
『ファブラボ関内』とは、オープンなワークショップで、月に5,000円の会費を払えば、誰でも、この共有スペースに設置している「3Dプリンター」や「レーザーカッター」などを利用して、好きなものを作ることが出来る『市民工房』だそうです。
現在のところ、利用出来るのは、毎週末の2日間(土曜日と日曜日)だけだそうですが、当日は、『はまリンク』の皆さんで、『横浜トリエンナーレ2014』の応援グッズである『コースター』に『応援ロゴマーク』を焼き付け、その後、『U-Oil』を使って仕上げ塗装する、と言った作業を行っていました。
皆さん、なかなか、楽しそうに作業していましたが、こう言う、比較的安価で利用出来るスペースと言うのも、最近では、あまり無いので、この『ファブラボ関内』の存在意義は大きいと思いますね。
当ショップで用意した9mmのコースターに、レーザーカッターを使って、色々な『ロゴマーク』などを付けているところです。
当ショップでも、今後は、この『ファブラボ関内』のスペースを利用させてもらって、いろいろなイベントなどを行っていけたら良いなと思いました。
2014.07.03 Thursday
三善香里アット珈琲美学
JUGEMテーマ:jazzイベント
昨日、当ショップで応援している『美人JAZZシンガー』三善香里さんのライブが、学芸大学駅側のライブハウス『珈琲美学』でおこなわれ、私達も出かけて来ました。
『折角の機会なので』、と言うことで、SONYの橋本さんが、ニューモデルのPCMレコーダー『PCM-D100』を持参して、生録してくれました。三善さん自身も、『ハイレゾ』音源に興味が有るそうで、今度、お店に高性能な「USBDAC」の試聴に来られるそうです。
『ベイサイドネット』のオーディオ担当としては、FireStone Audioの24bit/192kHz対応の「USBDAC」である『Custom Cute』か、USBが24bit/96kHzに対応(アップ・サンプリングSWで24bit/192kHz可)し、S/PDIFは、同軸、光ともに、24bit/192kHzに対応している『SpitFire HD』をお勧めしようと思っています。この『SpitFire HD』に24bit/192kHz対応の「DDC」『Blue Key』を併用するのが、現在のところでは、当ショップにおける最強の『ハイレゾ』対応システムと言えそうです。
ところで、今回橋本さんに録音していただいた機器は、最新型のポータブル デジタル・レコーダーの『PCM-D100』と言う機種ですが、高音質DSD 2.8MHz/1bit録音・再生、リニアPCM 192kHz/24bitのハイレゾ録音・再生に対応した、これまでのなかでも、最高の性能を備えたレコーダーのようです。
わずか、7cm(W)x16cm(H)x3cm(D)のサイズで、重量も、400g程度の、本当に小型のポータブル デジタル・レコーダーのようですが、三善さんも驚くほどの高音質で録音されていたそうです。
今回録音した『珈琲美学』さんも、そんなに、広いスペースではないので、大げさな機材を持ち込むのは、演奏者にも、お客様にも迷惑になりそうですが、この『PCM-D100』が有れば、ほんの僅かのスペースで、高性能録音が可能になるのは、素晴らしいですね。
最近は、あまり良いニュースの少ない『SONY』さんですが、この『PCM-D100』には、『SONY』の良き伝統が息づいているような気がしますね。
話しは変わりますが、今週末は、『TOP10Club』さんによる『オリジナルレコード聴き比べ』を行う予定となっていますが、間に合えば、橋本さんが、昨日の『ライブ録音』を編集して、お店で聴かせてくれるようです。
データフォーマットは、16bit/44.1kHzのCDフォーマットと、24bit/96kHzの『ハイレゾ』音源の2種類を持って来てくれるそうですが、最新デジタル録音の音と、古き良き時代のアナログ『オリジナル・レコード』の音を聴き比べることが出来そうですね。楽しみです!
右の画像は、当ショップのリファレンス・アナログ・システムの『Marantz TT15-S1』と、『FireStone Audio』の充電電池式フォノ・イコ『Korora』の旧モデルです。
当日は、その他に、当ショップのアナログ・ユーザーであるKing2さんも、彼の貴重なコレクションをいくらか持参していただけるようです。
残念なことに、当ショップには、あまりレコードが無いので、『オリジナル・レコード』と比較出来る、日本版のレコードが無いかもしれないことです。それでも、CDなどとは比較出来ますので、面白い企画では有りますね。
土曜日は1時頃から始める予定ですので、興味のある方は、ご来店下さい。
昨日、当ショップで応援している『美人JAZZシンガー』三善香里さんのライブが、学芸大学駅側のライブハウス『珈琲美学』でおこなわれ、私達も出かけて来ました。
『折角の機会なので』、と言うことで、SONYの橋本さんが、ニューモデルのPCMレコーダー『PCM-D100』を持参して、生録してくれました。三善さん自身も、『ハイレゾ』音源に興味が有るそうで、今度、お店に高性能な「USBDAC」の試聴に来られるそうです。
『ベイサイドネット』のオーディオ担当としては、FireStone Audioの24bit/192kHz対応の「USBDAC」である『Custom Cute』か、USBが24bit/96kHzに対応(アップ・サンプリングSWで24bit/192kHz可)し、S/PDIFは、同軸、光ともに、24bit/192kHzに対応している『SpitFire HD』をお勧めしようと思っています。この『SpitFire HD』に24bit/192kHz対応の「DDC」『Blue Key』を併用するのが、現在のところでは、当ショップにおける最強の『ハイレゾ』対応システムと言えそうです。
ところで、今回橋本さんに録音していただいた機器は、最新型のポータブル デジタル・レコーダーの『PCM-D100』と言う機種ですが、高音質DSD 2.8MHz/1bit録音・再生、リニアPCM 192kHz/24bitのハイレゾ録音・再生に対応した、これまでのなかでも、最高の性能を備えたレコーダーのようです。
わずか、7cm(W)x16cm(H)x3cm(D)のサイズで、重量も、400g程度の、本当に小型のポータブル デジタル・レコーダーのようですが、三善さんも驚くほどの高音質で録音されていたそうです。
今回録音した『珈琲美学』さんも、そんなに、広いスペースではないので、大げさな機材を持ち込むのは、演奏者にも、お客様にも迷惑になりそうですが、この『PCM-D100』が有れば、ほんの僅かのスペースで、高性能録音が可能になるのは、素晴らしいですね。
最近は、あまり良いニュースの少ない『SONY』さんですが、この『PCM-D100』には、『SONY』の良き伝統が息づいているような気がしますね。
話しは変わりますが、今週末は、『TOP10Club』さんによる『オリジナルレコード聴き比べ』を行う予定となっていますが、間に合えば、橋本さんが、昨日の『ライブ録音』を編集して、お店で聴かせてくれるようです。
データフォーマットは、16bit/44.1kHzのCDフォーマットと、24bit/96kHzの『ハイレゾ』音源の2種類を持って来てくれるそうですが、最新デジタル録音の音と、古き良き時代のアナログ『オリジナル・レコード』の音を聴き比べることが出来そうですね。楽しみです!
右の画像は、当ショップのリファレンス・アナログ・システムの『Marantz TT15-S1』と、『FireStone Audio』の充電電池式フォノ・イコ『Korora』の旧モデルです。
当日は、その他に、当ショップのアナログ・ユーザーであるKing2さんも、彼の貴重なコレクションをいくらか持参していただけるようです。
残念なことに、当ショップには、あまりレコードが無いので、『オリジナル・レコード』と比較出来る、日本版のレコードが無いかもしれないことです。それでも、CDなどとは比較出来ますので、面白い企画では有りますね。
土曜日は1時頃から始める予定ですので、興味のある方は、ご来店下さい。
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